R100RS、オイル漏れ修理と始動不良の点検。(その3)

オイル漏れ修理で入庫しているR100RS、破断していたダイオードボードのマウントが入荷しましたので、さっそく作業に取り掛かります。

使用するのは、輸入屋ビーマーさん取り扱いのアルミ製ダイオードボードマウントです。
せっかく交換するのであれば、破断することのある純正マウントよりもこちらのほうが良いと思います。実際、高年式の車輌ではリヂッドな固定方法に変更されている車輌もありますので、メーカー側でもフレキシブルなゴム製マウントよりトラブルが少ないと判断したのかなと。

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てなわけで、またセルモーターを外します。ズコー。

ダイオードボードマウントを交換するには、こちら側からもナットにアクセスしないといけないんです。場所も狭いので、手の大きな人(俺)にはちょっとキビシイ作業です・・・。

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で、取り外したマウントがこちら。
ボルト部がゴムから取れちゃってます。壊れてないマウントも、ゴムに歪みがありますね。お客様には負担になりましたが、早期発見できたことは、結果的には良かったのかなと思います。
また、アルミ製マウントに交換するとアース線は不要になりますので取り外しておきました。

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位置決めにちょっと苦戦しましたが、アルミ製マウントもしっかり取り付けできました。

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バッチリです。微動だにしませんッ!

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これで、ようやくフロントカヴァーを閉じることができます。

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セルモーターなんかも元通りにして、作業終了です。イエスッ!

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ガソリンタンクを固定するクリップがなかったのでお客様に問い合わせたところ、外して保管しているとのこと。このクリップがないと、段差に乗り上げたときにタンクがガコンッと浮く可能性がありますので、ご注意ください。
在庫もありますので、紛失されている方はご注文ください。1個¥80(税抜)になります。

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てことで、最終確認のため近所をグルッと一回り、試乗してみました。

良いんじゃないでしょうかッ!
エンヂンからの異音もなく、アイドリングも安定しています。社外品のサイレンサーのためエンヂンのフィーリングはノーマルと異なりますが、低速から響く太い排気音はなかなかシビレます。おそらく高回転まで回せばこのサイレンサーの魅力をもっと味わえそうなんですが、組んだばかりなのでブン回すわけにもいきません。(当然)

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さて、明日の朝まで置いてみて、オイル染みができてなければ良いんですが。

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予定外の作業が増えてしまいましたが、入庫前よりも良い状態に仕上がっていると思います。あとは実際にお客様に乗っていただいて、オイル漏れ、滲み、それと過大なオイル消費が直っていることを確認していただくだけですね。
週末のご来店、お待ちしておりますッ!

 

ダイオードボードの取り付け具合の点検や、ダイオードボードマウントの交換も、ご相談くださいッ!

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