R100/7T、クラッチの点検とトランスミッションのO/H。(その2)

「昨日まで何ともなかったのに、急に半クラが上手くできないッ!なぜッ!」と、当店ブログを見てお問い合わせくださったお客様のR100/7T、引き続き作業を進めています。

 

昨日、トランスミッションのO/Hは終えましたので、今日はクラッチ周りの作業とオイル漏れの激しいフライホウィールの奥の点検&修理です。

DSC_5150

さっそくクラッチ周りを取り外します。

DSC_5347

プレッシャープレートに溜まったフリクションプレート(クラッチ板)が磨り減って出たダストの量がスゴイですね。走行距離が90,000kmを超えていることを考えればこれくらいはしょうがないと思いますが、このタイプのクラッチはダストの排出がイマイチなのかもしれません。2本サス後期やモノサスで使用されているクラッチはもっと排出しやすい形状のプレートとカヴァーに見えますので、改善されているんでしょうね。

DSC_5353

オイル漏れを確認するため、フライホウィールも取り外します。取り外す際にリングギアに付いた汚れが、このあとの清掃の大変さを物語っているッ!

DSC_5372

やっぱり、オイルポンプカヴァーのトコロからオイルが漏れてました。それにしても、この汚れは・・・。

DSC_5376

泣き言を言ってもキレイになりませんので、ジャブジャブ洗浄します。ウォー!

DSC_5384

元のオイルポンプカヴァーのO-リング(黒)、すっかりツブれて硬くなってました。これじゃ、漏れて当然ですね。

DSC_5388

エンヂン側もキレイにしたら、オイルポンプカヴァーとフライホウィールを戻します。写真では表現できませんが、すんごく苦労しているッ!

DSC_5392

フリクションプレートは厚さが5mmくらいまで減っていて(使用限度4.5mm)、また表面もイマイチな感じでしたので新品に交換します。ちなみに、新品の厚さは6mmです。

DSC_5398

しっかりセンターを出してクラッチを取り付けます。うーん、良いんじゃないでしょうかッ!

DSC_5404

トランスミッションを戻す前に、カヴァーやブレーキペダル、シフトペダルもキレイにしておきます。

DSC_5408

グリスは残っていますが、せっかくなのでしっかり整備したいですね。

DSC_5411

トランスミッションを戻しまして

DSC_5414

定番のスピードメーターの取り出し部のブーツも交換し、

DSC_5415

ピカピカになったブレーキペダルなんかも取り付ければ

DSC_5423

できました。イエス!

DSC_5425

と思ったら、お客様から「ブレーキもやっちゃってください。」とのご連絡がッ!作業が終わってホッと気を抜いてたのにー。でも、有り難いことですッ!

てことで、まずはリアブレーキのシューの交換から。

DSC_5426

ブレーキシューは当店取り扱いのEBC製です。ブレーキカムやアームはキレイにしてグリスアップします。

DSC_5429

ビシッと利くんじゃないでしょうかッ!

DSC_5434

続いてフロントブレーキです。Ate製キャリパーはちょっと変わってるんですよねー。

DSC_5451

こんな感じの部品構成になります。

DSC_5461

忘れちゃいけないのが堀北真希さんがしているO-リング。コレがピストン側のパッドに付きます。

DSC_5455

で、コレが外したブレーキパッド。ギリギリまで使い切ってます。イイですね~。ガンガン走られるだけじゃなく、こういうトコロもちゃんと気に掛けていると、トラブルは少なくなりますよね。

DSC_5462

パッドを交換し、お客様も気にしていたちょっと濁りのあるブレーキフルードも交換すれば

DSC_5444

作業終~了~。

DSC_5491

さっそく試乗してみると、クラッチの繋がり、切れ具合も良く、シフト操作もスコスコになりました!ついでに味わったミクニ製VMキャブレターも、スロー系がちょっと薄い感じでしたがセッティングもしっかり出ているようで、BINGとはまるで違う加速感で速かったです!作業しながら感じていましたが、しっかりと整備された良い車輌ですねー。

 

ということで、この度はトランスミッションやクラッチ周りに加え、ブレーキまで作業をご依頼いただき、有り難うございましたッ!これで、またしばらくはガンガン走れると思いますので、ちょっと寒いですがR100/7Tを存分にお楽しみくださいッ!今後とも、宜しくお願い致しますッ!

 

クラッチ周りの点検、修理だけでなく、ブレーキパッドとブレーキシューの交換も承っております。ご相談くださいッ!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です