アポーなR100RS、エアクリーナーハウジングの交換とアレやコレや。(その2)

「エアクリーナーをッ!旧型にッ!したいんですッ!」とのことでご来店くださったアポーなR100RS、引き続き作業を進めてまいります。

 

まずは、昨日の作業ですっトボけた・・・じゃなくて、後回しにしていましたバッテリーを

それっぽく固定します。せっかく製作されたケースですが、このバッテリーとケーブルの位置に合わせて作り直していただければと・・・つか、なぜ先にこうしなかったのだッ!物事には順序があるとッ!あれほどッ!お伝えしたような・・・しなかったような・・・?どうだったかしら?オホホ。

そうしましたら、お次は電装系の点検です。とっても上手くまとめられているんですが、純正の配線に慣れてしまったモギーには、逆に分かりにくい仕様となっております。ノォー!フューズが4本に増えとるしー!どうなってんのー!

なんでも、この管フューズがよく飛んじゃうそうなんですが・・・。

あーでもないし、こーでもないし・・・えーと・・・ん?コイツか?

wait

どうやら、フロントブレーキスウィッチのハーネスが断線?ショート?しかけていたのが原因だったみたいです。ビシッと作り直しておきましたので、これでもう大丈夫かとッ!たぶんッ!つか、誰かが手を加えたハーネスって、ほんと手強いです・・・。モギーがハーネスを加工するときは、なるべく純正風に仕上げるようにしていますけど、誰かが見たらきっと同じコトを思うんでしょうねー。アハハ。

続いて、「最近、エンヂンの吹け上がりが悪くって、全然パワーが出てない感じなんス!」という謎の症状を訴えていらっしゃいましたので、その点検と修理に取り掛かります。確かに、試乗した感じ、お客様がおっしゃる通りのパワーのなさでしたが・・・、なんでだろう?

hatena

点火系を疑ってみましたが、左側のスパークプラグがやけに白かったものの

とりあえずイグニッションコイルにも問題はなさそうで、火花はバチバチッとしっかり飛んでました。アララ。

点火系じゃないとすると、キャブレターかし・・・ん?アレレ?

なにこれー!ダメなやつやんけー!

ジェットニードルを保持する部分が落ちてるとは思いませんでしたが、正常だった右側に合わせてビシッと修正しましたので、これでもう大丈夫?かなと。つか、ちょっとコツコツ叩いたくらいじゃびくともしなっかたので、どうしてココが落ちたのか不思議なくらいです。今までそれなりの数のキャブレターを見てきましたけど・・・、こんなの初めてー!キャー!(得した気分)

ついでに、各ジェットも点検しています。ニードルジェットが#2.66だったり

スロージェットが#50だったりしましたので、資料を基に標準のセッティングに近付けておきました。

さ、どうかなー?

オホ!バッチグー!なんじゃないかしら!

あとは、使用していないというステアリングダンパーを取り外して

汎用のグロメットでステムナットの穴を塞いだり

一見、ピカーッと点いているニュートラルランプが

実は内部で断線しているので交換して

赤くなっちゃいましたが

なんとか無事に、作業終~了~。

 

ということで、この度は旧型のエアクリーナーハウジングへの交換とアレやコレやの作業のご依頼、有り難うございましたッ!結局、キャブレターについては左側のピストンヴァルヴを交換することになってしまいましたが、現在はフツーに走れるようになっているとのことですので、もう大丈夫かなと思います。赤くなってしまったニュートラルランプについても、オイルプレッシャーランプを追加する際に緑色に戻しますので、次回の作業までもうしばらくお待ちください。あ、アレもご用意しておきます!

 

電装系のトラブルや、点火系とキャブレターの点検&修理等、諸々承っております。ご相談くださいッ!

R100R Mystic、始動不能の点検からの車検とアレやコレや。

「セルモーターが壊れているのか、エンヂンの始動が・・・?」とご相談のあったR100Rにお乗りのお客様、それから間もなくして「車検も近いので、一緒にお願いしても・・・?」とのことでご来店くださったのは・・・そう、5月の下旬のことでございます。って、まーだ5月分のブログかー!ウゥオォォー!さっさとご報告をせねばー!アーンド、有り難いことですッ!

 

「ん?エンヂンが始動できないのにどうやって?」とお思いの読者の方もおられるかもしれませんが、そこは厚い、そして熱いサポートが自慢のモギーモータース・・・じゃなくて、お客様がロードサーヴィスをご利用になられたんでした。そうでした、そうでした。オホホー!

などとフザけてる場合じゃないので、さっそくエンヂンを始動できない原因を探ります。まずはバッテリーの接続を点検し、ついでに充電してみよう。オー!

 

~数時間後~

フツーにエンヂンが掛かっちゃったっつーの!特に問題なさそうだっつーの!!

dattsuno

はーい、みんな聞いてくださーい。何もできなかったモギー先生から、一言ありまーす。

 

「バッテリーの接続は確実に!長く乗らないときは充電も忘れずに!」

 

以上でーす。

doushiroto

 

てことで、無事にエンヂンも始動できちゃいましたので、ヘッドライト等の保安部品や

車体周りの点検をしまして、車検の準備をササッと進めます。あ、フロントフォークのダストシールにひび割れがありましたが、お客様の年間の走行距離を考えると、すぐに交換しなくても大丈夫な気もします。もう少し様子を見てみてください。

 

~翌日~

書類も用意できまして、ソッコーで車検に行ってまいりました。結果は、一発オッケー!のバッチコーイ!でした。(意味不明)

なんだかノッてきましたので、ご依頼のオイル交換に取り掛かります。

前回の車検から数百キロしか走られていないとのことでしたが、トランスミッションとファイナルドライヴのオイルの汚れ具合を見れば納得ですね。エンヂンオイルは交換直後からすぐに汚れるもんなのでアレですが

見てください、ファイナルドライヴのオイルのこの透明感!熱的な負荷が少ないこともあるんだと思いますが、ほとんど劣化してないみたいです。うーん、交換するまでもなかったのかしら・・・?

ただ、トランスミッションのドレインボルトに

ちょっとキラキラした金属粉が付着していたのが気になりました。車輌自体の走行距離は40,000km近いので、このくらいはフツーかなと思いますが、とりあえずご報告まで。

あ、ブレーキフルードはソッコーで交換させていただきました。けっこう汚れていたのもありますが、見た目や走行距離に関係なく、定期的に交換しておいたほうが良いと思いますので。

お次は、なんか気になる電装系の点検です。ウィンカーリレイが変更されているのは

左側のハンドルスウィッチが集合スウィッチに交換されているからなんですが、ココはまあ問題ないかなと。

本題は、お客様がおっしゃっていた、この盗難防止用のアラーム?です。前オーナーが機能を殺しておいてくれたとのことだったんですが、使っていないモノが残っていてもアレなので

ズババッと撤去させていただきました。余計な電装品はトラブルの元ッ!のような気がするッ!んですよね。

つか、外したらバリバリ発電しとるやんけー!なんなのー!って、ついこの前も似たようなコトがありましたねー。バッテリーが上がりやすかったのも、充電電圧が低かったのも、このアラームが電気を消費してたのが原因だったみたいです。アラーム機能だけ止めて、本体への常時電源の供給を止めてなかったんですかね。面倒なんで確認はしませんでしたが。オホホ。

おっし、残りの作業もドンドコ進めよう。右側INと左側EXのヴァルヴクリアランスが広かったり

左側EXのスラスト方向のクリアランスが広かったりしましたが、ロッカーアームには問題はありませんでした。ビシッと調整できたんじゃあないかッ!と思います。

スパークプラグはまだ大丈夫そうでしたので、そのまま再使用しました。つか、イリヂウムプラグの交換時期に迷うのって、モギーだけじゃないですよね?ね?

あ、エンヂン前側からのオイル滲みも今のところなく

点火時期もOKだったんですが、タイミングホールのプラグがなくなっていましたので取り付けておきました。(チャリン♪)

そして、キャブレターの同調もバッチグー!です。フフフ。

あとは、ガッコーン!と尋常じゃない大きな音がするセンタースタンドに(大げさ)

勝手にストッパーを取り付ければ、作業終~了~。あ、写真にはありませんが、手前の穴にも取り付けておきましたのでご安心を!(チャリン♪チャリーン♪)

ハイ、できました。

 

ということで、この度は始動不能?の点検と車検のご依頼、有り難うございましたッ!結果的には大きな問題もなく、ただの車検&点検整備になってしまいましたが、車輌の状態が悪くないことは確認できたと思います。エンヂンの調子も良さそうですし、もう少し走る機会を増やしていただいて、長距離のお出掛けなんかも楽しんじゃってください!じゃんじゃん走られている車輌のほうが、モギーも遠慮なくビシバシ整備できますから。ドゥフフ。

 

なぜか始動できないといったトラブルの点検や、ついでの車検等、諸々承っております。ご相談くださいッ!

ドラマチックなR80、ウィンカーの修理とヴァルヴクリアランスの点検と。(その2)

夏休み?のツーリングの帰り道でウィンカーが点かなくなり、戻られてから修理ついでに「LED化したのにッ!ウィンカーがッ!点かないのであーるッ!」などと意味不明なことをおっしゃっておりますお客様のドラマチックなR80、引き続き作業を進めます。

DSC_7350

 

先に頑張ってアレやコレや片付けておきましたので、今日は本題のウィンカーです。電気系のトラブルは原因が目に見えにくい分、厄介なことが多々ありますが・・・

DSC_7352

やってやるッ!やってやるぞッ!ウウゥリィィィ!

uuurrrryyy

と、ムダに気合も入りましたので、さっさと取り掛かります。

お客様も確認されたとのことでしたが、配線図とにらめっこしているとやっぱりフューズが疑わしい気がしますので、念のため点検します。パッと見ではフューズに問題はなく、溶断したり、割れたりもしていないようですが・・・

DSC_7562

ブホッ!先っちょだけポロリと取れてるー。

DSC_7569

ムダに気合を入れて損した気分ですが、コレが原因で間違いないスね。さ、フューズを交換すれば直るでしょ・・・って、なぜか右側しか動作していないッ!インヂケーターも点滅しないッ!エッ?エッ?なんで?

DSC_7599
(動画でご覧いただけます。)

黄色い生き物「おもしろくなってきたな(ニヤリ)」

pika

イヤイヤ、おもしろくなってきたって・・・アナタ ダレ デスカー!

 

~30分後~

お客様のLEDウィンカーの取り付け作業を疑うわけではありませんが、原因がイマイチ分かりませんので

DSC_7578

各部の接続を点検することにします。ついでなので、配線もバイク屋っぽくまとめ直しておきました。オ~ゥ、スッキリ シマシタ ネー。

DSC_7609

メーターのインヂケーターを点滅させるための配線加工も

DSC_7583

ハイ、この通り。オ~ゥ、マタマタ スッキリ シマシタ ネー。

DSC_7605

なのに、なぜ直らないッ!なんなの!

wait

 

~1時間後~

アレコレ点検したところ、原因はこの黄色い丸のスティッカーでした。ズコー。

DSC_7589

コレが端子に接触していたため、左側のウィンカーは動作しなかったようです。180°ズレていれば右側のウィンカーのように点滅したんだと思いますが、気付くのに遠回りしてしまいました。だって・・・症状が・・・その・・・紛らわしくて・・・えーと・・・。(言い訳)

と、無事にウィンカーの動作も確認できましたので、もう一つのリクエストに応えるためメーターを分解します。

DSC_7622

お客様もご存知でしたが、メーターハウジングのネジ穴が数箇所ダメになっていて

DSC_7632

本来、ハウジング側に埋め込まれているネジ穴が、こんな感じで空回りして抜けてしまいました。

DSC_7638

とっても凝った作りでモギーも大好きなんですが、ネジが錆びて固着するとどうしようもありません。メーターやカヴァーを固定できなくなるほどネジ穴がダメになってしまったら、SIEBENROCKで取り扱っているメーターハウジングに交換するのも良いかもしれませんね。中古のメーターを入手しても、同じようにネジ穴にダメーヂがありそうですから・・・。

DSC_7831

で、リクエストのあったフィルム基盤を交換します。ウィンカーのインヂケーターのトコロが割れているのが分かるでしょうか。コレだと接触不良を起こしてもしかたないですね。

DSC_7658

ちなみに、割れていない反対側はこんな感じです。両方ともこうでないと、確実な接続は期待できないと思います。

DSC_7654

なので、すっかり部品取りになってしまった在庫のメーター(涙)から部品を用意しまして、ビシッと交換します。どうなのよッ!

DSC_7668
(動画でご覧いただけます。)

イイですね!インヂケーターや照明のバルブの動作もバッチリ確認できましたので、あとはメーターを元通りに組んで戻せばOKです。フゥ~、良い仕事した~。

DSC_7700

あ、オマケでヘッドライトレンズもピカピカにしておきましたよー。フフフ。

DSC_7553

それと、タンクマウントのゴムが上下逆でしたので、こちらも修正しておきました。タンクの脱着がちょっとスムースになると思います。

DSC_7614

てことで、作業終~了~。

DSC_7689

 

~翌日~

朝イチで試乗してみたところ、ちょっとクラッチレヴァーの動きが渋かったので、ケーブルも含めてグリスアップしておきました。まだ少し重い感じもしますが、お伝えしたようにケーブルの取り回しを変更することで多少改善できると思いますので、気になるようでしたら試してみてください。

DSC_7823

そして、予定通り納車の運びとなりました。あざーす!アーンド、お気を付けてー!

DSC_7852

 

ということで、この度はウィンカーの修理と同時にアレやコレやのご依頼、有り難うございましたッ!お預かりしての作業は初めてでしたので、ムダに気合入れて作業させていただいております。すぐに手を入れなければならないトコロもなさそうですが、また何かお手伝いできることがありましたらお気軽にご相談ください。秋のツーリング・シーズンもすぐソコですので、パッパッと点滅するウィンカーで、安全運転でお楽しみいただければと思います。モギーはまだ夏休みすら取っていないけれどもッ!ムキーッ!

 

ウィンカーの配線の見直しや、メーターを分解しての修理、クラッチレヴァー周りのグリスアップ等、諸々承っております。ご相談くださいッ!

謎のR65? アレやコレや。(その2)

先日ブログのネタにしたモギーが足を向けて寝れない&当店のステマ担当のお客様の謎のR65(2本サス)、ゴリゴリと作業を進めています。

DSC_3918

 

シリンダーヘッド周りの作業が終わりましたので、続いて「ちょっとフロントカヴァーからの音がカチャカチャと気になるんス。」とのことで、タイミングチェーンの交換です。オルタネーターやポイントなんかを取り外し

DSC_4135

タイミングチェーンカヴァーまで外せば

DSC_4147

あとは新しいチェーンに交換するだけです。実際にはけっこう手間の掛かる作業ですが、手順は当店在庫のR100RSでやった作業とほぼ同じなので省略しちゃいます。コレも、楽しくブログを書くためのテクニックです。ヌフフ。

DSC_4151

外したタイミングチェーンカヴァーは

DSC_4161

ボルトやエンヂンガードのステイなんかと一緒にピカピカに洗浄しておきました。

DSC_4179

ポイントが収まっているケースもかなり汚れていましたので

DSC_4194

ビシッとキレイにしておきました。清掃ついでに点検したところ、ポイントの状態が良くなかったのでコンデンサーと一緒に交換しています。もちろん、ポイントギャップは規定値に調整済みです。

DSC_4200

ちなみに、ポイントの状態はこんな感じで

DSC_4215

凸凹になっちゃってました。

DSC_4466

で、外した部品を元通りにすればOKです。

DSC_4222

せっかくなので、セルモーターも取り外し

DSC_4232

クランクケースの上側もキレイにしておきます。

DSC_4236

ブローバイガスに含まれるオイルミストが多かったのでブリーザーヴァルヴも点検しましたが、特に問題はありませんでした。

DSC_4253

セルモーターを元に戻し、しっかり固定します。このまましばらくキレイでありますように。(願い)

DSC_4259

あ、エアフィルターがかなり汚れていましたので、この機会に交換しておきました。

DSC_4577

さらに、ガスケットがこんもり盛られていたオイルラインのブラインドプラグも、ビシッと修正しています。これで、オイル滲みやオイル漏れはほとんどなくなるかと。どうかな~?

DSC_4184

サイドスタンドもキレイにし、グリスアップして取り付けます。(このあとイグゾウストパイプを取り付ける際に、また取り外すハメに・・・。)

DSC_4263

そして、ココでリアホウィールが登場!オ~ゥ、カッコイイー!

DSC_4269

ブラスト済みのフランヂナット!ネジ山にはアンチシーズ!イグゾウストパイプも心なしかキレイになったよう!

DSC_4276

サイレンサーのクランプも、たまたま在庫していたステインレス製のモノに交換ッ!

DSC_4299

頑張って磨いたサイレンサーもピカピカしているッ!

DSC_4315

やってやったぞッ!ウウゥリィィィ!

uuurrrryyy

と、ちょっと声を出したくなるほどの達成感とともに、できましたー。フゥ~、長かった・・・。

DSC_4329

ついでに、右側のエンヂンガードがモノサス用で、ステイも手作りのモノが使用されていましたので、2本サス用のモノに交換しておきました。

DSC_4344

それと、以前に取り付けさせていただいたキックレヴァーのストッパーがフレームが見えるほど傷んでいましたので

DSC_4337

より厚みのあるモノに交換しています。作業した者としては嬉しい限りです。ですが・・・、ですが!どんだけキックしたんですか!お客様のアホー!(もちろん、良い意味で)

DSC_4629

そうそう、追加でリクエストのあったヘラーソケットも、たまたま中古品がありましたので取り付けておきました。

DSC_4415

んで、いよいよココでフロントホウィールも登場!オ~ゥ、カッコイイー!

DSC_4313
(動画でご覧いただけます。)

キャー!あともう少しで作業終了ー!ウレスィー!

DSC_4430

ココで、イケメンはふと思い出しました。

 

「そういえば、コチラのR65もチャーヂランプがなかったけど、まさかアレみたいなことは・・・?」

hatena

 

ビンゴかよ!

DSC_4422

てことは、まだ続くのね・・・ガックシ。

wait

部品が届くまでの間、取り付けたばかりのヘラーソケットを利用して充電しておきます。さっそく大活躍ですなぁ。

DSC_4474

つか、半年以上、2,000km以上も発電せずに走り続けられていたとは、意外とバッテリーって持つんですね。キックでエンヂンを始動していたおかげもあると思いますが、けっこう夜間も走られていましたし、かなりギリギリの状態ではあったみたいですけど。実際、当店での作業後にはセルモーターでの始動は困難でしたから。オホホ。

バリバリ発電できるようにしますので、もうしばらくお待ちください。それにしても、ますますR65に見えなくなってきましたね。ククク。

R65_2

 

(続く)

 

タイミングチェーンの交換からポイントの交換、ホウィールの交換やオイル滲み&オイル漏れの修理、ヘラーソケットの取り付け等、諸々承っております。ご相談くださいッ!

R100RS、バックステップの取り付けとトランスミッションのオイル交換と。

一ヶ月ほど前にウィンカーのLED化とセルモーターのO/Hをご依頼くださったR100RSにお乗りのお客様、またしても「バックステップの取り付けをお願いできませんか?」とのご連絡がッ!ウホッ!立て続けのご依頼ッ!まことに有り難いことですッ!

DSC_2128

といいますのも、少し前にフロントフォークのスプリング交換と

DSC_2132

ヘラーソケットの交換にお越しいただいておりましたが、作業中の写真をのんびり撮っている余裕もなく

DSC_2135

「さて、この2枚の写真でどうやってブログのネタを膨らませたものか・・・」と頭を抱えておりまして

bungou

そんな折に舞い込んできたお仕事が嬉しくないわけがないッ!これで筆も進むッ!

fude

般若ー波ー羅ー蜜ッ多ー

0007

などと心を落ち着けている場合じゃないので、さっさと作業に取り掛かります。

 

で、そのご依頼はこちら。リトモ・セレーノ製のバックステップと

DSC_3096

タンデムステップの取り付けでありますッ!モノサス用バックステップの定番として、ご存知の方も多いのではないでしょうか。うーん、モギーもこういうの作ってみたいー。

DSC_3104

ちょっとしたハプニングはありましたが、シフト側も

DSC_3132

ブレーキ側もビシッと取り付けできました。

DSC_3136

良いんじゃあないでしょうかッ!写真はありませんが、トランスミッションのオイルも交換しています。

DSC_3144

少しお待たせしてしまいましたが、お客様もご満足のご様子でした。ヤッタネ!

DSC_3147

と、よく見るとシートも張り替えられているッ!そりゃ、この夏のお小遣いもなくなりますね。ククク。

DSC_3150

 

ということで、この度はフロントフォークのスプリングの交換からバックステップの取り付けまで、幾つもの作業のご依頼、有り難うございましたッ!だいぶお客様好みの仕様に仕上がっているようですので、しばらくはご友人のR100RSとのツーリングなど、ジャンジャン走りをお楽しみください。またお小遣いが貰えるようになってご来店いただけるのを、心よりお待ちしておりますッ!

 

フロントフォークのスプリングの交換やヘラーソケットの交換、お持ち込みのバックステップの取り付けにトランスミッションのオイル交換等、諸々承っております。ご相談くださいッ!

 

オマケ

バックステップを取り付けたことで使用できなくなりましたこちらのモノサス用サイドスタンド、お客様のご厚意でお安く?委託販売させていただくことになりました。中古品になりますが状態は良いと思いますので、探されている方がいらっしゃいましたらご連絡ください。価格は新品の半額程度になります。早い者勝ちですッ!

DSC_3112

ヤバイR100RS、インテイクパイプの取り付けとチャージランプの取り付けと。

以前にエアクリーナーハウジングの交換作業をご依頼くださったヤバイR100RSにお乗りのお客様、最近、ちょくちょく作業のご相談&ご依頼をいただいております。なんともッ!有り難いことですッ!

あれから、注文していたインテイクパイプも入荷しまして

DSC_0678

無事に取り付けまで済ませ

DSC_0692

ビシッと仕上げさせていただいておりました。

DSC_0693

ちなみに、こちらが前回の不細工な仕事です。オホホ。

DSC_9819

で、その後もタイア交換や作業のご相談にいらしてくださっていたんですが

DSC_0695

ある時、「なんか、交換したメーターの電圧計の表示が11V台になってるんですけど?」などと意味不明なことをおっしゃいまして

hatena

点検してみると、チャーヂランプがなくなっているッ!ことに気が付き、慌ててテキトーにチャーヂランプを取り付けさせていただきました。

DSC_2257

フゥ~。ギリ、セーフ!

safe

チャーヂランプは発電系の回路の一部になっていますので、省略すればオルタネーターのローターコイルに電気が供給されず、発電そのものがされません。ご存知なかったとはいえ、一ヶ月近くもチャーヂランプなしで走られていたとは・・・、そのうち確実にエンヂンが停止するところでした。イヤー!コワイー!つか、ソレに気付かないモギーもまだまだ未熟ッ!申し訳ありませんでした。

 

~数日後~

すぐに手配した後付けできそうなインヂケーターランプが届きましたので、さっそく作業に取り掛かります。上手くできるかしら?

DSC_2282

お客様ご自身で製作、取り付けされたステイにマーキングしまして

DSC_2266

ランプがピッタリ収まるように穴を開けます。少し塗装が剥げてしまいましたので、簡単に塗り直しておきました。

DSC_2294

ちょっと大きいですが、こんな感じです。

DSC_2305

良いんじゃあないでしょうかッ!もちろん、動作もバッチリです。

DSC_2307

と、これで一件落着かと思いきや、お客様が使用されているメーターはフロントホウィールの回転をセンサーで検出して速度計の信号にするタイプのため、純正のスピードメーターケーブルが不要になるんですが・・・

 

「邪魔なケーブルをどうにかして欲しいんです。お願いできますか?」

 

だって!もう、好きにして・・・。

anago

そこで用意したのが、コチラ。

DSC_2500

当店に転がっていたトランスミッションのカヴァーと純正のケーブルソケットから採寸し、あらかじめ製作してもらっていたブラインドプラグです。O-リングでピタッと塞げるようになってます。

DSC_2528

どうですかッ!単品製作なのでエライ価格になっちゃいましたが、上手くできたんじゃないかと思います。単品製作=一発勝負のため、実際に取り付けるまでかなりドキドキしました・・・。ホッ。

DSC_2603

あ、邪魔だった純正のスピードメーターケーブルですが、お客様の「ぶった切ちゃってくださいッ!」というご希望でこうなってました。ドゥフフ。

DSC_2602

といった感じで、もうブログのネタとしてはお腹いっぱいだったんですが・・・

 

「海外のサイトで取り扱っているアレ、手配できませんか?」

 

だって!もう、どうにでもして・・・。

anago

 

~約一週間後~

アレが届きましたので、またまたソッコーで取り付けさせていただきました。

DSC_2800

パカッ。

DSC_2798

そう、モンツァタイプのタンクキャップです。タンクの色が白系だからか、なんだかとっても似合ってますね!ネジ込み式の固定方法にもかかわらずしっかり位置も出てますし、横から見てもそんなに飛び出た印象もなく、想像していたよりもイイ感じです。お客様も満足しているご様子ッ!これで、ようやくモギーも一息つけるッ!ヒーハー!

DSC_2804

 

ということで、この度はインテイクパイプの取り付けからタイア交換、チャーヂランプの取り付けにブラインドプラグの製作、タンクキャップのご注文と、色々とご依頼いただき有り難うございましたッ!カスタムもだいぶ仕上がってきたようですが、もう少し細部を詰めたいとのこと。当店の設備でできることには限りがありますが、できる範囲でお手伝いさせていただきますので、また何かありましたらご相談ください。モギー、コツコツ ガンバリ マース!

 

アレやコレやのご相談も、諸々承っております。ご連絡くださいッ!

西方(兵庫)から、R65の点検&整備&修理。(その4)

これまでに遠方から何度も作業をご依頼くださったものの、「やっぱり、ちゃんと見てもらいたいッ!」とわざわざ兵庫から自走してご来店になったお客様のR65、納期は暖かくなる頃までなんですが、コツコツ進めております。

当店のある横浜でも桜が開花しました。打診された引き取り予定日に間に合うのかッ!いや、間に合わせてみせるッ!ニャー。

haru

同じ写真でも、コメント次第で印象変わりますね。

 

そんなことはどうでも、さっそく残りの作業に取り掛かります。まずは、モギーの強引な営業により不要となったスターターレヴァー付きのブラケットをお客様のお持ちのモノに交換します。

DSC_8262

同時に、右側ウィンカーのスウィッチの動作が不安定とのことなので、分解して接点を磨きました。スウィッチの分解&修理は元の状態によりどうしても上手く行かないこともあり、ちょっと運任せなトコロもありますが、こちらのスウィッチは無事に直りました。ホッ。

DSC_8364

あ、クラッチスウィッチのワッシャーもなかったので付けています。在庫に自信あり、モギーモータースです。フフフ。

DSC_8267

できました。このタイプのレヴァーブラケットは廃番で新品はもう出ませんが、ハンドル周りをスッキリさせるには良いですよね。グッド!

DSC_8374

それと、インヂケーターが点灯しなくなる原因はバルブホルダーの接触不良によるものでした。軽く修正してしっかり動作するようになりましたので、もしまた再発するようならココを疑ってみてください。ちなみに、このバルブホルダーも廃番になっていますのでご注意を。

DSC_8335

また、ヘッドライトレンズの向きが傾いているのが気になるとのことでしたので、修正するついでにレンズやリフレクターを清掃しておきました。

DSC_8376

真っ直ぐッ!ピカピカッ!どうですかッ!

DSC_8385

さらに、別途お送りいただいたホーンも取り付けます。元々はシングルホーンですが、お客様のご希望によりステアリングダンパーを外してダブルにしました。年式の古い車輌だと、この位置に渦巻き型のホーンがHigh(高音)とLow(低音)の2個付いていたりしますね。

DSC_8431

さあ、あとちょっと!

センタースタンドの状態も気になるとのことで点検してみましたが、センタースタンドの接地部もそれほど減っていませんし

DSC_8392

ブッシュの状態も良好で、問題ないと思います。

DSC_8406

ただ、お客様がおっしゃっていた通り、センタースタンドのストッパーがイマイチ利いていないので、ゴム板を追加しておきました。これで、多少はセンタースタンドを戻したときのガコンッという衝撃も緩和されるかと。

DSC_8412

で、久しぶりのご注文ですが、中の板バネが壊れてパカパカするパニアケースのロックも交換しました。有り難いことですッ!

DSC_8284

何度目かになると慣れたもので

DSC_8286

ほぼ修正なしで取り付けできるようになりました。腕が上がっているッ!ような気がするッ!

DSC_8317

ロック&リリース動作もバッチリです。やっぱり、カチッと決まると気持ち良いですね~。

DSC_8324

ブレーキホースも入荷しましたので、取り付けてビシッとエア抜きしています。

DSC_8407

交換前と比べると、だいぶスッキリしたと思います。良いんじゃないでしょうかッ!

DSC_6024

とうことで、すべての作業終~了~。

DSC_8415

ん?なんかポカポカしてきた?お客様、もう暖かい頃になりましたよッ!ニャー。

haru

同じ写真でも、ほんと、コメント次第で印象変わりますね。(余裕)

 

ということで、この度は遠方から自走してのご依頼、有り難うございましたッ!予想外の作業もあり予算を少しオーヴァーしてしまいましたが、ご希望の作業はすべてクリアできたかなと思います。このあと試乗して確認してみますが、良い車輌に仕上がっているようでこちらも楽しみです。引き取りにご来店になるまでにブォンブォン乗り回して、じゃなくて、丁寧に確認させていただきますッ!

レッツ、お花見!ゴー!ゴー!

DSC_8443

 

 

遠方からでも車輌をお預かりしての整備&修理を承っております。ご相談くださいッ!

西方(岐阜)から、始動不能ナリ。

ちょっと前にフロントフォークをO/HさせていただいたR100Tにお乗りのお客様から、今回は始動不能の修理のご依頼をいただきました。それも、岐阜から横浜まで車輌を持ちこんでッ!どうかしているッ!でも、有り難いことですッ!

というのも、O/Hしたフロントフォークをお送りしたあとも整備のご相談やちょっとしたやり取りをメールでさせていただいていたんですが、ようやくすべての作業が終わり、いざエンヂンを始動しようとしたところ「電源が入らないッ!何も点かないッ!」という謎の事態に。もちろん、さらにメールで厚いサポートをさせていただいたんですが、

「パトラッシュ、僕はもう疲れたよ」

5033

と、すっかり作業を続ける気力を喪失されてしまい、遠路はるばる軽トラに積み込んで、アサイチでご来店くださいました。ホントにキター!

DSC_3981

で、モギーの厚いサポートメールで最後にお伝えした箇所から点検したところ、あっさりメーターのインヂケーターが点灯ッ!セルモーターも回ったッ!

原因は、R100RS、始動困難ナリ。(その4)でも点検したスターターリレイへの接続部の接触不良でした。なんか、こうなりそうな予感があって「もう一度!最後にッ!」とお伝えしたんですが

DSC_3927

「黙れパトラッシュ、僕はもう疲れたんだ」

5033

の一点張り。ズコー。(しかし、この判断が結果オーライに!)

とはいえ、お客様のほうでかなりの時間を掛けて他の箇所を確認してくださっていたので、こちらはそれ以外のトコロだけを疑えば良かっただけでして、だからこそこの結果に繋がったんですが。アハハ。(メールでのやり取りで、お客様の苦闘ぶりは十分理解しております。)

てことで、接触不良を修理します。錆びた端子をキレイにし、ちょっとカシメてやろうとペンチでキュッとしたところ

DSC_3950

ガーン。割れました。

250タイプの平型端子は山ほど在庫していますが、このツメ付きは在庫していないため、慌ててバイク用品店へ走って調達してきました。フゥ、焦るー。

DSC_3953

おかげでより確実に接続できるようになりましたが、ちゃんと在庫しとかないとダメですね。近々、注文します。

もちろん、イグニッションキーをONにすれば、この通り。ヤッタネ!

DSC_3966

ついでに、遊んでいたメインハーネスをしっかりフレームに固定し

DSC_3964

キレイにまとめておきました。

DSC_3971

追加でご依頼の劣化して固くなったフューエルホースも交換し、

DSC_3977

さて、エンヂンを掛けようかなと思ったら

kanben

ガーン。なぜか掛からない・・・。

お客様はバイクを預けたあと、しばらく所用で席を外されていたので、急いで点検します。

DSC_3983

ポイントの接点がデコボコで、コンデンサーもアヤシイ感じだったので交換しました。

DSC_4069

こっちがデコで

DSC_4084

こっちがボコです。

DSC_4089

が、あらためて火花を確認すると、今度は片側のスパークプラグにしか火花が飛んでいないッ!

honto_kanben

お客様がお戻りになられたので一緒に点検すると、これはただイグニッションコイルの配線が間違っていただけでした。メインハーネスを固定したときにコイルを脱着したんですが、そのときに気付かずにスミマセンでした。(↓このとき)

DSC_3964

さらに、お客様から「プラグコードとスパークプラグも換えましょう!」とのお言葉がありましたので交換します。外したコードはカチカチに固くなっていて、プラグのターミナルとの接続もユルユルでしたので、交換して正解でしたね。

DSC_4092

これでようやくエンヂン始動となるかと思いきや、BOSCH製セルモーターのソレノイドスウィッチが壊れていたり(使用予定のない在庫のBOSCH製セルモーターに交換しました)

DSC_3992

灯火類を点検したらヘッドライトが点灯せず、調べたところヘッドライトリレイが壊れていたりしましたが(たまたま、数日前に入荷したばかりの新品がありました)

DSC_3989

エンヂンが掛かってみれば、ちょっと驚くぐらい状態が良いッ!良いッ!

DSC_3995

ポイントとコンデンサー、プラグコードにスパークプラグも交換したせいもあるかもしれませんが、キャブレターはO/Hをオススメしたい感じなのに、点火時期はビタッと安定していて、なんだかとっても穏やかなアイドリングです。エンヂンからは気になる異音もまったくなく、ほんと、良いエンヂンだと思います!バンザイ!

DSC_3997

あとは実際に試乗して、車体周りの確認をしていただければと思います。これなら文句なく車検に通るんじゃないでしょうかッ!

朝から作業を始め、気付けば夕方まで掛かってしまいましたが、結果的には遠くからお越しいただいただけの対応ができたかなと思います。もしメールでのやり取りを続けていたとしても、あのときのお客様のお疲れの様子を思うと、ココまでの追加作業をお一人で行うことはオススメできなかったかもしれません。喜んで作業させていただきましたが、本音を言えば「遠くから来てもらってちゃんと直せなかったら、コレ、かなりマズくね?」と内心すんごくドキドキしていましたので、その日の内に納車でき、こちらもお客様と同じくらい嬉しく、またホッとしました。前日までのプレッシャー、ハンパなかったです。

 

「しつこいぞパトラッシュ、僕はもう疲れたと言っているッ」

5033

というお客様自らのご希望とはいえ、かなり距離のあった当店をご利用いただき、本当に有り難うございましたッ!作業の合間にも色々とお話しでき、とても楽しく点検&修理を進めることができました。今度はツーリングがてら、是非、遊びにいらしてください。さらに仕上がったR100Tでのご来店、お待ちしておりますッ!

 

などと、「お客様のために、イッツ・モギーモータース」みたいに書いてますが、車輌の積み込みのお手伝いはしない、冷徹なモギー。(撮影に夢中)

DSC_4001

 

遠方からの車輌の持ち込みにも対応致します。ご相談くださいッ!

R100RS、始動困難ナリ。(その4)

たまたま当店ブログをご覧になり、整備の相談のご連絡をいただいていたお客様の始動困難なR100RS、整備と修理を進めています。

前回の捜査で主犯格の男を逮捕したモギー刑事ですが、事件の背後に潜む犯行グループの全容解明にはまだ至っていません。残る共犯者、協力者を挙げるため、今日も地道な捜査は続きます。

すでにエンヂンの始動不良については根本的な整備&修理が終わりましたが、もう少しご依頼の作業が残っていますので、引き続き作業を行います。

まずは、注文していたスロットルケーブルが入荷したので交換します。この頃の2本サスのR100RSのスロットルケーブル(2本引き)はムダに長く、こんな感じで変なクセがついてしまいます。グリスアップして動きは良くなりましたが、決して状態は良くありませんでした。

DSC_2827

せっかく交換するので、モノサスのR100RSと同じような長さ、取り回しになるケーブルに変更します。

こんな感じです。どうですかッ!

DSC_2886

モギー刑事  「なるほど、そんなコトがあったのか。」

さらに、ご予算の範囲内だったので、始動性向上のためのもう一手、セルモーターも交換させていただくことにしました。
これが、ちょっとくたびれたBosch製セルモーターでの始動の様子です。

DSC_2833
(動画でご覧いただけます。)

モギー刑事  「オイ、ちょっと署まで来てもらおうか。」
セルモーター 「エッ、エッ、チョットマッテクダサーイ!」

これがValeo製セルモーターになると、こうなります。

DSC_2856
(動画でご覧いただけます。)

ハッキリ違いが分かると思います。まだそれほど寒くない時期の作業場内での比較ですが、これから冬本番になって屋外でのエンヂン始動ともなれば、違いはより顕著になります。もちろんBosch製セルモーターもメインテナンスすれば動作は改善すると思いますが、当店がValeo製セルモーターをオススメする理由、感じていただけたでしょうか。(良質な宣伝)

で、交換するについでに

DSC_2837

エンヂン上部をキレイにし、ブローバイホースもしっかり締め付け直しました。

DSC_2838

ちょっとハーネスの長さが足りなかったので延長しています。

DSC_2847

ちなみに、元々付いていたナットはヒドイ状態でした。大きな電流が流れるので、わずかに緩みがあったのか、ワッシャーとくっ付いてしまってました。

DSC_2869

で、エンヂンのトップカヴァーを元に戻し、セルモーターの交換は終了です。

DSC_2871

モギー刑事  「これで、事件の本筋はあらかた片付いたな。」

しかし、捜査はまだまだ続きます。

お客様が過去に回そうとしたところ、「あ、コレはダメだ。」と諦めたフランヂナットを取り外さなければなりません。

DSC_2908

モギー刑事  「なんだか嫌な予感がするな・・・?」

DSC_2909

ひとまずオイルを抜きまして、ちょっと考えます。

DSC_2899

なんせ、この2本サスのR100RSの場合、イグゾウストパイプを外さないとオイルフィルターの交換ができません。(2本サス後期から外さずに交換できるようになってます。)

DSC_2903

モギー刑事  「この隙間じゃ、逃げようがないな。」

とりあえず回せる範囲でフランヂナットを緩め、イグゾウストパイプをコツコツ叩き、なんとか外すことができました。これでフィルターの交換もできます。ホッ。

DSC_2929

フィルターの交換と同時に、オイルクーラーの取り出し口周りをキレイにし、

DSC_2947

オイルプレッシャースウィッチの締め込みがちょっと甘いのか、取り付け部から滲んでましたので

DSC_2921

しっかり締め込んで、キレイにします。

DSC_2931

エンヂンの後側も確認します。ニュートラルスウィッチから漏れているようですが、量はそんなに多くなさそうです。むしろ、オイルパンのガスケットの濡れ具合を見ると、こちらのほうがアヤシイですね。

DSC_2925

オイルパンのボルトを増し締めし、キレイにして様子見です。
ココのボルトはあまり強く締め込みすぎると相手側のネジ穴をダメにしやすいので、増し締めはほどほどのトルクで行い、それでもオイル漏れが止まらない場合はガスケットを交換することをオススメします。

DSC_2939

と、オイル交換とエンヂンの清掃も終えたので、いよいよフランヂナットの取り外しです。

お客様が回すことを諦めた左側ですらこの状態なので、

DSC_2948

実際に回されて嫌な感触を味わった右側はご覧の通りです。ギャー!

DSC_2952

モギー刑事  「コ、コイツは・・・!」

ネジ山をシュッシュッと目立てしながら、フランヂナットを付けては外しを繰り返し、アンチシーズを塗り込んで、どうにかフランヂナットがクルクル回るようになりました。アンチシーズを塗ってないと少し引っ掛かりが残りますが、ココまで締め込めるようになれば次回の取り外しはきっと容易だと思います。

DSC_2965

てことで、イグゾウストパイプを取り付けて、しっかりフランヂナットを締め付けます。せっかくネジ山を修正したのに、ビビッてやんわり締め付けては意味がありません。ドキドキ。

DSC_2972

モギー刑事  「フゥ、てこずらせやがって。」

これで一段落かなと思いましたが、やっぱり甘くないッ!

DSC_2997

モギー刑事  「オイオイ、一体どうなっているんだ!」

さっそくオイルクーラーの取り出し部から、ちょっとオイルが垂れてきています。バンジョーボルトのガスケットからも垂れているので、まとめて増し締めしておきました。キレイにすると漏れや滲みのある場所を特定しやすくなりますので、やはり清掃は大事ですね。トホホ。

DSC_3002

さらに、インヂケーターの幾つかのランプが点いたり点かなかったりするので、その点検&修理も。症状からおおよその見当は付いてますので、配線図とにらめっこして疑わしいスターターリレイの接続を点検します。

DSC_3007

リレイを取り外すと、端子に汚れと錆びがありました。

DSC_3023

モギー刑事  「ウッ、こりゃヒドイ・・・!」

キレイに磨きます。

DSC_3027

が、端子をキレイにしたことで症状が悪化ッ!

こうなりゃ、コネクターから端子(メス)も外し、まとめて相手してやるッ!

DSC_3063

ついでにオイルで汚れていたコネクターとハーネスもキレイにし、リレイをしっかり繋ぎ直しました。ちょっとブラついていたハーネスもまとめましたので、インヂケーターの点灯不良の原因がリレイ側にあったとすれば、これでOKになるハズです。

DSC_3034

メーターとメインハーネスのコネクターの接続も点検しておきましたので、これで症状が再発しなければ大丈夫かと思います。こちらでも試乗して確認してみますが、あまり長時間乗れるわけではありませんので、最終的にはお客様に確認していたくことになりそうです。再発した場合は、あらためてご相談ください。(納車した翌日、再発したとの連絡が入りました。ズコー。)

モギー刑事  「・・・。」

また、後付けのフューエルフィルターを取り外したことで、当店オリヂナルのスターターノブはあまり干渉しなくなりましたが、これでオーヴァーフローを誘発してしまっては台無しです。

DSC_2884

モギー刑事  「ストレートタイプのコックだと少し干渉する、と。」

左フューエルコックの取り付け向きも修正したかったので(このままでは修正できないほどナットが固着してました)

DSC_3038

コックを外してO/Hします。ガソリンタンク内部の状態も悪くないのでそんなに多くはないですが、防錆塗料が剥がれたカスがちょっと溜まってましたので、タンクも軽く洗浄しておきました。

DSC_3074

バラバラに分解し、ジャブジャブ、ゴシゴシ洗浄します。

DSC_3086

ガスケットとO-リングは状態が良くなかったので交換しました。

DSC_3093

ビシッと組み立てて、タンクにコックを取り付けます。おっし、滲みなし!

DSC_3107

このストレートタイプのコックの場合、上下に2箇所、ベイクライトのガスケットを使用しますが、上側は部品の供給がありますが下側はありませんので、再使用するとちょっとドキドキしますね。適当なサイズの代替品があれば良いんですが。

コックの向きも修正できました。やっぱり、このほうが落ち着くッ!

DSC_3103

モギー刑事  「よし、あとは捜査報告書をまとめるだけ、か。」

 

~翌日~

エンヂンの清掃と取り付けボルトの増し締めのおかげで、一晩置いてもオイルが垂れた跡はありませんでした。ヤッタネ!

DSC_3043

が、オイルパンガスケットの辺りからさっそく滲んできています。ポタッとする寸前・・・。

DSC_3046

定番のプッシュロッドチューブの根元からはもちろんですが、オイルパンのガスケットは交換しないとダメみたいですね。今後の整備でご相談ください。

それから、ファイナルドライヴのブリーザーを塞いでいたシリコンガスケットは取り除いておきました。このタイプのケースは確かにオイルを噴きやすいですが、この出口を塞いでしまうと、ケースの内圧が高くなったときに他のオイルシールからオイルを噴いてしまうことになります。

DSC_3042

オイルの量が規定量であれば(このケースは250ccのところ300ccほど入ってました)、当店で使用しているオイルでココからオイルを噴くことはないと思います。冬場ほどオイルを噴きやすくなりますので、これからの季節、また気になるようでしたらあらためてご相談ください。

それと、試乗した際にカウルのガタつきが大きかったので確認したところ

DSC_3097

前側の下2箇所のボルトが脱落していましたので、しっかり取り付けておきました。(この前もこんなことがあったような?)

DSC_3099

モギー刑事  「よし、請求書、じゃなくて報告書も書けたぞ、と。」

ということで、すべての作業終~了~。

 

車体周りの整備は手を付けていませんが、試乗した感じブレーキもよく利きますし、ハンドルのブレもなく、車体の安定感も悪くありませんでした。ただ、お伝えした通り、トランスミッション以降の駆動系に少し違和感がありますので、また時期を見て点検&修理にお越しいただければと思います。
ともあれ、ようやくエンヂンの状態が元に戻りましたので、この冬は存分にR100RSの無敵のフルカウルを楽しんじゃってください。この度はご依頼いただき、有り難うございましたッ!

 

こうして事件は無事?に解決。しかし、まだこの世の中には不届きなヤツ(不調車輌)がいるッ!すぐに次の事件(お仕事)が(を)待っている、モギー刑事なのであった・・・。

新米刑事   「先輩、もうヤめてください!」
モギー刑事  「うっさい!もうちょっとアゴ触らせろっ、このヤロー!」

2623

 

(未完)

 

セルモーターの交換や、オイル交換、オイルフィルターの交換だけでなく、カジったフランヂナットの交換も、承っておりますッ!