R80、バーエンドウィンカーの取り付けとアレやコレや。

少し前に整備のご相談にいらしたR80にお乗りのお客様、その後のメールで「ノーマルハンドルに戻して、バーエンドウィンカーをッ!取り付けたいのですッ!」などと意味不明なことおっしゃいまして、なんだかんだでソッコーでご来店にッ!でも、バーエンドウィンカーって何かしら・・・?からの、有り難いことですッ!そう、知らないことは学べば良いのです。レッツ・スタディ!アーハー。

 

オッ、なんか赤くてカッコイイですね~!

ビキニカウルの取り付けがイマイチで、こんなトコに隙間がありますけど。ククク。

と、軽~いヨイショ&ディスりも入りましたので、さっさと作業に取り掛かります。ハンドル周りをアレコレ取り外しまして

お客様がお持ち込みになったハンドルとバーエンドウィンカーなるものを

仮組みしてたら、なんかポロッと取れました。ズコー。

言いたいコトはありますが、立ち止まってはいられないッ!ので、ドンドコ作業を進めます。バーエンドウィンカー化するとフロントウィンカーのステイが不要になるんですが、このウィンカーステイはビキニカウルのステイも兼ねているため、必要な長さを残して切断しました。同時に、ETCアンテナ用のステイもヘッドライト横に取り付けています。

そしたら、ハンドルをズババッと交換して、穴開け加工したグリップの取り付けです。ウィンカー用の配線も通しておきます。あ、こちらの車輌はグリップヒーターが付いていましたが、バーエンドウィンカーとの併用は不可のため交換させていただきました。つか、そもそもスウィッチ側の故障で使用できなくなってましたし。オホホ。

そうそう、今まで気にしたことがなかったんですが、右側はハンドルの長さが少し短いのか、どうやってもスロットルグリップがここまでしか入りませんでした。見ての通り、左側に比べてバーエンドウィンカーの差し込みが浅くなってしまいますが、取り付け自体はしっかりしていますので大丈夫かと・・・。

で、ウィンカーのハーネスをヘッドライトの中に引き込んだら

ノーマルハンドルに戻したことで長さが余ってしまったケーブルやブレーキホースなんかを

ズババッと交換しちゃいます。オ~ゥ、スッキリ シマシタ ネー!

もちろん、当店オリヂナルのスターターノブも一役買っていることは申し上げるまでもございません。フフフ。あ、取り外したスターターレヴァーのリターンスプリングですが、ちょっと違うモノが付いてました。一応ご報告まで。

 

~翌日~

モギーのせい?でポロリしたウィンカーでしたが、ソッコーで注文したらソッコーで届きましたので、ソッコーで取り付けます。お客様のリクエストにバーエンドミラーもございましたので、ミラーのクランプもこんな感じで取り付けてみました。イイんじゃあないでしょうかッ!

ただ、先にも書きました通り、右側にはクランプを挟み込む余地がなくてですね・・・あの・・・その・・・です。トホホ。

などと、ヘコんではいられないッ!ので、さらにドンドコ作業を進めます。ヘッドライトレンズをピカピカにしつつ

ビキニカウルをビシッと良い位置に取り付けたら

メーターダッシュにグリグリっと穴を開けまして

ハンドルパッドにあった電源ソケットを移設するゥゥゥ!

不要になったリアウィンカーもゴッソリ取り外しィィィ!

せっかく外したスクリーンも軽く磨いているゥゥゥ!

ちなみに、ウィンカーリレイはけっこう前にご紹介した調整式のICウィンカーリレイを使用しました。バーエンドウィンカーは1つでフロントウィンカーとリアウィンカーの役割を果たしますので、消費電力が極端に小さくなってしまいます。純正リレイのままだとチカチカチカ・・・とハイフラ状態になってしまいますが、コレなら点滅間隔を調整してチカッ、チカッ、チカッ・・・と適切な点滅動作にできるんですよねー。心配したインヂケーターもくっきり点滅してましたので、よろしいんじゃあないかと。

また、タンクマウントラバーがけっこうヘタってましたので、こちらも交換させていただきました。

で、バーエンドミラーがタンクに当たらないようにハンドルストッパーも調整すれば、作業終~了~。

どうですかッ!

どうなのよッ!

おっし、ちょっくら試乗に行ってみよう。

chigakunai

 

~試乗後~

店内でテストしたときはバッチリだったんですが、走行中にウィンカーを作動させたところ思いっ切りハイフラでした。ズコー。どうやらウィンカーリレイが点火系のノイズを拾っていたようです。スパークプラグを抵抗入りのモノに交換して無事に解決しましたが、最後にこういうコトがあると焦りますね~。フゥ。

それから、なんか気になって点火時期を点検したところ、ちょっとズレておりました。当然、ビシッと調整したんですが

イグニッショントリガーのところからのオイル漏れも発見してしまい、O-リングも交換するハメに・・・。つか、もうお腹いっぱいなのにー!イヤー!(でも、チャリン♪)

なんですが、試乗したときのクラッチレヴァーのカタカタした音がどうしても気になってしまい、ブッシュも交換してしまうモギー、ニクイ男です。フフフ。(そして、チャリン♪)

ハイ、できました。

 

ということで、この度はバーエンドウィンカーの取り付けとアレやコレやの作業のご依頼、有り難うございましたッ!ちょっとしたハプニングもありましたが、右ミラーを除けばリクエスト通りにでき、良い感じに仕上がったんじゃあないかと思います。点火時期とキャブレターの調整もして調子もグッと良くなりましたし、じゃんじゃん走られましたら今度はメインテナンスにでもお越しください。お待ちしております!

 

ハンドルの交換や、バーエンドウィンカーの取り付け、ビキニカウルの取り付けの修正等、諸々承っております。ご相談くださいッ!

長期不動だったR100RS、オルタネーターの交換と。

9月に納車した長期不動だったR100RSにお乗りのお客様、あれからセルモーターのO/H&マグネット剥離対策で一度ご来店いただいておりましたが、今度は「グリップヒーター使うと、電圧計の針がすごく下がっちゃうんだけど!」とのことで、オルタネーターの交換にお越しくださいました。つか、あんだけ頑張ったんで、しばらく見たくないッ!気もしないでもない・・・からの、有り難いことですッ!ウキキ!

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あらかじめ部品をEMEから取り寄せ&準備していましたので、バリバリ作業を進めます。まずはレギュレーターを交換しまして

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ダイオードボードマウントにアクセスしやすいようにセルモーターも取り外します。お客様が気にされていたブローバイガスの汚れもありませんでしたので、やっぱりガソリンタンク側の問題だったみたいです。つか、ついこの前やったのと同じ作業とは・・・なんとも、もったいない!(チャリン♪)

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で、フロントカヴァーも外しまして

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あとは、チョチョイとアレやコレや取り外し・・・

wait

アレレ?アレが上手く・・・外せない・・・ボルトの・・・アタマが・・・!

kanben

マジかッ!完全にナメてしまったッ!勘弁しろと言っているッ!のが分からんのかッ!(逆ギレ)

honto_kanben

「体力の限界・・・ッ!気力も無くなり・・・」

chiyo

 

~数時間後~

とりあえず、上手~くモザイクをかけて無事に作業終了ッ!じゃなくて、ローターコイルは後日交換させていただくことにして、ダイオードボードとステーターコイルだけ交換させていただきました・・・。

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そのまま無理&無茶すれば外せたと思いますが、翌日に納車することを考えると時間的にビミョーでしたし、やはり確実な方法で作業に臨むほうが安心ですので・・・。大変申し訳ありませんが、ご了承ください。当店にもっと設備&技術があれば・・・って、ココのボルトをナメたのは初めてだっつーの!!うわーん!

dattsuno

と、泣き言はこのくらいにして、気を取り直しまして追加でご希望のあったお持ち込みの電源ソケットも取り付ければ

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ハイ、できました・・・。アレレ?なんだろう・・・この敗北感・・・。(ド深夜)

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ということで、この度はオルターネーターの交換のご依頼、有り難うございました。ローターコイルを交換できず本当に申し訳ありませんでしたが、それでも2,000rpmくらいから一気に電圧が上昇し、3,000rpm付近から14.2Vでしっかりと充電できていることを確認していますので、交換前よりは確実に発電系は改善されております。もちろん、ヘッドライトやウィンカーを同時に使用した状態でも試しましたが、充電電圧にほとんど変化はありませんでした。不十分な状態での納車となってしまいますが、とりあえずはこの状態でお乗りいただき、機会を見てあらためて作業させていただければと思います。二度手間になってしまい本当に申し訳ありませんが、もうしばらくお付き合いください。

 

オルターネーターの交換や、お持ち込みの電源ソケットの取り付けも承っております。ご相談ください。