何を言っているのか。(その7)

先日ご紹介した「何を言っているのか。」のR100RS、さっそく整備と修理を進めています。

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すでに一通りの整備&修理は終わってますが、まだ外したカウルを元に戻していないので、カウルの取り付けと最終確認の試乗を行います。

まずはこの状態で軽く試乗して、フロントフォークのオイルシールから漏れがないことを確認します。アッパーカウルの下に付くブーツは接着して固定するので、カウルとブーツを取り付けてからオイル漏れが見つかると、フロントフォークを外すのがちょっと面倒なんですよね。

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無事、オイル漏れもありませんでした。イヤッホゥーイ!

で、カウルを取り付ける前に、イグゾウストのフランヂナットの締め付けを確認します。(忘れてたわけじゃありません・・・。)こちらの車両は初めて扱いますので、一度外してから締め直しました。ナットに嫌な傷があったので嫌な予感がしましたが、ネジ山の状態は良好でした。グッド!

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てことで、いよいよカウルを取り付けるんですが、サイドカウルのこの部分が1箇所割れかけていたので補修しておきます。良く割れるんですよね、ココ。ちょっと不細工な補修なのは、お許しを。

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付けたり外したりしながら位置を調整し、ビシッと取り付けできました。イエス!
でも、カウルの脱着って、けっこう時間が掛かります・・・。

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その一因がココ、サイドカウルのステイです。エンヂンマウントのナットで共締めするんで、しっかり規定トルクで締めるとなると、カウルが邪魔してやりにくいんです。ステイがズレても困りますし。なので、カウルを付けたり外したり・・・。

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あ、サイドカウル、不細工な補修ですがしっかり固定できてます。カウルの状態もアレなんで、そんなに気にならないですよね?(失礼)

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ブーツもしっかり接着し、一晩寝かせて確実に固定します。接着して時間を置かずに乗っちゃうと、ゴムがちょっと固いのでムリッと外れちゃうんですよね。

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~翌日~

しっかりブーツも接着できたので、タンクとシートカウルのエムブレムも新品に貼り直し、さっそく試乗して最終確認です!どうなのよッ!

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ガーン。メーターの縦ブレとハンドルの軽さが、ちょっと気になるー。

なので、メーターステイに小細工し、ステムベアリングを再調整します。やってやるッ!
つか、ステアリングダンパーを外させてもらっておいて良かった~。

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そして、お客様は正しかったッ!

お客様「なんか、左のミラーがブレますよね?」
モギー「そうスカ?」

アッパーカウルステイ左下のボルトがありませんでした。アハハ。
てゆうか、なぜ外したし!

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カウルの取り付けボルトもしっかり締め付け直し、あらためて試乗してみました。良い感じに仕上がったんじゃないでしょうかッ!ウレスィ~。

凛々しいッ!

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やっぱり、R100RSはカッコイイですなぁ。(整備するのは大変ですが・・・。)

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ということで、思いのほか時間が掛かってしまい、ご予算も大幅に超えてしまい申し訳ありませんでしたが、入庫時よりは格段に良くなっていると思います。さっそく紀伊半島の端まで走るとのことですが(アホ?)、この状態なら安心して往復の道中もこなせるハズですので、掛かった分だけ存分に楽しんじゃってください。お土産話を楽しみにしております。

この度はご依頼いただき、有り難うございましたッ!(ホクホク)

 

個人売買でちょっとポンコツを掴んじゃった方、そんなポンコツで紀伊半島の端まで走りたい方、整備&修理、諸々承っておりますッ!

 

オマケ

やっぱり、オイルプレッシャースウィッチからのオイル漏れがちょっと気になるので、交換しておきます。

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エンヂンとトランスミッションの間からはオイルが垂れた痕跡がないので、あとはニュートラルスウィッチを交換すれば気になるオイル漏れはなくなりそうです。ヤッタネ!

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CBRに乗っているアノ人も絶賛。

HONDA CBR1000RR、世界のホンダが生んだスーパースポーツバイクのフラッグシップモデル。走ることを追求した、公道を走る戦闘機のようなマシン。いつか私も乗ってみたい・・・。

と思っていたら(ウソ)、3週間ほど前に車で遊びに来てくれた兄が、今日はCBR1000RRで来てくれました。

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お互いに独立して家庭を持つようになり、なかなか会う機会も作りにくくなりましたが、まだまだ売り上げの伸びない弟の店を案じてこうして会いに来てくれるのは、本当に嬉しいものです。
といっても、兄の目的は興味を覚え始めた2V-OHVのBMWの試乗なんですけどね。

てことで、販売予定のR80(モノサス)に試乗してもらいました。ドキドキ。

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で、近所の試乗できそうな道を30分ほど一緒に走り、店に戻って話を聞くと

「面白れぇよ、コレ!何、ビーエムってこんな面白れぇの?すげぇ軽りぃじゃん!」

と大喜び。ホッ。
修理や整備といったイジる方が好きな自分と違い、兄は走ることへの興味が強いタイプなので、かなり乗り味にはウルサイほうですが、

「いや、コレはコレで完成してんよ。なんかモタードみたいに振り回せそうな感じだよな!ウーン、面白れぇわ!」

とのこと。実際、峠に早朝に行って走り込んだりしてたみたいなので、走りのレヴェルはそれなりに高いよう。「昔、まだCBRを上手く乗りこなせてなかった頃、峠でどうしても追い越せなかったジジイ(ご年配の方)のビーエムが速かった理由がちょっと分かったわ!」と興奮気味に話してくれました。

ついでに、こっちのR100RS(2本サス)にも乗ってもらいました。まだ整備途中のためダメ出しされる気はしましたが、モノサスとの違いを知ってもらうには十分かと思いまして。

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すると、意外にも

「なんだよ、コッチも面白れぇじゃん!特に40km/hチョイくらいのエンヂンの感じは、こっちのほうが好きかもな!」

と、これまた大喜び。ただ、

「フロントはちゃんと曲がってく感じなのに、リアがなんか遅れてくるんだよ。昔悩んだCBRのときと同じ。こりゃ、リアのセッティングをさ、ちょっと・・・何?調整できねぇの?イヤ、アレをちょっとアレしてやれば全然乗りやすくなるぜ?何、分かんねぇの?バイク屋だろ?あと、ブレーキが利かねぇよな!」

と、お説教・・・。ダンパーが抜けてフワンフワンしてること、代わりのサスペンション(高価)が在庫にないこと、まだ整備途中であることを伝え納得してもらいましたが、

「でもコレ、リアサスやったら絶対もっと良くなるだろ。そしたら、アレ(R80)みたいにはなんねぇけど、もっと乗りやすくなるよ。なぁ?何、分かんねぇの?バイク屋だろ?」

と、アドヴァイス(叱責)も忘れない優しい兄。感謝です。

というわけで、まさか速さを重視する兄が、製造から30~40年経つような古いBMWをこんなに気に入ってくれるとは思いもしませんでした。また、ほとんどBMWに興味のなかったハズなのに、「コレ(R80)、絶対売れんだろ?金があったら俺も買って通勤に使いたいわ。」と言ってくれたことで、2V-OHVの魅力を再確認することもできました。試乗を楽しんだ兄だけでなく、自分にとっても非常に有意義な時間になりました。

こうなりゃ、しっかり整備して、高価なリアサスペンションも奢ってやって、あらためて試乗&サスペンションセッティングもお願いしようかな。ヨロスィク、兄さん!

 

CBR1000RRにお乗りの方や、2V-OHVのBMWにご興味のある方、お気軽に試乗にお越しくださいッ!

 

オマケ

ついでに、自分のもう一台の愛車であるドリーム50に乗ってもらったところ

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「何、コレ?すげぇ面白れぇじゃんか!」と、これまた喜んでくれました。
ひょっとして、バイクなら何でも喜んでくれるんじゃ・・・?