ちょっと前に仕入れた長期不動のR80、無事に登録も終え、販売に向け慣らしと試乗を進めています。
そこそこ試乗も繰り返し、かなり良い仕上がりになったことを確認できていましたが・・・
ガーン。ニュートラルスウィッチからオイル漏れがッ!
てことで、さっそく交換します。まずはオイルを抜きまして
(当然ですが、オイルの状態は良好ですね。つか、もったいない・・・。)
スウィッチにアクセスしやすいようにサイレンサーとコレクターボックスを取り外します。頑張って磨いたのでピカピカです。
エンヂンをジャッキアップしておいて
エンヂンマウントを抜きます。長期不動車だった割りには、錆びもなく良好でした。
で、このスリーヴを取り外します。
取り外したスリーヴを手に取ると、スウィッチから漏れたオイルでかなり濡れてました。
キレイにするついでに、スリーヴの両端面とエンヂン側の取り付け面もキレイに均しておきます。こうしておくと、取り付けるときに割りとすんなりスリーヴが収まります。
手が入りにくい場所で作業しづらいんですが、コネクターを抜いてやればスウィッチを取り外せるようになります。
コネクターも、とってもオイリーです。
しくじった本人が言うのも非常にアレですが、純正のスウィッチは柔らかいアルミ製ボディなんで、ちょっと強く締めすぎたり、工具を上手く掛けられなかったりすると、樹脂との間に隙間を生じてしまい、ソコから漏れてきちゃうんですよね。端子の取り付け具合もちょっと繊細ですし。(言い訳&反省)
新しいスウィッチを取り付け、オイル漏れしないようしっかり締め付けます。締め付けすぎを恐れるあまり、取り付けが甘くなって漏れるようでは本末転倒ですから。ドキドキ。
英国のmoto-binsで取り扱っている対策品(真鍮製)ならこういうトラブルは起きにくいと思いますので、安心かもしれません。実際、自分の車輌でも5年ほど使用していますが、今のところ漏れや滲みもありませんから、数年で漏れてくる純正よりも長持ちしそうな気もします。
近々、仕入れてみようかしら。
というわけで、スウィッチの交換もできたので、逆の手順で元に戻していきます。
スリーヴを取り付けて、エンヂンマウントボルトを通す穴をビシッと揃えたら
エンヂンマウントボルトを挿入し、規定トルクでナットをしっかり締め付けます。
これで作業は終了です。
またしばらく試乗してみて、オイル漏れがなくなっていれば良いんですが。