北方(埼玉)から、フロントフォークのスプリングの交換。

何度か作業をご依頼くださっている「当初は外装を再塗装してエンヂンをキレイに磨き、フレームも錆びたトコロを塗り直して乗り出すつもりが、手を付け始めたら車輌がバラバラになっていたッ!」というお客様、今回はフロントフォークのスプリングの交換のご依頼です。有り難いことですッ!

実は、以前にフロントフォークをO/Hさせていただいたときにお話はお聞きしていたんですが、ようやく注文していたフォークスプリングが届いたそうで、当店までお持ち込みくださいました。

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で、コレが持ち込まれたフォークスプリングです。いわゆるプログッレシヴスプリングですね。よく仕事してくれそうな雰囲気です。

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このスプリング、WILBERS(ウィルバース)という比較的新しいドイツのメーカー製のモノでした。なんでも、注文時にライダーや車輌の細かいデータを伝えることでお客様に最適なサスペンションを用意してくれるオーダーメイドシステムだそうです。リアサスペンションはそれほど待たずに届いたようですが、フロントのフォークスプリングは数ヶ月待ちだったとのこと。オーダーメイドなら時間が掛かかるのも納得ですが、ちょっと長い気もしますね。

てことで、さっそく交換します。比べてみると純正のスプリングより少し長いですね。フムフム。

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最適なサスペンションを謳うだけあり、油面も指定されています。普段、フォークオイルの量だけで管理していますので、ちょっとドキドキしますね。

とりあえず300ml用意して

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注入してみます。

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で、しっかりエア抜きします。かなり油面が下がりました。

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それでも指定された油面(140mm)より高かったので、注射器でチューと吸い上げビシッと調整します。

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参考程度ですが、こんだけ抜けました。

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スプリングをソーッと入れれば

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できました。

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作業自体は難しいコトはないんですが、エア抜き→放置プレイ→エア抜き→放置プレイ→・・・に結構な時間が掛かりました。油面でフォークオイル量を調整&管理してみると、普段の指定オイル量での交換作業がかなりアバウトな作業に思えてきますね。これからは油面も確認してみようかな?

ということで、この度はフォークスプリング交換のご依頼、有り難うございましたッ!初めて扱うスプリングで、こちらも興味深く作業させていただきました。是非、走行後のインプレッションもお聞かせください。楽しいご報告、お待ちしておりますッ!

 

遠方の方でも片道の送料をご負担いただければ、O/Hだけでなく、フォークスプリングの交換も承っております。ご相談くださいッ!

 

オマケ

ブログの更新を怠っている間に、フロントフォークを取り付けましたとのご報告がッ!しかも、タンクまで塗り上げているッ!まんま純正のクラシカルブラックやん。スゴイ・・・。

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西方(兵庫)から、フロントフォークのO/Hと。

昨年、シリンダーヘッドキャブレターのO/Hをご依頼くださったR65(2本サス)にお乗りのお客様、今度はフロントフォークのO/Hをご依頼にッ!あと、リアサスペンションの点検&ブッシュ交換もッ!有り難いことですッ!

すでにエンヂンの組み立てとキャブレターの取り付け&調整も終え、現在は慣らし運転を楽しまれているそうですが、やはり「何かがオカシイッ!」と感じられた足回りもしっかり整備しておきたいとのことで、部品をお送りいただきました。フロントフォークを外しているため車輌は不安定な状態らしく、「急ぎでオナシャス!」とのリクエスト。ウォー!急ぐぞー!

さっそく届いた荷物を確認します。

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オイルシールから滲んだ跡はありましたが

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インナーチューブの摺動部に気になる傷、錆はありませんでした。ホッ。

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そんでは、バラバラに分解して洗浄しましょー!

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オヨヨ。ダンパーロッドのピストンリグ、片側が3本のところ2本しかありません。内1本もちょっと歪んでいますので、これだとダンパーとしての機能が少し弱かったかもしれませんね。また、伸び切ったときの緩衝材になるブッシュもなくなっていました。

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ココのブッシュは劣化するとボロボロと崩れてなくなってしまいますので、2本サスのR65(とR45)だけでなく、/5や/6シリーズといった古い車輌やそれ以降のAte製キャリパーの付くタイプの車輌にお乗りで一度もO/Hされたことがない方は、是非、点検してみてください。センタースタンドを掛けてみて、フロントフォークが伸び切ったときにガコッと音がするようなら、まずココのブッシュが利いていないと思いますので。

作業に戻りまして、インナーチューブも片側の下端が荒く修正されていましたので

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少し磨いておきました。

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洗浄完了デス。

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ダンパーロッドを組み立ててピストンリングを取り付けたら、新品のブッシュも用意して

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インナーチューブに挿入します。動きもスムース、バッチリです。

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アウターチューブにインナーチューブを取り付けて、オイルシールを打ち込めば

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できました。良いんじゃないでしょうかッ!

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あ、お客様が取り外し方がよく分からなかったというフォークトップのキャップ、こんな感じになっています。キャップを押し込んでC-リングで留めているんですが、参考になるでしょうか。ちなみに、モノサスのフロントフォークと同じ取り付け方です。

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交換した部品です。

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歪んでいたピストンリング、こんな感じでした。

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続きまして、リアサスペンションです。

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パッと見、オイル滲みもなさそうです。手で押してみた感じ、ダンパーも利いています。

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ブッシュは上側も

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下側も、ゴムが劣化してひび割れていますね。

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てことで、分解してダンパーの状態を確認します。

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縮むときはスッと、伸びるときはググッと抵抗があり、しっかりダンパーが利いてます。これならまだまだお使いいただけると思います。つか、伸ばすときヘンな声が出そうなほど重かったです。(恥じらい)

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(動画でご覧いただけます。)

汚れと錆を落としてキレイにし

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ブッシュを交換して組み立てれば、作業終~了~。

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ということで、この度はフロントフォークのO/Hとリアサスペンションの点検&ブッシュ交換のご依頼、有り難うございましたッ!これで本来の足回りの状態に戻ったハズですので、まずはこの状態で乗り心地や挙動を確かめていただければと思います。もし違和感があるようでしたら、またあらためてご相談ください。良いご報告をお待ちしておりますッ!

 

遠方の方でも片道の送料をご負担いただければ、O/Hを承っております。ご相談くださいッ!

 

オマケ

お客様からの荷物の中に「食べられる緩衝材を入れときました!」と入っていたブツ、ちょっと変わったナッツ系のお菓子でした。さっそくポリポリしてみましたが、なんだかハトになった気分です。でも、なぜか・・・不思議と・・・力(チカラ)が湧いて・・・キター!こりゃ、仕事も捗るー!クルッポー!(ご馳走様でした!の意)

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冷やかしのR100RS、オイルの交換と。

先日、オイル交換についてブログに書いたところ、「アレ?そういえばオレのも・・・、モギーさーん!」と、いつも冷やかしに来てくださるR100RSにお乗りのお客様が慌ててオイル交換にご来店にッ!有り難いことですッ!つか、まんまと釣れたー!

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さっそく、サッとオイルを交換しまして

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抜いたオイルの量を確認してみます。1.6リットルくらいですね。2,000kmで0.9リットルのオイル消費なら、50,000km近く走行している2本サス時代の車輌としては良いんじゃないでしょうか。

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ついでに、昨年からお預かりしていたお客様のオリヂナルフレームの塗装も、ちょうど塗り終わったので確認してもらいました。

というのも、ご友人にモノホンの溶接職人がいるらしく

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某氏より入手したサブフレームに荷台を取り付けてもらったそうです。なんでも、「仕事するバイクにしたいんだい!」とのこと。エッ?エッ?このR100RSを?仕事道具を満載にして使いたい?当時のフラッグシップモデルなのに?

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と、やんわり説得しても頑として聞かないお客様。「じゃ、お願いしまーす。」と持ち込まれたのでした。ま、こういうの嫌いじゃないんスけどね。ウフフ。

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残念ながら当店には溶接する設備と技術がありませんので、塗装と取り付けのお手伝いしかできませんが。いつかモギーも・・・。

てことで、徒歩2分くらいのトコロにあるブラスト屋さんに塗装の剥離と錆落としをお願いして

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プシューっと

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塗りました。

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どうですかね?仕上がりはプロの塗装屋さんに遠く及びませんが、しっかり塗りましたのでお許しください。けっこう大変なんです・・・。

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ということで、この度はオイル交換のご依頼、有り難うございましたッ!エンヂンの調子はバッチリのようですし、オイル消費もそれほど激しくないことが分かりましたので、いよいよ紀伊半島まで走りに行けそうですね。またお時間のあるときに、今度はサブフレームの取り付けにご来店ください。シートもご用意して、お待ちしておりますッ!

 

オイル交換だけでなく、ちょっとしたカスタムのご相談も承っております。ご相談くださいッ!

R100RS、フロートチャンバーガスケットを探して。

またしても、当店のある横浜市内にお住まいの方が「キャブレターのガスケットをください。」と、突然のご来店ッ!有り難いことですッ!2016年、なんか幸先良いー!

 

こちらのお客様、最近キャブレターを交換&O/Hしたそうなんですが、誤ってフロートチャンバーのガスケットを傷めてしまったらしく、「ネットで探したら、近所に2V-OHVのBMWのお店があったので来ちゃいました。」とのこと。当店はちょっと分かりにくいトコロにありますので少し道に迷われたみたいですが、無事にご来店いただけてこちらも嬉しいです!

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サッと交換し、同時にちょっと?かなり?下がっていた右側の油面も調整、ついでに同調も点検&調整させていただきました。(もう少し詰められそうですので、頑張ってみてください。)

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普段はご自身で整備されているそうで、「最初はボロでしたが、いろんなトコロにお願いしながらコツコツ直してきました。」というこのR100RS、とてもボロだったとは思えない仕上がりです。外装だけでなく、機関にも丁寧に手を掛けていて、R100RSに対する愛情がハッキリと伝わってきました。エンヂンの調子も良さそうですし、是非、永くお楽しみください!

と言いつつ、ヘボカメラマンのモギー。逆光を嫌って手をかざしたら思いっ切り指が写り込んでいたッ!ので、今度、あらためて写真を撮らせてください。(姑息な営業)

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とうことで、この度は純正部品の購入にご来店いただき、有り難うございましたッ!また何か必要な部品がありましたら、遠慮なくご相談ください。整備や修理についてもお手伝いできることがあるかと思いますので、今後とも宜しくお願い致しますッ!(コピペ)

 

純正部品もけっこう在庫しております。お問い合わせくださいッ!

ワガママなR80、サイレンサーの交換。

昨年の年末に「もう少し、マフラーの音を元気にしたいですね。」とのことで、H管を取り付けさせていただいたR80にお乗りのお客様、新年早々、またしても「このサイレンサー、試してみたいですね。」と某社のサイレンサーの取り付けについてお問い合わせくださいました。どうも、まだ元気さが足りないようです。またかッ!でも、有り難いことですッ!

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で、ご希望のサイレンサーについてお伺いしてみると、どうやら汎用品らしく、取り付けにはけっこう手間が掛かりそうでした。サイレンサーの差込部の径は問題ないようでしたが、取り付けのためのステイがどうなっているか不明で、サイレンサーの位置、角度、それに音質と音量など、実際に現物を合わせてみないとわからないコトだらけ。当店では大掛かりな加工はできませんので、金属加工屋さんに頼まなければならないとなると、当然、納期もそれなりに掛かってしまいます。これで出来上がりに満足できなかったとしたら・・・、かなりのギャンブルです。イヤな予感しかしないッ!

なので、モノサス用として販売されているサイレンサーをオススメしたところ

 

「分かりました、すぐ注文してください。また送料が掛かっても構いませんから。」

 

だって!もう、どうにでもして・・・。

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てことで、英国moto-binsからモノサス用Sito製サイレンサーが届きましたので、さっそく交換します。価格は£215.00、現在(2016/1/7)のレートで¥44,000(税抜)くらいになりました。

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純正サイレンサーと比べると長さは10cmほど長くなり、エンド部が2本サスのような形状になります。純正2.24kgに対し2.86kgと、重さは片側で600gほど増えました。H管で軽量化できた分が少し減っちゃいましたね。

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できました。

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専用設計だけあってポン付けです。イタリアン・クオリィティに不安はありましたが、まったく問題ありません。しかも、サイレンサーが長くなって、なんだかとってもカッコイイ~!

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交換前よりも、リア周りの印象がグッと良くなった気がしますよね?ハイ、します。

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気になる音質は純正と似た雰囲気で良さそうな感じですし、音量もうるさいと感じるほどではありません。個人的には、見た目も含め良い選択だったと思います。店の中ではありましが、エンヂンを始動したときのお客様の感想も「良いですね。音が元気になりました。」と、ご満足いただいた様子。気に入ってもらえて良かったー!ホッ。

ということで、あとはブォンブォン走っていただいて、さらに元気になったマフラーからのサウンドをお楽しみくださいッ!この度はサイレンサーのご注文&取り付けのご依頼、有り難うございましたッ!また何かありましたら、遠慮なくご相談ください。しばらくはワガママもなくなりそうですが・・・?(複雑)

 

社外品サイレンサーの取り寄せ&取り付けも承っております。ご相談くださいッ!

R80、タイミングホールプラグを探して。

当店のある横浜市内にお住まいの方から「タイミングホールのキャップをポロリと落としちゃいまして・・・」とのお問い合わせがあり、在庫があることをお伝えしたところ、さっそくご来店くださいましたッ!有り難いことですッ!ウホッ!

 

こちらのお客様、このモノサスのR80を20年ほど所有されているそうです。ウッ、モギーの所有暦(14年)より長い・・・、ガクッ。(敗北感)

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で、お買い求めいただいたのはココ、タイミングホールのプラグ(キャップ)です。このプラグ、古くなると硬くなってユルユルになっているモノもありますので、ポロリとなくしてしまう前に交換してしまうのも良いかもしれません。価格も¥180/個(税抜)ですし。

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ついでに、ちょっとアイドリングの高かった同調を調整させていただきましたが、少し前にしっかり整備されているようで調子は良さそうでした。てことは、モギーの出番は少ないのかッ!(複雑)

それだけじゃなく、こちらの車輌、なんだかとってもキレイなんです。1993年製なので20年以上経過しているにもかかわらず、ホウィールなんかピカピカしてます。

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汚れたら拭くようにしているだけなんだそうで、確かに塗装が少し薄くなって下地が見えているところもありますが

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20年間しっかりと手を掛けてあげると、このツヤ感を維持できるんですね~。正に「継続は力なりッ!」ですね。自分も見習わなければ。(手遅れ)

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ここ数年は関西方面にいらしたそうで、整備はそちらで信頼できるバイク屋さんにお願いしていたとのこと。うーん、負けられませんなぁ。

とうことで、この度は純正部品の購入にご来店いただき、有り難うございましたッ!また何か必要な部品がありましたら、遠慮なくご相談ください。整備や修理についてもお手伝いできることがあるかと思いますので、今後とも宜しくお願い致しますッ!

 

純正部品もけっこう在庫しております。お問い合わせくださいッ!

オイルプレッシャーに注意、オイル交換。

販売するつもりで仕入れたのに、すっかり自分で楽しんじゃってる在庫車輌のR100RS(2本サス)ですが、最近、強くブレーキを掛けて停止するときにオイルプレッシャーの警告灯が一瞬点くようになってきましたので、エンヂンオイルを交換することにしました。

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注意! オイルプレッシャーの警告灯が一瞬点くようなことがあったら、すぐにオイルレヴェルゲーヂを確認してください。このような場合、オイルレヴェルがゲーヂの「min」マークを下回っていると思われます。オイルを交換するか注ぎ足すなどして、オイルレヴェルが「max」と「min」の間に収まるようにしてください。

 

当店に来たときは40,649kmでしたから、3,000kmくらい乗ったことになります。

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が、気になるのはオドメーターとトリップメーターのズレです。燃費を確認するために記録しているトリップメーターの合計だと4,000kmちょっとなので、かなりの差があることになります。うーん、そんなにズレるものかなぁ?今までオドとトリップのズレを意識したことはなかったんで、ちょっと確かめてみます。

てことで、オイルを抜きまして

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どのくらい残っていたか確認してみます。1.2リットルくらいですね。

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このR100RS(2本サス)はオイルクーラー付きの後期型なので、オイル量はモノサスのR100RSと同じ2.75リットルです。オイルフィルターに250mlほど残るので、およそ1.3リットル消費したことになります。BMWはオイル消費の限度を1リットル/1,000kmまでとしているので、3,000kmで1.3リットルなら400ml/1,000kmくらいになりますから、走行距離の割りには良いほうかもしれないですね。

で、オイル交換時の規定量(2.5リットル)のオイルを入れると、見事にゲーヂの「max」になりました。やりますね、BMW。ニクイ!

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と、オイルも交換しましたので、またしばらくはモギーの通勤バイク&代車として活躍することになりそうです。本当はビシッと整備して販売しなければならないんですが、この時期のR100RSのポカポカとした温かさといったら・・・手放したくないッ!でも、販売しないと・・・いや、やっぱりコイツは・・・しかし・・・ウォ~!悩ましいッ!

って、バカみたいですけど、そんなにバカじゃないですよ。オホホ。

 

オイル交換だけでなく、オイルフィルターの交換も承っております。ご来店くださいッ!

R100RS(2本サス)、リアブレーキの修理。

以前に整備させていただいた「何を言っているのか。」のR100RSにお乗りのお客様、昨年末に「リアブレーキがスカスカするんですけどー!」とのことでご来店いただいたんですが、ブレーキラインの点検&増し締めだけして様子見をお願いしたところ、「やっぱりスカスカするんですけどー!」と、年明けすぐに再度ご来店くださいました。ズコー。

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ということで、車輌をお預かりして、もう一度キャリパーを外して分解&整備することになりました。

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ガーン。キャリパーの連結部が濡れとるー。

ピストンシールからは漏れや滲みはありませんでしたが、漏れたブレーキフルードが付着していますので、また分解して洗浄します。

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前回は予算の都合で見送ったシールも、今回は交換します。

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ブレーキフルードが滲んでいた連結部のO-リング、新品(左)と比べるとかなり潰れてるのが分かります。O-リングさん、なんで納車前に教えて(漏れて)くれないの・・・。

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漏れないように祈りを込め、ビシッと組み立てます。

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ついでに、やっぱり気になる伸びちゃったダイアフラムも交換しちゃいます。

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で、またしてもちょっとアクロバチックな体勢でエア抜きすれば

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できました。ブレーキタッチも良いッ!キュッと利いているッ!

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実際に少し長めに試乗して確認してみましたが、漏れや滲みもありませんでしたので、もう大丈夫だと思います。ホッ。

それと、ブレーキランプが点いたり点かなかったりするそうなので、その点検も。原因は電球の接触不良でしたので、接点を修正しておきました。

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また、お預かりしている間に「ちょっと充電してやっか」と思ったら、電源ソケットへのハーネスが誤って接続されていて充電できませんでしたので、直しておきました。

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オマケでキャップ(中古)も付けましたので、是非、電源ソケットをご活用ください。バッテリーの充電はもちろん、

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Hella(ヘラー)ソケット対応のUSBチャーヂャーを挿せばケータイやスマホの充電もできますので。

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この度は、こちらの点検、整備が至らず度々足を運ばせてしまい、申し訳ありませんでした。今回の整備でしっかりと直りましたので、今後は安心してリアブレーキを踏み込んでいただけると思います。フロントブレーキも同様にシールを交換していませんが、現在まで漏れや滲み、引き摺りもありませんし、利きも十分良いですので、交換は次回以降の車検整備のタイミングでも良さそうです。すでに納車してから2,000kmほど走られていますから、走ることで現れる(見えてくる)不具合はしばらくないような気もしますが、また何かオカシイと感じることがありましたら、遠慮なくご相談ください。今回も修理のご依頼、有り難うございましたッ!

 

納車後しばらくして「ブレーキがスカスカするー!」ような場合でも、責任持って対応させていただきます。いただきますッ!

北方(埼玉)から、セルモーター修理。

何度か作業をご依頼くださっている「当初は外装を再塗装してエンヂンをキレイに磨き、フレームも錆びたトコロを塗り直して乗り出すつもりが、手を付け始めたら車輌がバラバラになっていたッ!」というお客様、今回はセルモーターの修理のご依頼です。お客様のトラブルは嬉しいものではありませんが、お仕事をいただけるのは有り難いことですッ!(複雑)

それにしても、新年早々セルモーターが回りっぱなしになってしまうとは、ナントモカントモです。お客様も「いやー、焦りました!」とおっしゃっていましたが、そりゃ焦りますよね~。こういうときはすぐにバッテリーの-(マイナス)端子を外して対処するしかありませんので、このブログをご覧の方も、同じ状況になりましたら慌てずに対処していただければと思います。

 

で、さっそく外して送ってくださったセルモーターですが、コチラで何度動作確認してみても、ドライヴギアの飛び込み具合に「ん?」と感じる瞬間はあったものの、お客様のおっしゃっていた回りっぱなしになるような不具合は起こりませんでした。アレレ?

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(動画でご覧いただけます。)

こういう再現性のないトラブルは対応が難しいんですが、考えられるのはソレノイドスウィッチの不良ぐらいですので、交換することにします。

てことで、バラバラに分解。

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こちらのセルモーターはEME製のモノに交換されているようで(Valeoの文字がありませんでした)、ハウジングもマグネット剥離対策が施されたモノになっていました。ラッキーですね。

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ブラシもほとんど減っていませんでしたので

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ソレノイドスウィッチだけ交換しました。

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あとは、いつものように各部を清掃&グリスアップして組み立てるだけです。

遊星ギアのトコロにもたっぷりグリスを注入しておきましたが

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いつもよりキャップが外れにくくて変形してしまいましたので、交換させていただきました。

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で、元通りに組み立てて動作確認。

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(動画でご覧いただけます。)

バッチリ!ですね。といっても、作業前とほとんど変化はありませんが。アハハ。

他にも原因があるかとちょっと心配でしたが、修理したセルモーターをお送りしたあと、お客様から無事にセルモーターが動作したとのご連絡をいただきましたので、これでもう大丈夫かと思います。ただ、お伝えした通りセルモーターには大きな電流が流れますので、長時間回すとコイルや接点を焼損する恐れがあります。エンヂン始動時はなるべく短時間で掛けるコツを掴んでいただければと思います。今回も修理をご依頼いただき、有り難うございましたッ!また何かありましたら、遠慮なくご連絡くださいッ!

 

遠方の方でも片道の送料をご負担いただければ、O/Hを承っております。ご相談くださいッ!

ニィゼロイチロク。

アケマシテ オメデトウ ゴザイマス。

ニィゼロイチロク ネンモ コツコツガンバッテ マイリマスノデ ヨロシクオネガイ イタシマス。

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と、テキトーなご挨拶になりましたが、この一年もお客様のお役に立てるよう少しずつできることを増やしながら精進していくつもりですので、何かご相談がありましたら遠慮なくご連絡、ご来店ください。お待ちしておりますッ!

2016年も、コツコツやってやるッ!ウゥリィィィ!