長期不動のR80、夢から覚めて。(その4)

無事に登録も終え、販売に向け慣らしと試乗を進めている最中に売れてしまったちょっと前に仕入れた長期不動のR80、お客様のワガママ・オーダー(追加の作業)にもビシッと応え、かなりお客様好みの車輌に仕上げたハズでしたが・・・

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注)
こちらの車輌、少し前に納車も終えていますので、以下の内容は書き溜めていた作業の予約投稿になります。現在進行中のように書いていますが、すでにモギーモータースは年末年始の休業モードに入っているッ!ご注意くださいッ!

 

「もう少し、マフラーの音を元気にしたいですね。」と、またまたまたまたまた落ち着いた口調でお客様がおっしゃるので、ソッコーで英国moto-bins取り扱いのモノサス用のH管を注文、交換することになりました。

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普段、送料を圧縮するためある程度必要な部品がまとまってから海外への注文を入れるようにしているんですが、これも「お客様のために、イッツ・モギーモータース」という当店のポリシーによるもの。(あざとい宣伝)
当然、当初はもう少しお待ちいただくようお伝えしていたんですが

「すぐ欲しいです。送料が掛かっても構いませんから。」

となれば、注文しないわけにはまいりません。いやん、この人もカコイイ・・・。

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ちなみに、取り外したコレクターボックス、重量は3.5kgほどありました。急いで交換してしまったのでH管の重量は測定していませんが、およそ3kgくらいの軽量化になりそうです。

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ついでに、こちらの提案で取り付けさせていただいた社外品のサイドスタンドですが、タンデムステップを下ろしたときに干渉するとのことで、上方向にズラしました。なぜ取り付けたときに気付かん!俺のアホー!

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本来、タンデムステップは下側の穴に取り付けられており、フレームに設けられた突起(回り止め)によって位置決めされていますので、かなりしっかり締め付けましたが、もしクルッと回るようでしたらあらためてご相談ください。

で、こうなりました。バッチリですね!

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とうことで、さらなるワガママ・オーダー(追加の作業)とタンデムステップの位置調整(モギーのミス)にもビシッとお応えできました。

 

それにしても、ついこの前納車したばかりだと言うのに、なぜもう少し待てないッ!なぜッ!でも、H管取り付けのご依頼、有り難うございましたッ!お客様のご希望通り、ちょっとハジけるような感じの音になったと思います。ちょっと寒いですが、ガンガン走りに出掛けちゃってください!これで、しばらくはワガママもなくなりますかね?(少し期待)

 

モノサス用H管の取り付けや、サイドスタンド変更によるタンデムステップの位置調整も、ご相談くださいッ!

長期不動のR80、夢から覚めて。(その3)

無事に登録も終え、販売に向け慣らしと試乗を進めている最中に売れてしまったちょっと前に仕入れた長期不動のR80、お客様のワガママ・オーダー(追加の作業)を進めています。

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注)
こちらの車輌、少し前に納車も終えていますので、以下の内容は書き溜めていた作業の予約投稿になります。現在進行中のように書いていますが、すでにモギーモータースは年末年始の休業モードに入っているッ!ご注意くださいッ!

 

この時期(12/16現在)、塗装屋さんも少し忙しいようで、予定よりも5日ほど遅れてホウィールが届きました。お忙しい中、有り難うございましたッ!

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てことで、まずはフロントホウィールをアツアツに温めて、ベアリングを挿入します。

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アクスルシャフトもスッと入りましたので、クルクル回るんじゃあないでしょうかッ!

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ホウィールが冷えるのを待ってブレーキディスクを取り付けて

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タイアも取り付ければ、できあがりです。

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リア側もバッチリ!です。

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オォ!グッと引き締まりましたね!

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ホウィールも戻しましたので、パニアステイもしっかり取り付けます。リフトがあればタイアを下に抜いて外せるんですが、当店、未だ導入するに及ばず・・・。

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おっし、来年はバイク用のリフトを買おう!(お仕事ください)

で、こちらはお客様のワガママ(ご要望)ではなかったんですが、ちょうど別のお客様からの委託販売を受けていた社外品のサイドスタンドがありましたので、取り付けさせていただきました。

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横から見てもご覧の通りですが

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ちょっと上から見比べると、純正のサイドスタンドがかなり出しづらい位置にあることが分かると思います。しかも、この位置で自動戻り式だっつうんですから、背の高いドイツ人ならいざ知らず、フツーの人にはちょっとキツイですよね。

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コレはSurefoot製のモノサス用で、英国moto-binsでも取り扱いがあります。取り寄せることもできますので、純正スタンドの使い勝手にお困りの方、ご相談ください。

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と、宣伝もソコソコに、しっかり取り付けできました。スタンドを出すのも戻すのもかなり容易になりましたので、お客様にも喜んでもらえそうです。グッジョブ、俺!

けっこう隙間を空けてるのに、スタンドを上げたときになぜかゴツッと当たる不思議もありましたが、何度か調整してパニアケースとのクリアランスもバッチリになってます。

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もちろん、純正のサイドスタンドは取り外しています。スッキリ!

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ということで、すべてのワガママ・オーダーに応え、作業終~了~。

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イイですね!

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つか、大きな変更はホウィールとフォークブーツくらいなのに、グッとカッコ良くなりました!しかも、パニアケースが付くとなぜかよりカッコ良く見えるというッ!オレンヂ色のリフレクターがポイントかしら?

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それにしても、このセンタースタンドのヤジロベー感ったら、ハンパないですね。パニアケースの重さ程度(片側約3kg)で後に下がるんですから。どんだけセンターに位置してんのよ!

ちなみに、コレがワガママ・オーダーをいただく前の状態です。アレレ?こんなだったかしら?(何、この敗北感・・・。)

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ハンドルのゆったりした感じと相まって、パニアケースの迫力も良い感じです。うーん、これはイイッ!

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ということで、予定より少し遅くなってしまいましたが、なんとかツーリングの前に間に合わせることができました。この度は、10年ぶりの大型バイクに当店のR80を選んでいただき、また追加の作業までご依頼いただき、本当に有り難うございましたッ!しっかり整備&修理&追加作業したつもりですので、しばらく手は掛からないと思いますが、何かありましたら全力でサポートしますので、初めてのフラットツインのBMWを存分にお楽しみくださいッ!

 

(続く)

 

整備と修理だけでなく、車輌の販売、ワガママ・オーダーへの対応も行っております。2V-OHVのBMWにご興味のある方、ちょっとワガママしたい方、ご相談くださいッ!

 

オマケ

そして、無事に納車してホッとするモギー(右)と、喜びのあまり深く深く頭(こうべ)を垂れてしまうお客様(左)。てか、なぜ夜にッ!なぜ明るい時間まで待てないッ!

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オマケ(その2)

~二日後~

R80の納車に全力投球した結果、他のスケジュールがキツキツになったモギーモータースの土曜日の午後、何やら美味しそうな写真がメールで届きました。

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まるで自宅のリヴィングでくつろぐかのようなR80にお乗りのお客様(顔出しNG)と

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相変わらずの薄着っぷりでいらっしゃるR100RSにお乗りのお客様(勝手に顔出し)。

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クッソ、楽しそう・・・。

(撮影:顔出しNGのR65にお乗りのお客様)

長期不動のR80、夢から覚めて。(その2)

無事に登録も終え、販売に向け慣らしと試乗を進めている最中に売れてしまったちょっと前に仕入れた長期不動のR80、お客様のワガママ・オーダー(追加の作業)を進めています。

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注)
こちらの車輌、少し前に納車も終えていますので、以下の内容は書き溜めていた作業の予約投稿になります。現在進行中のように書いていますが、すでにモギーモータースは年末年始の休業モードに入っているッ!ご注意くださいッ!

 

手間の掛かりそうな作業はほぼ終わりましたので、ホウィールが塗装から戻る前にもう少しできる作業を進めます。

ということで、「パニアケースも付けたいですね。」と、またまたまたまた落ち着いた口調でお客様がおっしゃっていたので、在庫のパニアステイの取り付けからスタートです。

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が、そのままではリアサスペンションに干渉してしまいます。アレレ?こんなだったかな?

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別のステイを試したところ、コレは十分なクリアランスでしたので、こっちを採用します。

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しっかり固定できました。(反対側はホウィールが届いてからになります。)

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で、パニアケースにもちょっと小細工します。たまたまですが、このパニアケースのキーシリンダーはメインキーでも回ったんですが、わずかに引っ掛かりがありましたので(中央、上下2箇所の突起)

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キーシリンダーを抜いて突起を削ってやります。これで、イグニッションスウィッチからハンドルロック、タンクキャップにシートロック、そしてパニアケースまで1つのキーで操作できるようになります。ヤッタネ!

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ちなみに、コレがオリヂナルのキーを挿し込んだ状態です。シリンダーの抜け止めの突起以外、中のコマが出ていませんね。

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さらに、注文していたブレーキホースも届いたので交換します。ハンドルを交換したことで、取り回しがかなり窮屈&長さ不足でしたので。

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良いんじゃないでしょうかッ!

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と、ちょっとドタバタと作業を進めていると、いつものように冷やかしに来たR100RSにお乗りのお客様がモギーの必死の制止も聞かずに

「うっせぇ!オレが先に乗るんだい!」

と、お買い上げくださったお客様よりも先にR80に手垢を付けるという非常事態にッ!なんということだッ!あんだけツネってやったのに、まだ分からんのかー!

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クッソ、良い笑顔・・・。

あ、R65にお乗りのお客様まで!おやめくださいー!

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といった感じで、着々と作業は進んでおります。あとは届いたホウィールにタイアを履かせて取り付ければOKです。近く、R65にお乗りのお客様とR100RSにお乗りのお客様と、このR80でツーリングに行くとのことですので、なんとか間に合わせられるようにしますので、もうしばらくお待ちください。ときどき?しばしば?ジャマが入りますが・・・。

それにしても、お三人の仲の良さは、ちょっと嫉妬しそうなほど睦まじいですね!見ているこちらも楽しくなります。イイっすね!

 

(続く)

 

パニアケースの取り付けとキー合わせ、ブレーキホースの交換も、承っております。ご相談くださいッ!

長期不動のR80、夢から覚めて。

無事に登録も終え、販売に向け慣らしと試乗を進めている最中に売れてしまったちょっと前に仕入れた長期不動のR80、お客様のワガママ・オーダー(追加の作業)を進めます。

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注)
こちらの車輌、少し前に納車も終えていますので、以下の内容は書き溜めていた作業の予約投稿になります。現在進行中のように書いていますが、すでにモギーモータースは年末年始の休業モードに入っているッ!ご注意くださいッ!

 

まずは、「やっぱりホウィールは黒くしたいですね。」と落ち着いた口調でお客様がおっしゃるので

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ホウィールを外し、タイアも外します。

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フロントホウィールはベアリングも抜いておきます。色とマスキングの指示書と一緒に発送すれば、あとは塗装屋さんにお任せとなります。

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ホウィールの塗装には2週間ほど掛かりますので、塗装から戻るまでの間に他の作業を進めます。

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ということで、アレの取り付けです。

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エンヂンガードを外すのがモギーモータース・スタイルなんですが、お客様がどうしてもとおっしゃれば取り付けることもやぶさかではありません。

エンヂンガードの取り付けと同時に「フォグランプも付けたいです。」と、また落ち着いた口調でお客様がおっしゃるので、たまたま当店に転がっていた廃棄予定の・・・じゃなくて、大事に大事に保管していた秘蔵のフォグランプをご用意しました。もちろん、分解してキレイにしてます。オゥ~、ビューティフォ~!

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バルブも点検しておきます。オッ!H2バルブ!

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ハーネスを長く作り直しておいて

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エンヂンガードに配線を通す穴を開けるため、フォグランプを組み立てて仮組みしてみます。ウホッ!なんかイイじゃない!

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で、グリグリ、シュッシュッと穴を開け、エンヂンガードの準備ができたので、配線を通します。フォグランプのON/OFFスウィッチも良い位置に付いたッ!

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おっし!それではレンズを戻しまして・・・

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ガーン。割れとるー。

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It is no use crying over spilt milk!(覆水盆に返らず!)

覆水盆に返らず:
太公望が周に仕官する前、ある女と結婚したが太公望は仕事もせずに本ばかり読んでいたので離縁された。太公望が周から斉に封ぜられ、顕位に上ると女は太公望に復縁を申し出た。太公望は盆の上に水の入った器を持ってきて、器の水を床にこぼして、「この水を盆の上に戻してみよ。」と言った。女はやってみたが当然できなかった。太公望はそれを見て、「一度こぼれた水は二度と盆の上に戻る事は無い。それと同じように私とお前との間も元に戻る事はありえないのだッ!」と復縁を断ったという故事による。(Wikipediaより)

などと諺の勉強もできる当店ブログ、じゃなくて起こしたミスを嘆いていても先へ進めないので、とりあえずハウジングだけ取り付けます。配線もスッキリできました。

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つか、なぜ割れたし!うわぁーん!

気持ちを切り替え、お次は「フォークブーツも取り付けできますか?」と、またまた落ち着いた口調でお客様がおっしゃていたフォークブーツの取り付けです。

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このタイプのヘッドライトステイには回り止めのロールピンが打ち込んであるんですが、フォークブーツを取り付ける際にはもう少し打ち込むことで

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ブーツの回り止め&空気穴として利用できます。

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できました。モノサスには、2本サスでよく使われるモノよりもヒダの少ないコッチが合いますね。

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さらに、「ハンドルも、もう少しゆったりした感じにしたいですね。」と、またまたまた落ち着いた口調でお客様がおっしゃっていたので交換します。

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今まで付いていたハンドルよりも幅広で、高さも数cmアップになりますので、ケーブル類も交換します。意外と大変です。

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パイプ径が独特なため選択肢のほとんどないハンドルですが、英国moto-binsから取り寄せたこのハンドル、アリだと思いますッ!

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オ~!ホウィールはないけど、なんかカッコ良くなりそう!

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あ、フォグランプのレンズも作業途中で届いたんで取り付けました。もちろん、しっかり点灯も確認済みです。おまけにもう1個予備が確保できたので、1回だけならレンズを割ってもOKですよ!(怪我の功名・・・)

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といった感じで、着々と作業は進んでおります。ホウィールが届くまでもうしばらく掛かりそうですが、届き次第納車できるように努めますので、それまでの間、10年振りの大型バイクへの想いをモンモンと募らせながらお待ちいただければと思います。キッチリ仕上げますよー!

 

(続く)

 

「ホウィールを塗り替えたい」、「アレも付けたい」、「コレも付けたい」といったワガママ・オーダーにも、できる限り対応させていただきます。ご相談くださいッ!

ドラマチック・サタデー。

昨日のことです。年内に納めるお仕事も無事に終え、

「もうお客様のご来店もなさそうだし、のんびりしちゃう?」

と、すっかり油断していた土曜日の午後。少し前にメールで今後の整備のご相談をいただいていたお客様が、突然ご来店になりました。ヤッべ、心の準備がッ!

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というのも、実はこの日、大学時代の数少ない友人の一人から「仕事が空いたんなら、ウチ来る?」との誘いがあったんですが、そこは意外と真面目なモギーです。

「いや、作業はないけどやっぱり店を空けらんないから、○○がコッチ来ない?」

と、逆に誘い返しまして、その友人が遊びに来てくれることになっていたんです。しかも、この友人はバイクに乗らなくなってしまったので、最寄りの駅まで迎えに行かなければならなかったんですが、正にそのタイミングでのご来店。たまたま土曜日は妻が手伝いに(遊びに)来てくれていましたので、頼んで迎えに行ってもらったんですが・・・

お客様 「アレ、○○くん?」
友人  「あ、□□?何してんの、こんなトコで?」

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なんとこの二人、中学時代のサッカー仲間だというッ!それも、10年?20年?振りの再会ッ!こんなトコロでッ!つか、写真誰ッ!

バァーン!

 

知らんがな。じゃなくて、コチラのお客様、学生時代はけっこうハデに活躍されていたそうで、初対面と思っていたモギーもその、お客様がお仲間と企画された「男女90人、夏のテニス合宿 in 軽井沢」という名のおバカ・イヴェントに参加していたという事実も判明。あのおバカ合宿に、このお客様も一枚噛んでいたとは・・・、その節は大変お世話になりました。あざーす!

 

という思いもよらない出来事があり、肝心の営業トーク(点検&ダメ出し)を忘れてしまいましたが、この度は同調調整やお持ち込みいただいたETCの取り付け作業をご依頼いただき、有り難うございましたッ!R80を入手されたばかりとのことですが、永く乗り続けられる良いバイクだと思いますので、何かお手伝いができることがありましたら、遠慮なくご相談ください。今後とも、宜しくお願い致しますッ!

 

こういう事があると、やはり「縁」というモノを感じざるを得ませんね。たまたまの選択が重なって起こる、偶然とも必然と言えない何か。過去の経験から「二度ある」と感じているモギー、また同じコトが起こりそうな予感がします。こりゃ、来年もブログのネタには困りそうにないですなぁ。クヒヒ。

 

同調調整やお持ち込みのETCの取り付け、意図しない再会まで、諸々承っております。ご来店くださいッ!

モギーモータースの年末年始。

この1年、仕事がなくてもほぼ休みなく営業してきたモギーモータースですが(アホ)、やはり年末年始はしっかりお休みしたいと思います。

ということで、年内の営業は28日まで、年始は6日からスタートとなります。

年末年始の休業日:12/29(火)~1/5(火)

 

燃えてるモギーだけに「火」の付く曜日でキメていますが、この期間であっても急なご相談にはできる範囲で対応したいと思いますので、何かトラブル等ありましたら遠慮なくご連絡ください。帰省中は十分なPC環境がない&生活時間がお正月モードとなるため返事が遅れる可能性もありますが、メールや電話で解決できることもあるかと思います。お困りの際は、いつでもどうぞ。

すでに2016年は始まっているッ!ような気がするッ!

アー・ユー・メリー?

「アー・ユー・メリー?」が「メリー・クリスマス、楽しんでますか?」の意味でないことくらい分かっていますが、もしそう聞かれたら今日だけは

「イエス!アイム・メリー!」
(はい!私はメリーです!)

と答えても良いと思います。だって、クリスマスですから。ジングルベ~ル♪ジングルベ~ル♪鈴が~鳴る~♪ ヘイ!

 

と、珍しく浮かれ気分になっているモギーですが、それもやむなし。いつも週2回、火曜日と金曜日にパン屋さんが軽トラで営業(押し売り)に来てくれてるんですが、今日はクリスマスということでケーキを持って来てくれました!ウホッ!

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いやー、パン屋さんの営業トークにコロッと騙されちゃいまして、ついつい購入しちゃいました、クリスマス・ケーキ。宗教的な意味合いはともかく、今夜くらいはちょっとハシャいでも良いですよね。パン屋さん、いつもありがとー!でも高っけー!(¥3,500/ホール、税込)

皆さんも、ステキなクリスマスを!

 

あ、明日からはちゃんと答えますよ。

「ノォゥ!アイム・ナット・メリー!」
(ふざけろッ!俺はメリーじゃないッ!)

西方(兵庫)から、シリンダーヘッドO/H。(その3)

遠方からご依頼のあったシリンダーヘッドのO/H作業ですが、内燃機加工から上がってきましたので、残りの作業に取り掛かります。

まだまだお客様の少ない当店なのですが、どういうわけかここ数日は作業に追われておりまして、シリンダーヘッドが戻る前に終わらせるつもりだったシリンダーとピストンが手付かずのままという・・・。マズイッ!このままではお客様からお聞きしている組み立て作業予定日に間に合わないッ!

てことで、シリンダーとピストンから作業に取り掛かります。

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ピストンにはカーボンがたっぷりですが

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傷もなく、良好な状態です。

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プッシュロッドチューブの根元からオイルが滲んでいるので、洗浄後に軽く打ち込んでみます。これで滲みが止まれば良いんですが。

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と思ったら、簡単に打ち抜けてしまったッ!しかも、1本(右端)はリングがユルユルッ!

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なので、急遽、ステインレス製のチューブに交換させていただきました。ちょっと高くなってしまい、申し訳ないです・・・。できるだけキレイに洗浄しましたので、お許しを。

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シリンダーが冷えるのを待って、新しいピストンリングのクリアランスも点検します。すべて規定値の範囲内、バッチリです。

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で、ピストンをシリンダーに挿入して、こちらはOKです。

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続いて、傷のあったプッシュロッドを磨きます。

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深い傷は消せませんでしたが

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あまり磨いて細くするのもアレなので、このくらいに留めておきました。

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お客様が気にされていた曲がりもわずかに確認できましたが、修正するほどでもなさそうです。むしろ、アルミ製のロッドのコレを修正するほうが難しいです。中古良品が入手できるまでは、こちらをそのままお使いください。

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と、ようやく内燃機加工屋さんから戻ってきたシリンダーヘッドに取り掛かります。番号が書かれているのは、組み合わせを間違えないようにとの加工屋さんの配慮です。

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パッコンパッコンとヴァルヴを擦り合わせ、キレイに洗浄したら

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ヴァルヴを組み付けて完成です!イヤッホーイ!

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ヘッドカヴァーもピタッと合いますので、コレならオイル漏れもないですね。良いエンヂンになるんじゃないでしょうかッ!

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そして、梱包が・・・予想・・・以上に・・・大変!・・・でした。ギャー!

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ということで、なんとかお客様の作業予定日の前に発送することができました。作業が遅れてしまい申し訳ありませんでした。組み立て時のアドヴァイスもさせていただきますので、何かありましたら遠慮なくご連絡ください。これで、エンヂンとキャブレターの状態がリフレッシュできましたので、きっと元気なエンヂンに仕上がると思います。この度は複数の作業をご依頼くださり、有り難うございましたッ!しっかり組み上げていただき、良いご報告をお待ちしておりますッ!

 

クドいようですが、遠方の方でも片道の送料をご負担いただければ、O/Hを承っております。ご相談くださいッ!

西方(兵庫)から、シリンダーヘッドO/H。(その2)

遠方からご依頼のあったシリンダーヘッドのO/H作業ですが、内燃機加工から上がるまでの間にできる作業を進めます。

こちらのお客様がお乗りのR65(2本サス)、入手したときから「何かがオカシイッ!」と感じた理由の一つにキャブレターがあったそうです。メールでのやり取りの中でも確認していただきましたが、どうやら年式、車種違いのキャブレターが使用されているようでした。当初は現在付いているキャブレターをO/Hしてセッティングを確認&変更する予定だったのですが、都合良く中古品を入手できたとのことで、そちらも送っていただくことになりました。

てことで、届いたキャブレターを確認するところからスタートです。

今まで使用されていたキャブレターは、右が「64/32/354」、左が「64/32/307」と刻印されており、調べてみると左キャブレターはR65用ですが、右キャブレターはR80用でした。

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錆びや汚れといった状態も気になりますが、左右で型番がまったく違うのはマズイですね。車種や年式で内部のメインジェットやニードルジェット等の構成部品も異なりますから、そのまま組み合わせてしまうと左右でチグハグなセッティングになってしまい、結果、燃焼状態までチグハグになってしまいます。

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そして、こちらが後日送っていただいたキャブレターです。

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刻印は右「64/32/364」、左「64/32/363」となっています。BING製キャブレターの型番は下一桁が1番違いのセットになっていますので、こちらは同一車輌から取り外されたモノで間違いなさそうですね。調べてみても正確には分かりませんでしたが、R80(モノサス)辺りのような感じです。(後日、R100RS(モノサス)で使用されていることを確認しました。)

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スプリングが新しいので、比較的最近まで乗られていた車輌から外されたモノかもしれません。

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簡単に確認してみましたが、中の状態も悪くなさそうでしたので、こちらのキャブレターをO/Hすることにします。レッツラ・ゴー!

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ということで、いつものようにバラバラに分解して

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ジャブジャブ、ゴシゴシ洗浄します。

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真鍮部品もピカピカにしておきます。

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で、ココからがちょっと大変です。車種ごとのキャブレターのセッティングの資料とお客様のR65の車台番号を基に、適合する(であろう)キャブレターの型番を調べそのセッティングになるように構成部品を変更します。今まで使用していた左キャブレター「64/32/307」がオリヂナルのような気もしますが、資料からは別の型番が適合していましたので、今回はそのセッティングを目指すことにしました。(「64/32/307」に近いセッティングですので、大きな問題はないと思います。)

ニードルジェットは「64/32/307」と一致しましたが、1つしかありませんでした。形状も少し違いますので、新品を2個使用します。

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メインジェットはどれも合いませんので、こちらも新品を使用します。

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ヴァキューム取り出し部のネジが傷んでいたので、ついでに新品に交換します。

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スロージェットは番手が合っていましたので、詰まりを確認して再使用しました。メインジェットホルダーやアトマイザー、パイロットスクリュー、フロート等は共通部品ですので、こちらも再使用になります。

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フロートチャンバーのホルダーは状態の良いモノを選びました。

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これで、キャブレターの下側はOKです。

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スターター(チョーク)ヴァルヴは、「64/32/307」と「64/32/354」のモノが4つ穴でしたので、そちらを選びました。(写真左)

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レヴァー、スプリング、ナット、ワッシャーも状態の良いモノを選んでいます。

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バタフライとバタフライシャフトは、メインボアとの相性を考えそのままの組み合わせにしました。ピシッと閉じているッ!

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ピストンヴァルヴも刻印に違いがありましたので、揃っている2つをそのまま使用しました。よく見比べてみましたが、大きな違いもなさそうでしたので。

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ジェットニードルも同じ理由で、そのまま再使用しています。

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ダイアフラムを固定するネジはめっきの色が違いましたので、些細なことですが揃えておきました。(意外と細かい男です。)

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ダイアフラムはお客様が交換したばかりとのことでしたので、そちらを使用しています。

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ピストンヴァルヴのリターンスプリングはピッチの細かいモノにしたかったのですが、1本しかありませんでしたので、2本とも新品にしました。

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ちなみに、左2本が後から送っていただいたモノで、右2本(チグハグ!)が今まで使用していたモノになります。一番左の1本を除き、どれもかなりヘタっていました。

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それと、トップカヴァーですが、中央のキャップがカタカタと遊んでいましたので、今までお使いだったモノを使用しました。

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と、いつもより手間は掛かりましたが、お客様のR65の年式に適したキャブレターに仕上がったんじゃないでしょうかッ!イエス!

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あ、こちらの部品取りと化したキャブレターは仮組みしてお返しします。決して面倒なわけじゃありませんよ。決してッ!

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以上、長くなりましたが、キャブレターのO/H作業のご報告でした。

 

今までお使いだったキャブレターのチグハグさを考えると、お客様が感じていた「何かがオカシイッ!」という疑問も当然だと思います。今回のO/Hとセッティング変更で本来の仕様にかなり近づけられたハズですので、次にR65に乗られるときはちょっと驚くくらいの変化があるかもしれませんね!エンヂンも腰上をO/Hしていますし、こりゃ期待できそう~。

さあ、次はシリンダーとピストンの洗浄に取り掛からねば!

 

(続く)

 

遠方の方でも片道の送料をご負担いただければ、O/Hを承っております。BING製キャブレターに関する質問も、ご相談くださいッ!

R100RS(2本サス)、セルモーターの交換。

以前に整備させていただいた「何を言っているのか。」のR100RSにお乗りのお客様、いつもはR65にお乗りのお客様と一緒に遊びに来てくださるんですが(冷やかし)、今回はセルモーターの交換にご来店ッ!有り難いことですッ!

納車時にもお伝えしていましたが、やはりバッテリーが少し弱っているようで、ここのところの寒さでセルモーターが回りにくくなってきてしまい、充電しておかないとエンヂンを始動できなくなったようです。

ということで、ご来店に合わせ当店オススメのValeo製セルモーターをO/Hしておきます。この日のためにネットオークションで中古品を調達しておきました。

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分解してみると、当店でも取り扱っているマグネット剥離対策が施されたEME製ハウジングに交換されていました。キャップにも叩いた跡があるので、一度外されているのが分かりますね。

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お客様、ラッキーでしたね!

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しかも、あまり使用した感じがありません。ウホッ!

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気になるのは、ブラシホルダーがポロリと外れたことです。

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ココにスプリングを引っ掛けて組み立てられていたのかも?

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ブラシの残りは十分でしたので、そのまま再使用します。

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バラバラに分解、キレイにしてからグリスアップして

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なんとかご来店の前にO/Hが終わりました。

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で、10分後にお客様が到着。フゥ、焦るー。

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アツアツのエンヂンに文字通り手を焼きましたが、お客様にもお手伝いしていただき、無事に交換もできました。動作もバッチリ、セルモーターもギュンギュン回っているッ!

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これで、もうしばらくはバッテリーの心配をすることなく、朝一の始動もできると思います。どうです?交換してよかったでしょ?

「モギー ウソ ツカナイ」

popo

 

いつも冷やかしばかりで「コンニャロウめ・・・」と思っておりましたが、大変失礼致しました。また何かありましたら、冷やかしついででも構いませんので、遠慮なくご相談ください。この度はセルモーター交換のご依頼、有り難うございましたッ!

 

寒くなり、BOSCH製セルモーターの回り方が「ん?なんか重たくね?」とお感じの方、ご相談くださいッ!

 

オマケ

少し前の作業になりますが、こちらの2本サスのR100RS、元のシフトロッドは手前のコの字のタイプでしたが、走行中に外れてしまったそうで、ボールジョイントタイプのモノに変更しました。外れたことのない車輌は問題ないと思いますが、一度でも外れると上手くロッドを修正しないと何度も繰り返しますので、思い当たる方は交換されたほうがいいかもしれません。価格は高いですが純正部品がまだ出ますし、簡単な加工で取り付けでき、何より取り付けが確実ですので。

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