先週のことですが、2ヶ月ほど前にトランスミッション単体でのO/Hをご依頼くださった「当初は外装を再塗装してエンヂンをキレイに磨き、フレームも錆びたトコロを塗り直して乗り出すつもりが、手を付け始めたら車輌がバラバラになっていたッ!」というお客様、R100RSが仕上がったとのことで、ツーリングがてらご友人と突然のご来店ッ!ウレシィッ!
トランスミッションのO/H後も、ステムベアリングの交換とフロントフォークのO/Hのご依頼をいただきましたが、発送後にフォークオイルが漏れるというモギーの大失態にもかかわらず、こうしてご報告に来てくださるとは・・・、有り難いことですッ!
それにしても、タンクの色だけ違うのが気になりますが、それもそのハズ。こちらの塗装はお客様自身の手によるものでして、「とりあえず年内に走らせたかったから、タンクは来年!アハハ!」とのこと。元はこのシルヴァーのカラーリングだったそうですが、純正部品の見本から純正色のクラシカル・ブラックを調色してもらったそうです。このカラーリングは何台も見たことがありますが、お聞きするまではホンモノの純正色だと疑いませんでした。いやいや、かなりの腕前やん・・・。
しかも、「エンヂンガードは要らないから」と、サイドカウルの穴まで埋めるこの仕事ッ!
O/Hさせていただいたトランスミッションも、キレイに塗装されているッ!マジかッ!
アカン、このお人もザ・バイクバカや・・・。(良い意味で)
ついでに、ちょっと同調を点検させていただいたり、一部増し締めさせていただいたりしましたが、シリンダーヘッドもO/Hされたそうなので、かなり調子良さそうでした。もちろん、トランスミッションもクルクル軽~く回ってました。中は見えませんが。オホホ。
(後日、シフト操作も「スコスコ入ります!」とのご報告がありました。バンザイ!)
で、一緒にご来店されたご友人は筋金入りのカワサキ乗りでして、長く所有されているというこちらの車輌も「見る人が見れば、ウォッ!てなるバイクだよ。」とのこと。2V-OHVのBMW以外のバイクにはまったく疎いモギーですが、各部に奢られている部品がちょっとスペシャルな雰囲気を醸し出していることは分かりました。なんでも、その当時にリリースされた部品を使用して、丁寧にZ1000RのS1仕様にカスタムされているとか。
ちなみに、こちらの塗装もお客様の手によるものだそう。ズコー。
が、ご友人の面白いお話をお伺いするにつれ、その価値がトンデモないことになっているッ!ことを知りました。価格高騰が噂されるカワサキZシリーズの中でも、ダントツみたいです。ギャー!
アカン、ココにもザ・バイクバカや・・・。(もちろん良い意味で)
ということで、作業のご報告と楽しいお話、有り難うございましたッ!タンクの塗装が終わりましたら、またツーリングのついでにもお立ち寄りください。ご来店、楽しみにしておりますッ!