西方(岐阜)から、アレやコレのO/H。(その2)

半年ほど前にR100RS(モノサス)を入手された「現在の状態が良いのか悪いのか判断できないッ!」というお客様からのアレやコレのO/H、引き続き作業を進めます。

 

フロントフォークとブレーキキャリパーはO/Hが終わりましたので、残りのキャブレターに取り掛かります。どうかな~?

DSC_7059

ピストンヴァルヴがけっこう汚れていますが、動きは渋くありませんでした。

DSC_7060

スターター周りからガソリンが滲んだ跡もそれほど酷くはないですね。

DSC_7063

バタフライの動きもOKです。

DSC_7067

そんじゃ、バラバラに分解しましょー!

DSC_7073

フロートチャンバーに錆のような汚れがありました。ガソリンタンク内の錆が回ってきていたんでしょうか。

DSC_7103

比較的キレイに見えますが

DSC_7112

ココにも錆のような跡があります。ちょっとガソリンタンクの中の様子が気になりますね。

DSC_7116

スターターの中の汚れは一般的な感じです。

DSC_7089

O-リングはどれも劣化していました。

DSC_7081

てことで、ジャブジャブ洗浄します。

DSC_7122

DSC_7127

なんか、すっごくキレイになりました!

DSC_7130

キレイになっただけじゃなく、洗浄中にちょっと通りが悪いような気がしたスロー系の通路も、洗浄後はしっかり通ったことを確認しています。

フロートチャンバーやスターター、ピストンヴァルヴもご覧の通りです。

DSC_7154

各ジェット類も通路に詰まりはありませんでした。油面もビシッと決まったッ!

DSC_7156

スターターとバタフライシャフトの動作もバッチリです。

DSC_7161

バタフライもピタッと閉じているッ!

DSC_7169

ダイアフラムとスプリングも状態は悪くありませんので、そのまま再使用します。

DSC_7181

できました。

DSC_7205

うーん、良いんじゃないでしょうかッ!

DSC_7183

新品に近い雰囲気を感じますね、見たことは当然ありませんけど。アハハ。

DSC_7197

バタフライの閉じ具合が正にそんな感じなんです。普段、閉じ具合の調整にはけっこう気を遣うんですが、このキャブレターはすんなり決まっちゃいましたので。ココがピタッと閉じると、オォッ!と嬉しくなるんですよね。

DSC_7192

もちろん使用感はありますが、とても良い状態に仕上がったと思います。イエス!

DSC_7200

 

というわけで、この度はフロントフォーク、ブレーキキャリパー、そしてキャブレターとまとめての作業のご依頼、有り難うございましたッ!ブレーキについては、メールでお伝えした幾つかの点も点検して鳴きが治まるかどうか確認していただければと思います。フロントフォークとキャブレターもO/Hしましたので、エンヂンに問題でもなければかなり調子の良い車輌になると思いますが、また何か気になることがありましたら遠慮なくご相談ください。良いご報告をお待ちしておりますッ!

 

遠方の方でも片道の送料をご負担いただければ、O/Hを承っております。ご連絡くださいッ!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です