R80G/S、キャブレターのO/Hとシリンダーヘッドカヴァーの交換と。

前回、グイグイとタイミングチェーンの交換をご依頼くださったR80G/Sにお乗りのお客様、それから間もなくしてまたグイグイとご相談がありまして、またしてもソッコーでご来店にッ!ヒエッ!やっぱりグイグイくるー!そして、有り難いことですッ!グイグイ。

 

つか、ちょっと前に見ばっかだけど、やっぱタンクがデケぇー!イカスー!

などとハシャいでいてもお仕事になりませんので、さっさと作業に取り掛かりま・・・って、ぜんぜんエンヂンを始動できないー!どしてー!

wait

お客様からセルモーターが重々しくて始動性が悪いとは聞いていましたが、これはキツいです。前回の作業では気になりませんでしたが、あれから2ヶ月経ってずいぶん寒くなったとはいえ、まだ11月になったばかり。これからが冬本番となれば、この先どうなるかは言わずもがなです。さて、どうしようかしら・・・?

hatena

てことで、調子の悪くなったBOSCH製セルモーターを

いつものO/H&マグネット剥離対策済みのValeo製セルモーターに交換させていただきました。これで、ギュンギュン回るッ!

ハズだったんですが、スターターリレイも故障気味で、クラッチレヴァーを握らないと上手くセルモターターが回らない状態でした。ズコー。モギーもそうですが、こちらのお客様もクラッチレヴァーを握ってエンヂンを始動するスタイルだそうで、今までまったく疑わなかったとのこと。フゥ~、気が付いて良かったー。

リレイを中古良品?に交換してセルモーターはバッチグーになりましたが、そうなると謎の処理がされたフューズも気になってしまいます。

ね、上側のフューズが外されていて、代わりにブレードフューズが取り付けられているんです。純正タイプのスティックフューズがなかったのかもしれませんね、たぶん。

なので、上下とも8Aの白いフューズに交換させていただきました。つか、特に理由や問題がなければ、電装系は純正のままのほうが良いと思うんです。何かあったときに配線図を使って不具合を見つけやすいですし、何より、モギーも見慣れた配線のほうが作業が楽ちんですし。オホホ。

ついでに、マイナス側のバッテリーケーブルも確認します。本来、このケーブルはトランスミッションのブリーズボルトで共締めされているハズなのに、なぜかカヴァーを固定するボルトのトコロにありまして、前回の作業でも気になっていたんですが・・・あ、そういうことね!ブリーズボルトのネジ穴がナメかけてるんじゃ、しょうがないね!じゃなくて、トランスミッションをO/Hするときにでも修理させてください。この状態ではどうにも手が出せないッ!ので。φ(・_・ )メモメモ

と、これでようやく今回のご依頼に取り掛かれます。まずは、エンヂンオイルと

オイルフィルターをズババッと交換です。

抜いたオイルの汚れ具合もフツーですし、当店では初めてなので何とも言えませんが、オイル消費もそんなに多くないのかも?しれません。ま、次の交換まで様子見ですねー。

そしたら、お次はキャブレターのO/Hとまいります。

ソッコーでバラバラに分解しまして

各部を点検します。トップカヴァーの内側の形状が違いますが、他に気になるトコロはありませんでした。アララ。何かアレなことがあるんじゃないかと疑ってたんですが、ジェット類に詰まりもなく、内部もキレイですし、モギーの杞憂だったみたいですね。ちなみに、カヴァーは右側が現在も供給されている新しいモノで、剛性を上げるためなのか、内側がなかりゴツくなってます。つか、過去に何か交換しなきゃならない出来事があったんでしょうか・・・?うーん、やっぱりなんか気になるー。

というモヤモヤも晴らすため、いつものようにジャブジャブ&ゴシゴシ洗浄します。ジャブジャブ!ゴシゴシ!

で、ズババッと組み立てれば

ハイ、バッチグーです。

なんか、キレイにしただけみたいでイマイチ達成感がないですが

各部の動作も軽くなってるんで

良くなったに違いないッ!と思うのですッ!たぶんッ!

ま、変化がなかったとしても、それを確認するのもO/Hのウチということで。フヒヒ。

あ、ついでにフューエルホースも交換して、ホースクランプも取り外させていただきました。ガソリン漏れを嫌ってクランプを取り付けている車輌はよく見ますが、実際に漏れることってあんまりないと思うんです。つか、これだけの数のクランプがありますと、作業の妨げになることも、ちょっとした凶器になることもございます。イテテ!

ね、このほうがスッキリですよね。もしガソリンが滲むようなら、それはゴムが弾力を失ってきているということですので、ホース自体を交換しちゃいましょう。

そうしましたら、最後にこの傷ついたシリンダーヘッドカヴァーの交換です。

お客様がe-bayで手配されて持ち込まれたカヴァーなんですが、取り付けてみたところ

なぜかスタッドボルトがポロリしたー!なんでー!

って、見ての通り、スタッドボルトが短かっただけですけど。アハハ。本来、スタッドボルトはしっかり取り付けて25mmほどネジ山が出るんですが、明らかに短かいですよねー。気休めにネジロック剤を塗っても2山くらいしか掛かってないんじゃ、そりゃ、ポロリもするわ!アホー!

でも大丈夫。そう、なぜか新品のスタッドボルトを在庫しているモギーならね。フフフ。

ハイ、できました。

 

ということで、この度はキャブレターのO/Hとシリンダーヘッドカヴァーの交換とアレやコレやの作業のご依頼、有り難うございましたッ!すでに作業してから3ヶ月以上経過していますので、その後、特に問題もなく楽しまれているとは思いますが、また何かありましたらご相談ください。じゃんじゃん乗ったら、ちょいちょいメインテナンスする、コレが大事ですので!

 

始動性改善のためのセルモーターの交換や、キャブレターのO/H、スタッドボルトがポロリするシリンダーヘッドカヴァーの交換等、諸々承っております。ご相談くださいッ!

R100R、エンヂンオイルの交換とコレクターボックスの交換。

前回、オイル交換とヴァルヴクリアランス調整の作業をさせていただいたR100Rにお乗りのお客様、暑い時期はそれほど走られないんだそうで、アレから約5ヶ月で3,500kmとややペースダウン?してのエンヂンオイル交換にお越しくださいました。確かにペースダウンしているような・・・でも、そうでもないような・・・からの、有り難いことですッ!でも、やっぱりー!

 

ちにみに、このお仕事は去年の10月後半の出来事です。オホホ。

で、エンヂンオイルの交換はササッとできました。ま、オイル交換ですからね。ササッとですよね。

あ、抜いたオイルにも気になるところはなく、量もそれほど減っていませんでした。

そして、前回の作業で職務放棄・・・じゃなくて、後回しとさせていただいたガスケットの交換のついでに、穴の開いていないコレクターボックスへの交換もご依頼くださったんですが、コレが予想以上に厄介な作業だったんです。そもそも新品のガスケットはやけに厚みがあってすんなり交換できないことは覚悟していたんですが、そのためにイグゾウストパイプを外そうとしたところ

フランヂナットが固着して回らないという・・・!よく見ると過去にもカジった跡があり、お客様にお聞きしたところ、以前にもフランヂナットを割って外してもらったことがあったそうです。

右側はやや渋かったもののナットを割らずに済みましたが、こちらも以前に苦労した痕跡がありました。

フゥ、手強かったぜ~。つか、イグゾウストパイプを固定するリングの焼け具合(写真左)を見ると、最後に脱着されたのもずいぶん前のことなのかもしれませんね。本来、磨いたあとのようなキレイな状態ですから。

荒れたネジ山も、キレイにしてシュッシュッとしつこく目立てしまして

フランヂナットがスルスル回るようになりましたので

これでやっと新品ガスケットでコレクターボックスとイグゾウストパイプの接続に・・・アレ?・・・上手くでき・・・ない・・・アレレ?・・・

wait

と、時間ばかりが過ぎてしまい、気が付けばお客様が引き取りにいらっしゃる時間にッ!とりあえず元に戻すしかないというッ!無、無念ッ!

 

~二週間後~

先日の無念を晴らすべく手配した道具が揃いましたので、お客様がご提供くださった中古のイグゾウストパイプを使って今度こそッ!コレクターボックスにッ!差し込んでみせるッ!みせるゥゥゥ!

トンテンカン、トンテンカン、トンテンカン・・・

wait

と、叩いては合わせ、叩いては合わせを何度も繰り返し、ようやく新品ガスケットでもスッと差し込めるようになりました。バンザイ!って、コレクターボックスの差し込み部を修正するのは、やっぱりけっこう手間が掛かりますねー。内側にできた積年の錆と汚れを落とすだけでもアレですが、歪みを取ったり、内径を少し拡大したりと、不慣れな板金作業はちょっと難しかったです。ま、時間が掛かった分、良い勉強になりましたが。オホホ。

 

~さらに数日後~

お客様にコレクターボックスの修正が上手くできたことをお伝えしたところ、ソッコーでご来店くださいましたので、ソッコーで交換させていただきました。オ~ゥ、バッチグー デス ネー!あ、お伝えした通り、右側はガスケットの状態も差し込み具合も良好でしたので、今回はそのままにしておきました。今後の脱着も容易になったと思いますし、まだまだ大丈夫かなと。

ついでに、当店オリヂナルのスターターノブもご希望とのことで、取り付けさせいただきました。ウヒヒ。

ハイ、できました。

 

ということで、この度はエンヂンオイルの交換とコレクターボックスの交換、それとスターターノブ取り付けのご依頼、有り難うございましたッ!不慣れな作業のため予想外にお時間をいただいてしまい申し訳ありませんでしたが、ビシッと上手くできたと思いますのでお許しください。次はアレの作業になりそうですが、また何かありましたらお気軽にご相談を!お待ちしております!

 

エンヂンオイルの交換や、コレクターボックスとそのガスケットの交換、ついでにスターターノブの取り付け等、諸々承っております。ご相談くださいッ!

R80、バーエンドウィンカーの取り付けとアレやコレや。

少し前に整備のご相談にいらしたR80にお乗りのお客様、その後のメールで「ノーマルハンドルに戻して、バーエンドウィンカーをッ!取り付けたいのですッ!」などと意味不明なことおっしゃいまして、なんだかんだでソッコーでご来店にッ!でも、バーエンドウィンカーって何かしら・・・?からの、有り難いことですッ!そう、知らないことは学べば良いのです。レッツ・スタディ!アーハー。

 

オッ、なんか赤くてカッコイイですね~!

ビキニカウルの取り付けがイマイチで、こんなトコに隙間がありますけど。ククク。

と、軽~いヨイショ&ディスりも入りましたので、さっさと作業に取り掛かります。ハンドル周りをアレコレ取り外しまして

お客様がお持ち込みになったハンドルとバーエンドウィンカーなるものを

仮組みしてたら、なんかポロッと取れました。ズコー。

言いたいコトはありますが、立ち止まってはいられないッ!ので、ドンドコ作業を進めます。バーエンドウィンカー化するとフロントウィンカーのステイが不要になるんですが、このウィンカーステイはビキニカウルのステイも兼ねているため、必要な長さを残して切断しました。同時に、ETCアンテナ用のステイもヘッドライト横に取り付けています。

そしたら、ハンドルをズババッと交換して、穴開け加工したグリップの取り付けです。ウィンカー用の配線も通しておきます。あ、こちらの車輌はグリップヒーターが付いていましたが、バーエンドウィンカーとの併用は不可のため交換させていただきました。つか、そもそもスウィッチ側の故障で使用できなくなってましたし。オホホ。

そうそう、今まで気にしたことがなかったんですが、右側はハンドルの長さが少し短いのか、どうやってもスロットルグリップがここまでしか入りませんでした。見ての通り、左側に比べてバーエンドウィンカーの差し込みが浅くなってしまいますが、取り付け自体はしっかりしていますので大丈夫かと・・・。

で、ウィンカーのハーネスをヘッドライトの中に引き込んだら

ノーマルハンドルに戻したことで長さが余ってしまったケーブルやブレーキホースなんかを

ズババッと交換しちゃいます。オ~ゥ、スッキリ シマシタ ネー!

もちろん、当店オリヂナルのスターターノブも一役買っていることは申し上げるまでもございません。フフフ。あ、取り外したスターターレヴァーのリターンスプリングですが、ちょっと違うモノが付いてました。一応ご報告まで。

 

~翌日~

モギーのせい?でポロリしたウィンカーでしたが、ソッコーで注文したらソッコーで届きましたので、ソッコーで取り付けます。お客様のリクエストにバーエンドミラーもございましたので、ミラーのクランプもこんな感じで取り付けてみました。イイんじゃあないでしょうかッ!

ただ、先にも書きました通り、右側にはクランプを挟み込む余地がなくてですね・・・あの・・・その・・・です。トホホ。

などと、ヘコんではいられないッ!ので、さらにドンドコ作業を進めます。ヘッドライトレンズをピカピカにしつつ

ビキニカウルをビシッと良い位置に取り付けたら

メーターダッシュにグリグリっと穴を開けまして

ハンドルパッドにあった電源ソケットを移設するゥゥゥ!

不要になったリアウィンカーもゴッソリ取り外しィィィ!

せっかく外したスクリーンも軽く磨いているゥゥゥ!

ちなみに、ウィンカーリレイはけっこう前にご紹介した調整式のICウィンカーリレイを使用しました。バーエンドウィンカーは1つでフロントウィンカーとリアウィンカーの役割を果たしますので、消費電力が極端に小さくなってしまいます。純正リレイのままだとチカチカチカ・・・とハイフラ状態になってしまいますが、コレなら点滅間隔を調整してチカッ、チカッ、チカッ・・・と適切な点滅動作にできるんですよねー。心配したインヂケーターもくっきり点滅してましたので、よろしいんじゃあないかと。

また、タンクマウントラバーがけっこうヘタってましたので、こちらも交換させていただきました。

で、バーエンドミラーがタンクに当たらないようにハンドルストッパーも調整すれば、作業終~了~。

どうですかッ!

どうなのよッ!

おっし、ちょっくら試乗に行ってみよう。

chigakunai

 

~試乗後~

店内でテストしたときはバッチリだったんですが、走行中にウィンカーを作動させたところ思いっ切りハイフラでした。ズコー。どうやらウィンカーリレイが点火系のノイズを拾っていたようです。スパークプラグを抵抗入りのモノに交換して無事に解決しましたが、最後にこういうコトがあると焦りますね~。フゥ。

それから、なんか気になって点火時期を点検したところ、ちょっとズレておりました。当然、ビシッと調整したんですが

イグニッショントリガーのところからのオイル漏れも発見してしまい、O-リングも交換するハメに・・・。つか、もうお腹いっぱいなのにー!イヤー!(でも、チャリン♪)

なんですが、試乗したときのクラッチレヴァーのカタカタした音がどうしても気になってしまい、ブッシュも交換してしまうモギー、ニクイ男です。フフフ。(そして、チャリン♪)

ハイ、できました。

 

ということで、この度はバーエンドウィンカーの取り付けとアレやコレやの作業のご依頼、有り難うございましたッ!ちょっとしたハプニングもありましたが、右ミラーを除けばリクエスト通りにでき、良い感じに仕上がったんじゃあないかと思います。点火時期とキャブレターの調整もして調子もグッと良くなりましたし、じゃんじゃん走られましたら今度はメインテナンスにでもお越しください。お待ちしております!

 

ハンドルの交換や、バーエンドウィンカーの取り付け、ビキニカウルの取り付けの修正等、諸々承っております。ご相談くださいッ!

R100RS、スクリーンの交換とアレやコレや。

ときどきご来店くださっているR100RSにお乗りのお客様、色々と気になるトコロがおありだそうで、今回は「なんかみすぼらしいスクリーンを交換したいッ!」とのことでご来店にッ!オゥケ~ィ、分っかりましたー!アーンド、有り難いことですッ!

 

って、元はR100RSなんスよね?よね?

なーんて、以前にエンヂンオイルの交換や

キャブレターの取り付けの修正をやらせてもらってるんで、よく知ってますけど。オホホ。

と、ごく自然な流れで撮影しておいた写真も消化できましたので、さっそく作業に取り掛かります。まずは、汚れと傷でみすぼらしく感じるというスクリーンの交換です。

メーターダッシュにヒビ割れがありましたが、ガタつくほどではありませんでしたのでそのままにしておきまして

あらかじめ取り寄せておいた新品のスクリーンをズババッと取り付けます。今回使用した社外品、ちょっとハイスクリーン&スモーク仕様になっていてイイ感じですね~。グッド!

あ、ついでにカウルの取り付けも見直したところ、1箇所だけフツーの電球になっていましたので、LEDバルブに交換させていただきました。

それと、なんとなくハンドリングに違和感があるとおしゃっていましたので、ステムベリングの締め付け具合も調整しています。

で、ガソリンタンクを外して気が付いたんですが、このタンクはモノサス用でした。過去に交換されたんだと思いますが

こちらの車輌はイグニッションコイルがASウオタニのモノになっていまして、フレーム左側に取り付けられているためタンクに干渉していました。お客様がタンクの位置がズレているとおっしゃっていましたが、これが原因だったんですかね。

なので、右側に移設しちゃいます。

どうですかッ!メインハーネスもフレームに沿ってキレイに収まっているッ!んじゃあないかと。

上から見ても、フレームの左側がスッキリしたのが分かりますね。フフフ。

ちなみに、こちらの車輌はシートカウルもFRP製のモノになってました。初めてみましたけど、外装を黄色に塗装するときにタンクと一緒に交換されたんですかね。

そうそう、ハンドルストッパーもノーマルハンドル用のままでしたので調整させていただきました。

このくらいハンドルが切れれば、アップハンドルならかなり車体の取り回しが楽になると思います。

イイんじゃあないでしょうかッ!

フロントフェンダーの歪みはイマイチ上手く修正できませんでしたが・・・。トホホ。

あとは、作業中にキャブレターのトップカヴァーのガスケットが

ハミ出ていることに気付いてしまいましたので

ソッコーで近所のバイク用品店に走ってガスケットを交換したり

緩めただけで抜けてしまったミラーのネジ穴を修理すれば

ハイ、作業終~了~。

 

ということで、この度はスクリーンの交換のご依頼、有り難うございましたッ!その後のご報告で、モギーが気付けなかった不具合も修正されてイイ感じに仕上がったとお聞きし、安心しました。あまりハードなリクエストにはお応えできないかもしれませんが、また何かありましたらお気軽にご相談を!

 

スクリーンの交換や、アレやコレやの作業も、諸々承っております。ご相談くださいッ!

R100RS、キャブレターのO/Hとスターターノブの取り付け。

相変わらずよく覚えていませんが、8月に入る頃だったと思います。少し離れたところにお住まいのR100RSにお乗りのお客様からのご依頼で、キャブレターのO/Hをズババッとやらせていただきました。部品単体でのお持込の作業も大歓迎なのでありますッ!アーンド、有り難いことですッ!イェイ、イェイ!

 

実際、車体からの脱着の手間がない分、いきなり作業に取り掛かれるんで、モギー的にはやりやすいお仕事なんです。作業時間もある程度読めますし、予定を調整しやすいんですよねー。オホホ。

てことで、ソッコーでバラバラに分解ッ!

ガスケットが縮んだせいでスターター周りが汚れていますが、ま、よくあることですね。

内部の汚れはそんなに酷くありませんでしたが、右側キャブレターのピストンヴァルヴにオイル?が付着していたのが気になりました。なんでだろう?

あまり乗られていなかった車輌とのことでしたが、それでも製造からけっこうな年数が経ってますので、O-リングはカチカチのボロボロになっちゃいます。O/Hして正解!でしたね。

そんじゃ、ジャブジャブ&ゴシゴシ洗浄しまして

ズババッと組み立てるゥゥゥ!

オッ!メインジェットが#137になってますねー。ちょいちょいイジられた車輌だったんでしょうか。

O-リングやガスケットもお持ち込みになられたんですが、このダイアフラムの粉っぽさったら、ないですね。落とすのもけっこう面倒くさいー!

けど、ちゃーんとやってますので、ご安心を。フフフ。

つか、あまり乗られていなかったとのことでしたが

ほんとにピカピカになっちゃって

新品みたいにキレイじゃあないかッ!さすが、モギー!イカスー!

じゃなくて、保管状況が良かったんでしょうね。ええ、そう思います。

ハイ、できました。お客様のたっての希望で取り付けた当店オリヂナルのスターターノブも、なんだかいつもより映えますなぁ。フヒヒ。

 

ということで、この度はキャブレターO/Hのご依頼、有り難うございましたッ!キャブレターの各部にも特に問題になりそうな箇所もなく、非常に良い状態に戻ったんじゃあないかッ!と思います。丁寧に取り付けていただき、上手く同調も調整して・・・って、とっくにご来店&点検&調整させていただいておりましたね。そうでした、そうでした。オホホ。すっかり寒くなってしまいましたが、R100RSならまだまだ余裕でイケちゃいます。じゃんじゃん走られて、またメインテナンスにお越しください。オホホー!

 

お持ち込みのキャブレターのO/Hも、承っております。ご相談くださいッ!

R100RS、ヴァルヴクリアランスの調整とアレやコレや。

メールでアレやコレや整備&修理をご相談くださったR100RSにお乗りのお客様、しばらくブログの更新をサボっていたせいで思い出すのも難しいですが、7月終わり頃に初めてご来店にッ!なったような気がするッ!んですが、合っているでしょうか・・・?って、まだ7月のネタかー!早く楽になりたいー!からの、有り難いことですッ!

 

こちらのお客様、まだこのR100RSに乗り始めて間もないそうで、状態がどんなものか気になるとのこと。

てことで、まずはヴァルヴクリアランスをビシッと調整します。そんなにズレてはいませんでしたが、スラスト方向のクリアランスがちょっと広かったのでシム調整しておきました。ついでに点検したロッカーアームは問題なしでした。グッド!

エンヂン前側からのオイル滲みもないですね。こちらも、グッド!

が、スパークプラグの状態はイマイチでした。ちょっと高価なイリヂウムプラグなんで交換しませんでしたが、モギー的にはNGKのフツーのプラグで十分だと思います。むしろ、キャブレター仕様のエンヂンにイリヂウムプラグって、あんまり相性が良くない気がするんですよねー。

つか、プラグのターミナルがプラグキャップと合ってないー!ので、ターミナルナットを取り付けておきました。ま、こんなんでも火花は飛んじゃうみたいですが、やっぱりカチッとハメたいですよね。

それと、当店オリヂナルのスターターノブを取り付けるついでに、向きがチグハグなバンドも

付け直しておきました。うん、揃ってるほうが良いですね!

で、クラッチケーブルと

スロットルケーブルの取り回しも手直ししようと思ったら

エアクリーナーのダクトが片側なくなってましたので、中古品と交換させていただきました。うーん、なぜに・・・?

あ、エアフィルターの状態は良好でしたよ。

ハイ、できたー!けど、プラグキャップの角度が気になるゥゥゥ!(勝手に)交換したいィィィ!

衝動を抑えつつ、タンクを元に戻します。あ、なくなっていたタンクマウントのクリップは取り付けさせていただきました。(チャリン♪)

続いて、ガムテープで補修されたよく分からないヘッドライトの修理です。

「走ってたらゴトンと取れちゃって」とお客様がおっしゃっていましたが・・・ん?ん?

ボルト2本で挟んでるゥゥゥ!しかも穴が浅すぎるゥゥゥ!つか、そもそもケースにまったく剛性がないィィィ!そりゃ、取れるわ!

なので、中古の純正ヘッドライトに丸ごと交換させていただきました。いや、アレをどうこうするのはですね・・・その・・・時間の・・・

無駄無駄無駄無駄ァーッ!

と、ディオ氏もおっしゃっていますので、さっさと次へとまいります。動作が不安定だったウィンカースウィッチですが、内部の部品がちょっとズレていたのが原因のようでした。中の部品の一部も欠けていましたが、ズレを直してしっかり動作するようになりましたので、しばらくは大丈夫かなと思います。もし症状が再発するようでしたら、今度はスウィッチを交換させてください。

タンクに凹んだ跡がありましたので、過去にスウィッチをブツけて動作がおかしくなったのかもしれませんね。

現在はハンドルがセットバックされてタンクに干渉することはありませんでしたが、切れ角がセットバック前の少ないままだったのでストッパーを調整しておきました。多少は取り回しがしやすくなったかなと。

それから、動いていなかった時計ですが、点検したところやはり壊れていました。

修理に出しておきますので、直るまではコレで我慢してください。プププ。

あとは、鳴きが気になるというブレーキの整備です。

ブレーキパッドの厚みは十分残っていましたが

パッドを固定するスプリングが大きく曲がって(写真下)いましたので、修正しておきました。これだと、パッドを押さえる力が弱くなっちゃいますからね。

割れていた片側のカヴァーも交換して

ズババッと元に戻せばOKです。これでブレーキの鳴きが消えてくれると良いんですが・・・果たして?

ついでに、ブレーキフルードも交換しておきました。汚れもアレでしたが、ちょっと量が多かったのも気になったので。

ハイ、できました。

 

ということで、この度はヴァルヴクリアランスの調整とアレやコレやの作業のご依頼、有り難うございましたッ!作業前はちょっとイマイチな印象でしたが、キャブレターの同調まで終えたあとはイイ感じになりましたので、車輌の状態も良いんじゃあないかッ!と思います。先日お越しいただいたときにもお伝えした通り、キャブレターの同調が取れると車体の振動がかなり抑えられます。今の心地良いエンヂンのフィーリングを体で覚えていただき、それが失われてきましたらまたご来店ください。ビシッと調整し直しますので!たぶん!

 

ヴァルヴクリアランスの調整や、当店オリヂナルのスターターノブの取り付け、ゴトンと脱落したヘッドライトの交換に、よく鳴くブレーキの整備等、諸々承っております。ご相談くださいッ!

おポンコツなR100RS、イグゾウストパイプの交換とオイル交換と。

3月頃からメールでご相談のあったR100RSにお乗りのお客様、ちょいちょいお手伝いして5月に車検を取得されまして、なんとか走れるようになったとのことで7月にご来店くださったんですが・・・、まさかこんなおポンコツな車輌だったとはッ!メールだけでは伝わらないッ!ことがあるッ!ドッギャァーン!

ドッギャァーン

 

からの、有り難いことですッ!でも、おポンコツやー!

だって、イグゾウストパイプがこんなボコボコですよ?何かあったに違いないじゃん!イィィヤァァァー!

しかも、これでも叩いて曲がりを修正したそうで・・・てことは、最初はもっとスゴかったってこと?もしかして、いわくつきの・・・などと、余計な詮索はこれくらいにしまして、さっさと作業に取り掛かります。ついでに外した部品を軽~くキレイに磨きつつ

ズババッとお持ち込みのイグゾウストパイプに交換です。幸い、ネジ山の状態は良好でした。ホッ。

サイレンサーを固定するボルトやワッシャーなんかもこんな状態でしたが、とりあえず錆だけ落として再利用しています。ま、おポンコツですから・・・ね?

でも、サイレンサーはピカピカにしていますよ!フフフ。

あ、サイドスタンドのストッパーも交換しちゃいました。(チャリン♪)

そうしましたら、オイルも交換しちゃいます。

不動期間が長かったのか保管状況がアレだったのか、トランスミッションとドライヴシャフトのオイルが乳化してました。ま、次の交換をちょっと早めにしていただいて、とりあえず様子見ですね。

で、ボコボコで排気漏れしていたイグゾウストパイプを交換しましたので、いよいよキャブレターの調整とまいります。というのも、実は車検の取得前にも車輌をお持ち込みいただいてたんですが、そのときは調整以前に問題がありすぎて何もできなかったんですよね・・・。さて、今回はどうかしら?

ブホッ!やっぱりダメやんけー!どゆことー!

wait

アレコレ点検したところ、ダイアフラムが破れてました。ズコー。

おっと、もうこんな時間!妻が待つおウチに帰らなくっちゃ!

time

 

~翌日~

キャブレターの同調もそれっぽくできたので、ヴァルヴクリアランスの点検&調整も行います。左シリンダー側は、ロッカーアームのベアリングが1箇所破損していましたが、それ以外に問題もなく、ビシッと調整できました。

が、右側は・・・ん?なんか針金が巻いてありますぞ?なんですかな、コレは?(すっとぼけ)

って、コレ、アカンやつやー!クリアランスもガバガバやんけー!どうしよ・・・。

迷った挙句、抜けかけたシリンダースタッドボルトをドキドキ&ふんわりトルクで締め付けて、ヴァルヴクリアランスだけビシッと調整しまして

モギー、そっ閉じ・・・

 

ということで、この度はイグゾウストパイプの交換とオイル交換にアレやコレやの作業のご依頼、有り難うございましたッ!どうにかキャブレターの調整もできるようになり、アイドリングの安定感やエンヂンの音もだいぶフツーになりましたが、シリンダースタッドボルトは抜けかけています。そう遠くないうちにまた音が大きくなってくると思いますので、なんとかご予算を確保していただき、早めの修理をご検討ください。他にも気になるトコロはチョコチョコありますが・・・、まずはスタッドボルトをッ!何卒ッ!

 

ボコボコのイグゾウストパイプの交換や、オイル交換にキャブレターの点検&調整等、諸々承っております。ご相談くださいッ!

 

オマケ

現在は機能していませんが、過去にツインプラグ化されてたみたいです。ご報告まで。

北方(群馬)から、キャブレターのO/H。

何度か部品をお買い上げくださっていたお客様からのご依頼で、キャブレターをO/Hさせていただいておりましたが・・・3ヵ月前のお仕事ゆえ、よく覚えてなーい!写真を見ても、「本当にモギーがやったというのか・・・?」状態ですが、とにかくご報告させていただきます。そして、有り難いことですッ!

 

うーん、確かにこの頃にキャブレターが届いたような気はするけど・・・

こんな感じのキャブレターだったっけ・・・?

使用感はあるから

取り外してすぐに

送ってもらったのかしら?

ん?右側のピストンヴァルヴがオイルで濡れた感じだなぁ。ブローバイガスの影響かな?

あ!この男らしい、油で黒く汚れた手はモギーの手だ!じゃなくて、フロートの高さがだいぶズレてますねー。

反対側も。こりゃ、けっこう油面が低くなってたんじゃないかしら。ハッ!そういえば、以前にそんな症状のご相談があったような・・・?

って、バラバラになっとるー!

交換したガスケットとO-リングをアピールしとるー!

うわぁ、ピカピカだぁー!

こっちもピカピカ~!

ブホッ!もうビシッと組み立てられているッ!じゃあないかッ!

マジかよ・・・。

なんか、すんごくキレイになってるじゃん・・・。

キレイなだけじゃなく、ピストンヴァルヴの向きもビシッと合ってるし

スロットルバタフライもピタッと閉じてるし

こりゃ、抜かりないわー。ないわー。

さすがっスね、モギー。ちゃんとやってたッスね!記憶はアレっスけど!オホホ。

 

ということで、この度はキャブレターのO/Hのご依頼、有り難うございましたッ!キャブレターの状態は特に問題なさそうでしたが、以前にメールでご相談のあった「高速道で、息継ぎのような症状が・・・?」出たのは、誤った油面調整に原因があったんだと思います。届いたときのフロートの高さだと油面がかなり低くなってしまいますので、一般道ではガソリンの供給が間に合っても、高速道では追い付かなかったのではないかと・・・?今回の作業で基準の油面に調整しましたので、この状態であらためて様子を見てみてください。バッチリだと思いますので。ますのでー!(たぶん)

 

遠方の方でも片道の送料をご負担いただければ、O/Hを承っております。ご相談くださいッ!

アポーなR100RS、エアクリーナーハウジングの交換とアレやコレや。(その2)

「エアクリーナーをッ!旧型にッ!したいんですッ!」とのことでご来店くださったアポーなR100RS、引き続き作業を進めてまいります。

 

まずは、昨日の作業ですっトボけた・・・じゃなくて、後回しにしていましたバッテリーを

それっぽく固定します。せっかく製作されたケースですが、このバッテリーとケーブルの位置に合わせて作り直していただければと・・・つか、なぜ先にこうしなかったのだッ!物事には順序があるとッ!あれほどッ!お伝えしたような・・・しなかったような・・・?どうだったかしら?オホホ。

そうしましたら、お次は電装系の点検です。とっても上手くまとめられているんですが、純正の配線に慣れてしまったモギーには、逆に分かりにくい仕様となっております。ノォー!フューズが4本に増えとるしー!どうなってんのー!

なんでも、この管フューズがよく飛んじゃうそうなんですが・・・。

あーでもないし、こーでもないし・・・えーと・・・ん?コイツか?

wait

どうやら、フロントブレーキスウィッチのハーネスが断線?ショート?しかけていたのが原因だったみたいです。ビシッと作り直しておきましたので、これでもう大丈夫かとッ!たぶんッ!つか、誰かが手を加えたハーネスって、ほんと手強いです・・・。モギーがハーネスを加工するときは、なるべく純正風に仕上げるようにしていますけど、誰かが見たらきっと同じコトを思うんでしょうねー。アハハ。

続いて、「最近、エンヂンの吹け上がりが悪くって、全然パワーが出てない感じなんス!」という謎の症状を訴えていらっしゃいましたので、その点検と修理に取り掛かります。確かに、試乗した感じ、お客様がおっしゃる通りのパワーのなさでしたが・・・、なんでだろう?

hatena

点火系を疑ってみましたが、左側のスパークプラグがやけに白かったものの

とりあえずイグニッションコイルにも問題はなさそうで、火花はバチバチッとしっかり飛んでました。アララ。

点火系じゃないとすると、キャブレターかし・・・ん?アレレ?

なにこれー!ダメなやつやんけー!

ジェットニードルを保持する部分が落ちてるとは思いませんでしたが、正常だった右側に合わせてビシッと修正しましたので、これでもう大丈夫?かなと。つか、ちょっとコツコツ叩いたくらいじゃびくともしなっかたので、どうしてココが落ちたのか不思議なくらいです。今までそれなりの数のキャブレターを見てきましたけど・・・、こんなの初めてー!キャー!(得した気分)

ついでに、各ジェットも点検しています。ニードルジェットが#2.66だったり

スロージェットが#50だったりしましたので、資料を基に標準のセッティングに近付けておきました。

さ、どうかなー?

オホ!バッチグー!なんじゃないかしら!

あとは、使用していないというステアリングダンパーを取り外して

汎用のグロメットでステムナットの穴を塞いだり

一見、ピカーッと点いているニュートラルランプが

実は内部で断線しているので交換して

赤くなっちゃいましたが

なんとか無事に、作業終~了~。

 

ということで、この度は旧型のエアクリーナーハウジングへの交換とアレやコレやの作業のご依頼、有り難うございましたッ!結局、キャブレターについては左側のピストンヴァルヴを交換することになってしまいましたが、現在はフツーに走れるようになっているとのことですので、もう大丈夫かなと思います。赤くなってしまったニュートラルランプについても、オイルプレッシャーランプを追加する際に緑色に戻しますので、次回の作業までもうしばらくお待ちください。あ、アレもご用意しておきます!

 

電装系のトラブルや、点火系とキャブレターの点検&修理等、諸々承っております。ご相談くださいッ!

やんちゃなR65、車検からのアレやコレや。

昨年11月にプッシュロッドチューブのオイルシールの交換作業をさせていただいたやんちゃなR65にお乗りのお客様、「アレも頼みたいんだけど、その前に車検も頼めるかな?」とのことで、またまたソッコーでご来店にッ!エッ?エッ?イヤ、ダカラ チョット マッテ クダサーイッ!からの、有り難いことですッ!でも・・・、イィィヤァァー!

 

おっ、リアフェンダーのクリアランスがちゃんと確保されとるー!相変わらずイカスー!

などと、ハシャいでいても仕事になりませんので、さっさと車検の準備に取り掛かったんですが、ヘッドライトのバルブがエライことになってました。ズコー。

しかも、車体は完全に1人乗り仕様になっているのに・・・書類上は2人乗りのままじゃあないかッ!ということはッ!

コレは、車検なんかじゃあないィィィ!構造変更ゥゥゥ!ウゥゥリィィィ!

uuurrrryyy

 

~数日後~

注文していたヘッドライトのバルブも届きましたので、準備しておいた書類を持って陸運局へ・・・行く前に、お客様の許しも得ましたので、まずはテスター屋さんへ行ってみよう!オー!

wait

ガーン。やっぱり、ヘッドライトの光量がまったく足りないー!どうすんのよー!

kanben

 

~約二週間後~

ヘッドライト問題を解決するための部品の手配と、ほかの急ぎの作業に時間が掛かってしまいましたが

無事に構造変更することができました。いやー、なんだかんだ大変でした。つか、こちらのR65、軽い軽いとは思っていましたが、数字で見るとほんとに軽いですね。40kgの軽量化て・・・!

 

~さらに数日後~

急ぎの作業も落ち着きまして、お客様も痺れを切らしていらっしゃるご様子でしたので

ズババッとご依頼のオイル交換に取り掛かったんですが、ファイナルドライヴのオイルがちょっとしか入っていませんでした。ズコー。

エンヂンオイルはともかく、駆動系のオイルの状態が粘土質?みたいな感じでイマイチ・・・。

ドレインボルトにも、目立った金属粉は付着していませんでしたが

なんか気になる粘土質の物体が・・・いや、それよりもドライヴシャフトのアレが・・・。

てことで、リアホウィールや

ブレーキなんかを外しまして

サスペンションも取り外します。過去にあまり整備されていなかったのか、ピヴォット部が錆びてました。ビシッとキレイにしてグリスアップしておきます。

そんじゃ、アレをこうして、コレをああしまして・・・

wait

ハイ、ドライヴシャフトのドレイン側のネジ穴の修理完了でーす。って、なーんでこんなことしてんのー!オイル交換して終わりじゃなかったのー!

どうしてこうなったのか、まったく分かりませんが

ついでにリアブレーキも

ビシッと整備して

ホウィールもキレイにしておきました。

もちろん、スウィングアームピヴォットや

クラッチリリース周りもビシィ!です。

あ、ココのダストカヴァーですが、細かなひび割れがありましたので交換しておきました。

ハイ、リア周りの作業終了でーす。って、だから、なーんでこんなことしてんのー!オイル交換して終わりじゃなかったのー!

ハァ~。なんかすんごい遠回りした気がしますが、ようやくフロントフォークのオイル交換です。

お客様が感じていたフロントフォークのふにゃふにゃした柔らかさ、右側のオイルの量が少なかったのが原因かもしれませんね。たっぷりオイルを入れておきましたので(規定量)、これでしばらく様子を見てみてください。

同時に、フロントフェンダーの高さもエキゾウストパイプに当たらないスレスレのところに調整しておきました。あ、オイルシールからも滲みはありませんでしたよー。

さ、あとはブレーキフルードを交換すれば、今日の作業終~了~。

 

~翌朝~

前回の作業の記録を確認して、結局、ヴァルヴクリアランスの点検&調整もしてしまう心配性のモギー、ぐったりお疲れモードです。トホホ。

そうそう、スパークプラグの状態はそんなに悪くありませんでしたが

やや短いモノが付いていましたので交換させていただきました。よく見ると、突き出し部の長さが違うのが分かると思います。つか、前回の作業時に気付かなかったようで、申し訳ありません・・・。

おっし、あとはキャブレターの同調をビシッと点検すれば

できたー!ウゥオォォォー!

 

ということで、この度は車検ならぬ構造変更と、オイル交換にとどまらないハードな点検整備&修理のご依頼、有り難うございましたッ!当初の予定より大幅にお時間をいただいてしまいましたが、結果的には今回しっかり手を入れておいて良かったように思います。パッと見の状態の良さに惑わされ、危うくモギーも整備の手を抜くところ・・・じゃなくて、やはり見えないトコロの整備こそ重要ですから。まだ、アレをナニする作業が残っておりますが、しばらくはそこそこ安心してお乗りいただけるんじゃあないかと思いますので、もう少しモギーが落ち着くまで、ブォンブォンお楽しみいただきながらお待ちくださいッ!

 

車検からの構造変更や、オイル交換からの重整備&修理も、諸々承っております。ご相談くださいッ!