R65(2本サス)にお乗りのお客様、今度はパニアケースの取り付けと、ちょっとした作業のご依頼です。有り難いことですッ!
R65(2本サス)は、パニアステイの取り付け位置も他の2本サスとちょっと違うので、専用のステイを用意する必要があります。が、コレがなかなか中古でも出物がありません。
なので、当店にたまたまあった使用予定のないパニアステイ(リアキャリア付き)を利用することになりました。
お客様の希望で「リアキャリアは不要」とのことなので、ズバッと切断します。ついでに、左右のステイも分割式に変更です。
ズバッっと切断したら、せっかくなので汚れもキレイに落としてやります。
で、車体に取り付け。バッチリですね。
切断して開いた穴には、後日、グロメットを差し込む予定です。そうしないと、雨水が中に浸入しちゃって大変なことになりそうです。
こちらも、当店にたまたまあった旧タイプのパニアケースです。状態は良くありませんでしたが、
気合入れてキレイにしたらご覧の通り!しかも、左右セットで鍵付きです!
右パニアケース固定側の鍵穴が回りませんが・・・。
ついでに、外したシートを見ていたらちょっと後端が変形していたので、
簡単に修正しておきました。
で完成です。イエス!
と喜んでいたのも束の間、
右側のパニアケースのヒンヂが割れました・・・。
錆びてヒンヂ部の鉄板が薄くなっていたようです。左側はまだ使えそうですが、同じような錆び具合なので、そう遠くないうちに割れる可能性が高そうです。
幸いにも、SIEBENRROKでヒンヂの取り扱いがあったので、注文しておきます。
続けて、キャブレターのスターター(チョーク)ケーブルの取り外しです。
エアクリーナーケースの取り付け位置がズレていたので、その修正ついでのご依頼です。(作業途中の写真を撮り忘れました・・・。)
スッキリして、イイですね!
しかし、スターターケーブルをただ外しただけでは、夏場は問題ありませんが、冬場のコールドスタートは不可能です。そこで登場するのが、
ジャーン!
コレは当店オリヂナルの新製品になります。キャブレターに直接取り付けるスターターノブです。コレがあれば、冬場も安心してスターターが使えますね。
実際に取り付けた感じも、悪くないと思います。
さらに、エアクリーナーケースの取り付け位置を調整している際に見つけたキャブレターの不具合を直したところ、アイドリングの状態がちょっと気になるようになりました。
今までは少し多めにアイドルアジャストスクリューを締め込んで、回転を上げて誤魔化していたようですが、どうも何かがオカシイ。
てことで、点火時期を確認してみます。
タイミングマークが見にくいですが、やっぱりちょっと遅れてました。
せっかくなので、点火時期を調整する前に、ポイントギャップも先に確認しておきます。
確認して正解、ちょっと狭いです。
このタイプのポイントギャップは0.40~0.50mmなので、範囲内にビシッ!と調整してやります。
ついでに、見にくかったタイミングマークも白く塗っておきます。
こうしておけば点火時期の確認が楽になりますからね。
というわけで、エンヂンを始動して点火時期を調整して、今回の作業は終了です。
イイですね!ますます調子良くなりました!
毎度お世話になっております。
中古在庫パーツを信じられないほど安価で譲って頂いたり、加工や整備もまとめてお願い出来て本当に助かってます。
これだけ全部お任せ出来ちゃうと、自分でイジらなくなってしまうなぁ。。。