「気軽に乗れるようにしっかりと整備して、ボロボロにヤレた外観でカッコ良く仕上げたいッ!」というR60/7、たっぷりお時間はいただいていますが、少しずつ作業を進めています。
お客様から「週末、部品を持ち込んでも良いですか?」とのご連絡があり、すでにタイア交換は済ませていますが、持ち込まれた部品をすぐに仮組みできるよう不要なモノも取り外しておきます。
まずはガソリンタンクを外しまして
フロントフェンダーも取り外します。
リアフェンダーとサブフレームも外したいんですが、テイルランプとウィンカーへのハーネスがフレームの中を通ってますので
ちょっと変わったコネクター(しかも抜きぬくい!)を外して
とりあえず、リア周りをゴッソリ取り外しました。
外装を取り除いただけなのに、すでに雰囲気が出始めているッ!
やっぱり、フェンダーがなくなるとタイアのトレッドパターンが強調されますね!イカス!
あとはお客様の到着を待つばかりです。どんな部品が届くのかしら。
~翌日~
てことで、お客様が持ち込まれた米国で入手したというタンクとサブフレーム、シートを仮組みしてみました。オォッ!なんかコレで十分イケてるんじゃないでしょうかッ!
センタースタンドをちょっと戻すと、こんな感じ。
斜め後ろから見ても
真後ろから見ても、カッコイイー!
このベコベコのタンクが雰囲気ですね~。
まったく固定できてませんが・・・。
シートの造りも良いんですが
現状では位置がまるで合いません。ズコー。
このくらいピタッとさせたいですね。
サブフレームも、右側上の穴は1箇所合いましたが
左側はまるでダメでした。
精度が全然出てないんですよね。
リアサスペンションもハの字になっちゃってます。
右側は2~3mmほどですが
左側は10mmくらいズラさないと・・・?
何より、今のままだとリアサスペンションがフルボトムしたときにタイアがフレームに当たっちゃいます。アメリカ人はコレで納得なんでしょうか。
アメリカ人A 「コイツがテキトーに作ったのさ。オレは見たよ!」
アメリカ人B 「イヤ、コイツがやったのさ。本当だぜ、アーハー?」
とでも言ってそうな感じですが、見た目はカッコイイんですよねー。お客様もすんごく喜んでましたし。
それと、こちらの部品もお持ちになりました。
この錆び付いたリアフェンダーがお客様のツボらしいです。手前のショートタイプのフロントフェンダーも錆びるのを待つとのこと。
ちょっと変わったエンヂンガードも、やはりこのヤレ具合がツボらしいです。
くー、やっぱりアカン人やー!(もちろん良い意味で)
といった感じで、かなり具体的にカスタムの方向性が見えてきました。公道を走れるように仕上げるにはクリアしなければならないことが色々ありますが、時間はたっぷりありますのでコツコツ進めてまいります。お客様だけでなく、モギーも益々楽しみになってきたッ!ウォー!