R80、OutLoud Motorcycle製サブフレームの取り付けと。

まだまだ続く昨年の作業報告も、ようやくこのネタまでまいりました!といいますのも、R80にお乗りのお客様から「OutLoud Motorcycle製サブフレームの取り付けをお願いしても?」とメールでご相談がありまして、部品が揃うのを待ってソッコーで作業させていただいてたんです。モギーも興味のあったサブフレーム、OutLoud Motorcycleさんを援護射撃する意味でももう少し早くご紹介すべきでしたが、そこは頑固なモギー。基本、ブログは作業した順に更新するッ!のがスタイルなんス。オホホ。からの、楽しいお仕事をッ!有り難いことですッ!ムハー!

 

こちらのお客様、長くこのR80を所有されて楽しんでいらっしゃるそうで、見た目にハデなカスタムはされていないものの、よく見るとアレやコレや手が加えられているんです。オッ!あんなコトも!

などと、余計な詮索はほどほどにしまして、さっさと作業に取り掛かります。まずは、リア周りの取り外しです。モノサスは数箇所のボルトを外せば簡単にこの状態になるんですよねー。ホント、作業性良いわぁ。

パニアステイを固定するボルトがナメていて、頭を削り飛ばさないと外れませんでしたけど。アハハ。

にしても、このギュッとしたコンパクトな感じ、イイですね~。海外でカスタムベースとして人気があるのも分かる気がします。

おっし。それじゃあ、先に送ってもらっていたOutLoud Motorcycle製サブフレームをズババッと取り付けるとするかのう。

ズババッ!

wait

ハイ、できたー。って、各部の寸法が出ているんで、ホント、すんなりでした。グッド!

そしたら、お次はテイルランプとウィンカーの取り付けです。

あ、お持ち込みのウィンカーにはバルブが付属していませんでしたので、在庫しているモノを取り付けさせていただきました。このサイズのウィンカーには純正のバルブは入らないため汎用品になりますが、純正と同じ21Wですのでご安心ください。国産車で一般的な10Wのバルブだと、いわゆるハイフラになってしまいますからねー。

で、バイク屋っぽくハーネスをキレイに処理します。難しくもない地味な作業なのに意外と時間は掛かるんですが、スッキリと上手くまとめられたッ!んじゃあないかと。ヒュ~♪

そして、シートをスコッと取り付ければ、サブフレームの取り付け作業完了ッ!ヒューヒュー♪

ちなみに、OutLoud Motorcycle製サブフレームに交換したあとの気になる重さですが

サブフレーム(テイルランプブラケット含む):2.54kg
今回使用したシート:2.1kg
ウィンカー、テイルランプ:?kg(未確認)

となっております。ゴッソリ取り外した純正のリア周りが13.6kg(パニアステイ:1.6kg含む)でしたので、ざっと8kg以上の軽量化!になったみたいです。購入を検討されている方がいらっしゃいましたら、参考にしてみてください。8kgって、かなりヤバイと思いますよ!(良い意味で)

と、OutLoud Motorcycleさんへのヨイショはこれくらいでよろしいかと思いますので、さっさと残りの作業へとまいります。レッツラ・ゴー!

今回、オイルパンのガスケットの交換もご希望でしたので、エンヂンオイルをドババッと抜いて

ついでにオイルフィルターもズババッと交換します。あ、すっかりお馴染みのツッコミになりましたが、基本的にモノサスにはこの黒い紙製ガスケットは不要ですので取り除いておきました。

抜いたオイルの状態もフツーですし、量もそんなに減ってませんし、よろしいのではないかとッ!思います。

てことで、オイルパンを外しまして

ジャブジャブ&ゴシゴシ洗浄して

ピカピカにします。

クランクケース側もビシッとキレイにしましたら

新品のガスケットを使用してオイルパンをパカッと取り付ければOKです。

エンヂン周りもキレイにしていますので、今後、この辺りがオイルで濡れてくるようでしたら、オイルパンガスケットより上側からのオイル滲み、漏れを疑ってみてください。

ハイ、できましたー!

 

ということで、この度はOutLoud Motorcycle製サブフレームの取り付けのご依頼、有り難うございましたッ!軽くなりすぎて慣れるまでちょっと戸惑いそうですが、軽さは走りに大きく効いてきますので、これでまたじゃんじゃん走りを楽しんじゃってください。次はメインテナンスでのお越しをお待ちしております!この時期、R80は冬眠中とのことですけれども!

 

OutLoud Motorcycle製サブフレームの取り付けや、ついでのオイルパンガスケットの交換等も承っております。ご相談くださいッ!

 

オマケ

こちらのお客様からのご依頼で、モノサス用Sito製サイレンサーを委託販売しております。使用期間はそれほど長くないそうで、見た目もキレイな中古良品だと思います。購入をご希望の方がおられましたら、メールにてご連絡ください。早い者順で対応させていただきます。ちなみに、取り付けた状態はこんな感じになりますので参考にしてみてください。今がチャンスです!(2018/6/20、売却済み)

R100RS、クラッチ板の点検&交換とアレやコレや。

昨年、フロントフォークのO/Hをご依頼くださった「アレコレしてたら、バラバラになっちゃいまして・・・」というR100RSにお乗りのお客様、その後、どうにか元通りに組み上がったとのご報告もありまして、ETCの取り付けやキャブレターの同調調整なんかもやらせていただいてたんですが、少し前から「なんか最近、クラッチが滑ってきてるような気が・・・」などと意味不明なコトを・・・ハッ!違う、違う!これは大きなビジネスの話じゃあないかッ!イエス!ビーッグ・ビジネースッ!アーンド、アリガターイ コト デースッ!

 

さ、それではさっそく作業に取り掛かりますか。

と、その前に、まずは試乗してみよう!オー!

wait

 

~試乗後~

確かにクラッチが滑りまくっているッ!ような気がしないでもありませんでしたが、クラッチレヴァーの手応えにも違和感がありまくりッ!のような気がしましたので、ソッコーで店に戻って点検することにしました。

ギャー!ケーブルがすんごい曲がっとるー!

RT用のケーブルだったみたいですねー。RS用とは長さが全然違うのが分かると思います。

なので、容赦なくケーブルを交換ッ!取り回しもストレスのないようにッ!

つか、交換しただけでこんだけ遊びができました。ズコー。

それと、ハンドルの角度にも違和感がありましたので、少し下げる方向で調整しています。

ハンドルも右に寄っていましたので

ついでに修正しておきました。ハンドルにもよりますが、ポンチマークがある場合は左右のクランプの内側に見えるのが正解です。

おっし、もう一回試乗してみよう!オー!

wait_wait

 

~再試乗後~

やっぱりクラッチが滑りまくっているッ!ようですので、またまたソッコーで店に戻って点検することにしました。ま、そうなっちゃいますよねー。トホホ。

インプットシャフトの回転がちょっと重い感じがしましたが、今回はトランスミッションはノー・タッチでまいります。

が、クラッチリリースアームのスプリングとダストカヴァーがアレなことになっていましたので、こちらは交換させていただきました。つか、このスプリングってステアリングダンパーのトコロのモノですよね・・・?

フライホウィール奥からのオイル漏れは今のところありませんので、こちらも今回はノー・タッチでまいります。

さて、それじゃあクラッチ板を外しまして・・・って、ボルトに折れた工具が残っていて、まったく緩められないじゃあないかッ!お客様から事前に聞いてはいたけれどもッ!

どうしよ・・・。

kanben

 

~小一時間後~

アレコレやって、なんとか残った工具の先端を

取り除くことができました。ホッ。

ボルトも無事に緩められましたが、正直、あんまりやりたくないー!ヒヤヒヤ、ドキドキして、なんか胃がキュッと・・・イテテ・・・。

と、予定より時間が掛かってしまいましたので、ここからはズババッとまいります。

ズババッとキレイにして

ズババッと点検して

ズババッと新品のクラッチ板に交換します。

あ、外したクラッチ板の厚みを確認したところ、3.5mmしかありませんでした。ズコー。

ちなみに、新品の厚みは6mmで、マニュアルでは使用限度が4.5mmとなっていますので、多少の余裕はあったとしても3.5mmだとキビシイと思います。むしろ、この厚みまでよく持ったんじゃないかと・・・!

で、ズババッとクラッチ周りを元に戻しまして

オイル滲みが気になったブラインドプラグもキレイにして増し締めしたら

トランスミッションもズババッと取り付けて

クラッチの動作を確認します。どうかなー?

wait

ん?クラッチの手応えが・・・全然・・・なーい!どゆことー!

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ブホッ!マジかよ・・・。

ベアリングとスラストワッシャーの順序が逆になってました。ズコー。

正しくは、こうです。3.5mmのクラッチ板を見て油断しちゃいましたが、こんなトコロにも問題があったんですね・・・って、フツー疑わないっつの・・・。トホホ。

写真は撮り忘れましたが、ベアリングとスラストワッシャーだけじゃなく、ピストンのオイルシールも交換しています。つか、プッシュロッドを抜くにはですね・・・その・・・スウィングアームを外さないとですね・・・あの・・・、うわーん!(二度手間)

からの、ビシッっとできました。ドライヴシャフトブーツも新品に交換し、スウィングアームのピヴォット部も抜かりなしッ!です。

そうそう、お伝えしたブローバイホースの取り付け部ですが、こんな感じでオイルが滲んでいました。ココのガスケットはセルモーターを外さないと交換できませんので、別の機会でも良いと思います。セルモーターをBOSCHからValeoに変更するついでに、とか。(さりげない営業)

あとは、かなりくたびれたエアフィルターを交換して

開閉する度に脱落しそうになるシートのヒンジに

クリップを取り付ければ(チャリン♪)

ハイ、できました。

 

ということで、この度はクラッチ周りの点検のご依頼、有り難うございましたッ!予想より手間の掛かる作業になりましたが、無事にクラッチの滑りもなくなりましたので、これでまた安心して走りをお楽しみいただけるんじゃないかと思います。クラッチ板の減り具合を考えればそこそこ走行距離の多い車輌で間違いなさそうですが、試乗した感じエンヂンの調子は悪くありませんでしたし、フツーに走る、曲がる、止まることができていましたから。じゃんじゃん走って、ちょいちょい整備で、まだまだイケちゃいますよー♪また何かお手伝いできることがありましたら、お気軽にご相談を!

 

クラッチ周りの点検&整備&修理も、承っております。ご相談くださいッ!

 

子ガモのR100RS、車検と点検整備と。

またしても昨年の作業のご報告になりますが、チョイチョイご来店くださっていたR100RSにお乗りのお客様からのご依頼で、車検と点検整備をさせていただいておりましたッ!ワォ、ワォ!有り難いことですッ!

 

実はこちらのお客様、お父様も2V-OHVのR100Rにお乗りだそうで、当店を紹介してくださったんですよね~。家族割りはご用意しておりませんが、気合を入れてビシッと作業させていただく所存でありますッ!オッス!

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って、なんスか!このフルカスタムされたR100RSはー!イカスー!いつかモギーもこんなカスタムができるようになりたいんですが、今はフツーの整備しかできませんので、コツコツと作業を進めてまいります。頑張るぞー!

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まずは、右側のホーンがオカシイとのことなので、その点検から。なんか、とても地味な気がする・・・。

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取り外して単体でテストするとプワァーン!としっかり鳴るんですが、左側のホーンと一緒だと左右とも鳴らなくなってしまいます。一体、なぜ・・・?

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どうも、抵抗値がちょっと大きくなっているのが原因のようです。右側だけ中古良品に交換し、左右ともプワァーン!と鳴るようになりました。フゥ、焦るぜ~。

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で、ちょっと心配なのがヘッドライトです。お客様がおっしゃるには、「現行車種のBMW純正仕様なので大丈夫!だと思います!」とのことなんですが、見慣れないヘッドライトに戸惑ったモギー、ソッコーでテスター屋さんを利用することを提案しちゃいました。いや、あの・・・配光が分かりにくくてですね、その・・・光軸が上手くですね・・・テヘヘ。

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てことで、保安部品の点検もできましたので、とりあえず車検に行ってみよー!オー!(ドキドキ)

 

~小一時間後~

テスター屋さんでヘッドライトの光軸を調整してもらったおかげで、無事に一発OKで車検も合格になりました。光量も十分でしたので、このままヘッドライト周りを触らなければ次の車検も問題なく通ると思います。いやー、いつもと勝手が違うのでちょっと緊張しました。ホッ。

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さ、それでは作業に取り掛かるとしますか・・・って、このタイア、太いッ!

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すぐそこに見えているのに、ブレーキキャリパーを逃がすクリアランスがギリギリで、すんなり取り外せないじゃあないかッ!

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えーと、コレをああして、アレをこうして・・・

wait

ハイ、無事にホウィールを外せました。パニアステイとサイレンサーステイを残したままだと、ちょっとした手順が必要なんですかね。フゥ、焦るぜ~。

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ようやく辿り着いたブレーキキャリパーをビシッと整備しまして

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ブレーキフルードも交換します。

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ブレーキペダルと

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シフトペダルもキレイにしてグリスアップしておきました。ただ、ペダルに使用されているベアリングは無給油タイプのモノでしたので、動作の確認だけしています。わずかにゴロついた感じはありましたが、まだまだ大丈夫かと。

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スウィングアームのピヴォット部も点検しています。パラレヴァーの場合、この状態でグリスアップできないのがアレですが、スウィングアームの動作にも異常はありませんでした。

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おっし、リア周りの作業完了ッ!

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お次はエンヂン周りです。ヴァルヴクリアランスはスラスト方向も含めて問題ありませんでしたが、シリンダースタッドボルトを増し締めし、ビシッと調整しています。

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お客様ご自身で変更されたというEME製の点火システムも、点火時期を点検したところ少しズレていましたので

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こちらもビシッと調整しておきました。

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デジタル制御だけあって、かなりの安定感ですね!最大進角も2°進めた設定なので、ヤル気もアップしちゃうんじゃないでしょうか。ウヒヒ。

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キャブレターの同調もそれほどズレている印象はありませんでしたが、アイドリング時のスライドヴァルヴの開き具合がちょっと気になりましたので、スロー系だけ微調整させていただいています。不慣れなFCRのセッティングはイマイチよく分からないので、下から上までキッチリ回るように仕上げるのはお手上げですが、試乗した範囲では気持ち良く吹け上げっていましたので、しっかりセッティングも出ているんじゃないでしょうか。つか、街中でスロットル全開ッ!なんてやったら、大変なコトになっちゃいますが。オホホ。

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スロットルケーブルやブレーキレヴァー、

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クラッチケーブルにクラッチレヴァーも、ビシッとグリスアップしています。

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にしても、このクラッチレヴァー、すんごく操作が軽いですね。ケーブルの遊びの調整はカチカチッとできますし、ベアリング仕様なだけじゃなく、シムまで入ってましたよ!知らなかったので、シムがポロリして焦りましたが・・・。ちなみに、こちらのベアリングも無給油タイプのモノなので、動作の確認だけしています。クルクル~でした。

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オーリンズ製フロントフォークは当店ではお手上げですが、フロントブレーキもビシッと点検&整備しています。お伝えした通り、左右でパッドが異なっており、右側のパッドのほうが減り具合が大きかったです。キャリパーの動作もパッドの残りも問題ありませんので、ときどき気にしていただければと思います。

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そして、シートの開閉動作がちょっと渋いとのことでしたので

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スムースに開け閉めできるように微調整させていただきました。パカパカにッ!なっているッ!

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あ、ガソリンタンクを固定するクリップが片方なくなっていましたので、勝手に取り付けておきました。

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それと、ヘタったセンタースタンドのストッパーも交換しています。なんだろう、なんかとっても地味な気がする・・・。(でも、チャリーン♪)

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ハイ、できました。

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ということで、この度は車検と点検整備のご依頼、有り難うございましたッ!ここまでカスタムされた車輌を触らせていただくのは、いろんな意味でちょっとドキドキしましたが、楽しく走リ続けられるためのお手伝いが少しでもできていれば幸いです。まだまだアレコレ試されたいコトがあるようですので、また何かありましたらお気軽にご相談ください。お客様もおっしゃっていましたが、もう後戻りはできないッ!とモギーも思いますので。ククク。

 

ハデにカスタムされた車輌の車検&点検整備も承っております。ご相談くださいッ!

R100RS、長期不動からの整備&登録作業。(その8)

6月の終わり頃に「15年くらい放置された不動車を買っちゃったんだけど、整備と車検をお願いできるかな?」と突然ご来店くださったお客様のR100RS、少しずつ作業を進めておりました・・・。

 

フロント周りのヘヴィな作業も片付いてついつい鼻歌が出てしまうモギー、ついに車検&登録の日を迎えました。ブ~♪ブヒ~♪ブヒ、ブヒー♪

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と、その前に、お客様から追加でリクエストのあったETCをブヒッと取り付けちゃいます。ブヒブヒ♪

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アンテナは、もちろん当店オリヂナルのステイを使用ッ!(ただのステインレスの板)

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それと、片側のシートヒンヂがありませんでしたので、こちらもブヒッと追加します。ブヒブヒ♪

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ロック&リリース動作もカチッと決まることを確認ッ!もちろん、シートロックのキャップも取り付けているッ!

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長らく取り外していたメーターとハンドルパッドを元に戻し、各インヂケーターの動作も確認すれば・・・

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できました。でも、まだ何があるか分からないッ!ので、ロアーカウルは取り付けないッ!取り付けないィィィ!

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おっし、車検に行ってこよう。

wait

 

~一時間後~

無事に一発で車検も通りまして、新規登録もできました。ヤッタネ!

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が、試乗も兼ねて自走で陸運局へ向かったところ、途中で左側のフューエルコックからガソリンがポタポタ滲んできてしまいまして、結局、左側のコックだけ新品に交換させていただきました。トホホ。

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レヴァーの位置でビミョーに滲んだり止まったりして、なんだかんだで3回やり直したんですが・・・。申し訳ありませんが、ご了承ください。

それと、ガソリンタンクはやっぱりイマイチのようです。アレだけ洗浄してもまだ小さなゴミが出てきてしまい、さっそくキャブレターのフロートチャンバーの底にわずかに溜まり始めていました。オーヴァーフローするほどのゴミではないようですが、このタンクをどうこうするよりも、程度の良い中古品に交換することをオススメします。

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てことで、試乗して車輌も良い感じに仕上がったことが確認できましたので、ロアーカウルとエンヂンガード、そして、あの汚かったパニアケースもッ!キレイにして取り付ければ、作業終~了~。

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つか、このパニアケース、見た目の汚れとは裏腹に左右とも一つの鍵で開閉できますし、あまり使用されていなかったのか、ロック部の動作もかなりしっかりしていました。けっこうな上物だと思いますので、ジャンジャン使っちゃってください。ホント、モギーが在庫で欲しいくらいの良品でした。キーッ!

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なんか汚いおじさん 「モギー、よう・・・やった・・・」

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モギー 「燃えたよ・・・まっ白に・・・燃えつきた・・・まっ白な灰に・・・」

masshiro

(完)

 

~じゃなくて、翌日~

納車するまでがお仕事だったッ!ので、すぐにお客様にご連絡したところ・・・

 

「モギーです。車輌のほうが・・・ハイ、承知しました。ガチャリ」

phone

 

ソッコーで引き取りにきてくださいました。いかがでしょう?こうして見ると、ホウィールはアレですが、なかなか程度の良い車輌に見えますよね?ね?

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で、納車の際のおしゃべりもソコソコに、ブォ~ン♪ブロロ~ン♪と心地良い排気音を残してお帰りになられたのでありました。お気を付けてー!

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ということで、この度は長期不動車の整備と車検&登録のご依頼、有り難うございましたッ!なかなか集中して作業に取り掛かることができず大変お待たせしてしまいましたが、しっかりと作業させていただいたつもりですので、お待ちいただいた分、思いっ切り楽しんでいただければと思います。お伝えした通り、幾つか気になるトコロもありますが、走ってみないと現れない不具合もありますので、しばらくは様子を見ながら走って、走って、走り回っちゃってください。ご近所にお住まいですし、また何かありましたらお気軽にご相談&ご来店を!これからの季節、R100RSはサイコーですよ~。

 

(完)

 

不動車へのETCの取り付けや、不動車のシートの調整、一時抹消された車輌の車検&登録等、諸々承っております。ご相談くださいッ!

R80、キャブレターのO/HとブレーキキャリパーのO/Hと。(その2)

6月上旬に、ちょっと遠方にお住まいのR80にお乗りのお客様からご依頼のあった作業、引き続きご報告させていただきますッ!もう8月も終わりですが・・・、ハズカシー!

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先にご報告したキャブレターのO/Hでも書きましたが、このときのモギーったら、なぜかバタバタと忙しかったらしく(記憶障害)、こちらのお客様の作業ネタを下書きフォルダに入れたまま忘れていたとか、いないとか・・・。

ハァー、忙しー。(尻尾をナメるのに)忙しいわー。ペロペロ。

isogashii

 

と、普段からネタ集めしている動物フォルダのネコ画像を利用して、見苦しい言い訳からなんとか楽しいブログへと演出できたところで、さっそくブレーキキャリパーのO/H作業のご報告とまいります。

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お客様の「ブレーキの利きが悪いわけではないんですが、ちゃんとしておきたくて」という言葉通り、分解時にピストンもすんなり抜けましたので動作に問題はなさそうでしたが

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ピストン内側にヘンなガスケットが付着していました。幸い、ピストンの側面に傷もなく状態は良好でしたので、ガスケットだけキレイに取り除いています。ココにガスケットを使う理由って・・・?

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キャリパーの状態も悪くありませんでしたが、中に白い異物?があったのが気になりました。フルードも汚れていませんし、何が入り込んだんでしょうか。

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また、ブレーキパッドのベースプレートに引っ掻いたような傷がありました。ピストンとの当たりは悪くありませんし、パッドの残りも十分でしたのでそのまま再使用していますが、今後、ブレーキが鳴くようなことがあれば交換したほうがいいかもしれません。(試乗した際に確認していますが、大丈夫そうでした。)

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分解したキャリパーをジャブジャブ&ゴシゴシ洗浄して

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ビシッと組み立てて

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取り回しの悪かったブレーキホースを、タッチの向上も期待してステインレスメッシュのブレーキホースに交換すれば

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できました。イイんじゃあないでしょうかッ!写真はピンボケですが・・・。テヘヘ。

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おっし、ちょっくら試乗へと行ってきますかッ!

wait

 

~試乗後~

エンヂンの調子も良く、ブレーキもしっかり利きましたが、ハンドルが少し振れるような感じがありましたので、ステムベアリングの締め付け具合を調整しておきました。

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ついでに、ハンドルクランプを締め付けるナット(写真右)がイマイチでしたので、足りないワッシャーと一緒に交換しています。意外と、メーターステイのブッシュのトコロに入る大きなワッシャーがなくなってる車輌って多いです。

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さらに、ハンドルパッドのブッシュが雑に対処されてましたので、たまたまあった中古品を取り付けておきました。ニクイなぁ。ほんと、モギーってニクイわぁ。(自画自賛)

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ホイ、しっかり取り付けられるようになりました。つか、スーパーキノコのキーホルダーがキュートですねー!

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モギーにも、かつては「マリオになって冒険したいんだい!」というかわいい少年時代がありました・・・。テンテンテン♪テンテンテ、テレテン♪

super

それが今や、スクリーンを固定するリヴェットが1箇所なくなっていたので勝手に追加したり

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タンクを固定するクリップがなかったので、こちらも勝手に追加したり

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シートカヴァーが一部剥がれていたので、またまた勝手に接着したりと

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丁寧に小銭を稼ぐコトを忘れない、汚れたオトナに・・・。オ~ゥ、ノ~ゥ!でも、チャリン♪チャリーン♪

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・・・。

 

~翌日~

なんとか作業もギリギリで間に合いまして、お客様が息子さんと一緒にR80を引き取りにいらっしゃいました。オーゥ、オヤコデ タンデム トハ イイ デスネー!

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息子 「とうちゃん、良い店だったね!(ブログの更新は遅いけど!)」
父  「そうだな!また来ような!(ブログの更新は遅いけどな!)」

 

てな台詞が聞こえてきそうなほど、仲良しな感じが伝わってきましたよー。ムキー!あ、いただいたモギーの大好きな「きな粉」のお菓子、こちらについてもご報告をせねばなりませんでした。結論から言えば、ペロリでした。以上!

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余談になりますが、以前に武田信玄の生まれ変わりがどうこうと書きましたが、どうやら「きな粉」の生まれ変わりだったみたいです。ダハハ。

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ということで、この度はキャブレターのO/HとキャリパーのO/Hのご依頼、有り難うございましたッ!また、楽しみにしていただいていたブログの更新が遅くなってしまい、申し訳ありませんでしたッ!今回、ちょっと頑張って書いていますので、楽しんでもらえたら幸いです。また、気にされているフロントフォークやドライヴシャフトのブーツについても、今後の課題として覚えておきますので、ご都合の良いときにご相談ください。ちょっと遠いですが、またのご来店をお待ちしておりますッ!

 

ブレーキキャリパーのO/Hや、ステムベアリングの締め付け調整、外装の細々した部品等、諸々承っております。ご相談くださいッ!

R60/7、J&Pカスタム。(その3)

「気軽に乗れるようにしっかりと整備して、ボロボロにヤレた外観でカッコ良く仕上げたいッ!」というR60/7、たっぷりお時間はいただいていますが、少しずつ作業を進めています。

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お客様から「週末、部品を持ち込んでも良いですか?」とのご連絡があり、すでにタイア交換は済ませていますが、持ち込まれた部品をすぐに仮組みできるよう不要なモノも取り外しておきます。

まずはガソリンタンクを外しまして

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フロントフェンダーも取り外します。

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リアフェンダーとサブフレームも外したいんですが、テイルランプとウィンカーへのハーネスがフレームの中を通ってますので

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ちょっと変わったコネクター(しかも抜きぬくい!)を外して

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とりあえず、リア周りをゴッソリ取り外しました。

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外装を取り除いただけなのに、すでに雰囲気が出始めているッ!

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やっぱり、フェンダーがなくなるとタイアのトレッドパターンが強調されますね!イカス!

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あとはお客様の到着を待つばかりです。どんな部品が届くのかしら。

 

~翌日~

てことで、お客様が持ち込まれた米国で入手したというタンクとサブフレーム、シートを仮組みしてみました。オォッ!なんかコレで十分イケてるんじゃないでしょうかッ!

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センタースタンドをちょっと戻すと、こんな感じ。

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斜め後ろから見ても

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真後ろから見ても、カッコイイー!

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このベコベコのタンクが雰囲気ですね~。

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まったく固定できてませんが・・・。

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シートの造りも良いんですが

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現状では位置がまるで合いません。ズコー。

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このくらいピタッとさせたいですね。

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サブフレームも、右側上の穴は1箇所合いましたが

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左側はまるでダメでした。

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精度が全然出てないんですよね。

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リアサスペンションもハの字になっちゃってます。

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右側は2~3mmほどですが

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左側は10mmくらいズラさないと・・・?

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何より、今のままだとリアサスペンションがフルボトムしたときにタイアがフレームに当たっちゃいます。アメリカ人はコレで納得なんでしょうか。

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アメリカ人A 「コイツがテキトーに作ったのさ。オレは見たよ!」
アメリカ人B 「イヤ、コイツがやったのさ。本当だぜ、アーハー?」

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とでも言ってそうな感じですが、見た目はカッコイイんですよねー。お客様もすんごく喜んでましたし。

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それと、こちらの部品もお持ちになりました。

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この錆び付いたリアフェンダーがお客様のツボらしいです。手前のショートタイプのフロントフェンダーも錆びるのを待つとのこと。

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ちょっと変わったエンヂンガードも、やはりこのヤレ具合がツボらしいです。

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くー、やっぱりアカン人やー!(もちろん良い意味で)

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といった感じで、かなり具体的にカスタムの方向性が見えてきました。公道を走れるように仕上げるにはクリアしなければならないことが色々ありますが、時間はたっぷりありますのでコツコツ進めてまいります。お客様だけでなく、モギーも益々楽しみになってきたッ!ウォー!

 

(続く)

 

お持ち込み部品の取り付けの相談も承っております。ご連絡くださいッ!

何を言っているのか。(その6)

先日ご紹介した「何を言っているのか。」のR100RS、さっそく整備と修理を進めています。

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これまでの作業で、トランスミッションから前側の整備&修理が終わったので、リア周りの車検整備の作業を進めていきます。

と、またまたその前に、車検整備の項目としてオイル漏れの点検と清掃を入れていますので、エンヂンとトランスミッションの清掃を行います。

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オイルフィラーのガスケットをO-リングに交換しましたので、もうそんなに汚れることはないと思います。

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プッシュロッドチューブとオイルパンはまだ軽いオイル滲みのようなので、清掃して様子見です。

が、オイルプレッシャースウィッチからと思われるオイル汚れや

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ニュートラルスウィッチからのオイル漏れの跡がちょっと気になります。工場に置いている間、床にちょっとオイルが垂れるくらいだったのであまりヒドくはなさそうですが、このままだと漏れ具合がよく分からないので

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キレイにして、また試乗して確認することにします。

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予算の都合もありますし、また、すでにオイル交換も済ませていますので、そんなに漏れがヒドくなければ次のオイル交換に合わせてスウィッチの交換を検討ということでも良いと思いますが、気になるようであれば早めにオイル交換、スウィッチ交換しちゃいましょう。

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幸い、トランスミッションの奥のほうからの漏れはなさそうでした。ホッ。

ということで、ようやくリア周りの作業に取り掛かったんですが・・・、ドライヴシャフトのオイルが少ないッ!しかも、汚れているッ!

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ファイナルドライヴのオイルは色もキレイで、規定量に近い300mlくらい抜けましたので、ドライヴシャフト側だけオイル交換をサボっていたんでしょうか。うーん、ドライヴシャフトだけでも、ちょっと早めに次のオイル交換をしたいですね。

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ホウィールを外しているので、ファイナルドライヴのスプライン周りも点検します。スプラインの状態も悪くないですし、オイルシールからの漏れもないですね。

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オイルを抜いている間に、リアブレーキの作業を進めます。

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2本サスのリアディスクブレーキって、ホント、整備しにくいですよね。今回は、必要ならO/Hもというご依頼なのでココまで外しますが、車体に残したままだと本当にやりにくいです。オレっちの手が大きいせいもありますが。

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BMW特有?の、このクリップで固定するタイプのピン、嫌いじゃないなんですが(むしろ好き)、コレが錆びて固着しているとなかなか外せないんです。片側は折れて針金で固定されてるくらいですから。

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錆と古く固くなったグリスで苦労しましたが、無事に分解できました。

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マスターシリンダーのピストンを押すレヴァーとピヴォットピンも、この有様・・・。

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ただ、マスターシリンダーはシールからの漏れもなく、状態も良さそうでした。ココのシールはちょっと変わっているので、ダメなら交換するつもりでいましたが、コレならそのままでOKだと思います。ピストンのキットって、かなり高いんですよね。ウレシイッ!

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キャリパーも分解し、

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状態を確認します。錆びやカスがヒドかったフロントのキャリパーに比べ、なぜかとってもキレイでした。リア側だけ過去にO/Hされているのかもしれません。

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てことで、ジャブジャブ、ゴシゴシ洗浄します。

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ブレーキフルードが少ない期間が長かったのか、ダイアフラムのベローズが伸びてますが(重石を乗せてしばらく放置してみます)

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リザーヴタンク内はキレイです。

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古くなるとよく破れるこのダストカヴァーは、程度はイマイチですが中古があったので交換しておきます。

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ブレーキパッドは残量も十分で、変な細工もされていませんので、再使用します。

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しっかりグリスアップして組み立てて、車体に戻します。よく利くブレーキに戻りそうな予感。ムフフ。

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スウィングアームのピヴォット部も、グリスアップして締め付けトルクを点検します。

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そのままホウィールベアリングの点検といきたいところですが、あまりにもホウィールが汚れていたので

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手が入る範囲で頑張ってキレイにしました。ご依頼いただいたお客様のご友人が新しいオーナーになるのですが、初めてのBMW、しかも久しぶりのバイク(現在はスクーター)とのことなので、オマケの作業です。まだ汚れは残ってますが、オマケなのでお許しを!

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ホウィールベアリングもフロント同様、点検してグリスアップします。

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オイルを交換してからホウィールを取り付けて、ブレーキのエア抜きをすれば

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できました。イエス!

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しかし、この2本サスのリアブレーキは、ほんとエア抜きしにくいですね。作業中の姿勢はちょっとアクロバチックなので、このときばかりは「来客?ノー・サンキュー!」って言っちゃいそうです。

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あとは、シートロックのリリースボタンに

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樹脂製のキャップを取り付けて、

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ちょっと干渉するシートロックピンの位置を調整し

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リアフェンダーを元に戻せば

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本日の作業、終~了~。

まだ少しやることは残ってますが、車検整備で行っているリア周りの作業はこのような感じになります。通常、キャリパーの分解まではしませんが、キャリパーとピストンの清掃をしていて問題があれば、分解して点検も行うことになります。

さあ、あとは試乗して、外しているカウルを元に戻せば、いよいよ納車になります。もうちょっと!ゴー!俺、ゴー!ゴー!

 

(続く)

 

しつこいようですが、疎かにされがちな車検整備、ご相談くださいッ!

R100RS、オイル漏れ修理と始動不良の点検。

以前に当店オリヂナルのETC用アンテナステイをお買い上げいただいたお客様、たまたまお近くにお住まいとのことで、今回はプッシュロッドチューブからのオイル漏れの修理をご依頼いただきました。有り難うございますッ!

で、ご来店をお待ちしていたところ、出発直前にセルモーターが回らなくなり、エンヂンが始動できなくなってしまったとのご連絡。結局、当店のトランスポーターで引き上げることになりました。近いことが幸い?しましたが、お客様にとっては嬉しくないトラブルですね。

おっ、アンテナステイもキレイに収まってます。ウレスィ~!

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さて、エンヂンが始動できなくなった原因を探りますか。

 

~数分後~

フューズの接触不良も疑わしかったんですが、原因はバッテリーの+ターミナルの接触不良でした。わずかなナットの緩みでも、セルモーターを回せなくなることがあるんです。端子の接触面をキレイに磨いてしっかり締め付けたら、ちゃんとセルモーターは回るようになりました。

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が、今度はセルモーターが空回りしてクランキングしてくれません・・・。どうも、ソレノイドスウィッチが上手く働いていないようで、アーマチュアコイルが虚しく回っているだけのよう。クランキングできないと火花も飛ばないので、タコメーターも動きません。

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(動画でご覧いただけます。)

てことで、お客様に了解を得て、セルモーターを修理することになりました。

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といっても、在庫しているマグネット剥離対策済みのハウジングに交換したO/H済みのValeo製セルモーターに取り替えるだけなんですが。

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ササッと交換したところ、無事にクランキングしてボボンッとエンヂンも掛かりましたッ!
これで、ようやくプッシュロッドチューブからのオイル漏れ修理に取り掛かれます。せっかくオイル漏れが直っても、エンヂンが掛からないようじゃ始動後の確認もできませんからね。

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ついでに、シートのヒンジ部が緩くなって外れやすかったので、紛失しているクリップの取り付けと同時に

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シートを開いたまま固定するためのブッシュも追加することになりました。

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シート表皮の一部に剥がれもあったので、エンヂンの修理の合間に接着しておきます。

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と、予定外の作業が続きましたが、いよいよプッシュロッドチューブのオイル漏れの修理です。

まずはオイル漏れの状況を確認、洗浄から。お客様が気にされるだけあって、けっこう潤いの強いオイル漏れですね。

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トランスミッション側からのオイル漏れはまだ気にするほどではなさそうですが、

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プッシュロッドチューブから漏れたオイルがオイルパン後方まで伝ってます。オイル消費も、一般に許される1リットル/1,000kmよりも激しいそうなので、けっこうな漏れだったのかもしれません。

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クランクケースとタイミングチェーンカヴァー、オイルフィルターカヴァーの合わせ面からも滲みがありそうなんで、洗浄後、オイルパンと併せてボルトを増し締めしておくことにします。

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オイル漏れの状況も確認したので、シリンダーとピストンを取り外します。

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プッシュロッドチューブのオイルシールが硬くなって変形してます。こりゃ、漏れるわけですね。それに、チューブ自体にも少しずつ漏れたオイルがこんもり堆積してますので、こういう場合はステインレス製のチューブに交換することをオススメしています。

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ステインレス製チューブに交換する際は、チューブを抜く前に元のチューブの挿入具合を良く確認しておきます。

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ステインレス製チューブは同じ深さまで挿入できないこともありますが、なるべく近い深さまで挿入するための目安になりますので。

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また、チューブにあるリング部の位置も確認しておきます。
ステインレス製チューブのリングは圧入されているだけで移動できるので、ズレている場合は元のチューブに合わせます。

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ピストンの状態は良好なものの、カチカチのカーボンがピストントップにたっぷりこびり付いていたので

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シリンダーとともに、頑張ってピカピカにしましたッ!チューブも打ち換えて、眩しいッスね~。

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27,000kmの走行距離なんで、シリンダーのクロスハッチもまだまだクッキリ残ってますし、ピストンとのクリアランスもOKでした。ピストンリングも問題なしで、一安心です。

エンヂン側もキレイに洗浄し、カム山とタペットの接触面も点検します。

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左右ともに異常なしッ!

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オイルフィルターカヴァーの周りなんかもキレイにしておいたので、エンヂン始動後のオイル滲みも見つけやすいですね。どうか、滲ませんようにー。

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フロントカヴァーとトップカヴァーも外しているので、ついでに洗浄しておきました。

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んで、シリンダーとピストンを仮組みしておいて

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シリンダーヘッドも洗浄と点検を行います。

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燃焼室とヴァルヴにもカチカチのカーボンが溜まってますので、

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それなりにオイルを燃やしながら走ってたのかもしれません。オイル消費が激しい理由も理解できますね。

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ただ、まさか右シリンダーヘッドのインテイク側のヴァルヴとヴァルヴガイドに、こんなにガタつきがあるなんてッ!やめて~!

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こちらは、一番ガタつきのなかった左シリンダーヘッドのインテイク側です。
残り2箇所もそんなに酷くなかったので、本来ならそのまま組んでもまあ大丈夫かなという感じなんですが、右側インテイクのガタつきは許容範囲を大きく超えてます。このままだと、せっかくココまでバラして組み上げても、オイル下がりによるオイル消費は激しさを増すだけで、時期をあらためて作業するとなると、また同じ工賃をいただかなくてはなりません・・・。

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ということで、またまたお客様に了解を得て、ヴァルヴガイドを打ち換えさせていただくことになりました。なんだか予想外の作業が増えてしまい、申し訳ありません・・・。

幸い、ヴァルヴのステムに異常な磨耗がなかったので、ビシッとキレイに洗浄して内燃機加工屋さんに届けました。これでヴァルヴも交換なんてことになっていたら・・・、くわばらくわばら。

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2週間ほどでシリンダーヘッドが仕上がる予定ですので、それまでの間は外した部品と車体を保護して、作業待ちです。仕上がり次第、キッチリ組み上げますので、もうしばらくお待ちください。

 

(続く)

 

プッシュロッドチューブのオイル漏れや、シリンダーヘッドの点検とO/Hも、ご相談くださいッ!

長期不動のR80、シート周りとガソリンタンクの取り付け。

ちょっと前に仕入れた長期不動のR80、少しずつ再生に向けて進んでいます。

ようやくシートが入手できたので、今度こそ外装を取り付けて、ビシッと仕上げたいと思います。レッツ・ゴー!ゴー!

届いたシートを確認すると、表皮にちょっと引っ掻き傷?はありますが、走行距離が少なめのためシートスポンヂにしっかり張りが残っていて、まずまずの状態です。

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傷の具合はこんな感じ。そんなに気にならないかな?

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てことで、リアフェンダーをキレイにして取り付けます。

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ウィンカーとテイルランプもキレイにし、テイルカウルも取り付け。

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シートヒンヂは錆が酷かったので

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新品に交換しまた。

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後側は、シートを開けたときに固定してくれるスリーヴも交換してます。

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ジャーン!ようやくシートが付きました!

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シートの開閉動作、ロック&リリース動作もバッチリです。

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リアフェンダーも付いてツールボックスが置けるようになったので、ETC車載器も取り付けます。
イグニッションキーをONにしてETCの動作も確認、ちゃんと動きました。車輌の登録が済んだら、実際にゲートも通過してみよっと。楽しみ~。

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で、これがあの酷かったガソリンタンクの代わりです。

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目立つトコロでは、小さな凹みが2箇所と

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引っ掻き傷が1箇所ありますが、

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タンクの中は錆びも無く、かなり良い状態なんです!しかも、サイドカヴァーやテイルカウルと同色!
実際、タンクの中を洗浄してみてもほとんどゴミが出てきませんでした。通常、タンクを洗浄するとBMW特有の赤茶色の防錆塗料が剥げたものがバラバラ出てくるもんなんですが、このタンクはまったくありませんでした。剥げた防錆塗料はキャブレターのオーヴァーフローの一番の原因ですから、その心配もほとんどないと思います。ラッキー!

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小さな凹みや傷は再塗装すればどうにでもなりますが、タンクの中の状態ばかりはどうしようもありません。こんだけ状態が良ければ、再塗装のベースとしても十分オススメできます。ま、次のオーナーさん次第ですが。

タンクマウントラバーもヘタってたんで、新品に交換します。ここがヘタると、走行中に段差に乗り上げた際などにガタガタッと音がすることがあるので、ゴムが潰れて薄くなっているようなら迷わず交換しちゃいましょう。

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先にO/Hしておいたコック

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しっかり取り付けます。もちろん、漏れも滲みもありません。バンザイ!

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と言いつつ、過去に一度だけ漏れてしまったことがあるんですが・・・。(反省)
本来、丁寧にコックをO/Hして新品のストレーナーを使い、もう一手間加えるだけで、まず漏れることはありません。ココにシールテープを巻いても意味がないので、どうしても漏れが治まらないときはご相談ください。

てことで、ようやくガソリンタンクが乗りました。イエスッ!

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これで外装の作業も終わり、いよいよ登録です。キャー!
あ、その前にやることがあった・・・。

 

(続く)

 

シート周りの作業や、ガソリンタンクの取り付け、フューエルコックの漏れ対策など、ご相談くださいッ!