R100RS、ETCの取り付けとサイドスタンドの取り付けと。

R100RSに乗り始めたばかりというお客様から、「出しやすいサイドスタンドがッ!あと、ETCもッ!」とのご相談がありまして、取り付けさせていただいたのも懐かしい思い出・・・じゃなくて、6月のことでした。確か、とても暑い日だったような気がします。って、よく覚えてませんけど。オホホ。からの、有り難いことですッ!イエース!

 

さ、ドンドコとご報告してまいります。

まずは、いつものシートロックボタンのキャップを勝手に取り付けまして(チャリン♪)

始動時にグッ、ググゥ~とやけに動作が重かったBOSCH製セルモーターも

ギュンギュン回るValeo製のモノに交換させていただきました。あ、かなり汚れていたエアフィルターも新品にしています。(チャリン♪チャリーン♪)

それと、エンヂン前側のオイル滲みはありませんでしたが、点火時期が少し遅れていましたのでビシッと調整しておきました。BOSCH製セルモーターを取り外すにはエンヂンのフロントカヴァーを外す必要がありますので、ついでにできる点検&調整は・・・やっても良いですよね?ね?(チャリーン♪)

てことで、すでにチャリン♪しまくってお腹いっぱいですが、ココからが本番です。在庫している中古ETCと、あらかじめ輸入屋ビーマーさんから取り寄せておいたサイドスタンドを

ドンドコ

ドンドコと取り付けます。

サイドスタンドは、ココのエンヂンマウントボルトを利用して取り付けるんですが、このナットが回らずちょっと焦りました。

こんな感じの取り付けになります。ネジ山もビシッと修正して、ナットもスルスル~♪です。

どうですかッ!

良いんじゃあないでしょうかッ!

と思ったら、センタースタンドを下ろすための突起の先端が干渉していました。ズコー。

なので、グイっと修正しています。ギリ、セーフ!

ハイ、できました。

 

ということで、この度はETCとサイドスタンドの取り付けのご依頼、有り難うございましたッ!ついでに幾つか追加で作業させていただいてしまいましたが、どれもやっておいて良かったと思えるものですので、まずは出しやすくなったサイドスタンドで、じゃんじゃんR100RSをお楽しみください。調子も良さそうですのでしばらくは何もない気もしますが、また何かありましたらご相談を!

 

ETCの取り付けや、社外品のサイドスタンドの取り付け、ついでにアレやコレやの作業も、諸々承っております。ご相談くださいッ!

R100RS、クラッチ板の点検&交換とアレやコレや。

昨年、フロントフォークのO/Hをご依頼くださった「アレコレしてたら、バラバラになっちゃいまして・・・」というR100RSにお乗りのお客様、その後、どうにか元通りに組み上がったとのご報告もありまして、ETCの取り付けやキャブレターの同調調整なんかもやらせていただいてたんですが、少し前から「なんか最近、クラッチが滑ってきてるような気が・・・」などと意味不明なコトを・・・ハッ!違う、違う!これは大きなビジネスの話じゃあないかッ!イエス!ビーッグ・ビジネースッ!アーンド、アリガターイ コト デースッ!

 

さ、それではさっそく作業に取り掛かりますか。

と、その前に、まずは試乗してみよう!オー!

wait

 

~試乗後~

確かにクラッチが滑りまくっているッ!ような気がしないでもありませんでしたが、クラッチレヴァーの手応えにも違和感がありまくりッ!のような気がしましたので、ソッコーで店に戻って点検することにしました。

ギャー!ケーブルがすんごい曲がっとるー!

RT用のケーブルだったみたいですねー。RS用とは長さが全然違うのが分かると思います。

なので、容赦なくケーブルを交換ッ!取り回しもストレスのないようにッ!

つか、交換しただけでこんだけ遊びができました。ズコー。

それと、ハンドルの角度にも違和感がありましたので、少し下げる方向で調整しています。

ハンドルも右に寄っていましたので

ついでに修正しておきました。ハンドルにもよりますが、ポンチマークがある場合は左右のクランプの内側に見えるのが正解です。

おっし、もう一回試乗してみよう!オー!

wait_wait

 

~再試乗後~

やっぱりクラッチが滑りまくっているッ!ようですので、またまたソッコーで店に戻って点検することにしました。ま、そうなっちゃいますよねー。トホホ。

インプットシャフトの回転がちょっと重い感じがしましたが、今回はトランスミッションはノー・タッチでまいります。

が、クラッチリリースアームのスプリングとダストカヴァーがアレなことになっていましたので、こちらは交換させていただきました。つか、このスプリングってステアリングダンパーのトコロのモノですよね・・・?

フライホウィール奥からのオイル漏れは今のところありませんので、こちらも今回はノー・タッチでまいります。

さて、それじゃあクラッチ板を外しまして・・・って、ボルトに折れた工具が残っていて、まったく緩められないじゃあないかッ!お客様から事前に聞いてはいたけれどもッ!

どうしよ・・・。

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~小一時間後~

アレコレやって、なんとか残った工具の先端を

取り除くことができました。ホッ。

ボルトも無事に緩められましたが、正直、あんまりやりたくないー!ヒヤヒヤ、ドキドキして、なんか胃がキュッと・・・イテテ・・・。

と、予定より時間が掛かってしまいましたので、ここからはズババッとまいります。

ズババッとキレイにして

ズババッと点検して

ズババッと新品のクラッチ板に交換します。

あ、外したクラッチ板の厚みを確認したところ、3.5mmしかありませんでした。ズコー。

ちなみに、新品の厚みは6mmで、マニュアルでは使用限度が4.5mmとなっていますので、多少の余裕はあったとしても3.5mmだとキビシイと思います。むしろ、この厚みまでよく持ったんじゃないかと・・・!

で、ズババッとクラッチ周りを元に戻しまして

オイル滲みが気になったブラインドプラグもキレイにして増し締めしたら

トランスミッションもズババッと取り付けて

クラッチの動作を確認します。どうかなー?

wait

ん?クラッチの手応えが・・・全然・・・なーい!どゆことー!

honto_kanben

ブホッ!マジかよ・・・。

ベアリングとスラストワッシャーの順序が逆になってました。ズコー。

正しくは、こうです。3.5mmのクラッチ板を見て油断しちゃいましたが、こんなトコロにも問題があったんですね・・・って、フツー疑わないっつの・・・。トホホ。

写真は撮り忘れましたが、ベアリングとスラストワッシャーだけじゃなく、ピストンのオイルシールも交換しています。つか、プッシュロッドを抜くにはですね・・・その・・・スウィングアームを外さないとですね・・・あの・・・、うわーん!(二度手間)

からの、ビシッっとできました。ドライヴシャフトブーツも新品に交換し、スウィングアームのピヴォット部も抜かりなしッ!です。

そうそう、お伝えしたブローバイホースの取り付け部ですが、こんな感じでオイルが滲んでいました。ココのガスケットはセルモーターを外さないと交換できませんので、別の機会でも良いと思います。セルモーターをBOSCHからValeoに変更するついでに、とか。(さりげない営業)

あとは、かなりくたびれたエアフィルターを交換して

開閉する度に脱落しそうになるシートのヒンジに

クリップを取り付ければ(チャリン♪)

ハイ、できました。

 

ということで、この度はクラッチ周りの点検のご依頼、有り難うございましたッ!予想より手間の掛かる作業になりましたが、無事にクラッチの滑りもなくなりましたので、これでまた安心して走りをお楽しみいただけるんじゃないかと思います。クラッチ板の減り具合を考えればそこそこ走行距離の多い車輌で間違いなさそうですが、試乗した感じエンヂンの調子は悪くありませんでしたし、フツーに走る、曲がる、止まることができていましたから。じゃんじゃん走って、ちょいちょい整備で、まだまだイケちゃいますよー♪また何かお手伝いできることがありましたら、お気軽にご相談を!

 

クラッチ周りの点検&整備&修理も、承っております。ご相談くださいッ!

 

トゥーヤングなR100RS、セルモーターの交換とリアブレーキディスクの交換と。

これまでにキャブレターとブレーキの整備をご依頼くださっていたトゥーヤングなR100RSにお乗りのお客様、今回は「エンヂンの始動性がすごく悪いんですけど・・・あと、やっぱりリアブレーキも・・・」とのことでご来店にッ!え?良いんですか?その・・・けっこう高額な作業に・・・あの・・・お財布にご負担が・・・からの、有り難いことですッ!やりましょう!やっちゃいましょう!

 

そう、依頼人からの仕事はキッチリこなす、それがゴル・・・じゃなくて、モギーモータースなのです。そして、請求書のコトはあとで考えれば良いのです。もし依頼人がゴネるようなら・・・

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消してしまえば良いのです。ズキュゥーンンン・・・

 

と、モギーの非情な一面も垣間見えたところで、さっさと作業に取り掛かります。

まずは、バッテリーをちょくちょく充電しても始動性が悪いとお悩みですので、セルモーターを交換・・・って、ハーネスが遊んでるのが気になるー。

以前の所有者がテキトーにメインハーネスを脱着?交換?しているみたいですね。あとで少しだけキレイにまとめておきます。つか、コレって気にならないものなんでしょうか・・・?

気を取り直しまして、セルモーターを取り外します。ほんと、寒くなってくるとBOSCH製のモノをお使いのお客様からの始動不良のご相談が増えますね。バッテリーの充電は「寒くなってバッテリーの元気がなくなる前に、夏場からこまめに!」行っておくと、冬になっても始動不良を少しは避けられると思います。駐輪場所が充電できる環境にある方は、是非、お試しください。

つか、こちらの車輌はEME製のエンデュララストオルタネーターに交換されているんで、本来であればバッテリーをこまめに充電する必要もないハズなんですが、どうも発電状態がイマイチなんですよね・・・。テスターで調べたところ、レギュレーターもアレっぽいですが、マグネットローターも疑わしい気がしました。お伝えした通り、とりあえず純正に戻してみたほうが良いかもしれません。

で、セルモーターを外したついでに、使われていないダイオードボードマウントを

取り外しておきました。ボロボロのマウントが残っていると、なんか気になっちゃいますので。

ハイ、Valeo製セルモーターに交換できました。これでもう、ちょっとバッテリーが弱ったくらいでも始動不良に悩まされることはないッ!のではないかッ!と思います。

あ、エアフィルターがかなりお疲れのご様子でしたので、このタイミングで交換させていただきました。意外とお高い部品ですが、お許しください。

同時に、スロットル操作が少し重いのが気になっていましたのでケーブルを点検したところ

中のワイアが数本切れているじゃあないかッ!ガビーン!となっておりまして、こちらも交換させていただきました。コレは、遅かれ早かれ必ずトラブルの原因になりますので!なりますのでー!お許しをー!

幸い、スロットルのギアの状態は良好で、けっこう軽~い操作感になったんじゃあないかッ!と思います。なので、やっぱりお許しをー!

それと、前回は気付きませんでしたが、スウィッチを固定するネジが長いモノになっていてグラついていましたので、中古のネジに交換しておきました。フフフ。

おっし、あとは同調をビシッと取れば前半戦も終~了~。

続きまして、前回の作業でもお伝えしていたリアのブレーキディスクの交換とまいります。

ズババッとホウィールを外しまして

あらかじめ取り寄せておいたディスクに交換ッ!こちら、純正品ではありませんがBREMBO製のOEM品になりますので、よろしいのではないかとッ!ピカピカで眩しー!

ほいさっさー!

ちなみに、前回、フロント側から使い回したブレーキパッドはご覧の通り・・・。一部に深い削れがあるのを見れば、あの磨耗したディスクに新品のパッドを使わなくて正解だったと思います。ナイス判断!ナイス判断よ、モギー!てことで、今回は新品を使用しますが・・・またまたお許しをー!

あと・・・その・・・(お財布に)追い討ちを掛けるようで・・・非常にアレですが・・・

タイアもそろそろ(とっくに)交換時期に来ておりますので・・・心のご準備を・・・って、なんでモギーが言わなきゃなんないのー!うわーん!

リアサスペンションも抜けてるしー!うわーん!

でも、しょうがないのです。心優しいモギーの目は、それはそれは厳しいのです。オホホー!

そうそう、エンヂンマウントのナットも緩んでいましたので、ギューッと(規定トルクで)締め付けておきました。お客様がエンヂンガードを外された際の締め付けが甘かったんだと思いますが、ココは大事なところです。ご注意を!ちなみに、2本サス、モノサス、パラレバーで締め付けトルクは異なりますので、ご自身で作業される方もご注意ください!

ハイ、できました。

 

ということで、この度はセルモーター交換とブレーキディスク交換のご依頼、有り難うございましたッ!ついでにアレやコレや作業させていただいてしまい、お客様のHPをかなり削ってしまったかもしれませんが、薬草かホイミで回復されましたら、またイオナズンさせていただければと思います。それまでに、モギーもラリホーにてビシッと準備しておきますので!次回は、タイア交換でパルプンテでしょうか。またのご依頼をお待ちしておりますッ!(テキトー)

 

始動がイマイチなBOSCH製セルモーターの交換や、磨耗したブレーキディスクの交換、ついでにアレやコレやの作業も、諸々承っております。ご相談くださいッ!