ちょっと前に仕入れた長期不動のR80、少しずつ再生に向けて進んでいます。
シリンダーヘッドが内燃機屋さんから戻ってきたので、いよいよエンヂンを組み立てます。
2週間ぶりに再会したシリンダーヘッド、
打ち換えたヴァルヴガイドが眩しいッス。
シートカットもバッチリです。
ヴァルヴはこんな有様でしたが・・・
再利用可能な状態だったので、フェイス研磨してもらって復活です。
プッシュロッドチューブの収まる穴も
キレイになりました。
カムの当たり面も確認しておきます。
良い状態ですね。
反対側も
バッチリです!
なのに、タペットは全滅・・・。
幸い、中古良品があったので交換しておきました。
けっこう、こんなふうに虫食い状態になっている車輌は多いですね。
開けてみないと分からないトコロですが、一度できたピッチングによる傷は、成長することはあっても小さくなることはありません。プッシュロッドのオイル漏れの修理のついでなんかに、確認することをオススメします。
ピストンリングは新品に交換するので、合口隙間も確認します。
3本とも、規定値内にビシッと収まってました。
てことで、ピストンとシリンダーをクランクケースにを取り付け。
このとき、ピストンの向きを忘れずに確認します。ガスケットも表裏に注意です。
あらかじめヴァルヴとヴァルヴスプリングを組んでおいた(写真撮り忘れ)シリンダーヘッドと、状態を確認しておいたロッカーアームを取り付けて、
フライホウィールを上死点にして
ヴァルヴクリアランスを調整してやれば、
エンヂンの組み立て終了です!
なんか良いエンヂンになりそうな予感。ニヤリ。
もう少しでエンヂンを始動できるかな。楽しみ~!