R65(2本サス)のダイナコイルの取り付け方法を紹介します。
![DSC_0009](https://i0.wp.com/mogi-motors.com/wp-content/uploads/2015/06/00681-300x225.jpg?resize=300%2C225&ssl=1)
初めに、イグニッションキーがOFFになっていることを確認し、ガソリンタンクを外します。R65(2本サス)は前後にコイルがあります。
![DSC_0006](https://i0.wp.com/mogi-motors.com/wp-content/uploads/2015/06/00011-300x225.jpg?resize=300%2C225&ssl=1)
前側コイル
後側コイル
前側のコイルから端子を抜き、コイルを取り外します。配線は「黒(太)」、「黒(細)」と「黒/黄」の3種類あり、ダイナコイルへ交換する場合は「黒/黄」は使用しません。
![DSC_0020](https://i0.wp.com/mogi-motors.com/wp-content/uploads/2015/06/00051-300x225.jpg?resize=300%2C225&ssl=1)
「黒(太)」はエンヂン上部からの配線で、ポイントからの点火信号(電流の断続)になります。「黒(細)」はタコメーターに繋がっていて、点火信号をメーターに送ってます。
![DSC_0024](https://i0.wp.com/mogi-motors.com/wp-content/uploads/2015/06/00071-300x225.jpg?resize=300%2C225&ssl=1)
また、コイルを取り外すと、コイルに共締めされていた「茶」のハーネスが現れます。コイルからボルトとワッシャーを外して再利用し、
![DSC_0088](https://i0.wp.com/mogi-motors.com/wp-content/uploads/2015/06/00231-300x225.jpg?resize=300%2C225&ssl=1)
付属のM5ナットとワッシャーで「茶」のハーネスをフレームにしっかりと固定します。
![DSC_0096](https://i0.wp.com/mogi-motors.com/wp-content/uploads/2015/06/0025-300x225.jpg?resize=300%2C225&ssl=1)
続いて、後側のコイルから端子を抜き、コイルを取り外します。配線は「緑」と「黒/黄」の2種類あり、ダイナコイルへ交換する場合は「黒/黄」は使用しません。
![DSC_0022](https://i0.wp.com/mogi-motors.com/wp-content/uploads/2015/06/00061-300x225.jpg?resize=300%2C225&ssl=1)
後側のコイルを取り外したら、外したボルトとワッシャーを再利用してステイを取り付けます。
![DSC_0037](https://i0.wp.com/mogi-motors.com/wp-content/uploads/2015/06/00081-300x225.jpg?resize=300%2C225&ssl=1)
また、取り外したコイルから端子を1個外し、キレイに磨きます。
![DSC_0044](https://i0.wp.com/mogi-motors.com/wp-content/uploads/2015/06/00091-300x225.jpg?resize=300%2C225&ssl=1)
この外した端子をダイナコイルの片側に再利用し、
(写真の向きを参考にしてください。)
![DSC_0045](https://i0.wp.com/mogi-motors.com/wp-content/uploads/2015/06/00101-300x225.jpg?resize=300%2C225&ssl=1)
ダイナコイルを付属のボルト、ナット、ワッシャーでステイに取り付けます。
![DSC_0003](https://i0.wp.com/mogi-motors.com/wp-content/uploads/2015/06/0033-300x225.jpg?resize=300%2C225&ssl=1)
「黒(細)」のハーネスは長さが足らないので、延長ハーネス(仕上がり寸法で約230mm)を作ります。
![DSC_0066](https://i0.wp.com/mogi-motors.com/wp-content/uploads/2015/06/00161-300x225.jpg?resize=300%2C225&ssl=1)
![DSC_0065](https://i0.wp.com/mogi-motors.com/wp-content/uploads/2015/06/00151-300x225.jpg?resize=300%2C225&ssl=1)
延長した「黒(細)」のハーネスを、コネクターに繋がるハーネスの束でできた輪の中に通します。こうすることで、ハーネスがフレームなどに干渉するのを防ぐことができます。また、使用しない「黒/黄」のコネクターも輪の中に収めておきます。
![DSC_0027](https://i0.wp.com/mogi-motors.com/wp-content/uploads/2015/06/0027-300x225.jpg?resize=300%2C225&ssl=1)
延長した「黒(細)」のハーネスと「黒(太)」のハーネスを適当なゴムチューブでまとめます。
![DSC_0035](https://i0.wp.com/mogi-motors.com/wp-content/uploads/2015/06/0029-300x225.jpg?resize=300%2C225&ssl=1)
こうすることで、ハーネスがエンヂン上部のカヴァーに干渉するのを防ぐことができます。
![DSC_0052](https://i0.wp.com/mogi-motors.com/wp-content/uploads/2015/06/0032-300x225.jpg?resize=300%2C225&ssl=1)
「緑」のコネクターをダイナコイルの分岐していないほうの端子に、
![DSC_0007](https://i0.wp.com/mogi-motors.com/wp-content/uploads/2015/06/0026-300x225.jpg?resize=300%2C225&ssl=1)
「黒(太)」と「黒(細)」のコネクターを分岐しているほうの端子にしっかりと差し込みます。
![DSC_0038](https://i0.wp.com/mogi-motors.com/wp-content/uploads/2015/06/0030-300x225.jpg?resize=300%2C225&ssl=1)
プラグコードの取り回しが変わりますので、複雑にならないように取り回しを変更し、ダイナコイルに差し込みます。
![DSC_0047](https://i0.wp.com/mogi-motors.com/wp-content/uploads/2015/06/0031-300x225.jpg?resize=300%2C225&ssl=1)
また、後側でも使用しない「黒/黄」のコネクターをハーネスの束でできた輪の中に収めておきます。
![DSC_0059](https://i0.wp.com/mogi-motors.com/wp-content/uploads/2015/06/00131-300x225.jpg?resize=300%2C225&ssl=1)
これで取り付けは完了です。実際にエンヂンを掛けて始動テストをします。問題なくエンヂンが掛かればOKです。ガソリンタンクを元に戻して作業終了です。
注意!
「黒(太)」のハーネスは端子まで届く長さが十分あると思いますが、もし足りない場合は、無理に引っ張ったりせずに延長ハーネスを作って対応してください。ハーネスが破損すると、エンヂンが始動できなくなる恐れがあります。
![DSC_0052](https://i0.wp.com/mogi-motors.com/wp-content/uploads/2015/06/00111-300x225.jpg?resize=300%2C225&ssl=1)
注意!
「黒(太)」のハーネスと延長した「黒(細)」のハーネスは、必ず適当なゴムチューブ等で保護してください。エンヂン上部のカヴァーと干渉してハーネスが破損すると、エンヂンが始動できなくなったり、タコメーターの針が動かなくなったりする恐れがあります。
![DSC_0056](https://i0.wp.com/mogi-motors.com/wp-content/uploads/2015/06/0012-300x225.jpg?resize=300%2C225&ssl=1)
取り付け作業も承っております。ご相談くださいッ!