長期不動のR80、現状把握。(その3)

ちょっと前に仕入れた長期不動のR80、少しずつ再生に向けて進んでいます。

エンヂン腰上を分解できたので、さっそく洗浄してみました。
まずは、シリンダーヘッドから。

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あの燃焼室が・・・

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かなりキレイになりました!

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もちろん、反対側もピカピカです。

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錆が回っていたインテイクポートも、ココまでキレイになりました。
あともう一息です。

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イグゾウスト側は問題なし、ピカピカです。

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続いて、シリンダーも。

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38,000kmの走行距離を考えると、この状態はさずがBMWですね!

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ついでなので、プッシュロッドチューブも抜いて

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moto-binsで取り扱っているステインレス製のチューブに交換しときました。
プッシュロッドチューブがキレイになると、印象も違ってきますね。

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で、フランヂナットの取り付け部分もネジ山も修正しておきました。
右側のダメーヂはまだマシなんですが、

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左側は修正してもかなり傷んでます。

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なんとかフランヂナットはスムースに回るようになりましたが。

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よく見ると、締め付ける方向にネジ山が潰されています。
フランヂナットの取り付け部分にダメーヂのある車輌は意外と多いですが、正しい取り扱いをすればココまでヒドくなることはそうそうないです。
無理やり締め付けたり、強引に外そうとしたりせず、壊す前にディーラーや専門店に相談してくださいね。

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さ、シリンダーヘッドを内燃機屋さんに出そっと。

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まだまだこれからッス。

 

(続く)

 

長期不動車やテキトーに整備されていた車輌には、要注意ッ!

長期不動のR80、現状把握。(その2)

ちょっと前に仕入れた長期不動のR80、少しずつ再生に向けて進んでいます。

ガソリンタンクとキャブレターの状態からも、エンヂン腰上は開けないとマズそうなので、重い腰を上げて頑張ります。

いきなりの洗礼です。
イグゾウストパイプのフランヂナットが回りません。こりゃ、割って外すしかないですね。

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マジかよ・・・、まだほとんど回してないんスけど!

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反対側はまだマシな状態でした。

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なんとかシリンダーヘッドの取り外しに成功したものの、

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やっぱりココにも錆が回ってます。

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ヴァルヴを外せばこの通り。

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もちろん、ヴァルヴもこの有様。ヴァルヴガイドにもガタが出てました。

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続いて、シリンダーとピストンを取り外します。

どうやら、左側のシリンダーは一度開けられているようですね。黒いガスケットが塗られています。

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プッシュロッドチューブにオイル汚れが堆積してます。

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ガーン。やっぱり、ココにもガスケット塗ってますよね。

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それでも、シリンダーの状態は良さそうです。クロスハッチがこんなにクッキリ!

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ピストンも汚れはヒドイですが、傷はほとんどなさそうです。

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ロッカーアーム周りも取り外して確認します。

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スリッパー部の状態は良好でした。意外と、このエンヂンは当たりかも?
タペットは全滅でしたが・・・。

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ちゃんと元通りになるかしら?

 

(続く)

 

長期不動車には、本当に要注意ッ!