謎のR65? アレやコレや。(その3)

先日ブログのネタにしたモギーが足を向けて寝れない&当店のステマ担当のお客様の謎のR65(2本サス)、ゴリゴリと作業を進めています。

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前回、作業終了間際に発電できていないことに気付きましたので、引き続き作業を進めます。まずは、お客様が切断しまくった配線を整理しまして

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代用品のチャーヂランプで動作を確認します。オォ!しっかり点灯&消灯しているッ!発電電圧も13V後半まで上昇ッ!コレで直ったも同然ッ!

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(動画でご覧いただけます。)

ピュー!

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またか・・・。

kanben

 

~数十分後~

今回、エンヂン周りの作業のついでに、お客様から「黒いオイルフィルターに交換したいんス。赤はちょっと恥ずかしいんス。」とのご相談があり、お持ち込みのモノに交換したんですが、やっぱりこのオイルフィルターでも耐えられないみたいです。

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なので、お客様がパニアケースに入れていた予備のBOSCH製フィルターに再度交換します。ちょっと色が恥ずかしいかもしれませんが、もう諦めてください。モギーも、もう耐えられません・・・。

心が・・・折れて・・・しまいました・・・。

guttari

 

~二日後~

心の傷も治り、注文していたインヂケーターランプも届きましたので

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さっそくヘッドライトケースに穴を開け、取り付けます。取り付け位置はモギーにお任せとのことなので、とっても緊張するー。ドキドキ。

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できました。アレレ?この感じ、ドコかで・・・?

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「大気が・・・大気が怒りに満ちておるッ!」

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ゴゴゴ・・・

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と、悪ふざけはともかく、良いんじゃあないでしょうかッ!省略していたオイルプレッシャーやハイビームのインヂケーターもバッチリ動作しています。イエス!

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(動画でご覧いただけます。)

てことで、作業終~了~。長かった・・・長かったー!

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それにしても、完全にR65に見えなくなってしまいましたね。ククク。

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ということで、この度はスポークホウィール化やエンヂン周りのO/H、アレやコレやの作業ご依頼、有り難うございましたッ!ご相談を受けてから大変お待たせしてしまい本当に申し訳ありませんでしたが、お客様好みのナイス・マスィーンに仕上がったと思います。しばらくは慣らし走行をお楽しみいただき、時期が来ましたらいつものようにブォン!ブォン!とブン回しちゃってください。1,000km走行後の点検&調整でのご来店、お待ちしておりますッ!

 

誤って省略してしまったインヂケーターの取り付けも承っております。ご相談くださいッ!

 

オマケ

Wディスク化のための右側のキャリパーは、後日、O/Hしておきます。段取りが悪くブレーキホースの手配に時間が掛かかってしまい申し訳ありませんが、ご了承ください。つか、ちょっと疲れが出ておりますので、一息つかせてください。つかせてくださいッ!

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謎のR65? アレやコレや。(その2)

先日ブログのネタにしたモギーが足を向けて寝れない&当店のステマ担当のお客様の謎のR65(2本サス)、ゴリゴリと作業を進めています。

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シリンダーヘッド周りの作業が終わりましたので、続いて「ちょっとフロントカヴァーからの音がカチャカチャと気になるんス。」とのことで、タイミングチェーンの交換です。オルタネーターやポイントなんかを取り外し

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タイミングチェーンカヴァーまで外せば

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あとは新しいチェーンに交換するだけです。実際にはけっこう手間の掛かる作業ですが、手順は当店在庫のR100RSでやった作業とほぼ同じなので省略しちゃいます。コレも、楽しくブログを書くためのテクニックです。ヌフフ。

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外したタイミングチェーンカヴァーは

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ボルトやエンヂンガードのステイなんかと一緒にピカピカに洗浄しておきました。

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ポイントが収まっているケースもかなり汚れていましたので

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ビシッとキレイにしておきました。清掃ついでに点検したところ、ポイントの状態が良くなかったのでコンデンサーと一緒に交換しています。もちろん、ポイントギャップは規定値に調整済みです。

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ちなみに、ポイントの状態はこんな感じで

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凸凹になっちゃってました。

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で、外した部品を元通りにすればOKです。

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せっかくなので、セルモーターも取り外し

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クランクケースの上側もキレイにしておきます。

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ブローバイガスに含まれるオイルミストが多かったのでブリーザーヴァルヴも点検しましたが、特に問題はありませんでした。

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セルモーターを元に戻し、しっかり固定します。このまましばらくキレイでありますように。(願い)

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あ、エアフィルターがかなり汚れていましたので、この機会に交換しておきました。

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さらに、ガスケットがこんもり盛られていたオイルラインのブラインドプラグも、ビシッと修正しています。これで、オイル滲みやオイル漏れはほとんどなくなるかと。どうかな~?

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サイドスタンドもキレイにし、グリスアップして取り付けます。(このあとイグゾウストパイプを取り付ける際に、また取り外すハメに・・・。)

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そして、ココでリアホウィールが登場!オ~ゥ、カッコイイー!

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ブラスト済みのフランヂナット!ネジ山にはアンチシーズ!イグゾウストパイプも心なしかキレイになったよう!

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サイレンサーのクランプも、たまたま在庫していたステインレス製のモノに交換ッ!

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頑張って磨いたサイレンサーもピカピカしているッ!

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やってやったぞッ!ウウゥリィィィ!

uuurrrryyy

と、ちょっと声を出したくなるほどの達成感とともに、できましたー。フゥ~、長かった・・・。

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ついでに、右側のエンヂンガードがモノサス用で、ステイも手作りのモノが使用されていましたので、2本サス用のモノに交換しておきました。

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それと、以前に取り付けさせていただいたキックレヴァーのストッパーがフレームが見えるほど傷んでいましたので

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より厚みのあるモノに交換しています。作業した者としては嬉しい限りです。ですが・・・、ですが!どんだけキックしたんですか!お客様のアホー!(もちろん、良い意味で)

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そうそう、追加でリクエストのあったヘラーソケットも、たまたま中古品がありましたので取り付けておきました。

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んで、いよいよココでフロントホウィールも登場!オ~ゥ、カッコイイー!

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(動画でご覧いただけます。)

キャー!あともう少しで作業終了ー!ウレスィー!

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ココで、イケメンはふと思い出しました。

 

「そういえば、コチラのR65もチャーヂランプがなかったけど、まさかアレみたいなことは・・・?」

hatena

 

ビンゴかよ!

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てことは、まだ続くのね・・・ガックシ。

wait

部品が届くまでの間、取り付けたばかりのヘラーソケットを利用して充電しておきます。さっそく大活躍ですなぁ。

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つか、半年以上、2,000km以上も発電せずに走り続けられていたとは、意外とバッテリーって持つんですね。キックでエンヂンを始動していたおかげもあると思いますが、けっこう夜間も走られていましたし、かなりギリギリの状態ではあったみたいですけど。実際、当店での作業後にはセルモーターでの始動は困難でしたから。オホホ。

バリバリ発電できるようにしますので、もうしばらくお待ちください。それにしても、ますますR65に見えなくなってきましたね。ククク。

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(続く)

 

タイミングチェーンの交換からポイントの交換、ホウィールの交換やオイル滲み&オイル漏れの修理、ヘラーソケットの取り付け等、諸々承っております。ご相談くださいッ!

謎のR65? アレやコレや。

先日ブログのネタにしたモギーが足を向けて寝れない&当店のステマ担当のお客様のR65(2本サス)、以前からカスタムと整備のご相談をいただいておりましたが、ようやくモギーの準備が整いまして、車輌をお持ち込みになられました。本当にお待たせしてしまい、申し訳ありませんでしたッ!からの、有り難いことですッ!ウォー!

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実は、年明けに「スポークホウィール化したいですッ!」とのお話があり、すぐに必要な部品を手配したものの、「フロントは18インチのままでッ!」などとおっしゃるものですから、レアなサイズ(18インチ、40穴)のアルミリムが届いたのが6月でして

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しかも、18インチ用のステインレス製スポークがないため、現物合わせで19インチ用スポークを短縮加工して組み上がったのが入庫日直前という・・・。

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予想外にモギーが忙しくさせていただいていたせいもありますが、なんとも時間の掛かる準備となってしまいました。お客様が予備でご用意していたシリンダーヘッドも、いつもなら内燃機加工屋さんから戻ってくる2週間が待ち遠しいところですが、とっくにO/Hされて2ヶ月間も放置プレイ・・・。

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それでも、

 

「ほかのお客さんを優先してくれて構いませんからッ!」

 

だって!もう、どうにでもして・・・。ズキュン!ズキューン!

anago

モギー、頑張るでありますッ!

arimasu

 

てことで、さっそく作業に取り掛かりましたが・・・イグゾウストパイプのフランヂナットが変形していて工具が掛からないッ!

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なんとかフランヂナットを緩めたものの、ネジ山にもダメーヂがッ!

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こっちも!ガビーン!

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こりゃ、交換ですね・・・。

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で、サイレンサーを外そうと思ったら

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アレレ?左右が逆に取り付けられているッ!つか、なんで今まで気付かなかったのかッ!

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サイレンサーステイの新しさを見ると、どうやらこのステイを交換した際に左右を間違えたみたいですね。取り付けるときに直しておきます。

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フゥ、まだ本格的な作業に入っていないのに、色々ありますねー。

エンヂン周りのオイル滲みもなかなかアレですが

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今回の作業でビシッと止めてみせましょう。ヘンなガスケットが盛られたオイルラインのブラインドプラグも・・・なんとかします!

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ただ、以前にトランスミッションをO/Hさせていただいたときにこの辺のオイル滲みはしっかり直したはずなんですが、ちょっと気になる汚れ方です・・・。

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原因はココ、ブリーザーヴァルヴからのオイルじゃないかと疑っているんですが、果たして・・・?

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さて、エンヂンの汚れ具合も確認できましたので、いよいよ作業です。頑張るぞー!オー!

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って、いきなりコレかー。

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めげずにジャンジャン取り外します。

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汚れはアレですが、コンロッドやカムシャフトには異常は見られませんでしたので

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ビシッとキレイにして

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O/H済みのシリンダーヘッドを取り付ければ

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バッチリです。シリンダーとピストンは、予想通りクリアランスが規定値ギリギリでしたので、在庫車輌に使うつもりで用意していたモノと交換しています。

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また、タペットの一つだけ状態が悪かったので、中古良品と交換しておきました。

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良いんじゃあないでしょうかッ!

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引き続き作業を進めますので、もう少しお待ちください。それにしても、元々はこんな感じだったハズなんですが、見れば見るほどR65に見えなくなってきましたね。ククク。

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(続く)

 

スポークホウィールの組み立てや、タイア交換、シリンダーヘッドのO/H等、諸々承っております。ご相談くださいッ!

西方(愛知)から、トランスミッションのO/H。

またまた遠方のお客様から、「1速、2速でゴロゴロと音がッ!するんですッ!」とのご相談があり、トランスミッションのO/Hのご依頼がッ!オ~ゥ、アリガタイコトデースッ!

それにしても、トランスミッションからゴロゴロと音がするとは・・・なんとも奇怪な話です。中にネコでも入っているんでしょうか。ゴロゴロニャー。

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さっそく届いた荷物を確認します。果たしてネコは・・・

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ん?コイツは・・・産業廃棄物じゃあないかッ!ダマされたー!

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なーんて、トランスミッションですよね。さて、ネコはどこかしら?

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などどと、おふざけしてる場合じゃないので、さっさと作業に取り掛かります。

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カヴァー側にけっこうなスラッヂが溜まっていますが

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ケース側はそれほどでもないです。ネコもいませんでした。(ガックシ)

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ネコがいないと分かれば遠慮はしないッ!ジャブジャブ洗浄してやるッ!

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なかなかの汚れでしたがピカピカになりました。やっぱり、オイル汚れでコーティング?されているとキレイになりやすいですね。ボルトなんかも一緒に洗浄しておきました。

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取り外した部品も点検します。

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各シャフトのギアはどれも問題はありませんでしたが、ベアリングのアウターレースの外周にちょっと焼けたような跡がありました。動きも少し渋かったです。

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シフトフォークと

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シフトプレートの状態は良好で、特に問題なさそうでした。

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てことで、ベアリングを交換します。

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外したベアリングですが、やはりどれも動きは渋くなっていました。中でも、1個だけハッキリとゴロゴロした感触のモノがあり、おそらくコレがお客様がおっしゃっていた異音の原因だったのではないかと思います。

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(動画でご覧いただけます。)

ちなみに、新品だとこんな感じです。クルクルー。

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(動画でご覧いただけます。)

シフトプレートも分解&点検します。

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定番のリターンスプリングと樹脂製のローラーだけ交換しておきました。スプリングにはそれほどダメーヂもなかったです。

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そして、シャフトとシフトプレートをケースに戻します。

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つか、取り付ける際にケースを100℃くらいまで温めるんですが、この時期は非常にキツイのでありますッ!まるで減量中のボクサーのよう・・・。

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ちなみに、こちらは減量に失敗したマンモス西選手。モギーと同じく、うどん好きみたいですね。

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そんなコトはどうでも、ケースが冷えるのを待ってビシッとシム調整しまして

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カヴァーをパコンと取り付けます。(このときもカヴァーを100℃くらいまで温めています・・・。)

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あ、アウトプットフランヂですが、勘合部に1箇所、少し当たりの弱いトコロがありましたが、特に問題にならないと思いますので、そのまま再使用しています。

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お客様が取り外されていましたので、手持ちのシフトアームを取り付けて各ギアへの変速も確認しておきました。バッチリだと思います!って、スティッカーが謎の6速仕様になってますよー。ククク。

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あとはクラッチリリース周りを取り付けるだけです。

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クラッチリリースピストンのシール、リップ部が変形していましたので交換しておきました。

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プッシュロッドのフェルトシールも交換しています。それにしても、新しいフェルトシールは挿入しにくいですね。

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できました。

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ピカピカ!

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クルクルー!

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良いんじゃないでしょうかッ!(いつもの動画を撮り忘れていました。スミマセン・・・。)

 

ということで、この度はトランスミッションのO/Hのご依頼、有り難うございましたッ!ゴロゴロと鳴く異音の原因もネコではなく(しつこい)ベアリングにあったようですので、今回のO/Hで静かな感じに戻ると思います。取り付けの際や取り付け後、何かご不明な点や気になるコトがありましたら遠慮なくご相談ください。遠方ではありますが、できるだけサポートさせていただきますので。良いご報告をお待ちしておりますッ!ニャー!

 

遠方の方でも片道の送料をご負担いただければ、O/Hを承っております。ご相談くださいッ!

R100RS、ポイントギャップの点検&調整。

昨年12月のお仕事以来、ときどきご連絡&ご来店くださっていたR100RSにお乗りのお客様、何やらまた「しばらく走っていると、急に片肺になったような感じでエンヂンが吹けなくなってしまうッ!」と、ご相談にいらっしゃいました。イヤー!嫌な予感しかしないッ!でも、有り難いことですッ!

が、そんなコトより?乗って来られたバイクのほうが気になります。詳しくないのでよく分かりませんが、英国車のノートンじゃあないかッ!カラーリングもなんかオサレー!

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しかも、なんですかッ!この見たことないナンバーはッ!

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18年ほど所有されるお客様がおっしゃるには、「歴代のオーナーがずっと残してきたみたいなんで、そのまま変えずにいるんです。」とのこと。ちょっと調べてみたところ、東京都の管轄で発行された初期のナンバープレート(事業用)みたいです。「あ0001」から始まったとすれば、10,014台目の登録ということになるんでしょうか?ちょっとした歴史遺産ですね~。これは残さないと!

そして、「じゃ、明日また来るから!」とお帰りになられたのでありました。って、赤いパンツ!これまたオサレー!

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~翌日~

三連休ということもあり、ほんとにアサイチでご来店くださいました。あざーす!

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前日のお話から、とりあえずポイントを点検してみることします。さっさと作業に取り掛かったため写真を撮る余裕がありませんでしたが、予想通りポイントギャップがけっこう狭くなっていましたので、規定値にビシッと調整させていただきました。前回の調整から7ヶ月、4,000km!ほど走られているようなので、点検&調整のタイミングとしてはちょうど良かったかなと思います。

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ということで、この度はポイントの点検作業のご依頼、有り難うございましたッ!これで、また失火するような症状が出なければ、今後しばらくは定期的なポイントの点検&調整をするだけで安心してお乗りいただけるのではないかと思います。まだまだエンヂンの調子は良さそうですので、ブォン!ブォン!と走りに行っちゃってください。真夏のR100RSはちょっとキツイですが・・・。

 

ポイントの点検&調整も承っております。ご相談くださいッ!

R100RS、バックステップの取り付けとトランスミッションのオイル交換と。

一ヶ月ほど前にウィンカーのLED化とセルモーターのO/Hをご依頼くださったR100RSにお乗りのお客様、またしても「バックステップの取り付けをお願いできませんか?」とのご連絡がッ!ウホッ!立て続けのご依頼ッ!まことに有り難いことですッ!

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といいますのも、少し前にフロントフォークのスプリング交換と

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ヘラーソケットの交換にお越しいただいておりましたが、作業中の写真をのんびり撮っている余裕もなく

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「さて、この2枚の写真でどうやってブログのネタを膨らませたものか・・・」と頭を抱えておりまして

bungou

そんな折に舞い込んできたお仕事が嬉しくないわけがないッ!これで筆も進むッ!

fude

般若ー波ー羅ー蜜ッ多ー

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などと心を落ち着けている場合じゃないので、さっさと作業に取り掛かります。

 

で、そのご依頼はこちら。リトモ・セレーノ製のバックステップと

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タンデムステップの取り付けでありますッ!モノサス用バックステップの定番として、ご存知の方も多いのではないでしょうか。うーん、モギーもこういうの作ってみたいー。

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ちょっとしたハプニングはありましたが、シフト側も

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ブレーキ側もビシッと取り付けできました。

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良いんじゃあないでしょうかッ!写真はありませんが、トランスミッションのオイルも交換しています。

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少しお待たせしてしまいましたが、お客様もご満足のご様子でした。ヤッタネ!

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と、よく見るとシートも張り替えられているッ!そりゃ、この夏のお小遣いもなくなりますね。ククク。

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ということで、この度はフロントフォークのスプリングの交換からバックステップの取り付けまで、幾つもの作業のご依頼、有り難うございましたッ!だいぶお客様好みの仕様に仕上がっているようですので、しばらくはご友人のR100RSとのツーリングなど、ジャンジャン走りをお楽しみください。またお小遣いが貰えるようになってご来店いただけるのを、心よりお待ちしておりますッ!

 

フロントフォークのスプリングの交換やヘラーソケットの交換、お持ち込みのバックステップの取り付けにトランスミッションのオイル交換等、諸々承っております。ご相談くださいッ!

 

オマケ

バックステップを取り付けたことで使用できなくなりましたこちらのモノサス用サイドスタンド、お客様のご厚意でお安く?委託販売させていただくことになりました。中古品になりますが状態は良いと思いますので、探されている方がいらっしゃいましたらご連絡ください。価格は新品の半額程度になります。早い者勝ちですッ!

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ご近所のR65、始動不能ナリ。

ここのところ、チョイチョイお問い合わせが増えてきましたモギーモータース、なんだかザワつき始めているようです。ざわ・・ざわ・・

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ざわ・・ざわ・・

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そんなザワつきの中、ご近所のR65にお乗りのお客様から「セルモーターが回らずエンヂンが始動できないッ!困っているのですッ!」とのご相談がありまして、出張修理へ行ってまいりました。イレギュラーな作業ではありますが・・・、有り難いことですッ!

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で、事前のメールと電話でのやり取りで「セルモーターの故障かな?」と作業を開始するも・・・

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試しに持参したバッテリーを繋いだところ、すんなりセルモーターが回ってクランキングできちゃいました。アララ。

セルモーターが回らなかったのは、バッテリーが弱っていたことが原因だったみたいですね。しっかり充電したつもりでも、劣化したバッテリーでは十分な力を発揮できるほどに回復しないことがありますから。新しいモノに交換するしかないかと思います。

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セルモーターが故障していないのであれば問題解決です。ササッと始動&点検&調整して、店に戻って仕事するぞー!オー!

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が、なぜかエンヂンが掛からないッ!

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~数十分後~

アレコレ点検してみると、どうやらポイントが汚れていたせいでバチバチッと強い火花が飛んでいなかったようでした。フゥ、焦るぜ~。

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ポイントをキレイに清掃し、無事にアイドリングも安定ッ!キャブレターの同調も上手く調整できたッ!やってやったぞッ!ウウゥリィィィ!

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ということで、この度は始動困難なエンヂンの修理のご依頼、有り難うございましたッ!パニアケースで持ち込める分の工具と部品で対応できるか不安もありましたが、始動性も良好になりましたし、エンヂンの調子も悪くなさそうな感じで、これなら一年振りの車検にも十分合格できるのではないかと思います。かなりご近所ですので、車検後、また何かありましたらお気軽にご連絡ください。今後とも宜しくお願い致しますッ!

 

お近くでしたら、(消極的に)出張修理も承っております。ご相談くださいッ!

ワガママなR80、チョメチョメとエンヂンオイルの交換。

前回の作業からしばらく音沙汰もなく、現状にご満足いただけているものとばかり思っておりましたワガママなR80にお乗りのお客様から、またしても作業のご依頼がッ!やっぱりかッ!でも、有り難いことですッ!

 

なんでも、当店ブログでもお馴染みのR65とR100RSにお乗りのお客様と三人で走りに行かれることが度々あるそうなんですが、カッ飛び系のお二人に置いてけぼりにされてしまうため、アレをナニしてお二人をギャフンと言わせたいという理由から

 

「チョメチョメしたいんです。」

 

だって。いやん、チョメチョメだなんて・・・ポッ。

anago

てことで、ご相談を受けて手配した部品も届きましたので、さっそく作業に取り掛かります。頑張るぞー!オー!

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ブログで公開するのは憚られる内容のため、詳細は割愛となります。(手抜き)

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で、ついでにエンヂンオイルも交換しまして

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できました。写真も使い回しているのは内緒です。ククク。

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あ、オイルフィラーのトコロのO-リングも交換しておきました。分かりにくいですが、少し潰れて平らになっていましたので。って、ようやく在庫が用意できたからなんですけどね。オホホ。

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ということで、この度はチョメチョメとエンヂンオイル交換のご依頼、有り難うございましたッ!これでギャフンと言わせられるかは分かりませんが、カッ飛び系のお二人に無理して付いて行くのもアレですので、のんびり遅れて走られるのもアリかなと思います。暑くてなかなかな気軽に走りに行くのもしんどい季節ですが、R80と迎える初めての夏、存分にお楽しみください!

 

チョメチョメや、エンヂンオイルの交換だけでなく、オイルフィラーのO-リングの交換も承っております。ご相談くださいッ!

 

オマケ

さっそく納車日に冷やかしのR100RSにお乗りのお客様と軽く走りに行かれました。グッド・ラック!

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つか、チョメチョメとか書いとけばブログの更新も楽ですね。多用しちゃいそうです。ウフフ。

北方(青森)から、トランスミッションのO/H。

またまた遠方のお客様から「シフトのリターンスプリングが折れたみたいで、変速できなくなりました・・・。」とご連絡をいただき、何度かのメールのやり取りを経て、トランスミッションの修理とO/Hのご依頼と相成りました。なんともッ!有り難いことですッ!つか、久しぶりに大物がキター!

こちらのお客様、ご友人が大切にされていたR100RS(モノサス)を引き継がれて乗られているそうなのですが、走行距離は20万km!に届くとのこと。ヒュ~♪過去にも同様のトラブルで修理されているようですが、20万km走行の車輌は初めてですので、果たしてどうなることやら・・・?

さっそく、届いたトランスミッションを確認します。

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オォッ!緩衝材かと思いきや、「青森は津軽のソウルフード、ご賞味あれ。」とお客様が同梱してくださったいかせんべいがッ!こちらも、あとで丁寧に確認しましょう。ムフフ。

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して、本題のトランスミッションですが

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それほど汚れもなく、外観からは20万km使用されてきたとは思えないくらい、フツーの状態でした。

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ただ、リターンスプリングが折れてシフト操作ができないため、左右に回すと噛み合ったギアのドッグが当たる音がカッ、カッと聞こえます。何速でスプリングが折れちゃったんでしょうか。シャフトの回り具合は問題なさそうなものの、トランスミッションをひっくり返した際にカランと音がしたのが気になります・・・。(嫌な予感)

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(動画でご覧いただけます。)

カヴァーを開けまして

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リターンスプリングを確認します。ウホッ!案の定、ポッキリ折れてますね。

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ん?アレは何かしら?

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うーん、なんだろう?(おとぼけ)

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とりあえず、いかせんべいを食べることにしよう!ポリポリ。

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ケースからシャフトをゴッソリ取り外しまして、確認してみますと

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4速ギアのドッグが欠けているッ!あのカランという音は、コレだったのかッ!(白々しい)

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取り出した4速ギア、こんな感じでドッグが2箇所欠けていました。剪断破壊みたいですね。この2箇所だけ当たりが強かったんでしょうか。

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幸い、欠けたドッグはどのギアにも干渉せずにいたようで、割れたトコロにピタッと収まりました。洗浄しても小さな破片も見られませんでしたので、割れたギアだけ交換しておきます。使用するのは、走行距離3万kmほどのトランスミッションから取り出したギアになりますが、20万kmに比べればまだまだ大丈夫かと。もちろん、他のギアも点検して異常がないことを確認しています。

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シフトプレートも外して分解します。折れたリターンスプリング以外、特に問題なさそうでした。以前の作業でしっかり修理されていたみたいです。気になるガタつきもなく、状態は良好だと思います。

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折れたスプリングをよく見ると、破断しただけじゃなく、ささくれたように割れた箇所もありました。こういう割れ方をしているモノは何度か見たことがありますが、こうなってからも意外と持つ(シフト操作できている)みたいなんですよね。

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あ、アウトプットフランヂの状態は良好でした。やっぱり、以前の作業でしっかり手を入れているみたいですね。

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てことで、ケースをピカピカに洗浄しまして

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ドッグの欠けたギアとベアリング、リターンスプリングを交換して

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ビシッと組み立てます。

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シム調整もバッチリ決めて、カヴァーを閉めれば

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できました。アウトプットシャフトも

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(動画でご覧いただけます。)

インプットシャフトもクルクル回っているッ!

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(動画でご覧いただけます。)

やってやったぞッ!ウウゥリィィィ!

uuurrrryyy

おっし、またいかせんべいを食べよっと。(残り僅か)

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そして、ご注文いただいた部品と一緒に丁寧に梱包すれば、作業終~了~。

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ということで、この度はトランスミッションのO/Hのご依頼、有り難うございましたッ!お話からとても大切にされていること、まだまだ走り続けるつもりでいらっしゃること、そして、いかせんべいがソウルフードであることをお聞きし、しっかり作業させていただきました。遠方のため十分なサポートはできませんが、今回作業したトランスミッションだけでなく、他にも何かお手伝いできることがありましたら遠慮なくご相談ください。どこまで走行距離を延ばされるのか、モギーも楽しみにしておりますッ!今後とも宜しくお願い致しますッ!

 

遠方の方でも片道の送料をご負担いただければ、O/Hを承っております。ご相談くださいッ!

R80、フロントフォークスプリングの交換と。

少し前の週末に自転車で突然ご来店くださったお客様が、その後、数回のメールのやり取りの末に、フロントフォークのスプリングの交換をご依頼くださいましたッ!オ~ゥ、モギー トッテモ ウレシイ デース!

ちなみに、そのときのお写真がこちら。

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なんつう笑顔や・・・。ズキューン!

 

などと、ハートを打ち抜かれている場合ではありませんので、さっそく作業に取り掛かります。

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ウォッ!メーターが一周しているッ!お話をお聞きした通り、かなり走られているみたいですね~。

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なんでも、最近、ご友人のR100Tradと乗り比べをされた際に「もう少しフロントフォークの動きを良くしたいッ!」と感じたそうで、ついでに「興味のあった社外品のフォークスプリングも試してみたいッ!」とのことから、今回の作業と相成りました。うーん、しっかりやらねば!頑張るぞー!

てことで、まずはフォークオイルを抜きまして

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オイルの汚れ具合を確認します。なかなかの濁りっぷりです。お客様の使用状況だと、もう少し早くオイル交換しても良いのかもしれませんね。

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片側のオイルシールから少しオイルが漏れ始めていますし

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フォークトップボルトの周りからもオイルが漏れていましたので、O/H時期としてもちょうど良かったんじゃないでしょうか。

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フロントフォークを取り外して

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バラバラに分解します。

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汚れはあるものの状態は悪くなさそうです。

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インナーチューブの下側に縦スジがクッキリ出ていましたが、今回はお客様と相談して再めっき済みのモノに交換になりますので、問題なしです。

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キレイに洗浄しましたら

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お客様ご注文のハイパープロ製スプリングと再めっき済みのインナーチューブ、それと「アウターチューブを再塗装できますか?」とのことで、たまたま在庫していた塗装済みのモノを用意して

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ビシッと組み立てます。

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シールをしっかり打ち込んで、フォークオイルを説明書の指示通りの油面に調整し

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スプリングをそっと挿入すれば

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できました。

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試乗した際に少しハンドルが軽い感じがしたので、フロント周りを元に戻すと同時にステムベアリングの締め付けも調整しています。

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あ、気にされていたフレームのネック周りに垂れたオイルの正体は、フォークトップボルトから漏れたフォークオイルでした。フォークトップのキャップもオイルに侵されて膨張していましたので、新品に交換しておきました。重ねて置いたキャップ、元のモノ(下側)が一回り大きくなっているのが分かると思います。

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他にも、スウィングアームのピヴォット部の点検&調整&グリスアップをしたり

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キャブレターの同調を調整したりして、無事、予定通りに作業終~了~。

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ということで、この度はフロントフォークのO/Hとフォークスプリングの交換のご依頼、有り難うございましたッ!初めて利用したハイパープロ製スプリングでしたが、試乗した印象は純正スプリングよりもグッと腰のある感じで、かといって固すぎず、よく動いているような気がしまた。サスペンションセッティングに疎いモギー、気の利いたアドヴァイスはできませんが、オイルの粘度の変更や油面調整でしたらお手伝いできますので、また何かありましたらご相談ください。まずはジャンジャン走り込んで、新しいフォークスプリングでの走りを確かめていただければと思います。お客様の感覚なら、走り込んでセッティングを詰めていくことも上手くできそうですので。是非、お楽しみを!

 

フロントフォークのO/Hや、フォークスプリングの交換等、諸々承っております。ご相談くださいッ!