西方(愛知)から、トランスミッションのO/H。

またまた遠方のお客様から「リアタイアを回すと、なんかスウィングアームの辺りから異音がするんだけど!」とのご相談があり、なんだかんだでトランスミッションをO/Hさせていただいておりました。って、こちらのお客様、ちょいちょい修理のご相談&部品のご注文をくださっておりまして、過去にキャブレターのO/Hもやらせてもらってるんですよねー。遠くからッ!有り難いことですッ!

 

ほんじゃ、さっそく取り掛かるとするかのう。

ブホッ!なんつう汚れや・・・!

じゃなくて、まずは現状を確認してみます。

ブホッ!なんつう手応えや・・・!ガガガッってなっとるやないかー!

(動画でご覧いただけます。)

こりゃ、中がエライことになってるんじゃあないかッ!

wait

と心配になるかもしれませんが、カヴァーを固定しているボルトをちょっと緩めれば、アラ不思議!ク~ルクル~♪と回っちゃいました。てことで、作業終~了~。

(動画でご覧いただけます。)

じゃなくて、つまり、その程度のクリアランスの変化でベアリングの回転が重くなったり、ギアが干渉して引っ掛かったりするということなんですねー。モギーも自分なりの方法を見付けて、ようやく毎回同じようにトランスミッションをO/Hできるようになったつもりでおりますが、何回やっても実際に走って確認するまでは安心できないという・・・。なので、ちょっとアレな仕上がりだったとしてもッ!お許しくださいッ!と言いたくなる気持ち、分かっていただけるんじゃないかと。テヘヘ。

などと、言い訳っぽい話はこれくらいにしまして、作業に戻り・・・ん?何だろ、コレ?ジヴァイス・・・ネヤ・・・デ・・・?

って、ネジがヤバイのかー!なんでー!

つか、ヤバイんじゃくて完全にナメておりましたので、ボルトの頭を飛ばさせていただきました。フゥ、焦るぜ~。

と、ちょっとイレギュラーな出来事がありましたが、あとはいつも通りです。ジャブジャブ&ゴシゴシ洗浄して

各部を点検&ベアリングをズババッと交換して

ドンドコ組み立てて、ビシッとシム調整すれば

あとはカヴァーを閉めて、作業終~了~。あ、アウトプットフランジに薄っすらスジは見えますが、爪が引っ掛かるほどでもなく、状態は良好でした。

ハイ、できました。ク~ルクル~のク~ルクル~♪

 

ということで、この度はトランスミッションのO/Hのご依頼、有り難うございましたッ!すでに作業から数ヶ月経過していますので特に問題ないとは思いますが、もし何かありましたら遠慮なくご連絡を!責任持って対応しますので。ますのでー!

 

遠方の方でも片道の送料をご負担いただければ、O/Hを承っております。ご相談くださいッ!

R100R Mystic、トランスミッションのO/Hと。

今となってはずいぶん前のお話しになりますが、ゴゴゴ・・・という聞き慣れない音がしていたR100R Mysticにお乗りのお客様、あれからしばらくして作業させていただいておりましたので、そのご報告をッ!アーンド、有り難いことですッ!でも、記憶が曖昧ー!

 

おっし、ドンドコまいりますか。

まずは、トランスミッションをさっさと取り外します。アレだけ音がしていれば疑う余地もありませんからね。

お客様が注ぎ足されたハズのオイルもかなり減っていて、ドレインボルトにも鉄粉がこんもりでした。

インプットシャフト側にはオイルが漏れた跡はありませんので

やっぱりココからオイルが漏れていたということになります。

となれば、当然、漏れたオイルはスウィングアームのほうへ・・・

ブホッ!まんま溜まっとる―!

こりゃ、けっこう大変そう・・・

wait

てことで、ソッコーでバラバラに分解しまして

ケースとカヴァーをジャブジャブ&ゴシゴシ洗浄します。

あ、オイルドレインのネジ穴周辺に工具で咥えた?ような傷がありましたので

キレイに均しておきました。ネジ穴もスルスル~となるように修正していますし、ガスケットが当たる部分にもダメーヂはないんで、ま、大丈夫そうですね。

シャフトやギアもしっかり確認します。

アレだけ漏れていた割りに、アウトプットフランヂの状態はまずまずでした。

アレコレやって、ベアリングもビシッと交換しています。

で、コレがいつも一番ダメーヂを受けているアウトプットフランヂのところのベアリングです。パッと見ただけでもヤバイのが分かりますが

ちょっと触っただけで、この通り!そりゃ、ゴゴゴ・・・てなるわけですねー。

ここまでの鉄粉の付着は滅多にないと思いますが、オイル交換したときに抜いたオイルの状態やドレインボルトを確認すれば分かりますので、ご自分で作業される方は気に掛けてみてください。O/H時期の判断材料になるかと。

あとは、ズババッと組み上げて、ビシッとシム調整すれば

バッチグーです。

インプットシャフトもクルクル~です。

余談ですが、パラレヴァー仕様のR100RやR100GSの場合、スウィングアームの中にあるドライヴシャフトをオイルで潤滑しないため、アウトプットフランヂのオイルシールを従来のゴム製からテフロン製のモノに変更してシール性の向上を図っているようです。シールの当たり方が「線」から「面」になるといった感じでしょうか。

ただ、このテフロン製のシール、ゴム製のモノに比べると柔軟性がないようで、今回のようにベアリングに大きなガタがあると途端にオイル漏れが激しくなるような気がします。モギー的には従来のゴム製シールで十分だと思うんですが、どれほどの違いがあるんですかねー。

と、余談はこれくらいにしまして、続いてフライホウィール奥のオイル漏れの修理です。

ズババッとアレコレ取り外し&キレイにしつつ

例によってダイアフラムスプリングのプレートを修正したり

クラッチ板を点検したりします。クラッチ板の厚みは十分残っていましたので、そのまま再使用しました。

そして、この汚れ・・・!をキレイにして

ズババッと元に戻せばOKです。写真はありませんが、オイルシールとO-リングも交換しています。

こんなタイミングですが、なかなか外れなかったコレクターボックスも取り外しました。過去にあまり脱着されたことがなかったのか、本当に大変でしたが・・・。ま、今回やっておけば次が楽になりますからね。

こういうトコロも確認してキレイにできますし。大変ですけど。

おっし、トランスミッションのO/H完了!

あ、マウントボルトが錆びてましたので、キレイに錆を落としておきましたよ。フフフ。

それと、キャブレターの汚れが気になりましたが動作には問題ありませんでしたので、そのままにしておきました。乗り続けていればいつかはO/Hする機会がやってきますので、それまでじゃんじゃん走っちゃってください。

おっし、あともうちょっとー!

スウィングアームを元に戻しまして

ファイナルドライヴの汚れをキレイにしつつ

リアブレーキをビシッと整備したら

ブレーキドラムもお掃除して

ホウィールを取り付けます。

そしたら、ドライヴシャフトブーツをしっかりハメて

クラッチリリース周りもビシッっとやって

お客様が追加したバッテリーのカットオフスウィッチの接続がちょっとユルんでましたのでキュッと締め上げて

最後にリアサスペンションを固定するナットをキュッと締め付けたらマウントボルトがポロリと取れました。

ポロリと?取れました?

・・・?

 

~数時間後~

あまりの出来事に記憶が飛んでおりますが、残された写真を見ると、コレクターボックスを磨いて必死に心を落ち着かせようとしていたみたいです。

できることだけでも進めておこうと思ったんでしょうね、あのときのモギーってば・・・。(悲哀)

ハイ、でき・・・てませんね。トホホ。

 

~翌々日~

ソッコーで手配したファイナルドライヴが届きましたので、ソッコーで交換しました。

今思い出しても、あのヌルッとネジが伸びた感触にはゾッとしますが、なんだかんだでファイナルドライヴが85,000km→45,000km走行のモノに若返りましたので、結果オーライということにさせてください。つか、そうでも考えないと救いがない・・・。

規定トルクで締め付けていたつもりなんですが、ネジ山にダメーヂがあったとも思えず、やっぱりモギーがミスったんでしょうね・・・ハァ・・・などとヘコんでばかりもいられませんので、ソッコーで折れたマウントボルトも注文してみました。同じ失敗をする気はないんでコイツの出番はないと思いますが、もしもってこともありますからね。ちなみに、入荷まで2週間チョイ掛かりましたので、ファイナルドライヴごと交換して正解だったかなと。モギーのミスでお客様を待たせる訳にはいきませんから・・・。トホホ。

という、まったく笑えないハプニングもありましたが、なんとかここまできました。

が、あともう少しやるコトがあります。お客様が一度は補修したというパニアケースのロックのツメがまた折れてしまったとのことでしたので

あらかじめ手配しておいたロックに交換します。

ついでに、なくなっていたストラップも取り付けさせていただきました。コレがあれば、ケースの蓋がパカァッ!と大きく開いて中身をぶち撒けることもありませんし、何よりヒンヂへの負担も減りますので、よろしいかと。

それと、過去にツーリング先で割れてしまったというパニアステイのアダプター?も交換します。

旅先でのトラブルには現地のホームセンターで対処するスタイルとのことですが、応急処置としては十分ですね~。グッド!

さて、今度はどれくらい持つかしら?

ちなみに、左側は入荷時期が不明だったため、また後日とさせていただきました。注文した部品がバックオーダー扱いの場合、2週間くらいで届くこともあれば数ヶ月掛かることもあって、納期をお約束できないんですよね・・・。ま、この年式の車輌の部品がまだ供給されるだけでも有り難い話なんですが。あ、左側の部品は1週間遅れで入荷しましたので、お客様にお送りして取り付けをお願いしちゃいました。オホホ。

ハイ、できました。

 

ということで、この度はトランスミッションのO/Hのご依頼、有り難うございましたッ!モギー的にはアレコレ大変で泣きそうでしたが、トランスミッションからのゴゴゴ・・・も消えましたし、なんとか予定通りに納車できましたので、作業中のゴタゴタについてはお許しください。ただ、ゴゴゴ・・・が消えた分、ほかのトコロからのちょっとした音が気になってしまいました。お伝えした通り、しばらく走りながら様子を見ていただき、今後のメインテナンスの中で確認させていただければと思います。また何かありましたら、お気軽にご相談を!

 

トランスミッションからのゴゴゴ・・・の修理や、パニアケースのロックの交換等、諸々承っております。ご相談くださいッ!

ヤングなR100RS、駆動系のオイル交換と。

前回のオイル交換から約9ヶ月、あのヤングなR100RSにお乗りのお客様がまたまたまたオイル交換に来てくださいました。もうすっかりお馴染みになりましたねー。ちょっと久しぶりな気もしますが、お元気だったでしょ・・・

 

って、変なカウル(良い意味で)になっとるー!こりゃ、元気ハツラツゥゥゥ!に違いないィィィ!

なんだろう、この、どことなく漂うマッドマックス感・・・!イカスー!

そして・・・、やっぱり走ってましたねー。グッド!

てことで、さっそく作業に取り掛かるその前に、またちょっとおさらいしておくと

こちらの車輌ったら、昨年の3月下旬(61,500km)にオイル交換したときはトランスミッションとドライヴシャフトのオイルがこんな感じで乳化していまして

DSC_8310

7月上旬(65,500km)にオイル交換したときはドライヴシャフトのオイルだけ、まだちょっと乳化していました。

DSC_3896

で、11月中旬(72,000km)にオイル交換したときは、まーたトランスミッションのオイルが乳化していたという・・・。

DSC_1667

さて、8月上旬(81,000km)の今回はどうなったでしょうか・・・?

wait

ガビーン。まーたトランスミッションのオイルが乳化しとるー!しかも、ドライヴシャフトまでー!どゆことー!

前回、スピードメーターケーブルのダストカヴァーも交換させていただのに・・・。くやしー!ま、通勤での使用状況も変わったとのことですので、次はフツーに汚れただけの状態になりそうですが。どうかなー?

DSC_1660

そうしましたら、磨り減ったステップと亀裂が入ったシフトペダルのゴムを交換して

ステムベアリングの締め付け具合を調整すればOKです。カウルを変更したおかげで調整しやすくなりましたね。ククク。

ハイ、できました。

 

ということで、この度は駆動系のオイル交換のご依頼、有り難うございましたッ!こうして経過を見ていると、次のオイル交換が楽しみになってきちゃいます。また交換時期が近付いてきましたら、ちょっとお早めにご来店ください。お待ちしております!

 

駆動系のオイル交換だけでなく、磨り減ってしまったステップや亀裂が入ったシフトペダル等のゴム部品の交換も承っております。ご相談くださいッ!

北方(北海道)から、トランスミッションのO/H。

DJモギー:
えー、続いてのリスナーからのお便りは・・・

リスナー:
「はじめまして、北海道の札幌でモノサスのR65に乗っているジンギスカンと申します。」

DJモギー:
ハイ、はじめましてー。札幌からありがと~ゥ、ジンギス!イェャッ!
えー、なになに

ジンギス:
「トランスミッションのO/Hお願いしたいと思い、お手紙を書きました。症状としては、リアタイアを手で回したときにゴロゴロ感?引っ掛かり?のような手応えと異音があり、走行時のシフトが入りにくいです。オイルに鉄粉も混ざっていました。」

DJモギー:
オ~ゥ。そりゃアレだねー、ジンギス。間違いなくアレだね~ェ。イェャッ!チェゲラッチョ!
で、なになに

ジンギス:
「近くにお願いできるショップがないので、トランスミッション単体で発送してのO/Hは可能でしょうか?可能であれば、費用や納期など教えてください。宜しくお願いします。 」

DJモギー:
オ~ゥケ~ィ。それじゃぁ、聴いてくださィ。夏にピッタリのこのナンバー、松浦亜弥で「Yeah!めっちゃホリディ」でェ・・・ヒァウィゴゥ!イェャッ!

 

どもども、最近、お仕事中のBGMがなぜか「あやや」になってしまい、無理やり書き出しのネタにブッ込むほど夢中になっているモギー・・・の話はどうでも、8月に入ってすぐ、またまた遠方のお客様からトランスミッションのO/Hのご依頼がッ!有り難いことですッ!イェーイ!めっちゃ(梱包が)丁寧ィ!

つか、なんでイイ歳こいて「あやや」にハマってんですかねー。別にファンでもないのに・・・。不思議だわ~。ほんと、あややの魅力って不思議だ・・・ハッ!仕事に集中せねば!

てことで、さっそく届いたトランスミッションを確認してみますと、インプットシャフトはクルクル~と回るものの

(動画でご覧いただけます。)

アウトプットシャフトは・・・なんじゃこりゃ!ガッガッって引っ掛かって、まったく回せないじゃあないかッ!ドヒャー!

(動画でご覧いただけます。)

先が思いやられますが、とりあえず分解してケースとカヴァーをゴシゴシ&ジャブジャブ洗浄します。フ~ン♪フフン、フ、フンフフ~ン♪

あんなにガッガッて音がしてたのに、各シャフトのギアの状態は良好で、交換したベアリングもそんなに酷い感じはありませんでした。アララ。

シフトプレートやシフトフォークなんかも問題いです。オヨヨ。

そんじゃ、ズババッと組み立てて、ビシッとシム調整しちゃいますか。フフフフフ、フン、フン♪フ~ンフーン♪

あ、アウトプットフランヂの状態は良好でしたが

シフトアームにはこんな錆がありましたので、キレイに均しておきました。オイルシールのリップ部に当たらなければ問題ないですが、これだとちょっとキワどい気もしますね。

ハイ、できましたー。フ~ン♪フフン、フ、フンフフ~ン♪ ん?やっべ、まーたあややの鼻歌が出とるー!

でも、クルクル回ってるから、ま、良っか。

(動画でご覧いただけます。)

こっちもクルクル~。

(動画でご覧いただけます。)

ちなみに、コレが一番ダメーヂの大きかったアウトプットフランヂのトコロのベアリングです。回してみると、シャリシャリと音がしてすぐに止まっちゃいます。

(動画でご覧いただけます。)

ほかのベアリングはこんな感じでもう少し長く回り、何より変な音はまったくしません。ベアリング1つであんな症状が出るなんて、トランスミッションの中って思ってたよりも繊細&精密なんですねー。当然といえば当然ですが。オホホ。

(動画でご覧いただけます。)

 

ということで、この度はトランスミッションのO/Hのご依頼、有り難うございましたッ!とっくに取り付け後のご報告をいただいておりますので、特に申し上げることはございませんが、一点だけ、あややの話はほぼフィクションであり、作業中はしっかり集中しておりましたのでご安心ください。また何かお手伝いできることがありましたら、お気軽にご相談をゥ!イェャッ!フ~ン♪フフン、フ、フンフフ~ン♪

遠方の方でも片道の送料をご負担いただければ、O/Hを承っております。ご相談くださいッ!

 

オマケ

お客様から届いた北海道の夏。なんとも雄大な景色です。

ほほぅ、良いですねぇ~。モギーも一度は行ってみたいものです。この夏、1日も休みはありませんでしたが。でしたがッ!ムキーッ!

子ガモのR100RS、トランスミッションの異音の修理と。

春頃にアレやコレや作業させていただいたハデにカスタムされたR100RSにお乗りのお客様、以前から「停止するとき、トランスミッションからカラカラ~という音がして気になるんですが?」などと意味不明なことをおっしゃっていたんですが、モギー的には「コイツは・・・、メンドーな仕事になるッ!」という臭いがプンプンしておりましたので、「エー?ソウ デスカー?キニ ナリマセン ケドー。」といつもの日本人じゃないフリでお茶を濁・・・し続けることができなかったー!イィィヤァァァー!でも、有り難いことですッ!

 

オ~ゥ、何度見てもハデにカスタムされてるわぁ・・・っと、見とれている場合じゃありませんので、さっさとトランスミッションを取り外します。

うんとこしょ、 どっこいしょ。なかなかトランスミッションは外れません。

wait

うんとこしょ、どっこいしょ。まだまだトランスミッションは外れません。

wait_wait

うんとこしょ、どっこいしょ。そうしてようやくトランスミッションを外すことができました。って、おおきなかぶ、ちょーナツいー!うんとこしょー!どっこいしょー!

童心に返るのはこれくらいにしまして、さっそく確認してみます。

車体に乗っているときのこの状態だと、アウトプットフランヂをどちらに回しても音はしませんが

(動画でご覧いただけます。)

トランスミッションをこの向きで置いて回してみると・・・カカッ、カカカッて音がするー!ギャー!かんにんしてー!

(動画でご覧いただけます。)

どうやら、減速時に慣性によってどこかのギアが進行方向にわずかに移動して干渉するみたいですが・・・難しいコトは後回しにして、まずは分解してケースとカヴァーを洗浄します。

取り出した各シャフトのギアやベアリング、シフトフォークなんかも、パッと見は問題はなさそうですが・・・?

分解してみると、アウトプットシャフトの2速ギアに(4速ギアの)ドッグが擦った跡がありました。このあとの作業でココが音の発生源だと分かりましたが、機能に影響するほど磨り減ってはいませんでしたので、そのまま使用しています。あ、異音の原因とは関係ありませんが、アウトプットシャフトの1速ギアの前後のワッシャーの表面がけっこう傷んでいましたので、こちらは中古良品と交換させていただきました。

以前にO/Hしてそれほど経っていないとのことでベアリングの状態も悪くはありませんでしたが、念のためいつものO/Hと同じ作業をしまして

ズババッと丁寧に組み立てます。組み直して音が消えるのであれば、それに越したことはありませんからね。さて、どうかしら?

うんとこしょ、 どっこいしょ。なかなか音が消えません。

kanben

うんとこしょ、 どっこいしょ。まだまだ音が消えません。

honto_kanben

と、楽しそうに書いていますが、ウルトラ大変だったっつーの!!

dattsuno

結局、このギアとシフトフォークの組み合わせが原因でしたので、両方とも中古良品に交換させていただきました。

シフトフォークの接触面にコレといった磨耗もないんですが、わずかに厚みが薄いようで

また、4速ギアにも目立った磨耗は見られないんですが、溝の幅がこちらもわずかに広いみたいで、交換した中古品とアレコレ組み合わせを変えてみると、この組み合わせのガタが一番大きかったという・・・。そんなの、一発で見抜けるわけないじゃん!なんなのよー!

フゥ~、大変だったぜぇ~。ちなみに、何が大変かと申しますと

 

ケースを温める→シャフトを抜く→ベアリングを脱着してギアを交換→ケースを温める→シャフトを組み付ける→冷えるのを待って動作を確認→音がする→ズコー

 

という作業を3回行わねばならなかったということッ!それも、ド深夜にッ!ドッギャァーン!

ドッギャァーン

ま、その甲斐あって、カカカッと鳴らずにクルクル~と回るようになりましたが。フヒヒ。

(動画でご覧いただけます。)

もち、インプットシャフトもクルクル~です。

(動画でご覧いただけます。)

やってやったぞッ!ウゥゥリィィィ!

uuurrrryyy

 

~翌日~

トランスミッションの問題も解決しましたので、あとは元に戻すだけなんですが、その前にクラッチ周りを確認します。

というのも、プッシュロッドを引き抜くときに、ダイフラムスプリングのプレートにあるクリップ?が広がっちゃうことがあるんですよね。

こんな感じでしっかりクリップで固定されていないと、ダイアフラムスプリングのセンターが出せません。ちなみに、このタイプのダイアフラムスプリングは80年9月製造の2本サス以降で使用されてます。

プッシュロッドはこんな感じでプレートに差さってスプリングを押すんですが、ココがよくカジってすんなり抜けなくなっちゃうんですよねー。余談ですが、まだ未熟だった頃、このスプリングを表裏逆に組んでしまい慌ててやり直したのも良い思い出です。分かっていれば間違いようがありませんが、クラッチレバーがスカスカで、そりゃ焦りました。オホホ。それにしても・・・モギーの親指、デカくね?(錯覚)

これも余談ですが、プッシュロッドがすんなり抜けないときは、プッシュロッドエンドに用意されたネジ穴に適当なボルトを入れて引っ張ります。といっても、真似して作業することを勧めているわけじゃありませんので、安易に作業するのはお止めください。お客様ともときどき話しますが、作業中に注意していることや行っていることをすべてブログに書いているわけではありません。これは当店のブログだけでなく、ほかのブログも同じだと思います。一部を見て分かったつもりになっても、作業する人(の経験値)次第で結果はまったく変わってきちゃいますので。

と、長々と書いてしまいましたが、ビシッとクラッチ周りを取り付けます。こちらの車輌はバランス取りが施されていましたので、ペイントマークに従って元通りにしておきました。うーん、こんなトコロにまで手が入っているとは・・・!

おっし、あとはトランスミッションを取り付けて、外した部品をドンドコ元に戻すだけー!オラオラオラオラオラオラー!

oraoraoraora

ハイ、できたー!けど、実はすんごい時間掛かってるー!ギャー!

そうしましたら、同時にご希望のエンヂンオイルと

オイルフィルターも交換します。残しておいたトランスミッションのオイルもありますが、どれも特に気になるトコロはありませんでした。

それと、遊びが大きくて気になるとおっしゃっていたスロットルケーブルも

それっぽくしておきました。タイコが収まるプーリーの穴を1つズラしただけですが、良い感じになったかなと。これでダメだと、ケーブルを作り直さないといけませんからね。ホッ。

最後に、ご来店の直前に発電しなくなったというオルターネーターですが、お伝えした通り、フューズホルダーに問題がありました。どういうわけかココが熱を持ってしまったようで、フューズも「切れる」というより「溶けて変形」している状態で、なかなか抜けないくらいでした。

たまたまあった中古のホルダーに交換して修理しましたが、ちょっと気になりますので、ときどき様子を確認してみてください。単なるホルダーの製品不良ならこれで大丈夫だと思いますが、根本的に問題があるとすると・・・です。モギーもEME製の400Wオルタネーターを利用していますが、450Wのモノはちょいちょいトラブルがあるようで・・・その・・・あの・・・です。

てことで、できました。

 

ということで、この度はトランスミッションの異音の修理のご依頼、有り難うございましたッ!予想していたよりも大変でしたが、なんとか異音も消すことができましたので、これでまたストレスなくお楽しみいただけるんじゃないかと思います。どんなに小さなことであっても、気になり始めると、ずーっと気になっちゃうことってありますからね~。上手くできるか不安もありましたが、モギーにとっても良い勉強になりました。しばらく走って異音や不具合が出なければまず大丈夫だと思いますが、もし何か気になることがありましたら遠慮なくご連絡ください。何もないのが何よりですが・・・。つか、何度もやりたくないー!なんか胃がキュッとするしー!イテテ・・・。

 

カラカラ~と異音のするトランスミッションの点検&修理や、ついでにアレやコレやの作業も、承っております。ご相談くださいッ!

おポンコツなR100RS、イグゾウストパイプの交換とオイル交換と。

3月頃からメールでご相談のあったR100RSにお乗りのお客様、ちょいちょいお手伝いして5月に車検を取得されまして、なんとか走れるようになったとのことで7月にご来店くださったんですが・・・、まさかこんなおポンコツな車輌だったとはッ!メールだけでは伝わらないッ!ことがあるッ!ドッギャァーン!

ドッギャァーン

 

からの、有り難いことですッ!でも、おポンコツやー!

だって、イグゾウストパイプがこんなボコボコですよ?何かあったに違いないじゃん!イィィヤァァァー!

しかも、これでも叩いて曲がりを修正したそうで・・・てことは、最初はもっとスゴかったってこと?もしかして、いわくつきの・・・などと、余計な詮索はこれくらいにしまして、さっさと作業に取り掛かります。ついでに外した部品を軽~くキレイに磨きつつ

ズババッとお持ち込みのイグゾウストパイプに交換です。幸い、ネジ山の状態は良好でした。ホッ。

サイレンサーを固定するボルトやワッシャーなんかもこんな状態でしたが、とりあえず錆だけ落として再利用しています。ま、おポンコツですから・・・ね?

でも、サイレンサーはピカピカにしていますよ!フフフ。

あ、サイドスタンドのストッパーも交換しちゃいました。(チャリン♪)

そうしましたら、オイルも交換しちゃいます。

不動期間が長かったのか保管状況がアレだったのか、トランスミッションとドライヴシャフトのオイルが乳化してました。ま、次の交換をちょっと早めにしていただいて、とりあえず様子見ですね。

で、ボコボコで排気漏れしていたイグゾウストパイプを交換しましたので、いよいよキャブレターの調整とまいります。というのも、実は車検の取得前にも車輌をお持ち込みいただいてたんですが、そのときは調整以前に問題がありすぎて何もできなかったんですよね・・・。さて、今回はどうかしら?

ブホッ!やっぱりダメやんけー!どゆことー!

wait

アレコレ点検したところ、ダイアフラムが破れてました。ズコー。

おっと、もうこんな時間!妻が待つおウチに帰らなくっちゃ!

time

 

~翌日~

キャブレターの同調もそれっぽくできたので、ヴァルヴクリアランスの点検&調整も行います。左シリンダー側は、ロッカーアームのベアリングが1箇所破損していましたが、それ以外に問題もなく、ビシッと調整できました。

が、右側は・・・ん?なんか針金が巻いてありますぞ?なんですかな、コレは?(すっとぼけ)

って、コレ、アカンやつやー!クリアランスもガバガバやんけー!どうしよ・・・。

迷った挙句、抜けかけたシリンダースタッドボルトをドキドキ&ふんわりトルクで締め付けて、ヴァルヴクリアランスだけビシッと調整しまして

モギー、そっ閉じ・・・

 

ということで、この度はイグゾウストパイプの交換とオイル交換にアレやコレやの作業のご依頼、有り難うございましたッ!どうにかキャブレターの調整もできるようになり、アイドリングの安定感やエンヂンの音もだいぶフツーになりましたが、シリンダースタッドボルトは抜けかけています。そう遠くないうちにまた音が大きくなってくると思いますので、なんとかご予算を確保していただき、早めの修理をご検討ください。他にも気になるトコロはチョコチョコありますが・・・、まずはスタッドボルトをッ!何卒ッ!

 

ボコボコのイグゾウストパイプの交換や、オイル交換にキャブレターの点検&調整等、諸々承っております。ご相談くださいッ!

 

オマケ

現在は機能していませんが、過去にツインプラグ化されてたみたいです。ご報告まで。

R100R、オイル交換とヴァルヴクリアランスの調整と。

少し前にリアタイアの交換とアレやコレやの作業をさせていただいたR100Rにお乗りのお客様、あれから更にじゃんじゃん走られているそうで、今回はオイル交換とヴァルヴクリアランスの調整をご依頼にッ!ウホホッ!またしても!有り難いことですッ!って、1ヶ月ちょいで3,000kmて・・・それ、走りすぎー!ゴイスー!(ココまで、ほぼコピペ)

 

いやー、整備した車両がじゃんじゃん走ってると聞くと、やっぱり嬉しいもんですなぁ。ウヒヒ。

おっし、まずはドンドコとオイルを抜くぞー!オー!

フムフム、特に問題はなさそうですね。

ドレインボルトにも、目立った金属粉はありませんでした。

今回、お客様のご希望でシフトアームのオイルシールと

ニュートラルスウィッチも交換します。

ブホッ!こりゃ、スゴイ汚れ・・・。トランスミッションの奥にもオイルが滲んでますねー。ま、ココはまたの機会で良いでしょう。でしょうッ!(職務放棄)

慣れたものとはいえ、ニュートラルスウィッチの交換はやっぱり大変ですなぁ。あ、エンヂンマウントボルトに付いた錆ですが、ちゃんとキレイに磨いて落としておきました。つか、パラレヴァーになると、マウントボルトのめっきが違うモノもあるんですね。

てことで、ビシッとキレイにしてオイルシールを交換します。

ニュートラルスウィッチもビシィ!です。ウヒョ!ピカピカ~!

ちなみに、純正のニュートラルスウィッチですが、価格改定後に¥2,760→¥9,140(税抜、2017/9/27現在)になりまして、気軽には使えなくなってしまいました。対策品のスウィッチの値段はお手頃価格?のままですので、今後は特にご希望がない限り、対策品を利用させていただきます。ひょっとしたら、純正品も改善された上での価格変更なのかもしれませんが、試しに取り寄せるには・・・その・・・ちょっと勇気のいる金額でして・・・。

と、余談はこのくらいにしまして、ドライヴシャフトブーツに軽い?ヒビ割れがありました。今のところブーツ周辺もオイル滲み程度の汚れですし、ま、ココもまたの機会で良いでしょう。でしょうッ!(職務放棄、2回目)

で、せっかく取り外しましたので、コレクターボックスも軽く磨いてみましたら

穴が開いてました。ズコー。錆と汚れで塞がっていた感じでしたが、補修された跡にも見えなくないような・・・?

長く乗っていればどうしても錆びてしまいますし、接続部のガスケットも傷んできたりしますが

新品のガスケットに交換するのは意外と大変ですので、ま、ココもまたの機会で良いでしょう。でしょうッ!(職務放棄、3回目)

おっし、できたー。

あとは、ヴァルヴクリアランスをビシッと調整して

15,000km頑張ったスパークプラグも交換すれば

ハイ、できまし・・・って、そこドコですかー!

 

ということで、この度はオイル交換とヴァルヴクリアランスの調整とアレやコレやのご依頼、有り難うございましたッ!さっそく遠くまでお出掛けされたようで・・・、もう何も言いますまい。また何かありましたら、お気軽にご相談を!

 

オイル交換や、ヴァルヴクリアランスの調整、ニュートラルスウィッチの交換等、諸々承っております。ご相談くださいッ!

冷やかしのR100RS、オイル交換とタイア交換とアレやコレや。

アレからもちょいちょいご来店くださっている冷やかしのR100RSにお乗りのお客様、初めて作業させていただいてから気が付けば20,000km!も走っていらっしゃいましたので、ちょっと強引にメインテナンスをさせていただくことにッ!つか、乗りっぱなしは許さーん!のがモギーモータースのポリシーなのでありまして、何卒ご理解いただきますようお願い申し上げます・・・からの、有り難いことですッ!あ、ソーレ!仕事だワッショイ!

 

ブホッ!相変わらず雰囲気のあるR100RSですなぁ。無造作に括り付けられたタオルも、なんともアレで・・・くぅ~!(言い意味で)

おやおや?ガソリンタンクがちょっと高いような・・・?

って、ちゃんとハマってないやんけー!

という小ネタもブッ込みつつ、駆動系のオイルを交換します。

トランスミッションとファイナルドライヴはそれなりでしたが、ドライヴシャフトのオイルに錆?が混じっていたのが気になりました。もうちょっと早く交換しても良かったですね~。

ドレインボルトに付着した金属粉にもヤバそうな感じはないですし、とりあえず次回の交換まで様子見っすね。

あ、ドライブシャフトのオイルが少なかったのは、ブーツから滲んでたのが原因みたいなので

キレイにお掃除してバンドをキュッと締め直しておきました。

ブーツに傷みも見られませんし、とりあえずは大丈夫かと。ついでに、クラッチレヴァーの遊びが少なかったので、リリースアームの遊びも調整しておきました。

そうしましたら、ツルッツル感が出始めたフロントタイアも交換します。

もうすぐ車検なので、そのタイミングでも良いような気がしないでもなかったんですが、このあとけっこう遠くまでお仕事で行かれるとのことでしたので安心のためにも・・・、ね?

そんなに古いタイアじゃありませんが、けっこうヒビ割れもありましたし・・・、ね?

ビシッとやっておけば

お金で買える安心もあると思うんです。ええ、そう思うんです。(チャリーン♪)

あとは、球切れしていた電圧計のバルブを交換すれば、作業終~了~。

つか、黒く塗られたスクリーンのおかげで、昼間でもメーターの照明がよく見えますね。ククク。

ハイ、できました。

と思ったら、ちょっと気になって見たリアブレーキが・・・!パッドの残りがあと僅かじゃあないかッ!

ドッギャァーン!

ドッギャァーン

でしたので、ビシッと交換しておきました。

フゥ~、危ないところだったぜぇ~。

 

ということで、この度は駆動系のオイル交換とフロントタイア交換、それと追加の作業のご依頼、有り難うございましたッ!って、とっくに次の車検のお仕事も終わっちゃってましたね。そうでした、そうでした。オホホ。またじゃんじゃん乗って、ちょいちょいメインテナンスにお越しください。オホホー!

 

乗りっぱなしの車輌は許さないッ!ご来店&ご相談くださいッ!

R100RS、オイル交換と電圧計の照明の修理。

しばらくブログの更新をサボったせいで、かな~り記憶が曖昧になっているモギーですが、思い出せないコトを無理して思い出そうとしてもアレなことに気が付きまして、これからはもう少しテキトーにッ!ブログを書いていくッ!という、コロンブスのアレ的な発想の転換で乗り切ることにしました。ですので、今後、不確実&不適切な記述がありましてもお許しください。

 

てことで、最近ちょいちょいご来店くださっているこちらのR100RSにお乗りのお客様からのご依頼で、駆動系のオイル交換とちょっとした作業をさせていただきましたので、そのご報告を。レッツラ・ゴー!アーンド、有り難いことですッ!

と、その前に、今回の作業の前に点火時期の点検&調整もしていたんですが、そのときに撮った写真がありましたので、そのご紹介から。

よーく見ると分かりますが、イグニッショントリガーの取り付け部に砂が溜まってました。ココは点火時期を調整できるように長穴になっているんですが、この入り込んだ砂のせいで反時計回りにまったく動かせなかったという・・・!ギャー!

以上デス。

さ、本題に戻りまして、ズババッと駆動系のオイル交換です。

ドライブシャフトのオイルがちょっと少ないくらいで、特に気になるトコロはありませんでした。

通常、オイル交換でリアホウィールを外す必要はありませんが、こちらのお客様ったらホウィール塗装も視野に入れているそうで、「ドラムの状態もッ!点検して欲しいッ!」とのご要望がありましたので

キレイにお掃除して確認しています。表面の状態も悪くないですし、これなら塗装してもよろしいんじゃないかッ!と思います。たぶん。

そしたら、フロントフォークのオイルも交換です。

ちょっと濁りはあるものの赤い色味も残っており、量も規定量が入っていました。しっかりメインテナンスされていたみたいですね。

あとは、ハーネスが断線していた電圧計の照明を

ピカーッと直しまして

下がり気味だった?ハンドルのポジションを(勝手に)微調整すれば

ハイ、できましたー。

 

ということで、この度はオイル交換とチョロっとした作業のご依頼、有り難うございましたッ!これといって気になるトコロはなさそうですので、これからもじゃんじゃん乗って、ちょいちょいメインテナンスしていただければ、好調を維持できるんじゃあないかッ!と思います。また何かありましたら、お気軽にご相談を!

 

駆動系のオイル交換やフロントフォークのオイル交換、電圧計の照明の修理等、諸々承っております。ご相談くださいッ!

アポーなR100RS、エアクリーナーハウジングの交換とアレやコレや。

昨年の10月ごろにエンヂンの始動が困難とのことでご来店くださったアポーなR100RSにお乗りのお客様、アレから元気に走り回っていらしたようなのですが、今回は「エアクリーナーをッ!旧型にッ!したいんですッ!」とのことでご来店にッ!まだやるかッ!からの、有り難いことですッ!つか、これで5月分のブログが終わるゥゥゥ!ウゥゥレェスィィィー!

 

ウヒ!相変わらずのアポー感ですなぁ。ククク。

よーし、さっさと取り掛かるとしよう!オー!てことで、まずはバッテリーケースを兼ねた、このワイルドなエアクリーナー?ハウジングを産業廃棄物へ・・・じゃなくて、ズババッと取り外します。

そして、お客様がご用意&お持ち込みになったバッテリーケースを取り付けます。うーん、しっかりした作りですね。いつかモギーも、こういう工作ができるようになりたいものですなぁ。

どれどれ・・・

wait

って、思いっ切りイグニッションスウィッチに干渉しているじゃあないかッ!

ドッギャァーン!

ドッギャァーン

付かないモノを付けようとしても時間がもったいないですので、さっさと前に進みましょう。

が、お客様がご用意していたエアクリーナーハウジングには穴がなィィィ!セルモーターの上のカヴァーも忘れてるゥゥゥ!ので、モギーの使用予定のある在庫部品を渋々・・・じゃなくて、ドーンとブッ込むことにします。ドーン!ドーン!(やけくそ)

前回の作業では見送ったブローバイホースも交換しちゃいます。

あ、前回は見られなかったオイル滲みが発生していましたので

ホースの取り付け部のガスケットも交換しておきました。

で、アレやコレや取り付ければ

ハイ、できました。

そうそう、移設されていたスターター(チョーク)レヴァーもちゃんと取り外して

ご希望通り、当店オリヂナルのスターターノブに変更しておきました。見た目もスッキリして、使いやすくなったッ!んじゃあないかとッ!

続きまして、オイル交換へとまいります。

グッ、コイツは・・・

なんか、つけ麺のタレみたーい♪キャハ!

と言いたくなるような色でしたが、とりあえず次のオイル交換まで様子見とさせてください。ドレインボルトにはそれほど金属粉も付着していませんでしたし、ま、たぶん大丈夫でしょう。たぶん。

トランスミッションのオイルが乳化していたのは、定番のスピードメーターケーブルのダストカヴァーが原因だと思いますので、こちらは交換しておきます。ついでに、汚れていたドライヴシャフトブーツもキレイに

するんじゃなかったー!ひび割れがハッキリ確認できちゃうー!ま、ココは今回はイイっすね。ご予算の上限にグイグイ迫っていますし。オホホ。

その分、オイル漏れしているシフトアームのオイルシールや

謎のスウィッチに変更されていたオイルプレッシャースウィッチは交換させていただきました。この謎のスウィッチ、壊れていて確認できませんでしたが、おそらく動作が逆だと思うんですよね。何かのブレーキスウィッチなんじゃないかと・・・?

けっこうドキドキしましたが、アダプターのネジ径とピッチはオイルプレッシャースウィッチと同じでしたので、問題なく交換できました。ホッ。

ついでに、オイルフィラーキャップのO-リングも交換して

エンヂンとトランスミッションのオイル汚れもキレイにしておきましたので、今後、オイル滲みの場所を特定しやすくなったんじゃあないかッ!と思います。

どうよ!

どうなの!

どうなのよー!

おっと、もうこんな時間!妻が待つおウチに帰らなくっちゃ!

time

 

(続く)

 

お持ち込みの旧型エアクリーナーハウジングへの交換や、オイル交換のついでにアレやコレやの作業等、諸々承っております。ご相談くださいッ!