謎のR65? アレやコレや。(その2)

先日ブログのネタにしたモギーが足を向けて寝れない&当店のステマ担当のお客様の謎のR65(2本サス)、ゴリゴリと作業を進めています。

DSC_3918

 

シリンダーヘッド周りの作業が終わりましたので、続いて「ちょっとフロントカヴァーからの音がカチャカチャと気になるんス。」とのことで、タイミングチェーンの交換です。オルタネーターやポイントなんかを取り外し

DSC_4135

タイミングチェーンカヴァーまで外せば

DSC_4147

あとは新しいチェーンに交換するだけです。実際にはけっこう手間の掛かる作業ですが、手順は当店在庫のR100RSでやった作業とほぼ同じなので省略しちゃいます。コレも、楽しくブログを書くためのテクニックです。ヌフフ。

DSC_4151

外したタイミングチェーンカヴァーは

DSC_4161

ボルトやエンヂンガードのステイなんかと一緒にピカピカに洗浄しておきました。

DSC_4179

ポイントが収まっているケースもかなり汚れていましたので

DSC_4194

ビシッとキレイにしておきました。清掃ついでに点検したところ、ポイントの状態が良くなかったのでコンデンサーと一緒に交換しています。もちろん、ポイントギャップは規定値に調整済みです。

DSC_4200

ちなみに、ポイントの状態はこんな感じで

DSC_4215

凸凹になっちゃってました。

DSC_4466

で、外した部品を元通りにすればOKです。

DSC_4222

せっかくなので、セルモーターも取り外し

DSC_4232

クランクケースの上側もキレイにしておきます。

DSC_4236

ブローバイガスに含まれるオイルミストが多かったのでブリーザーヴァルヴも点検しましたが、特に問題はありませんでした。

DSC_4253

セルモーターを元に戻し、しっかり固定します。このまましばらくキレイでありますように。(願い)

DSC_4259

あ、エアフィルターがかなり汚れていましたので、この機会に交換しておきました。

DSC_4577

さらに、ガスケットがこんもり盛られていたオイルラインのブラインドプラグも、ビシッと修正しています。これで、オイル滲みやオイル漏れはほとんどなくなるかと。どうかな~?

DSC_4184

サイドスタンドもキレイにし、グリスアップして取り付けます。(このあとイグゾウストパイプを取り付ける際に、また取り外すハメに・・・。)

DSC_4263

そして、ココでリアホウィールが登場!オ~ゥ、カッコイイー!

DSC_4269

ブラスト済みのフランヂナット!ネジ山にはアンチシーズ!イグゾウストパイプも心なしかキレイになったよう!

DSC_4276

サイレンサーのクランプも、たまたま在庫していたステインレス製のモノに交換ッ!

DSC_4299

頑張って磨いたサイレンサーもピカピカしているッ!

DSC_4315

やってやったぞッ!ウウゥリィィィ!

uuurrrryyy

と、ちょっと声を出したくなるほどの達成感とともに、できましたー。フゥ~、長かった・・・。

DSC_4329

ついでに、右側のエンヂンガードがモノサス用で、ステイも手作りのモノが使用されていましたので、2本サス用のモノに交換しておきました。

DSC_4344

それと、以前に取り付けさせていただいたキックレヴァーのストッパーがフレームが見えるほど傷んでいましたので

DSC_4337

より厚みのあるモノに交換しています。作業した者としては嬉しい限りです。ですが・・・、ですが!どんだけキックしたんですか!お客様のアホー!(もちろん、良い意味で)

DSC_4629

そうそう、追加でリクエストのあったヘラーソケットも、たまたま中古品がありましたので取り付けておきました。

DSC_4415

んで、いよいよココでフロントホウィールも登場!オ~ゥ、カッコイイー!

DSC_4313
(動画でご覧いただけます。)

キャー!あともう少しで作業終了ー!ウレスィー!

DSC_4430

ココで、イケメンはふと思い出しました。

 

「そういえば、コチラのR65もチャーヂランプがなかったけど、まさかアレみたいなことは・・・?」

hatena

 

ビンゴかよ!

DSC_4422

てことは、まだ続くのね・・・ガックシ。

wait

部品が届くまでの間、取り付けたばかりのヘラーソケットを利用して充電しておきます。さっそく大活躍ですなぁ。

DSC_4474

つか、半年以上、2,000km以上も発電せずに走り続けられていたとは、意外とバッテリーって持つんですね。キックでエンヂンを始動していたおかげもあると思いますが、けっこう夜間も走られていましたし、かなりギリギリの状態ではあったみたいですけど。実際、当店での作業後にはセルモーターでの始動は困難でしたから。オホホ。

バリバリ発電できるようにしますので、もうしばらくお待ちください。それにしても、ますますR65に見えなくなってきましたね。ククク。

R65_2

 

(続く)

 

タイミングチェーンの交換からポイントの交換、ホウィールの交換やオイル滲み&オイル漏れの修理、ヘラーソケットの取り付け等、諸々承っております。ご相談くださいッ!

謎のR65? アレやコレや。

先日ブログのネタにしたモギーが足を向けて寝れない&当店のステマ担当のお客様のR65(2本サス)、以前からカスタムと整備のご相談をいただいておりましたが、ようやくモギーの準備が整いまして、車輌をお持ち込みになられました。本当にお待たせしてしまい、申し訳ありませんでしたッ!からの、有り難いことですッ!ウォー!

DSC_3918

 

実は、年明けに「スポークホウィール化したいですッ!」とのお話があり、すぐに必要な部品を手配したものの、「フロントは18インチのままでッ!」などとおっしゃるものですから、レアなサイズ(18インチ、40穴)のアルミリムが届いたのが6月でして

DSC_3919

しかも、18インチ用のステインレス製スポークがないため、現物合わせで19インチ用スポークを短縮加工して組み上がったのが入庫日直前という・・・。

DSC_3931

予想外にモギーが忙しくさせていただいていたせいもありますが、なんとも時間の掛かる準備となってしまいました。お客様が予備でご用意していたシリンダーヘッドも、いつもなら内燃機加工屋さんから戻ってくる2週間が待ち遠しいところですが、とっくにO/Hされて2ヶ月間も放置プレイ・・・。

DSC_8509

それでも、

 

「ほかのお客さんを優先してくれて構いませんからッ!」

 

だって!もう、どうにでもして・・・。ズキュン!ズキューン!

anago

モギー、頑張るでありますッ!

arimasu

 

てことで、さっそく作業に取り掛かりましたが・・・イグゾウストパイプのフランヂナットが変形していて工具が掛からないッ!

DSC_3974

なんとかフランヂナットを緩めたものの、ネジ山にもダメーヂがッ!

DSC_3960

こっちも!ガビーン!

DSC_3953

こりゃ、交換ですね・・・。

DSC_4352

で、サイレンサーを外そうと思ったら

DSC_3942

アレレ?左右が逆に取り付けられているッ!つか、なんで今まで気付かなかったのかッ!

DSC_3946

サイレンサーステイの新しさを見ると、どうやらこのステイを交換した際に左右を間違えたみたいですね。取り付けるときに直しておきます。

DSC_3989

フゥ、まだ本格的な作業に入っていないのに、色々ありますねー。

エンヂン周りのオイル滲みもなかなかアレですが

DSC_4002

今回の作業でビシッと止めてみせましょう。ヘンなガスケットが盛られたオイルラインのブラインドプラグも・・・なんとかします!

DSC_4005

ただ、以前にトランスミッションをO/Hさせていただいたときにこの辺のオイル滲みはしっかり直したはずなんですが、ちょっと気になる汚れ方です・・・。

DSC_4010

原因はココ、ブリーザーヴァルヴからのオイルじゃないかと疑っているんですが、果たして・・・?

DSC_4019

さて、エンヂンの汚れ具合も確認できましたので、いよいよ作業です。頑張るぞー!オー!

DSC_4027

って、いきなりコレかー。

DSC_4035

めげずにジャンジャン取り外します。

DSC_4048

汚れはアレですが、コンロッドやカムシャフトには異常は見られませんでしたので

DSC_4058

ビシッとキレイにして

DSC_4067

O/H済みのシリンダーヘッドを取り付ければ

DSC_4101

バッチリです。シリンダーとピストンは、予想通りクリアランスが規定値ギリギリでしたので、在庫車輌に使うつもりで用意していたモノと交換しています。

DSC_4113

また、タペットの一つだけ状態が悪かったので、中古良品と交換しておきました。

DSC_4117

良いんじゃあないでしょうかッ!

DSC_4132

引き続き作業を進めますので、もう少しお待ちください。それにしても、元々はこんな感じだったハズなんですが、見れば見るほどR65に見えなくなってきましたね。ククク。

R65

 

(続く)

 

スポークホウィールの組み立てや、タイア交換、シリンダーヘッドのO/H等、諸々承っております。ご相談くださいッ!

ワガママなR80、チョメチョメとエンヂンオイルの交換。

前回の作業からしばらく音沙汰もなく、現状にご満足いただけているものとばかり思っておりましたワガママなR80にお乗りのお客様から、またしても作業のご依頼がッ!やっぱりかッ!でも、有り難いことですッ!

 

なんでも、当店ブログでもお馴染みのR65とR100RSにお乗りのお客様と三人で走りに行かれることが度々あるそうなんですが、カッ飛び系のお二人に置いてけぼりにされてしまうため、アレをナニしてお二人をギャフンと言わせたいという理由から

 

「チョメチョメしたいんです。」

 

だって。いやん、チョメチョメだなんて・・・ポッ。

anago

てことで、ご相談を受けて手配した部品も届きましたので、さっそく作業に取り掛かります。頑張るぞー!オー!

DSC_3006

ブログで公開するのは憚られる内容のため、詳細は割愛となります。(手抜き)

DSC_3035

DSC_3060

で、ついでにエンヂンオイルも交換しまして

DSC_3079

できました。写真も使い回しているのは内緒です。ククク。

DSC_3006

あ、オイルフィラーのトコロのO-リングも交換しておきました。分かりにくいですが、少し潰れて平らになっていましたので。って、ようやく在庫が用意できたからなんですけどね。オホホ。

DSC_3070

 

ということで、この度はチョメチョメとエンヂンオイル交換のご依頼、有り難うございましたッ!これでギャフンと言わせられるかは分かりませんが、カッ飛び系のお二人に無理して付いて行くのもアレですので、のんびり遅れて走られるのもアリかなと思います。暑くてなかなかな気軽に走りに行くのもしんどい季節ですが、R80と迎える初めての夏、存分にお楽しみください!

 

チョメチョメや、エンヂンオイルの交換だけでなく、オイルフィラーのO-リングの交換も承っております。ご相談くださいッ!

 

オマケ

さっそく納車日に冷やかしのR100RSにお乗りのお客様と軽く走りに行かれました。グッド・ラック!

DSC_3080

つか、チョメチョメとか書いとけばブログの更新も楽ですね。多用しちゃいそうです。ウフフ。

R80、イレギュラーなお仕事。

少し前になりますが、R100RSにお乗りのお客様からのご依頼で、下請け的な?作業をいただいてしまいましたッ!なんともッ!有り難いことですッ!でも、ドキドキするー。

 

車輌はR80なんですが、鍵がないのに「ロックされたままになっていて、パニアケースが取り外せいッ!」という謎の仕様になっております。

DSC_9322

ブーッ!

boo

で、そのご依頼内容は「置いておくだけで、オイルがポタポタと垂れてくるッ!」という、こちらも謎の仕様となっているそうで、これを純正仕様に戻して欲しいとのこと。ふむふむ。

DSC_9328

確認してみると、プッシュロッドチューブからのオイル漏れが

DSC_9342

左右ともにかなり激しいようです。

DSC_9356

オイルフィルターのカヴァーも、かなりアヤシイ・・・。

DSC_9349

オイルが滴り落ちそうなオイルパンの様子を見れば

DSC_9337

ニュートラルスウィッチも交換しておきたくなりますね。

DSC_9371

ドライヴシャフトのブーツからもオイルが滲んでいるッ!ようです。

DSC_9380

てことで、オイルが漏れていそうな箇所は確認できましたので、さっそく作業に取り掛かります。ファイトー!オー!

まずはイグゾウストパイプを取り外します。フランヂナットもすんなり回り、ネジ山に傷みもありませんでした。

DSC_9345

ヘッドカヴァーを開け、ロッカーアームを取り外しまして

DSC_9382

スリッパーやベアリングを点検しておきます。状態は良好でした。グッド!

DSC_9385

プラグホールにオイル汚れがありましたが、プラグの締め付けが甘かったんだと思います。キレイに清掃しておきますので、様子を見てみてください。

DSC_9390

通常はシリンダーヘッドやシリンダー、ピストンまで分解しますが、今回はご予算の都合でそのままとなります。うーん、気になるー。

DSC_9399

シリンダーが抜けましたので

DSC_9391

タペットも点検しておきます。こちらもグッド!でした。さて、それではエンヂンをキレイにしますか。

DSC_9397

ガーン。まーた、こういう修理してー。もう!

DSC_9403

こびりついた液体ガスケットとオイル汚れを掃除していて、ふと思ったんですが、この手の修理跡って「ひょっとして、オイルシールを交換せずに液体ガスケットで漏れを止めようとしている?」んでしょうか。だとしたら、ココのシールは1個数百円ですし、今のところ注文すればすぐに入荷する部類の部品ですので、是非とも交換していただきたいですね。新品のシールであれば液体ガスケットを塗らなくても漏れることはありませんので。

ちなみに、O-リングにもガスケットが塗られていました。んもう!

DSC_9409

などと文句を言いながらも、しっかりキレイにしちゃいます♪(M気質)

DSC_9418

あ、カム山にも異常はありませんでした。またまたグッドです!

DSC_9415

して、シリンダー周りをゴッソリ元に戻し、ヴァルヴクリアランスをビシッと調整すれば

DSC_9426

できました。良いんじゃないでしょうかッ!

DSC_9429

続いて、駆動系のオイル交換へとまいります。

トランスミッションのオイルと

DSC_9436

ドライヴシャフトのオイルは、ちょっと汚れて濁っていました。交換して正解!だったようです。ファイナルドライヴのオイルはキレイな感じでしたが、色が異なってました。交換時期が違ったんでしょうか。

DSC_9432

オイルが抜けるのを待つ間に、真っ黒に汚れたニュートラルスウィッチも取り外します。

DSC_9446

残念ながらトランスミッションの奥にもオイル汚れの跡がありましたので、オイルポンプカヴァー辺りからオイル滲みが発生しているようです。それほど酷くはなさそうですので、今後の課題としていただければ良いかと。

DSC_9451

その分、手の届くトコロだけでもビシッとキレイにしておきます。スウィッチも交換して、オイルもたっぷり入れておきました。(規定量)

DSC_9460

気になるオイルフィルターも点検&交換させていただきました。

DSC_9469

フゥ~。点検して良かったです。危険な紙製ガスケット(黒)が入ってました。

DSC_9463

オイル漏れもアレですが、この黒い紙製ガスケットはもっとアレです。何度も書いてるような気がしますが、モノサスの場合、このガスケットは不要ですのでご注意ください。実際に、モノサスにお乗りのお客様から「ガスケットを追加してみたら、油圧が低下して警告灯が点灯してしまったッ!」とのご報告もありましたので。2本サスの場合、基本的にこのガスケットを必要としますが、後期の車輌では不要なモノもあります。ご不明な場合はご相談ください。

と、その後もアレやコレやとチョイチョイ手を入れて、無事に作業終~了~。

DSC_9477

あ、パニアケースもなんとかピッキングして取り外すことができました。フフフ。

lupin

ダメなら、こうするつもりでしたけど。オホホ。

lupin2

もちろん、作業後の確認も抜かりなしです。ナンバープレートがないため試乗できませんでしたが、エンヂンの始動性を確認したり同調を調整したりと、何度かエンヂンを回してアツアツにしてみてもオイルが垂れた跡はありませんので、オイル漏れはバッチリ直っているッ!のではないかッ!と存じます。

DSC_9486

 

ということで、今回はイレギュラーな作業のご依頼、有り難うございましたッ!直接お客様の顔が見えない仕事は責任の所在が曖昧になりそうなので積極的にお引き受けするものではありませんが、こうして頼っていただけるのは嬉しい限りです。今回作業させていただいた分については責任を持って対応致しますので、何かありましたら遠慮なくご連絡ください。2V-OHVのBMWしか扱えませんが、また何かお困りのときはご相談をッ!

 

下請け的なお仕事も(消極的に)承っております。ご相談くださいッ!

R100RS、フロントフォークのO/Hとオイル漏れの点検と。(その2)

先日、「フロントフォークのオイルシールがー!」と突然ご来店くださったR100RS、ようやく落ち着いて作業に取り掛かれるようになりましたので、ズババッ!と進めています。

 

フロントフォークのオイル漏れについては修理を終えましたので、今日は「エンヂンとトランスミッションのオイルがー!」ともおっしゃっていたお客様の期待に応えます。

DSC_8952

シリンダーとシリンダーヘッドの間にオイルが滲んだ跡があったり(チャリン♪)

DSC_8939

オイルプレッシャースウィッチ?の周辺にオイルが滲んだ跡があったり(チャリン♪)

DSC_8945

オイルパンの側面から(チャリン♪)

DSC_8949

後側にかけてオイル汚れがたっぷりあったり(チャリン♪)

DSC_9214

シフトレヴァーのトコロからもオイルがポタポタして(チャリン♪)

DSC_8942

コレクターボックスに黒く焦げた跡があったりしますね。(チャリン♪)

DSC_9203

こりゃ、お掃除するだけでも大変手間が掛かりそうですなぁ。ムフフ。

チャリン♪チャリン♪

charin

ムムッ!シフトペダルラバーに亀裂がッ!コレはアカーン!(大げさ)

DSC_9281

なので、またしても勝手に交換し、しっかり請求しちゃいます。取れるコインは見逃さないッ!イエス!イッツ、モギーモータース!ゲヘヘ。

 

と、コインもいっぱい取れたので、いよいよ作業に取り掛かります。まずはシリンダーとシリンダーへッドの間のオイルの滲み具合を確認するため、スタッドボルトをしっかり規定トルクで締め付けて、同時にしばらく点検されていないというヴァルヴクリアランスも調整します。ビシッと決まったッ!

DSC_9175

写真はありませんが、スラスト方向のクリアランスがちょっと広かったので、シム調整もしておきました。もちろん、ロッカーアームも点検済みです。異常なし!でした。ホッ。

ただ、外したスパークプラグ(右)にちょっとオイルが付着していたのが気になります。

DSC_9187

当然、右側シリンダーヘッドのプラグホールにもオイル汚れがありました。プラグの締め付けが甘かったのでしょうか。とりあえず、しっかり締め付けておきますので、しばらく様子を見てみてください。

DSC_9190

それと、フランヂナットが触れただけで緩みましたので、アンチシーズを塗り込んでキチッと締めておきました。ネジ山の状態は良好でしたので、一安心ですね。

DSC_9194

続きまして、シフトレヴァーのオイル漏れを修理します。ココのオイルシールを交換するには

DSC_9241

オイルを抜かなければならないのですが、お客様に確認したところ、ちょうど2年前に交換されたとのこと。オイル交換と同時に行うほうがお財布にも優しいですから、良いタイミングだったと思います。整備の記録を付けておくと、こういうときの判断がしやすくなりますね。

DSC_9260

抜いたオイルの状態は透明感も残ってますし、異物も混じっていないので悪くありませんでしたが

DSC_9255

ドレインボルトにキラキラとした金属片がちょっと多く付着していました。90,000kmを超える走行距離を考えればこのくらいは仕方ないですが、ベアリングにダメーヂが出始めているようです。そう遠くないうちにトランスミッションのO/Hを検討されても良いかもしれません。

DSC_9271

で、オイルシールを交換しまして

DSC_9247

エンヂン周りのオイル汚れをキレイにします。

DSC_9218

ニュートラルスウィッチからのオイル漏れはそれほどでもなさそうでしたので、今回は見送りました。このくらいキレイな状態からでないとちゃんと判断できませんが、おそらく大丈夫かと。

DSC_9221

エンヂンオイルのフィラーゲーヂの周りもキレイにしておきましたが

DSC_9314

またこうなるようでしたら、O-リングを交換しましょう。在庫に自信あり、モギーモータースです!のハズなのに、在庫がありませんでしたので。ぐぬぬ・・・。

DSC_8971

てことで、一通り作業も終わったし、試乗してオイル漏れが止まったか確認してみよう!オー!

 

~試乗後~

 

ガーン。定番のプッシュロッドチューブの根元と

DSC_9239

オイルラインのブラインドプラグから漏れてるー。ギャー!

DSC_9232

幸い、この六角レンチで回せるタイプのプラグは簡単に増し締めできるので、ピタッと止まりましたが。フフフ。

プッシュロッドチューブのトコロはアレですが、オイルプレッシャースウィッチからの漏れもありませんので、これでかなりオイル漏れは治まったんじゃないかと思います。もう、今までのような床にオイル溜まりができることもないッ!ような気がするッ!イエス!

DSC_9288

ちなみに、六角レンチで回せるプラグの増し締めが簡単といっても、むやみに締めれば大変なことになりますし、適切な工具がなければプラグをナメてしまいますので注意が必要です。工具すら入らないマイナスネジのプラグに比べれば作業はかなり容易ですが。(マイナスネジの場合、エンヂンを上にズラさないといけないので大変です・・・。)

DSC_8485

あ、フロントフォークのオイル漏れもバッチリ止まってました。オホホ。

DSC_9295

ハンドルの振れもなくなりましたし、キャブレターの同調も調整したらエンヂンもキレイに回るようになりましたし、なんだかとっても調子良くなっているッ!んじゃないでしょうか。こりゃ、まだまだ走行距離が延びそうですね~。

DSC_9310

 

ということで、この度はフロントフォークからエンヂン、トランスミッション周りまで、オイル漏れの修理のご依頼、有り難うございましたッ!また、ご予算の範囲内とはいえ追加で幾つもの作業をさせていただき、重ねて有り難うございましたッ!今後、長く乗るとなると大掛かりなO/Hも必要になってきてしまいますが、優先順位を決めて一つずつ整備&修理を進めていただければと思います。コツコツと予算を確保されましたら、またモギーにチャリン♪チャリン♪とやらせてください。しつこくジャンプしますので!しますのでー!

charin

 

各部のオイル漏れの点検&修理も承っております。ご相談くださいッ!

R60/7、J&Pカスタム。(その7)

「気軽に乗れるようにしっかりと整備して、ボロボロにヤレた外観でカッコ良く仕上げたいッ!」というR60/7、たっぷりお時間はいただいていますが、少しずつ作業を進めています。

DSC_5187

 

今回はエンヂン周りの作業です。といっても、入庫して間もなくエンヂンオイルの交換までは終えていましたので、そのご報告から。

DSC_5894

抜いたオイルに特に異常は見られませんでしたが、オイルパンを外して洗浄しています。底に溜まったスラッヂにも金属粉はありませんでした。一安心です。

DSC_5939

DSC_5944

で、ジャブジャブ洗浄してキレイにし

DSC_5960

DSC_5947

オイルフィルターも交換しました。過去の整備履歴が分からないので、このくらい見ておかないとちょっと心配なんですよね。

DSC_5965

案の定、フィルターカヴァーのO-リング(白)の取り付け方が誤っていて、クッキリと跡が付いてましたし。しかも、古いタイプのオイルフィルターに使われているO-リング(黒)もフィルター挿入部の奥に残っているという・・・。

DSC_5968

バッテリーを充電すればすぐにでもエンヂンが掛かりそうな感じでしたが、やっぱりガマンして正解でした。これで、最初のエンヂン始動をキレイなオイルと正しく組みつけられたフィルターで行えますからね。これがアメリカなら、とっくに「イエーイ!R60/7、コイツはサイコーだぜ!」って走り出してるんでしょうか?心配だわー。

bmw001

などというテキトーな想像はこのくらいにして、本日の作業、ヴァルヴ周りの点検とクリアランスの調整を行います。

DSC_7220

ついでに、ココもキレイにします。これじゃ、キャブレターが取り付けられませんので。

DSC_7268

よく見ると

DSC_7241

オイルプレッシャースウィッチのトコロにも乾いた砂が。

DSC_7232

シリンダーの上側がキレイだったので油断していましたが、覗いてみたら下側もエライことになってました。ズコー。

DSC_7227

ちょっと擦っただけで、砂や泥が固まったモノがポロポロと落ちてきます。こりゃ、キレイにするのも大変そうです・・・。

DSC_7259

気を取り直し、ヴァルヴ周りの作業に取り掛かります。ヘッドカヴァーに液体ガスケットが使用されていましたが(アメリカでもメジャーな手法なんですかね?)

DSC_7282

幸い、ロッカーアームとヴァルヴのステムエンドには異常はありませんでした。グッド!

DSC_7296

で、シリンダーヘッドをキレイにし、ロッカーアームを元通りに組み付けます。ほぼゼロだったヴァルヴクリアランスも規定値にビシッと調整しました。決まったッ!

DSC_7303

ついでに、ヘッドカヴァーをお客様ご希望の黒いモノに交換すれば、ヴァルヴ周りの点検&調整はOKです。カヴァーは中古なので表面の状態はイマイチですが、ピタッと閉じていますので漏れや滲みは起きないと思います。車輌の雰囲気にもある意味マッチしていますので、よろしいかと。(もう少し状態の良いモノも探してみます。)

DSC_7312

あ、カヴァーのラインも正しくなりました。この角型のカヴァーは左右を入れ替えると向きがズレちゃうんですよね。丸型は左右共通みたいですが。

DSC_7220

と、もう少し進めたかったんですが、思ったよりもエンヂンの清掃にてこずりそうなので、作業の順序を変更することにしました。ちょっと物足りないですが、本日はココまで。

 

てことで、続きはまた後日になります。やってやるー!

 

(続く)

 

オイルパンの洗浄やオイルフィルターの交換、ヴァルヴ周りの点検&調整も承っております。ご相談くださいッ!

 

オマケ

タイミングホールに堆積した物体を見て、まだまだ先は長そうだと感じるモギーなのであった・・・。

DSC_7309

西方(兵庫)から、シリンダーヘッドO/H。(その3)

遠方からご依頼のあったシリンダーヘッドのO/H作業ですが、内燃機加工から上がってきましたので、残りの作業に取り掛かります。

まだまだお客様の少ない当店なのですが、どういうわけかここ数日は作業に追われておりまして、シリンダーヘッドが戻る前に終わらせるつもりだったシリンダーとピストンが手付かずのままという・・・。マズイッ!このままではお客様からお聞きしている組み立て作業予定日に間に合わないッ!

てことで、シリンダーとピストンから作業に取り掛かります。

DSC_4385

ピストンにはカーボンがたっぷりですが

DSC_4406

傷もなく、良好な状態です。

DSC_4386

プッシュロッドチューブの根元からオイルが滲んでいるので、洗浄後に軽く打ち込んでみます。これで滲みが止まれば良いんですが。

DSC_4392

と思ったら、簡単に打ち抜けてしまったッ!しかも、1本(右端)はリングがユルユルッ!

DSC_4430

なので、急遽、ステインレス製のチューブに交換させていただきました。ちょっと高くなってしまい、申し訳ないです・・・。できるだけキレイに洗浄しましたので、お許しを。

DSC_4426

シリンダーが冷えるのを待って、新しいピストンリングのクリアランスも点検します。すべて規定値の範囲内、バッチリです。

DSC_4433

で、ピストンをシリンダーに挿入して、こちらはOKです。

DSC_4440

続いて、傷のあったプッシュロッドを磨きます。

DSC_4457

深い傷は消せませんでしたが

DSC_4460

あまり磨いて細くするのもアレなので、このくらいに留めておきました。

DSC_4461

お客様が気にされていた曲がりもわずかに確認できましたが、修正するほどでもなさそうです。むしろ、アルミ製のロッドのコレを修正するほうが難しいです。中古良品が入手できるまでは、こちらをそのままお使いください。

DSC_4464

と、ようやく内燃機加工屋さんから戻ってきたシリンダーヘッドに取り掛かります。番号が書かれているのは、組み合わせを間違えないようにとの加工屋さんの配慮です。

DSC_4408

パッコンパッコンとヴァルヴを擦り合わせ、キレイに洗浄したら

DSC_4411

ヴァルヴを組み付けて完成です!イヤッホーイ!

DSC_4418

ヘッドカヴァーもピタッと合いますので、コレならオイル漏れもないですね。良いエンヂンになるんじゃないでしょうかッ!

DSC_4423

そして、梱包が・・・予想・・・以上に・・・大変!・・・でした。ギャー!

DSC_4444

 

ということで、なんとかお客様の作業予定日の前に発送することができました。作業が遅れてしまい申し訳ありませんでした。組み立て時のアドヴァイスもさせていただきますので、何かありましたら遠慮なくご連絡ください。これで、エンヂンとキャブレターの状態がリフレッシュできましたので、きっと元気なエンヂンに仕上がると思います。この度は複数の作業をご依頼くださり、有り難うございましたッ!しっかり組み上げていただき、良いご報告をお待ちしておりますッ!

 

クドいようですが、遠方の方でも片道の送料をご負担いただければ、O/Hを承っております。ご相談くださいッ!

西方(兵庫)から、シリンダーヘッドO/H。

またまた遠方の方から、今回はシリンダーヘッドのO/Hをメインに幾つかの作業のご依頼です。有り難いことですッ!

こちらのお客様、R65(2本サス)の後期型にお乗りだそうで、入手したときから「何かがオカシイッ!」とご自身で整備を進めていたそうですが、当店のブログを見て「ん?なんかちゃんとやってそうだし、いっちょ頼んでみるかッ!」とご連絡くださいました。何度かのメールのやり取りの末、ご自身でできる作業は進められたものの、やはりキッチリ直したいとのことで、部品をお送りいただくことになりました。

大物がキター!フィッシュ・オーン!

5226

つか、ブログの宣伝効果、侮れませんなぁ。ククク。

てことで、さっそく釣果、じゃなくて届いた荷物を確認します。

DSC_3303

オッ!マンボウかな?

DSC_3311

って、シリンダーヘッド、シリンダー、ピストン、それとプッシュロッドですね。

DSC_3313

燃焼室の状態はそれなりにカーボンの堆積がありますが

DSC_3315

走行距離の多い車輌ならどれもこんなもんですね。

DSC_3318

ヴァルヴも汚れてはいますが、ステムに嫌な傷も磨耗もありませんので、これなら再使用できます。ヴァルヴガイドのガタも気になったのは1箇所だけでした。

DSC_3352

EX側のヴァルヴシートはカーボンを噛みやすいので荒れてても無理はないんですが、

DSC_3333

気になるのは、IN側の吹き抜けたような跡ですね。ちゃんと閉じ切ってなかったんでしょうか。

DSC_3338

反対側も同じような感じですが

DSC_3343

状態は悪くありませんので、ヴァルヴフェイス研磨とシートカットで十分回復できそうです。

DSC_3339

シリンダーもクロスハッチがしっかり残ってますので

DSC_3320

これならピストンリングの交換だけで大丈夫そうですね。

DSC_3321

ただ、プッシュロッドのこの傷は気になりますね・・・。

DSC_3324

ということで、内燃機加工屋さんへ出すため、シリンダーヘッドとヴァルヴを洗浄します。

DSC_3356

ココまでキレイにするだけでも、けっこう大変です。

DSC_3363

おっし、準備OK。

DSC_3354

で、シリンダーヘッドをO/Hに出す前に、プッシュロッドの傷を確認しておきます。

DSC_3369

傷の位置を見ると、どうやらプッシュロッドチューブの下端で擦れたみたいです。

DSC_3387

プッシュロッド中央の傷は、シリンダーヘッドとシリンダーの接合部辺りにあります。

DSC_3394

プッシュロッドが通る穴を覗いてみても

DSC_3397

キレイに通っています。

DSC_3401

おそらく、過去に分解した際にガスケットの表裏を間違えて組んでしまい、そのときに傷が付いたんでしょう。正しく組んだガスケットに比べ

DSC_3416

裏返して組んだガスケットの場合、穴が小さくなるのが分かると思います。

DSC_3410

ガスケットは紙製で柔らかいのでプッシュロッド中央部にはあまり深い傷は付かなかったようですが、ガスケットのせいでストレスが掛かって曲がったロッドがプッシュロッドチューブの下端に接触したため、プッシュロッド下部には幅広な傷ができたんじゃないでしょうか。プッシュロッドは回転しながら上下に動きますから、ヴァルヴのリフト量を考えると納得です。
おそらく嫌な音がしてすぐに組み直したんだと思いますが、どうせならプッシュロッドも交換しておいて欲しかったですね。だって、まさか廃盤になってるとは・・・。

といったところで、シリンダーヘッドが内燃機加工屋さんから戻るまで、しばらく作業は中断になります。戻るまでの間にシリンダーとピストンの洗浄&点検も進めるつもりですが、少しバタバタしておりますので、作業再開までもうしばらくお待ちください。

 

(続く)

 

遠方の方でも片道の送料をご負担いただければ、O/Hを承っております。ご相談くださいッ!

R45、エンヂンの整備と始動確認。

なかなか売り上げの伸びない兄の店を案じ、兄想いの優しい弟が「最近、BMWが気になんだけど!一年くらいで、カッコイイの仕上げてくんない?」などと右も左も分かってないようなコトを言ってくれたので、とりあえずあてがうことにしたR45、さっそく登録に向けて整備を開始しています。

キャブレターをO/Hしてエンヂンが掛かることを確信したので、始動前にエンヂンの整備をします。

まずはオイル交換です。エンヂンオイルは当然、こんな感じですが

DSC_0863

トランスミッションからは水が、水が?水がッ!出てきているッ!

DSC_0866

それも、1.6リットルも。

DSC_0880

通常、トランスミッションには0.8リットルのオイルが入りますから、倍くらい水が混入していたことになります。いくらトランスミッションに水が浸入しやすいと言っても、こんなに入っていたのは初めてです。こりゃ、O/H決定ですね。ギアやシャフトにダメーヂがあまりないと良いんですが。

気を取り直して、ロッカーアームの点検とヴァルヴクリアランスの調整をします。幸い、ロッカーアームにもヴァルヴのステムエンドにも異常はありませんでした。一安心です。

DSC_0869

屋外で長期保管されている車輌は、どうしてもココに水が入ったり、汚れが溜まったりしますので

DSC_0875

しっかりキレイにしておきます。

DSC_0897

オイルフィルターの状態も不明なので、交換しておきます。

DSC_0903

フィルターカヴァーの当たり面をキレイに均したら

DSC_0901

スペーサー、O-リング、ガスケットを正しく組み合わせてフィルターを取り付けます。

DSC_0915

オイルフィルターの組み付け時、けっこう間違えてスペーサーやガスケットを使用されている車輌があります。不安な方、ご相談くださいッ!

不動車ということもあり、ちょっと気になるオイルパンも取り外します。

DSC_0916

スラッヂはそれなりに溜まっていましたが、嫌な金属粉は混じってませんでした。またまた一安心です。

DSC_0921

キレイに洗浄してやれば

DSC_0926

ご覧の通り。

DSC_0929

てことで、オイルを交換してエンヂン始動ッ!

DSC_0947
(動画でご覧いただけます。)

あっさり掛かり同調も決まったッ!

点火時期もビシッと安定しているッ!

DSC_0945

心配した排気漏れもなしッ!

DSC_0746

うーん、こうやってエンヂンが無事に掛かるようになるのは、何度やっても嬉しいですね。しかも、予想に反して調子の良さそうなエンヂンなんで、尚更です。

洗浄しておいたガソリンタンクもすっかり乾いたので、在庫していたO/H済みのL字タイプのコックを取り付けて、車体に戻しました。

DSC_0950

ココまで来ると、俄然その気になるー。

さて、明日は引き摺りのキツいフロントブレーキの作業です。やってやるッ!

 

(続く)

 

不動車のエンヂンの整備、始動確認も、ご相談くださいッ!

R45、エンヂンの始動確認とキャブレターのO/H。

なかなか売り上げの伸びない兄の店を案じ、兄想いの優しい弟が「最近、BMWが気になんだけど!一年くらいで、カッコイイの仕上げてくんない?」などと右も左も分かってないようなコトを言ってくれたので、とりあえずあてがうことにしたR45、さっそく登録に向けて整備を開始しています。

まだ何も手をつけていませんが、1~2年前にエンヂンの始動を確認しているそうなので、まずは興味本位で新品のバッテリーに交換してエンヂンの始動を試してみます。インテイクマニフォウルドを覗いたところ、とりあえずオカシナことにはなってなさそうなので。

DSC_0784

完全に片肺ですッ!

イグニッションコイルを点検しても問題はなかったんですが、コイルがコンニチハしていた理由が

DSC_0766

分かりましたので(ステイが取れているッ!)

DSC_0791

ソッコーでダイナコイルに交換しました。

DSC_0798

で、原因はキャブレターにありましたので

DSC_0802

こちらもソッコーでO/Hします。

DSC_0816

ちなみに、右側キャブレターのスロージェットとメインジェットが完全に目詰まりしてました。各ジェットの通路をキレイに通したんで、これでエンヂンはすんなり掛かると思います。

DSC_0824

それと、試しにエンヂンを始動したとき、ちょっとセルモーターの回り具合が怪しかったので

DSC_0838

在庫しているO/H済みのValeo製セルモーターに交換しました。これで、ますます始動し易くなりますね。(セルモーターのO/Hについては、コチラで紹介しています。)

DSC_0840

また、ブローバイガスのホースにスポンヂ?のようなものが挿入されていたので、コレも取り除きました。

DSC_0833

取り外したカヴァーも、検査官の心証を良くするためキレイに洗浄しておきます。

DSC_0831

どうですかッ!

DSC_0845

キャブレターには、当然、当店オリヂナルのスターターノブがッ!

DSC_0847

なんかノッてきたので、この勢いでガソリンタンクも洗浄してやるッ!

バァーン!

 

水しか入ってませんでした。

DSC_0812

フゥ。何度かガソリンで共洗いして水分もゴミも取り除けたので、フューエルコックも分解、洗浄しておきます。このストレートタイプのコックはあまり好きじゃないので、L字タイプのモノに変更するつもりですが。フゥ。

DSC_0827

とりあえず、エンヂンを始動できそうな手応えは感じられたので、今日の作業はココまでです。

さあ、明日はエンヂンを整備して、いよいよ本格的な始動確認まで進めますよー。

 

(続く)

 

しつこいようですが、不動車を起こしたい方、ご相談くださいッ!