北方(北海道)から、トランスミッションのO/H。

DJモギー:
えー、続いてのリスナーからのお便りは・・・

リスナー:
「はじめまして、北海道の札幌でモノサスのR65に乗っているジンギスカンと申します。」

DJモギー:
ハイ、はじめましてー。札幌からありがと~ゥ、ジンギス!イェャッ!
えー、なになに

ジンギス:
「トランスミッションのO/Hお願いしたいと思い、お手紙を書きました。症状としては、リアタイアを手で回したときにゴロゴロ感?引っ掛かり?のような手応えと異音があり、走行時のシフトが入りにくいです。オイルに鉄粉も混ざっていました。」

DJモギー:
オ~ゥ。そりゃアレだねー、ジンギス。間違いなくアレだね~ェ。イェャッ!チェゲラッチョ!
で、なになに

ジンギス:
「近くにお願いできるショップがないので、トランスミッション単体で発送してのO/Hは可能でしょうか?可能であれば、費用や納期など教えてください。宜しくお願いします。 」

DJモギー:
オ~ゥケ~ィ。それじゃぁ、聴いてくださィ。夏にピッタリのこのナンバー、松浦亜弥で「Yeah!めっちゃホリディ」でェ・・・ヒァウィゴゥ!イェャッ!

 

どもども、最近、お仕事中のBGMがなぜか「あやや」になってしまい、無理やり書き出しのネタにブッ込むほど夢中になっているモギー・・・の話はどうでも、8月に入ってすぐ、またまた遠方のお客様からトランスミッションのO/Hのご依頼がッ!有り難いことですッ!イェーイ!めっちゃ(梱包が)丁寧ィ!

つか、なんでイイ歳こいて「あやや」にハマってんですかねー。別にファンでもないのに・・・。不思議だわ~。ほんと、あややの魅力って不思議だ・・・ハッ!仕事に集中せねば!

てことで、さっそく届いたトランスミッションを確認してみますと、インプットシャフトはクルクル~と回るものの

(動画でご覧いただけます。)

アウトプットシャフトは・・・なんじゃこりゃ!ガッガッって引っ掛かって、まったく回せないじゃあないかッ!ドヒャー!

(動画でご覧いただけます。)

先が思いやられますが、とりあえず分解してケースとカヴァーをゴシゴシ&ジャブジャブ洗浄します。フ~ン♪フフン、フ、フンフフ~ン♪

あんなにガッガッて音がしてたのに、各シャフトのギアの状態は良好で、交換したベアリングもそんなに酷い感じはありませんでした。アララ。

シフトプレートやシフトフォークなんかも問題いです。オヨヨ。

そんじゃ、ズババッと組み立てて、ビシッとシム調整しちゃいますか。フフフフフ、フン、フン♪フ~ンフーン♪

あ、アウトプットフランヂの状態は良好でしたが

シフトアームにはこんな錆がありましたので、キレイに均しておきました。オイルシールのリップ部に当たらなければ問題ないですが、これだとちょっとキワどい気もしますね。

ハイ、できましたー。フ~ン♪フフン、フ、フンフフ~ン♪ ん?やっべ、まーたあややの鼻歌が出とるー!

でも、クルクル回ってるから、ま、良っか。

(動画でご覧いただけます。)

こっちもクルクル~。

(動画でご覧いただけます。)

ちなみに、コレが一番ダメーヂの大きかったアウトプットフランヂのトコロのベアリングです。回してみると、シャリシャリと音がしてすぐに止まっちゃいます。

(動画でご覧いただけます。)

ほかのベアリングはこんな感じでもう少し長く回り、何より変な音はまったくしません。ベアリング1つであんな症状が出るなんて、トランスミッションの中って思ってたよりも繊細&精密なんですねー。当然といえば当然ですが。オホホ。

(動画でご覧いただけます。)

 

ということで、この度はトランスミッションのO/Hのご依頼、有り難うございましたッ!とっくに取り付け後のご報告をいただいておりますので、特に申し上げることはございませんが、一点だけ、あややの話はほぼフィクションであり、作業中はしっかり集中しておりましたのでご安心ください。また何かお手伝いできることがありましたら、お気軽にご相談をゥ!イェャッ!フ~ン♪フフン、フ、フンフフ~ン♪

遠方の方でも片道の送料をご負担いただければ、O/Hを承っております。ご相談くださいッ!

 

オマケ

お客様から届いた北海道の夏。なんとも雄大な景色です。

ほほぅ、良いですねぇ~。モギーも一度は行ってみたいものです。この夏、1日も休みはありませんでしたが。でしたがッ!ムキーッ!

冷やかしのR100RS、車検と点検整備。

少し前に強引に作業させていただいた冷やかしのR100RSにお乗りのお客様、今回は車検&点検整備にお越しくださいました。思い起こせば、初めて整備させていただいたのは約2年前のことなんスね~。アレからちょいちょい電装系のトラブルに見舞われたものの、よくもまあ22,000kmもお乗りあそばしたものでございます。ちなみに、地球の円周はおよそ40,000kmですから、地球一周に例えるならば半周ちょっとしたあたりでしょうか・・・って、なんかすんごいグレート・ジャーニー感なんスけど!プププ。からの、有り難いことですッ!ヘイ、ヘイ、ヘーイ!

 

てことで、さっそく作業に取り掛かります。

オイル消費がやや多いのでこまめに点検&注ぎ足しさせてもらっているエンヂンオイル、今回はビシッと交換しちゃいます。汚れ以外、特に問題はありませんでした。

ヴァルヴクリアランスも、右側シリンダーのIN以外が少し狭くなっていたくらいで、20,000km無調整の割りには大きくズレてはいませんでしたが、ちゃーんとビシッと調整しておきましたよ。

ただ、ヘッドカヴァーガスケットが縮んで歪んでいましたので、こちらは交換させていただきました。ま、しょうがないですね。

スパークプラグも、以前に点火系のトラブルのときに交換してから9,000km使用していましたので交換しちゃいます。汚れ具合と電極の状態を見ても、ちょうど良いタイミングかなと。

ちなみに、その点火系トラブルで交換させていただいたイグニッショントリガーのセンサーもあれから9ヶ月で同様に9,000kmの走行を経ましたが、点火時期は狂いもなくビシッと安定していました。今のところ耐久性も問題なさそうですねー。このまま50,000km、100,000kmと持ってくれると良いのですが・・・?引き続き、走行テストを!オナシャス!

あ、エアフィルターも点検しておきました。最初の整備のときに中古品を利用したので気になっていましたが、まだまだお使いいただける状態でした。ま、フツーはそんなに汚れるようなものじゃないんでアレですけど

交換前がこんなんだったんで。ひょっとして、当時モノって元からこんな感じ・・・ってことはないですよね?よね?

駆動系のオイル交換とリアブレーキは前回の作業でやっていますので、今回はクラッチリリース周りやスウィングアームピヴォット、シフトペダルに

ブレーキペダルなんかをグリスアップしておきました。

あ、リアブレーキスウィッチが壊れていましたので、中古良品に交換させていただきました。ブレーキランプが点かないと、車検に通りませんからね。

そうしましたら、ハンドル周りの各部もビシッとグリスアップしまして

フォークオイルも交換します。

アレだけ走ってればこんなもんだと思いますが、やっぱり汚れてますね~。

それでも、最初の整備で交換させていただいた再めっき済みのインナーチューブの表面には目立った磨耗もなく、オイルシールからの滲みもありませんでした。フロントフォークのO/H&再めっき代にけっこうな費用が掛かってしまいましたが、20,000km以上持ったとなれば、決して高い金額じゃなかったんじゃないかと思います。ええ、そう思います。ウシシ。

で、茶色く濁ったブレーキフルードも交換して

キャリパー側もビシッと整備したら

高速道でちょっとハンドルが揺れるような感じがするとのことでしたので、ステムベアリングの締め付け具合も調整します。ベアリングも最初の整備で交換してますし、まだまだ調整だけで大丈夫かなと。さて、どうかなー?

あとは、ヘッドライトレンズを・・・って、すでにピカピカー!一体、誰の仕業だー!なので、カヴァーだけキレイにしておきました。うーん、最初のときにモギーがやったんだっけか・・・?

あ、お伝えした通り、リアタイヤの溝の残りがけっこうギリギリでした。これでも一応、車検の基準はクリアしていますのでもう少しお使いいただけますが、ツルッツルになる前に交換をご検討ください。写真で見ると、もうアレですが。ククク。

ハイ、できました。

 

ということで、この度は車検&点検整備のご依頼、有り難うございましたッ!最初の作業から早や2年、こんなにじゃんじゃん走るお方とは思いませんでしたが、こんだけ乗ってもらえると作業したモギーもウレシイッ!です。電装系のトラブルもひとまず出尽くしたみたいですし、次の車検までの2年も、じゃんじゃんお楽しみください。オイルやタイアといった消耗品の交換くらいで乗り切れるよう、陰ながらお祈りしておりますッ!アーメンッ!

 

車検&点検整備のご依頼も承っております。ご相談くださいッ!

子ガモのR100RS、トランスミッションの異音の修理と。

春頃にアレやコレや作業させていただいたハデにカスタムされたR100RSにお乗りのお客様、以前から「停止するとき、トランスミッションからカラカラ~という音がして気になるんですが?」などと意味不明なことをおっしゃっていたんですが、モギー的には「コイツは・・・、メンドーな仕事になるッ!」という臭いがプンプンしておりましたので、「エー?ソウ デスカー?キニ ナリマセン ケドー。」といつもの日本人じゃないフリでお茶を濁・・・し続けることができなかったー!イィィヤァァァー!でも、有り難いことですッ!

 

オ~ゥ、何度見てもハデにカスタムされてるわぁ・・・っと、見とれている場合じゃありませんので、さっさとトランスミッションを取り外します。

うんとこしょ、 どっこいしょ。なかなかトランスミッションは外れません。

wait

うんとこしょ、どっこいしょ。まだまだトランスミッションは外れません。

wait_wait

うんとこしょ、どっこいしょ。そうしてようやくトランスミッションを外すことができました。って、おおきなかぶ、ちょーナツいー!うんとこしょー!どっこいしょー!

童心に返るのはこれくらいにしまして、さっそく確認してみます。

車体に乗っているときのこの状態だと、アウトプットフランヂをどちらに回しても音はしませんが

(動画でご覧いただけます。)

トランスミッションをこの向きで置いて回してみると・・・カカッ、カカカッて音がするー!ギャー!かんにんしてー!

(動画でご覧いただけます。)

どうやら、減速時に慣性によってどこかのギアが進行方向にわずかに移動して干渉するみたいですが・・・難しいコトは後回しにして、まずは分解してケースとカヴァーを洗浄します。

取り出した各シャフトのギアやベアリング、シフトフォークなんかも、パッと見は問題はなさそうですが・・・?

分解してみると、アウトプットシャフトの2速ギアに(4速ギアの)ドッグが擦った跡がありました。このあとの作業でココが音の発生源だと分かりましたが、機能に影響するほど磨り減ってはいませんでしたので、そのまま使用しています。あ、異音の原因とは関係ありませんが、アウトプットシャフトの1速ギアの前後のワッシャーの表面がけっこう傷んでいましたので、こちらは中古良品と交換させていただきました。

以前にO/Hしてそれほど経っていないとのことでベアリングの状態も悪くはありませんでしたが、念のためいつものO/Hと同じ作業をしまして

ズババッと丁寧に組み立てます。組み直して音が消えるのであれば、それに越したことはありませんからね。さて、どうかしら?

うんとこしょ、 どっこいしょ。なかなか音が消えません。

kanben

うんとこしょ、 どっこいしょ。まだまだ音が消えません。

honto_kanben

と、楽しそうに書いていますが、ウルトラ大変だったっつーの!!

dattsuno

結局、このギアとシフトフォークの組み合わせが原因でしたので、両方とも中古良品に交換させていただきました。

シフトフォークの接触面にコレといった磨耗もないんですが、わずかに厚みが薄いようで

また、4速ギアにも目立った磨耗は見られないんですが、溝の幅がこちらもわずかに広いみたいで、交換した中古品とアレコレ組み合わせを変えてみると、この組み合わせのガタが一番大きかったという・・・。そんなの、一発で見抜けるわけないじゃん!なんなのよー!

フゥ~、大変だったぜぇ~。ちなみに、何が大変かと申しますと

 

ケースを温める→シャフトを抜く→ベアリングを脱着してギアを交換→ケースを温める→シャフトを組み付ける→冷えるのを待って動作を確認→音がする→ズコー

 

という作業を3回行わねばならなかったということッ!それも、ド深夜にッ!ドッギャァーン!

ドッギャァーン

ま、その甲斐あって、カカカッと鳴らずにクルクル~と回るようになりましたが。フヒヒ。

(動画でご覧いただけます。)

もち、インプットシャフトもクルクル~です。

(動画でご覧いただけます。)

やってやったぞッ!ウゥゥリィィィ!

uuurrrryyy

 

~翌日~

トランスミッションの問題も解決しましたので、あとは元に戻すだけなんですが、その前にクラッチ周りを確認します。

というのも、プッシュロッドを引き抜くときに、ダイフラムスプリングのプレートにあるクリップ?が広がっちゃうことがあるんですよね。

こんな感じでしっかりクリップで固定されていないと、ダイアフラムスプリングのセンターが出せません。ちなみに、このタイプのダイアフラムスプリングは80年9月製造の2本サス以降で使用されてます。

プッシュロッドはこんな感じでプレートに差さってスプリングを押すんですが、ココがよくカジってすんなり抜けなくなっちゃうんですよねー。余談ですが、まだ未熟だった頃、このスプリングを表裏逆に組んでしまい慌ててやり直したのも良い思い出です。分かっていれば間違いようがありませんが、クラッチレバーがスカスカで、そりゃ焦りました。オホホ。それにしても・・・モギーの親指、デカくね?(錯覚)

これも余談ですが、プッシュロッドがすんなり抜けないときは、プッシュロッドエンドに用意されたネジ穴に適当なボルトを入れて引っ張ります。といっても、真似して作業することを勧めているわけじゃありませんので、安易に作業するのはお止めください。お客様ともときどき話しますが、作業中に注意していることや行っていることをすべてブログに書いているわけではありません。これは当店のブログだけでなく、ほかのブログも同じだと思います。一部を見て分かったつもりになっても、作業する人(の経験値)次第で結果はまったく変わってきちゃいますので。

と、長々と書いてしまいましたが、ビシッとクラッチ周りを取り付けます。こちらの車輌はバランス取りが施されていましたので、ペイントマークに従って元通りにしておきました。うーん、こんなトコロにまで手が入っているとは・・・!

おっし、あとはトランスミッションを取り付けて、外した部品をドンドコ元に戻すだけー!オラオラオラオラオラオラー!

oraoraoraora

ハイ、できたー!けど、実はすんごい時間掛かってるー!ギャー!

そうしましたら、同時にご希望のエンヂンオイルと

オイルフィルターも交換します。残しておいたトランスミッションのオイルもありますが、どれも特に気になるトコロはありませんでした。

それと、遊びが大きくて気になるとおっしゃっていたスロットルケーブルも

それっぽくしておきました。タイコが収まるプーリーの穴を1つズラしただけですが、良い感じになったかなと。これでダメだと、ケーブルを作り直さないといけませんからね。ホッ。

最後に、ご来店の直前に発電しなくなったというオルターネーターですが、お伝えした通り、フューズホルダーに問題がありました。どういうわけかココが熱を持ってしまったようで、フューズも「切れる」というより「溶けて変形」している状態で、なかなか抜けないくらいでした。

たまたまあった中古のホルダーに交換して修理しましたが、ちょっと気になりますので、ときどき様子を確認してみてください。単なるホルダーの製品不良ならこれで大丈夫だと思いますが、根本的に問題があるとすると・・・です。モギーもEME製の400Wオルタネーターを利用していますが、450Wのモノはちょいちょいトラブルがあるようで・・・その・・・あの・・・です。

てことで、できました。

 

ということで、この度はトランスミッションの異音の修理のご依頼、有り難うございましたッ!予想していたよりも大変でしたが、なんとか異音も消すことができましたので、これでまたストレスなくお楽しみいただけるんじゃないかと思います。どんなに小さなことであっても、気になり始めると、ずーっと気になっちゃうことってありますからね~。上手くできるか不安もありましたが、モギーにとっても良い勉強になりました。しばらく走って異音や不具合が出なければまず大丈夫だと思いますが、もし何か気になることがありましたら遠慮なくご連絡ください。何もないのが何よりですが・・・。つか、何度もやりたくないー!なんか胃がキュッとするしー!イテテ・・・。

 

カラカラ~と異音のするトランスミッションの点検&修理や、ついでにアレやコレやの作業も、承っております。ご相談くださいッ!

R100RS、キャブレターのO/Hとスターターノブの取り付け。

相変わらずよく覚えていませんが、8月に入る頃だったと思います。少し離れたところにお住まいのR100RSにお乗りのお客様からのご依頼で、キャブレターのO/Hをズババッとやらせていただきました。部品単体でのお持込の作業も大歓迎なのでありますッ!アーンド、有り難いことですッ!イェイ、イェイ!

 

実際、車体からの脱着の手間がない分、いきなり作業に取り掛かれるんで、モギー的にはやりやすいお仕事なんです。作業時間もある程度読めますし、予定を調整しやすいんですよねー。オホホ。

てことで、ソッコーでバラバラに分解ッ!

ガスケットが縮んだせいでスターター周りが汚れていますが、ま、よくあることですね。

内部の汚れはそんなに酷くありませんでしたが、右側キャブレターのピストンヴァルヴにオイル?が付着していたのが気になりました。なんでだろう?

あまり乗られていなかった車輌とのことでしたが、それでも製造からけっこうな年数が経ってますので、O-リングはカチカチのボロボロになっちゃいます。O/Hして正解!でしたね。

そんじゃ、ジャブジャブ&ゴシゴシ洗浄しまして

ズババッと組み立てるゥゥゥ!

オッ!メインジェットが#137になってますねー。ちょいちょいイジられた車輌だったんでしょうか。

O-リングやガスケットもお持ち込みになられたんですが、このダイアフラムの粉っぽさったら、ないですね。落とすのもけっこう面倒くさいー!

けど、ちゃーんとやってますので、ご安心を。フフフ。

つか、あまり乗られていなかったとのことでしたが

ほんとにピカピカになっちゃって

新品みたいにキレイじゃあないかッ!さすが、モギー!イカスー!

じゃなくて、保管状況が良かったんでしょうね。ええ、そう思います。

ハイ、できました。お客様のたっての希望で取り付けた当店オリヂナルのスターターノブも、なんだかいつもより映えますなぁ。フヒヒ。

 

ということで、この度はキャブレターO/Hのご依頼、有り難うございましたッ!キャブレターの各部にも特に問題になりそうな箇所もなく、非常に良い状態に戻ったんじゃあないかッ!と思います。丁寧に取り付けていただき、上手く同調も調整して・・・って、とっくにご来店&点検&調整させていただいておりましたね。そうでした、そうでした。オホホ。すっかり寒くなってしまいましたが、R100RSならまだまだ余裕でイケちゃいます。じゃんじゃん走られて、またメインテナンスにお越しください。オホホー!

 

お持ち込みのキャブレターのO/Hも、承っております。ご相談くださいッ!

R100RS、ヴァルヴクリアランスの調整とアレやコレや。

メールでアレやコレや整備&修理をご相談くださったR100RSにお乗りのお客様、しばらくブログの更新をサボっていたせいで思い出すのも難しいですが、7月終わり頃に初めてご来店にッ!なったような気がするッ!んですが、合っているでしょうか・・・?って、まだ7月のネタかー!早く楽になりたいー!からの、有り難いことですッ!

 

こちらのお客様、まだこのR100RSに乗り始めて間もないそうで、状態がどんなものか気になるとのこと。

てことで、まずはヴァルヴクリアランスをビシッと調整します。そんなにズレてはいませんでしたが、スラスト方向のクリアランスがちょっと広かったのでシム調整しておきました。ついでに点検したロッカーアームは問題なしでした。グッド!

エンヂン前側からのオイル滲みもないですね。こちらも、グッド!

が、スパークプラグの状態はイマイチでした。ちょっと高価なイリヂウムプラグなんで交換しませんでしたが、モギー的にはNGKのフツーのプラグで十分だと思います。むしろ、キャブレター仕様のエンヂンにイリヂウムプラグって、あんまり相性が良くない気がするんですよねー。

つか、プラグのターミナルがプラグキャップと合ってないー!ので、ターミナルナットを取り付けておきました。ま、こんなんでも火花は飛んじゃうみたいですが、やっぱりカチッとハメたいですよね。

それと、当店オリヂナルのスターターノブを取り付けるついでに、向きがチグハグなバンドも

付け直しておきました。うん、揃ってるほうが良いですね!

で、クラッチケーブルと

スロットルケーブルの取り回しも手直ししようと思ったら

エアクリーナーのダクトが片側なくなってましたので、中古品と交換させていただきました。うーん、なぜに・・・?

あ、エアフィルターの状態は良好でしたよ。

ハイ、できたー!けど、プラグキャップの角度が気になるゥゥゥ!(勝手に)交換したいィィィ!

衝動を抑えつつ、タンクを元に戻します。あ、なくなっていたタンクマウントのクリップは取り付けさせていただきました。(チャリン♪)

続いて、ガムテープで補修されたよく分からないヘッドライトの修理です。

「走ってたらゴトンと取れちゃって」とお客様がおっしゃっていましたが・・・ん?ん?

ボルト2本で挟んでるゥゥゥ!しかも穴が浅すぎるゥゥゥ!つか、そもそもケースにまったく剛性がないィィィ!そりゃ、取れるわ!

なので、中古の純正ヘッドライトに丸ごと交換させていただきました。いや、アレをどうこうするのはですね・・・その・・・時間の・・・

無駄無駄無駄無駄ァーッ!

と、ディオ氏もおっしゃっていますので、さっさと次へとまいります。動作が不安定だったウィンカースウィッチですが、内部の部品がちょっとズレていたのが原因のようでした。中の部品の一部も欠けていましたが、ズレを直してしっかり動作するようになりましたので、しばらくは大丈夫かなと思います。もし症状が再発するようでしたら、今度はスウィッチを交換させてください。

タンクに凹んだ跡がありましたので、過去にスウィッチをブツけて動作がおかしくなったのかもしれませんね。

現在はハンドルがセットバックされてタンクに干渉することはありませんでしたが、切れ角がセットバック前の少ないままだったのでストッパーを調整しておきました。多少は取り回しがしやすくなったかなと。

それから、動いていなかった時計ですが、点検したところやはり壊れていました。

修理に出しておきますので、直るまではコレで我慢してください。プププ。

あとは、鳴きが気になるというブレーキの整備です。

ブレーキパッドの厚みは十分残っていましたが

パッドを固定するスプリングが大きく曲がって(写真下)いましたので、修正しておきました。これだと、パッドを押さえる力が弱くなっちゃいますからね。

割れていた片側のカヴァーも交換して

ズババッと元に戻せばOKです。これでブレーキの鳴きが消えてくれると良いんですが・・・果たして?

ついでに、ブレーキフルードも交換しておきました。汚れもアレでしたが、ちょっと量が多かったのも気になったので。

ハイ、できました。

 

ということで、この度はヴァルヴクリアランスの調整とアレやコレやの作業のご依頼、有り難うございましたッ!作業前はちょっとイマイチな印象でしたが、キャブレターの同調まで終えたあとはイイ感じになりましたので、車輌の状態も良いんじゃあないかッ!と思います。先日お越しいただいたときにもお伝えした通り、キャブレターの同調が取れると車体の振動がかなり抑えられます。今の心地良いエンヂンのフィーリングを体で覚えていただき、それが失われてきましたらまたご来店ください。ビシッと調整し直しますので!たぶん!

 

ヴァルヴクリアランスの調整や、当店オリヂナルのスターターノブの取り付け、ゴトンと脱落したヘッドライトの交換に、よく鳴くブレーキの整備等、諸々承っております。ご相談くださいッ!

おポンコツなR100RS、イグゾウストパイプの交換とオイル交換と。

3月頃からメールでご相談のあったR100RSにお乗りのお客様、ちょいちょいお手伝いして5月に車検を取得されまして、なんとか走れるようになったとのことで7月にご来店くださったんですが・・・、まさかこんなおポンコツな車輌だったとはッ!メールだけでは伝わらないッ!ことがあるッ!ドッギャァーン!

ドッギャァーン

 

からの、有り難いことですッ!でも、おポンコツやー!

だって、イグゾウストパイプがこんなボコボコですよ?何かあったに違いないじゃん!イィィヤァァァー!

しかも、これでも叩いて曲がりを修正したそうで・・・てことは、最初はもっとスゴかったってこと?もしかして、いわくつきの・・・などと、余計な詮索はこれくらいにしまして、さっさと作業に取り掛かります。ついでに外した部品を軽~くキレイに磨きつつ

ズババッとお持ち込みのイグゾウストパイプに交換です。幸い、ネジ山の状態は良好でした。ホッ。

サイレンサーを固定するボルトやワッシャーなんかもこんな状態でしたが、とりあえず錆だけ落として再利用しています。ま、おポンコツですから・・・ね?

でも、サイレンサーはピカピカにしていますよ!フフフ。

あ、サイドスタンドのストッパーも交換しちゃいました。(チャリン♪)

そうしましたら、オイルも交換しちゃいます。

不動期間が長かったのか保管状況がアレだったのか、トランスミッションとドライヴシャフトのオイルが乳化してました。ま、次の交換をちょっと早めにしていただいて、とりあえず様子見ですね。

で、ボコボコで排気漏れしていたイグゾウストパイプを交換しましたので、いよいよキャブレターの調整とまいります。というのも、実は車検の取得前にも車輌をお持ち込みいただいてたんですが、そのときは調整以前に問題がありすぎて何もできなかったんですよね・・・。さて、今回はどうかしら?

ブホッ!やっぱりダメやんけー!どゆことー!

wait

アレコレ点検したところ、ダイアフラムが破れてました。ズコー。

おっと、もうこんな時間!妻が待つおウチに帰らなくっちゃ!

time

 

~翌日~

キャブレターの同調もそれっぽくできたので、ヴァルヴクリアランスの点検&調整も行います。左シリンダー側は、ロッカーアームのベアリングが1箇所破損していましたが、それ以外に問題もなく、ビシッと調整できました。

が、右側は・・・ん?なんか針金が巻いてありますぞ?なんですかな、コレは?(すっとぼけ)

って、コレ、アカンやつやー!クリアランスもガバガバやんけー!どうしよ・・・。

迷った挙句、抜けかけたシリンダースタッドボルトをドキドキ&ふんわりトルクで締め付けて、ヴァルヴクリアランスだけビシッと調整しまして

モギー、そっ閉じ・・・

 

ということで、この度はイグゾウストパイプの交換とオイル交換にアレやコレやの作業のご依頼、有り難うございましたッ!どうにかキャブレターの調整もできるようになり、アイドリングの安定感やエンヂンの音もだいぶフツーになりましたが、シリンダースタッドボルトは抜けかけています。そう遠くないうちにまた音が大きくなってくると思いますので、なんとかご予算を確保していただき、早めの修理をご検討ください。他にも気になるトコロはチョコチョコありますが・・・、まずはスタッドボルトをッ!何卒ッ!

 

ボコボコのイグゾウストパイプの交換や、オイル交換にキャブレターの点検&調整等、諸々承っております。ご相談くださいッ!

 

オマケ

現在は機能していませんが、過去にツインプラグ化されてたみたいです。ご報告まで。

西方(大阪)から、リアサスペンションの修理。

またまた遠方のお客様から、「リアサスペンションの修理をッ!お願いしたいのですッ!」とメールでご相談がありまして、何度かのやり取りの末、作業をご依頼くださったんですが・・・考えてみたら、モギーもモノサスのリアサスペンションをバラした経験がないじゃあないかッ!上手くできなかったらどうするのだッ!作業中に傷が付いてしまうかもしれないんだぞッ!と、やんわり「できないかも・・・」光線を出しまくっていたハズなのに!それなのに!

 

お客様 「傷は気にしないッ!作業の実績作りにッ!ご活用くださいッ!」
モギー 「ハ、ハイー!かしこまりましたー!(もう断れないー!)」

anago

 

という流れで押し切られてしまい、ソッコーでリアサスペンションが届いちゃったという・・・。でも、有り難いことですッ!ウォォォー!どーしよー!

てことで、慎重に作業に取り掛かります。えーと、ココを・・・グイグイ・・・コレを・・・グニュ~・・・

wait

ココも・・・ゴンゴンッ・・・えっ・・・バキッ・・・あっ・・・バキバキッ・・・ちょっ・・・ドガーン!

wait_wait

フゥ~、上手く分解できました。

つか、心配だったのはこのエンドアイが外れるかどうかだけだったんですけどね。オホホ。それにしても、この潰れたバンプラバー、ホントに右の新品と同じモノだったんですかね?こんなに縮むとは・・・、お疲れ様でーす。

で、本題のダンパーからのオイル漏れですが、こんな感じになってました。動作させてみても、ちょっと押したくらいではまったく縮まず、逆にボヨンと反発しちゃいます。こりゃ、リアサスペンションがかなりふわんふわんしてたんじゃないでしょうか。ちなみに、このダンパーは非分解のため、修理するにはダンパーごと交換にります。

ダストカヴァーは割れもありませんでしたので、付着していたバンプラバーのカス?をキレイにして再使用しました。つか、このカヴァーは廃番になっていますので、多少のアレは・・・そういうことになります。

おっし、それじゃ組み立てるとしますか。えーと、確かココを・・・グイグイ・・・コレを・・・グニュ~・・・

wait

ココは・・・ゴンゴンッ・・・えっ・・・バキッ・・・あっ・・・バキバキッ・・・ちょっ・・・ドガーン!

wait_wait

フゥ~、上手くできました。

あ、こちらのお客様、以前に当店オリジナルのスターターノブもお買い上げくださっていたんですが、まだ曲げ加工を追加する前のモノでしたので、一緒に送ってもらい交換させていただきました。

 

ということで、この度はリアサスペンションの修理のご依頼、有り難うございましたッ!ブログでは変な効果音を入れておりますが、実際にはフツーにビシッと作業できていますのでご安心ください。また当店の実績作りになりそうな案件がありましたら・・・じゃなくて、何かお手伝いできることがありましたら、ご相談をッ!お待ちしておりますッ!

 

モノサスのリアサスペンションのダンパー交換も承っております。ご相談くださいッ!

R100RS、ヴァルヴクリアランスの調整とヘッドカヴァーの交換と。

去年の11月にアレやコレやご依頼くださったR100RSにお乗りのお客様、あれからじゃんじゃん楽しまれているそうで、今回はヴァルヴクリアランスの点検&調整にご来店にッ!ウヒョヒョ!有り難いことですッ!

 

半年ちょっとで5,000kmくらい走られたみたいですねー。グッ!

てことで、さっさとヴァルヴクリアランスを点検&調整します。左右ともEX側のクリアランスがけっこう狭く

スラスト方向のクリアランスも4箇所ともやや広くなっていましたので、ビシッとシム調整しておきました。ついでに点検したロッカーアームには異常はありませんでした。ホッ。

つか、クリアランスの調整も手間が掛かりますが、こびり付いたガスケットを剥がすのもけっこう大変・・・。

というのも、今回、お客様のご希望で丸型のヘッドカヴァーに交換することになってまして、新品のカヴァーを取り寄せておいたんです。価格は¥13,280/個(税抜)と、社外品よりちょっとお高いんですが、やっぱり質感が良いんですよね~。

スパークプラグでよく見えませんが、ビシッと交換できました。あ、プラグはキレイな状態でしたので、そのまま再使用しています。

オルタネーターとイグニッショントリガーのトコロからはオイル滲みはありませんでしたが、タイミングチェーンカヴァーから滲みが見られましたので、軽~く増し締めしておきました。これで滲みが止まれば良いのですが・・・?

それと、オイルクーラーを固定するボルトが脱落していましたので、汎用のボルトを取り付けておきました。振動で緩んじゃったみたいですね。

少しズレていた点火時期を微調整して、キャブレターの同調もビシィと取れば

作業終~了~のハズだったんですが、なぜかサイレンサーも交換することにッ!エッ?エッ?ちょっと待ってー!

などと焦ったフリをしておりますが、たまたま以前にも利用したSito製サイレンサーがありましたので、ササッと作業を終えることができました。フフフ。持ってて良かった不良在庫・・・じゃなくて、即決でのお買い上げ、有り難うございましたッ!

てことで、作業終~了~したハズだったんですが

ブログの更新が遅れている間にタイア交換のご依頼もいただいておりましたので、そのご報告もッ!するのでありますッ!

って、なにコレ・・・すんごい汚れ・・・。

当然、ブレーキ側もすんごく汚れているッ!ギャー!

よく見ると、こんなトコロからオイルも滲んでいました。点検したところボルトに緩みはありませんでしたが、念のためキレイにして軽く増し締めしておきましたので、とりあえずこれで様子を見させてください。

おっし、それじゃあ、ホウィールのお掃除とまいりますか。ハァ~、せっせこ、せっせこ~♪

wait

せっせこ、せっせこ~♪

ハイ、バッチグーでーす。

同様に、フロントもバッチグーでーす。

余談ですが、昨年くらいからずーっと品薄状態だったメッツラーのレーザーテック、ようやく安定した供給状態に戻ったようです。タイア屋さんに聞いた話だと、アレがアレで、アレだったみたいですねー。そりゃ、品薄にもなるわけや・・・。

という業界の裏話はどうでも、ついでにステムベアリングの締め付けも調整させていただきました。が、調整してもイマイチな感じですので、そろそろ交換しても良い時期みたいです。ご検討くださいッ!

ハイ、できましたー。

 

ということで、この度はヴァルヴクリアランスの調整やヘッドカヴァーの交換等、アレやコレやのご依頼、有り難うございましたッ!気になる不具合もあるようですので、またご準備ができましたらあらためてご相談ください。最近、中古部品の価格もなかなかお高くなっていますが、じっくり探していただければ、きっと見つかりますので。

 

ヴァルヴクリアランスの点検&調整や、ヘッドカヴァーの交換、突然のサイレンサーの交換に、その後のタイアの交換まで、諸々承っております。ご相談くださいッ!

R80、ホウィール塗装と車検&点検整備とグリップヒーターの取り付けと。

今年の1月にアレやコレやご依頼くださったR80にお乗りのお客様から「やっぱりホウィールを塗装したいィィィ!」とのご相談があったのは・・・エッ?2月のこと?そんな前だったかしら?などと、すっとぼけたくなるくらい作業に追われておりましたあの頃のモギー、その後ものらりくらりと先延ばししていたんですが・・・

 

お客様 「7月に車検がッ!そのときにホウィールもッ!できますかッ!」
モギー 「ハ、ハイー!なんとかしますー!(やるしかないー!)」

anago

 

という茶番はさておき、ようやく時間を作って手配したホウィールの塗装が仕上がったのが6月中旬だったという・・・!

で、7月に入ってソッコーでお客様がご来店にッ!しかも、「グリップヒーターも取り付けたいィィィ!」だと・・・?この暑いのに・・・?マジかよ・・・からの、有り難いことですッ!ウゥオォォォー!

てことで、さっさとご報告を済ませることにします。

前回のホウィール交換からの走行距離は700kmくらいでしたが、けっこうブレーキダストが溜まってました。ドラムとブレーキシューの当たりが変わったからですかね。

ファイナルドライヴに付着していたオイルは

ドレインボルトからのオイル滲みが原因のようでした。ネジ山に痛みもなく、オイル交換時にキュッと締め付けておきましたのでとりあえず大丈夫かと。オイル汚れもキレイに清掃していますので、また滲むようならすぐに分かると思います。

トランスミッションのシフトアームのトコロからもオイルが滲んでいましたので、オイルシールを交換させていただきました。

抜いたオイルも、トランスミッションとファイナルドライヴの量が多かったくらいで、特に問題はなさそうでした。

リアブレーキも

ビシッっとやって

クラッチリリース周りとか

スウィングアームピヴォットなんかもズババッとやれば

あとは、塗装しておいたホウィールにタイアを履かせるだけです。

ちなみに、こちらの焼き付け塗装、モギーがバイク屋になる前からときどきお願いしていた塗装屋さんによるもの。仕上がりがちょっとアレだったりもしたんですが、とにかく手頃なお値段が魅力だったんですよね。残念なことに、この秋に廃業されてしまいましたが・・・。大変お世話になりましたッ!アーンド、有り難うございましたッ!

と、塗装屋さんへの感謝も込めつつビシッとタイアを履かせます。

どうですかッ!イイんじゃあないでしょうかッ!

なんだかノッてきましたので、続けてフロントホウィールも交換しまして

フロント周りの整備へとまいります。

ブレーキパッドの角を落とし過ぎなのが気になりましたが、厚み自体は十分残っていましたのでそのままま再使用しています。つか、こんな風に角を落とすことに意味なんてないですよね・・・?

他には気になるトコロもありませんでしたので、フロント周りもOKでーす。

お次は、ヴァルヴクリアランスの点検&調整です。左シリンダーのEX側だけシム調整しましたが、調整前のクリアランスはそれほどズレていませんでしたし、ついでに点検したロッカーアームの状態も悪くありませんでした。グッド!

あ、スパークプラグは交換させていただきました。

お伝えした通り、社外品のイグニッショントリガーの動作?にちょっと気になるトコロがあるのはアレとして

オイル滲みがありましたので、O-リングだけ交換しています。

それと、エンヂンマウントのナットが1箇所だけサイズが異なっていましたので、こちらも(勝手に)交換させていただきました。同じ場所の締め付けトルクを確認してるのに工具を替えなきゃならないって、意外とストレスなんですよね。

同時に、「使わなくなった純正サイドスタンドも外したいィィィ!」というお客様のリクエストにもお応えしています。

最後に、ハンドル周りをビシッと整備したわけですが

グリップヒーターも取り付けねばならなかったため

いつもより手間が掛かってしまい

wait

気付いたら、写真も撮らずに終わってました。ズコー。

きっと無我夢中だったんでしょうね、モギーったら。でも、なぜかお客様のたっての希望で取り付けた当店オリヂナルのスターターノブの写真は残っているという・・・。このときは冷静だったのかしら?オホホ。

ちなみに、ヘッドライトの写真も残っていたんですが・・・確か、モギーが磨くまでもなくピカピカだったような・・・って、なんでやってもいない作業の写真を撮ったんだろう?うーん、思い出せないー。

けど、できました。

 

ということで、この度もアレやコレやの作業のご依頼、有り難うございましたッ!また、ホウィールの塗装では大変お待たせしてしまい、申し訳ありませんでした。ブログの更新も遅くなり、もうすぐグリップヒーターが嬉しい季節になってしまいそうですが、また何かありましたらお気軽にご相談を!ポカポカなご報告もお待ちしておりますッ!

 

ホウィール塗装や、車検&点検整備、季節外れのグリップヒーターの取り付け等、諸々承っております。ご相談くださいッ!

R100RS、セルモーターの動作不良とアレやコレや。

「最近、セルモーターがガリッっとなったり、ウィッとなって引っ掛かることがあったんですが?」などと意味不明なメール・・・じゃなくて、点検&修理をご相談くださったR100RSにお乗りのお客様、その後のやり取りはよく覚えておりませんが、とにかくご来店にッ!なったようですッ!だって・・・まだ7月初めのネタ・・・ですよ・・・?3ヶ月前のコトなんて・・・、うわーん!からの、有り難いことですッ!

 

アラ、とってもキレイなR100RS!と思ったかどうかはさておき

まずは、エンヂンオイルを抜きまして

フィルターも交換しました。特に問題はなさそうでした。グッド!

で、お次はセルモーターです。ダメなら交換したいとおっしゃっていましたが、見てみないと判断できませんので

さっさと取り外してバラバラに分解してみま・・・って、ほぼ新品みたいやんけー!

ブラシもぜんぜん減ってないー!しもたー!やらなくて良い作業してしもたー!

ので、ビシッっと清掃&グリスアップだけして元に戻しました。いやいや、異常がないことを確認するのが点検ですから・・・その・・・決してムダな作業ってことでは・・・ええ、そういうことです。(チャリーン♪)

あ、エアフィルターもキレイでした。お客様がおっしゃっていた通り、車輌を販売されたお店の方が色々と部品を新品に交換されていたみたいですので、ひょっとしたらセルモーターも交換されて間もなかったのかもしれませんね。良い買い物だったんじゃあないでしょうかッ!たぶんッ!

てことで、セルモーター自体に問題はありませんでしたので、続いてセルモーターを駆動するための回路を点検します。この回路にはニュートラルスウィッチとニュートラルランプも含まれますので、スウィッチが故障したり、ランプが球切れしたりするとセルモーターは回りません。お客様が「ニュートラルランプがチカチカ点灯することが・・・?」ともおっしゃっていましたので、軽い接触不良を起こしていたんでしょうか・・・?

ちなみに、ギアがニュートラル以外の位置でもクラッチレヴァーを握る(クラッチスウィッチをONにする)ことでセルモーターを駆動できますが、このときはニュートラルスウィッチとランプを介さない回路が成立しています。

などと、余談はこのくらいにしまして、問題になりそうな回路の接続部をビシッと点検しましたので、ついでに充電電圧も点検してレギュレーターも交換させていただきました。

何度か繰り返して確認してみても、ランプの点灯/消灯の様子もセルモーターの動作もバッチリでしたので、もう大丈夫なんじゃあないかッ!と思います。ハッキリした原因を特定できていないのがアレですが、とりあえずこの状態で様子を見ていただき、しばらく走っても症状が再発しなければ問題解決かと。どうかなー?

続きまして、ヴァルヴクリアランスの点検&調整です。

左側のIN、EXのスラスト方向のクリアランスがちょっと広かったので、こちらだけシム調整しておきました。あ、ロッカーアームには問題はありませんでした。

スパークプラグは、汚れがアレでしたので交換しています。

また、オルタネーターとイグニッショントリガーからオイルが滲んでいましたので

オイルシールとO-リングも交換させていただきました。って、軽く拭いただけでイグニッショントリガーがピカピカー!新品みたいー!

それと、マイナス側のバッテリーケーブルも純正中古品に交換しています。いわゆるアーシングが施されていたんですが、ケーブルの取り回しが・・・その・・・整備の妨げになってまして・・・あの・・・ということです。アーシングにまったく意味がないとは思いませんが、基本的には不要なモノですし、こちらの車輌の場合はほとんど効果がなさそうでしたので。

あとは、パカパカになった電源ソケットの蓋を交換して

曇りが気になるヘッドライトレンズを

ピカピカに磨き上げれば

できました。

 

ということで、この度はセルモーターの動作不良の修理とアレやコレやの作業のご依頼、有り難うございましたッ!走行距離は50,000kmを超えていますが、見た感じ各部の状態は悪くなさそうで、大事にされてきた車輌のような気がします。じゃんじゃん乗って、また何か気になることがありましたら、お気軽にご相談を!

 

セルモーターの動作不良の点検&修理や、アレやコレやの作業も、諸々承っております。ご相談くださいッ!