R100RS、長期不動からの整備&登録作業。(その6)

6月の終わり頃に「15年くらい放置された不動車を買っちゃったんだけど、整備と車検をお願いできるかな?」と突然ご来店くださったお客様のR100RS、少しずつ作業を進めておりました・・・。

 

エンヂン周りの整備を終えてすっかり気が楽になったモギー、今回はガソリンタンクの洗浄に取り掛かることにしました。

DSC_7121

お客様のほうでも一度、タンクとフューエルコックを点検?されたみたいですが、そのときにコックを左右逆に取り付けてしまったとのことなので、それも修正します。

DSC_7124

タンクの中はなぜか赤茶色の防錆塗料が剥がされて、フューエルコック取り付け部周辺に錆が出ていました。防錆塗料を残しておけば、長期不動(放置)でもガソリンを抜いて保管してさえいれば、こんなことにはならなかったと思うんですが・・・。

DSC_7127

反対側(タンク右側)は奥まで見えませんが、同じような状況でしょう。そんなに乗っていないのに、なんとももったいない・・・。

DSC_7137

で、いつものようにガソリンで共洗いしてみると、こんな錆と中途半端に剥離した防錆塗料の残りが延々と出続けるッ!勘弁してー。

DSC_7141

実際、いつもの3倍、いやもっと繰り返し洗浄しましたが、最後まで細かいゴミが出てきました・・・。おそらく、タンクの底にこびり付いたガム状のモノに付着しているゴミが、洗浄する度にガソリンに溶け出しているんだと思います。とりあえず大きなゴミは取り除けたようですし、そこまでするほど状態の良いタンクでもありませんし、ムキになっても日が暮れるだけですので、このくらいの洗浄でお許しください。

続いて、フューエルコックも分解してO/Hします。

DSC_7166

ハイ、できました。ガスケットを兼ねるストレーナーは新品に交換です。

DSC_7181

正しい向きでビシッと取り付ければ・・・おっし、ガソリンの滲みもなし!(このときだけ)

DSC_7222

あ、お客様のご希望でプラグコードもEME製のモノに交換させていただきました。

DSC_7232

さて、エンヂンは掛かるかしら?

wait

 

~一時間後~

この期に及んでなんかアレコレ(詳細は割愛)あったけど、ようやくまともにエンヂン始動ッ!アイドリングも安定しているッ!キャブレターの同調も決まったッ!

DSC_7191

でも、今日はもう・・・ダメ・・・(作業で)お腹・・・いっぱい・・・ガクッ。

hottoite

そうそう、すっかり忘れていましたが、いつのまにかシフトペダルも取り付けて、ペダルのゴムも交換していました。(記憶障害)

DSC_7207

 

という感じで、けっこう時間掛かったのに、ようやくエンヂンを始動できただけという・・・。

 

(続く)

 

不動車のガソリンタンクの洗浄やフューエルコックのO/H、プラグコードの交換等承っております。ご相談くださいッ!

R100RS、長期不動からの整備&登録作業。(その5)

6月の終わり頃に「15年くらい放置された不動車を買っちゃったんだけど、整備と車検をお願いできるかな?」と突然ご来店くださったお客様のR100RS、少しずつ作業を進めておりました・・・。

 

前回、リア周りの作業を終えてだいぶ気が楽になってきたモギー、いよいよエンヂン周りの整備に取り掛かることにしました。

DSC_6971

それにしても、見れば見るほど

DSC_6983

ヤル気が失せる・・・じゃなくて、錆と汚れがすんごいコトになっているッ!のを思い知らされます。(二度目)

DSC_7053

やるしかないッ!ような気がしないでもないッ!

DSC_6988

オ~ゥ、こんなトコロまで白い粉が・・・!

DSC_7001

プッシュロッドチューブは上側からもオイルが滲んでいたみたいですね。

DSC_8005

イグニッショントリガーのトコロもオイルが滲んでいましたので、O-リングを交換しておきます。

DSC_8000

さて、頑張るぞー!

wait

 

~数時間後~

ハイ、キレイになりました。

DSC_7045

お次はコチラ。

DSC_6988

ファイトー!オー!

wait

 

~数時間後~

ハイ、ピカピカになりました。

DSC_7032

と、簡単そうに書いていますが、ウルトラ大変だっつーの!!

dattsuno

ハッ!イカン、イカン。無の心を忘れておりました。無の心、無の心・・・

0007

エンヂンの清掃も終わりましたので、フランヂナットをブラスト済みのモノに交換し、ピカピカになったイグゾウストパイプを取り付けます。白い粉を吹いていたネジ山も、錆を落とせば状態はとっても良好でした。グッド!

DSC_7063

キャブレター周りを元に戻すついでに、カチカチになったインシュレーターも交換しています。

DSC_7078

そして、細々した作業を一気に片付ければ・・・オラオラオラオラオラオラー!

oraoraoraora

って、すっかり無の心を放棄しちゃいましたが、できました。ウォー!でも、まだキレイになっただけー!ウゥォォー!

DSC_7064

 

~翌日~

エンヂンもキレイになりましたので、いよいよヴァルヴクリアランスを点検&調整することにしました。汚れたままヘッドカヴァーを開けるのは、ちょっと気が引けますからね。

DSC_7085

ウッ!またこんなトコロにヘンなガスケットがッ!んもう、なんなの!

DSC_7091

でも、状態はまったく悪くありませんでした。ロッカーアームのベアリングやスリッパーの当たり面も問題ありませんでしたし、ヴァルヴのステムエンドもどれも良好でした。もちろん、ヴァルヴクリアランスもビシィっと調整しています。

DSC_7107

で、ヘッドカヴァーを塗装するので仮のカヴァーを取り付けまして、ひとまずエンヂン周りの作業は終~了~。つか、液体ガスケットなんて使わなくても漏れないじゃん・・・。

DSC_7112

それにしても、エンヂン周りの作業をしていて思いましたが、コチラの車輌、やっぱり17,000kmは実走行みたいです。何しろ、フライホウィールに印字された「OT」や「S」マークがこんなにキレイに読めますから。こりゃ、意外と期待できるかも・・・?

DSC_7101

 

という感じで、またまたかなーり頑張ったのに、まだエンヂンの始動もできていないという・・・。

 

(続く)

 

不動車のエンヂン周りの整備や、汚れと錆の酷いエキゾウストシステムのお手入れも(渋々)承っております。ご相談くださいッ!

R100RS、フロントフォークのO/Hとフォークブーツの取り付けと。

以前にアレコレ作業させていただいたR100RSにお乗りのお客様、今回は「フロントフォークからオイルが滲むんですけどー!」とのことで、フロントフォークのO/Hとフォークブーツの取り付けにご来店くださいました。オ~ゥ、またしても作業のご依頼とはッ!有り難いことですッ!

DSC_6607

 

実はコチラの作業、まだ強烈な暑さのあった8月に行ったものでして、お客様からこんな差し入れもいただいてました。いやー、8月は本当に暑かったですよね~。あっという間にゴクゴク&ペロペロしちゃいました。オホホ。

DSC_6771

と、水分補給もバッチリになったところでフロントフォークのO/Hに取り掛かります。写真を撮る前に拭いてしまったのでアレですが、お客様がおっしゃっていた通り、オイルシールからじんわりとオイルが滲んでおりました。

DSC_6621

で、フォークオイルを抜きまして、さっさと分解しようと思ったんですが

DSC_6623

例によってダンパーロッドを固定するボルトがナメているッ!またかッ!

DSC_6630

しかも、今回はスタビライザーを固定するボルトまでッ!なんというッ!

DSC_6653

見れば、固着していた1本以外はしっかりとネジ山にグリスが塗られていますので、前に作業した人がココだけボルトを緩めるのを諦めたみたいです。完全にババを引かされたー!

baba

おかげで、スタビライザーを固定する穴にちょっとダメーヂを与えてしまいました・・・。トホホ。状態の良い中古品を探しておきますので、お許しください。

DSC_6651

といった感じで、いつもの3倍くらい苦労してようやく分解できました。

DSC_6647

内部の部品の状態は悪くありませんでした。インナーチューブにちょっと磨耗と縦スジがありましたが、こちらも問題になるほどでもなさそうなので再使用しています。

DSC_6662

てことで、ジャブジャブと洗浄してキレイにし、元通りに組み上げます。

DSC_6668

ときどき見ますが、アウターチューブの穴にごく薄いガスケットが中途半端に残っていることがあります。たいていの場合、ボルトを外したときにボルトにくっ付いてキレイに剥がれるんですが、こんな風に残っているといらぬトラブルの原因になりますので、しっかり取り除いておきました。老眼のモギーには、ちょっとしんどいですが。アハハ。

DSC_6681

ハイ、できました。

DSC_6712

ヘッドライトステイの中にあるので気にするほどでもありませんが、インナーチューブの上部に傷がありましたので、一応ご報告を。

DSC_6719

また、フォークブーツの回り止め&空気穴となるピンが

DSC_6691

片側が切断されていましたので、交換しています。

DSC_6698

ホイ、できました。イイんじゃあないでしょうかッ!

DSC_6744

ついでに、ちょっと強引に取り付けられていたメーターステイも交換させていただきました。

DSC_6737

バッチリです。

DSC_6751

そして、追加でご依頼のヴァルヴクリアランスの調整もビシッと行い

DSC_6759

またまた追加でご希望のフューエルコックのインヂケーターをmoto-bins取り扱いの新品に交換すれば、作業終~了~。

DSC_6616

 

ということで、この度はフロントフォークのO/Hとフォークブーツの取り付けのご依頼、有り難うございましたッ!これでまた、お客様好みのスタイルになりましたね~。なかなか忙しくて遠出は難しいとは思いますが、そろそろバイクに乗るのが楽しい季節になってまいりましたので、ジャンジャン走っちゃってください!すぐに整備や修理が必要になるような状態ではなさそうですが、また何かありましたらお気軽にご相談をッ!

 

フロントフォークのO/Hやフォークブーツの取り付け、メーターステイの交換にヴァルヴクリアランスの点検&調整等、諸々承っております。ご相談くださいッ!

 

オマケ

後日交換させていただいたマスターシリンダーでしたが、やはり状態は良くありませんでした。シリンダー径もΦ13でしたので、交換して正解だったと思います。

DSC_8099

R100RS、長期不動からの整備&登録作業。(その4)

6月の終わり頃に「15年くらい放置された不動車を買っちゃったんだけど、整備と車検をお願いできるかな?」と突然ご来店くださったお客様のR100RS、少しずつ作業を進めておりました・・・。

 

前回の作業でオイル交換を済ませ少し前向きになったモギー、いよいよ本格的な整備に取り掛かることにしました。

DSC_6779

それにしても、見れば見るほど

DSC_6784

ヤル気が失せる・・・じゃなくて、錆と汚れがすんごいコトになっているッ!のを思い知らされます。

DSC_6789

ホウィールを外せば・・・!

DSC_6797

こんなトコまで白い粉が・・・!

DSC_6808

オ~ゥ、ノ~ゥ。こりゃ、薄目で作業しないと、どんどんヤル気が失せそう・・・じゃなくて、目にゴミが入ってイテテってなことになりかねませんなぁ。(コンタクトレンズ派)

DSC_6804

ドライヴシャフトブーツ、スピードメーターケーブルのダストカヴァーはひび割れて

DSC_6823

バッテリーケーブルを固定するボルトは、なぜか非貫通のボルトに交換されているッ!

DSC_6831

・・・。

wait

 

~一時間後~

何度も深~く深呼吸を繰り返し、だいぶ落ち着いてまいりましたので、薄目をしっかり?開けて黙々と作業に励みたいと思います。今のモギーに必要なのは、やはり無の心なのです。

0007

手が入るところはすべてキレイにします。

DSC_6845

取り外したブレーキやシフトペダル、クラッチリリースアームにバッテリーホルダーもキレイにします。

DSC_6853

錆や汚れだけでなく、古くなったグリスも丁寧に落としております。

DSC_6860

よろしいのではないかと存じます。

DSC_6863

ダメになった部品も交換させていただきました。

DSC_6869

いかがでしょう。よく利くブレーキになるのではないかと。

DSC_6880

ファイナルドライヴもご覧の通りでございます。

DSC_6885

もちろん、ドライヴシャフトのブーツなども新品に交換しております。

DSC_6895

タイアもご希望のレーザーテックに交換し

DSC_6910

リアサスペンションも、お客様がお持ち込みになられた

DSC_6937

プログレッシヴ製のモノに交換しています。

DSC_6929

お伝えした通り、サスペンションボディがファイナルドライヴに干渉するため、やや大きく削っておりますこと、ご了承ください。

DSC_6923

また、バッテリーホルダーのプレートとロッドがありませんでしたので、状態はあまりよくありませんが中古品を取り付けさせていただきました。

DSC_6965

できましてございます。

DSC_6950

と、落ち着いた雰囲気でご報告させていただきましたが、通常の整備に加え、清掃と磨きがいちいち発生する分、けっこう大変でした・・・。写真で伝わるか分かりませんが、手の入るトコロは片っ端から汚れを落とし、磨けるモノは磨いてありますので、かなり良い状態に戻ったのではないかと思います。もちろん、ドラムの磨耗やブレーキシューの厚みなども点検し、良好な状態であることを確認していますので、ご安心ください。引き続き、無の心で頑張ってまいります。

0007

 

という感じで、かなーり頑張ったのに、まだ車体の後側しか終わっていないという・・・。

 

(続く)

 

不動車のリア周りの整備や、お持ち込みのサスペンションの取り付けも承っております。ご相談くださいッ!

R100RS、長期不動からの整備&登録作業。(その3)

6月の終わり頃に「15年くらい放置された不動車を買っちゃったんだけど、整備と車検をお願いできるかな?」と突然ご来店くださったお客様のR100RS、少しずつ作業を進めておりました・・・。

 

7月の下旬だったと思いますが、アレからしばらくしてようやく作業スペースも確保できましたので、いよいよ車輌を軽トラから降ろしました。

DSC_6271

といっても、フロントブレーキが利かないと一人では軽トラから降ろせませんし、その後の車輌の移動も大変ですので、簡単に?ブレーキディスクを磨き、キャリパーも取り付けています。ブレーキホースも、とりあえず使えるモノでなんとかしました。いちいち手間が掛かる車輌です・・・。

DSC_6275

ちなみに、磨く前はこんなでした。(放心)

DSC_4171

それにしても・・・ゴクリ。

gokuri

ヘッドカヴァーから

DSC_6292

シリンダー、クランクケース、トランスミッションまで、ドコも白く錆びて粉を吹いているではないかッ!

DSC_6288

ファイナルドライヴもッ!ギャー!

DSC_6282

フューエルコックを左右逆に取り付けてしまったお客様がおっしゃるには、タンクの中もイマイチとのことッ!イヤー!聞きたくないー!

DSC_6302

そして、なぜかコレクターボックスがストレートパイプに交換されているという。走行距離は17,000kmとまだ少ないんですが、まさか走る気マンマンで放置していたとでもいうのかッ!

DSC_6296

もう何が何やら・・・

wait

 

~一週間後~

他の作業に追われ&なんかモヤモヤして、なかなかヤル気が出ないうちに8月になってしまったッ!ということで、始めないといつまでも終わりませんので、まずは心を落ち着けるためオイル交換から取り掛かることにしました。今のモギーに必要なのは、無の心なのです。

0007

本当にコレをモギーが整備するのであろうか?(イヤ、しないッ!)

DSC_6311

などと、車輌に目をやると、どうしても反語形で余計なコトを考えてしまいますが

DSC_6314

抜いたオイルの状態は悪くありませんでした。アララ!

DSC_6320

ファイナルドライヴのオイルが多く、ドライヴシャフトのオイルが少なかったことを除けば、ですが。いや、本当に悪くなかったです。水分の混入や汚れもなく、透明感が残っていましたから。

DSC_6325

オイルクーラー取り出し部のネジも問題なく緩み

DSC_6341

オイルフィルターもビシッと交換できました。

DSC_6347

エンヂンオイルのフィラーゲーヂのO-リングが潰れていましたが、こりゃ、意外とすんなり作業が進むかも・・・?

DSC_6353

 

と、淡い期待を抱きつつ、ちょっと作業している雰囲気が出てまいりましたが、これもまだまだ序章だという・・・。

 

(続く)

 

不動車のオイル交換も承っております。ご相談くださいッ!

R100RS、長期不動からの整備&登録作業。(その2)

6月の終わり頃に「15年くらい放置された不動車を買っちゃったんだけど、整備と車検をお願いできるかな?」と突然ご来店くださったお客様のR100RS、少しずつ作業を進めておりました・・・。

 

アレから少し経った頃、「コレ、使えるかな?」と、またもや急にお客様がフロントフォーク一式をお持ち込みになりました。インナーチューブが錆でダメになっているらしく、ネットオークションで入手したそうなんですが・・・

DSC_5264

いや、すぐに作業に取り掛かれる状況でもないんで・・・その・・・えーと・・・って、なぜまだ現車も見ていないモギーのトコロにフロントフォークまで持ち込むッ!なぜッ!

kanben

 

~一週間後~

フロントフォークを持ち込まれてから少し経った頃、「バイクを預かってくれてるトコロが移転するんで、早めに引き上げてもらえるかな?」と、またもや急なご連絡がありまして、軽トラで渋々引き上げに行ってまいりました。O/Hしたキャブレターを取り付けてとりあえずエンヂンを始動できましたので、軽トラに積み込むことはできましたが・・・

DSC_4167

作業中の車輌があるため店内に保管スペースもなく、そもそも手を付けられる時間もないため、積んだは良いが降ろすに降ろせないという意味不明な状況にッ!

honto_kanben

そして、この錆び付いたブレーキディスク・・・!モギー\(^o^)/オワタ

DSC_4171

 

~さらに数日後~

「バイクを預かってくれてたトコロから、パニアケース忘れてるよって連絡があったんだけどー。」と、またもや急にお客様がパニアケースを持ってご来店になりました。いや、まだ全然作業に取り掛かれていないんで・・・その・・・えーと・・・って、なぜまだ車輌も仕上がってないのにパニアケースまで当店に持ち込むッ!なぜッ!

DSC_4502

 

--------------------------------
233 名前:Trader@Live![sage] 投稿日:2016/07/17(日)  17:39:05.39
なんやなんや!

234 名前:Trader@Live![sage] 投稿日:2016/07/17(日)  17:39:08.17
>>129
今日はスシロー行くって決めた(´・ω・`)

235 名前:Trader@Live![sage] 投稿日:2016/07/17(日)  17:39:11.72
なんかきてんね

236 名前:Trader@Live![sage] 投稿日:2016/07/17(日)  17:39:13.43
ドル円ワロス

237 名前:Trader@Live![sage] 投稿日:2016/07/17(日) 17:39:13.82
ドル円どうした

238 名前:モギー[sage] 投稿日:2016/07/17(日) 17:39:15.02
この速さなら言える!使わないパニアケースは外してきてください!

239 名前:Trader@Live![sage] 投稿日:2016/07/17(日) 17:39:15.18
ドル円キター!
--------------------------------

 

と、某掲示板に本音をポロリしてみましたが(フィクション)、当店はあんまり広くありませんので、ご理解&ご協力いただけると助かります。しかも、この汚れ・・・。新手の嫌がらせでしょうか?

DSC_4494

 

~さらに数日後~

少し時間が取れましたので、お客様がお持ち込みになったフロントフォークを分解することにしました。確かに、先にフロントフォークを仕上げておけば作業を進めやすくなりますからね。さて、どうかしら?

DSC_5264

摺動部の状態は良好ですが、ストロークする範囲ギリギリのところに幾つか点錆があります。うーん、ビミョーな感じです。

DSC_5273

オイルを抜きまして

DSC_5295

バラバラに分解&確認します。

DSC_5279

ダンパーロッドにちょっと削れたトコロがありましたが、それ以外は良好な感じでした。ダンパーロッドはもう少し状態の良い中古品に交換できますので、これならO/Hすれば十分使えるんじゃないでしょうか。

DSC_5286

てことで、キレイに洗浄してしばらく保管しておきます。どうやら、アウターチューブを塗装することになりそうですので・・・。

DSC_5307

あ、片側のドレインのネジ穴がダメになっていましたので、リコイルで修理しておきました。

DSC_5313

 

という感じで、空いた時間に少し作業してみましたが、これはまだ序章だという・・・。

 

(続く)

 

不動車の引き上げや、お持ち込みのフロントフォークのO/H、汚れたパニアケースの清掃(迷惑)まで、諸々承っております。ご相談くださいッ!

R100RS、長期不動からの整備&登録作業。

またまたちょっと前のコトになりますが、6月の終わり頃に「15年くらい放置された不動車を買っちゃったんだけど、整備と車検をお願いできるかな?」と突然ご来店くださったお客様のご依頼で、R100RSのアレやコレやと面倒な・・・じゃなくて、てんこ盛りのお仕事をさせていただいておりました。ギャー!不動車の整備ッ!それも、15年モノッ!やりたくねー!からの、有り難いことですッ!でも、やっぱりー!

 

てことで、まずはお持ち込みのキャブレターのO/H作業のご報告から。

DSC_3171

「掛かりにくかったけど、とりあえずエンヂンは始動しました。」とおっしゃっていましたが、このキャブレターで?と疑問を抱かずにはいられない酷い状態でした。15年モノの香りがプンプンします。

DSC_3230

謎の物質がベッタリと付着したフロートを外しても

DSC_3283

ニードルヴァルヴが抜けないッ!ではないかッ!

DSC_3238

ココにも謎の物質・・・。そりゃ、すんなり抜けないわけです。

DSC_3253

果たして、コレがキレイになるのであろうか・・・?

DSC_3262

バタフライの動きも、片側がすんごく渋くなってました。

DSC_3263
(動画でご覧いただけます。)

と、文句を言いながらもバラバラに分解して確認します。

DSC_3273

ジェットニードルの状態があまり良くありませんでした。磨耗と虫食いの跡が分かるでしょうか。

DSC_3293

メインジェットも、片側をナメてしまって外せなかったそうですが

DSC_3314

確かに、かなり手強かったです。

DSC_3397

で、いつもよりしつこくジャブジャブ&ゴシゴシ洗浄しまして

DSC_3300

ピカピカにしています。内部の通路もしっかり通っていることを確認済みです。見えない部分に落とし切れない汚れが残っているかもしれませんが・・・。

DSC_3344

フロートは洗浄してキレイになりましたので、そのまま再使用しています。

DSC_3338

ジェット類もピカピカに磨いて再使用しました。スロージェットの詰まりが酷かったですが、とりあえず大丈夫かなと。

DSC_3324

それと、機能には影響ありませんが、片側のカヴァーを止めるリヴェットがコジられていました。ココを開けても何もないんですが・・・?

DSC_3311

そして、ビシッと組み立てます。油面調整もバッチリです。

DSC_3353

バタフライとスターターの動きも軽~く仕上がっています。

DSC_3360

ダイアフラムはお客様がお持ち込みのモノに交換しておきました。状態の悪かったジェットニードルも新品に交換しています。

DSC_3372

あ、思っていたよりキレイになりましたので、トップカヴァーのネジも交換させていただきました。

DSC_3388

どうですかッ!これなら、エンヂンもすんなり始動できるッ!ような気がするッ!

DSC_3403

DSC_3404

DSC_3412

DSC_3420

続きまして、ブレーキキャリパーのO/Hです。

DSC_3430

こちらも15年モノの香りがプンプンしましたが

DSC_3443

分解してみると

DSC_3455

状態はそんなに悪くなく

DSC_3459

洗浄したらそこそこキレイになりました。

DSC_3467

ピストンもご覧の通り、傷もなく良好です。グッド!

DSC_3474

こちらも、お客様お持ち込みのシールキットで組み上げています。

DSC_3486

パッドは交換したいところでしたが

DSC_3518

「とりあえず、そのままで。」とのことでしたので、錆と汚れを落として再使用しました。厚みは3.5mmくらいありますから、使ってみて問題がなければ良いと思いますが・・・どうかしら?

DSC_3522

パッドピンも錆が酷かったので

DSC_3500

磨いてグリスアップしておきました。今も新品の部品が供給されていますので、気になるようでしたらあらためてご相談ください。

DSC_3508

ハイ、できました。イイんじゃあないでしょうかッ!

DSC_3539

やってやったぞッ!ウウゥリィィィ!

uuurrrryyy

 

という感じで不動車の整備に取り掛かり始めたんですが、このときはまだ現車を見てもおらず、この先に待つ苦労など知る由もない、仕事を貰えて大いにハシャぐモギーなのでありました・・・。

 

(続く)

 

お持込のキャブレターやブレーキキャリパーのO/Hも承っております。ご相談くださいッ!

北方(北海道)から、フロントフォークのO/H。

遠い昔 はるかかなたの ヨコハマで・・・・

SW

ブァーン!パパパーン!パパパパーン!

SW2

 

と、ちょっと某映画を意識してみましたが、これには訳がありまして・・・

 

このスター・ウォーズのネタを一回こっきりにするのは実に惜しい・・・じゃなくて、実は、6月末にもまたまた遠方のお客様から「フロントフォークのO/Hをお願いしたいのですがッ!」とお問い合わせがありまして、ビシッと作業をさせていただいておりました。ん?6月の・・・末・・・だと・・・?からの、有り難いことですッ!アーンド、ブログの更新が遅くなってしまい、申し訳ありませんでしたッ!

DSC_3180

ちょうどこの頃も、なぜかモギーったらバタバタと忙しかったらしく(記憶障害)、こちらのお客様の作業ネタも下書きフォルダに入れたまま忘れていたとか、いないとか・・・。

sekiyuou
地獄のミサワより

 

などと、見苦しい言い訳はこのくらいにして、さっさとフロントフォークのO/H作業のご報告とまいります。(ココまで、ほぼコピペ)

DSC_3200

インナーチューブにわずかな点錆がありましたが、オイルシールにダメーヂを与えるようなものでもなく、「まあ大丈夫かな?」と思っていたら・・・

DSC_3191

インナーチューブの上部に

DSC_3213

ココから

DSC_3217

ココまで、ぐるりと深い傷がッ!ありました。お客様もこの傷(と点錆)を気にしていたそうで、ご予算の範囲内ということもあり、滅多にないO/Hの機会に再めっき済みのモノと交換させていただくことになりました。確かに、コレは気になりますよね~。

DSC_3221

元々、ご自身でシール交換するつもりで部品も用意されていたとのことですが

DSC_3205

ダンパーロッドを固定するボルトがナメているッ!のでありました。ガビーン。

DSC_3614

このボルトを外さないと先に進めませんので、慎重にドリルで揉んでボルトを緩める(破壊する)ことに。なんとか無事に取り外すことができました。ホッ。

DSC_3619

つか、ココのボルトは低頭ボルトになっていて、しかも奥まった場所にあるので、ナメちゃうとホント手強いです。何か良い方法はないものかしら?

で、バラバラに分解します。

DSC_3626

片側のダンパーロッドの構成部品に強いオイル汚れ?がありましたが、各部の状態は悪くなく、動作も問題なさそうでした。ときどき目にしますが、こういうオイルの汚れのような焼けのようなモノって、どうして発生するんでしょう?そんなに高温にさらされるような場所じゃないと思うんですが・・・?

DSC_3639

インナーチューブ下側の状態も、お聞きした36,000kmという走行距離を考えると非常に良好でした。あの傷と点錆さえなければ、迷うことなくそのまま再使用したいくらいです。

DSC_3674

てことで、ジャブジャブ&ゴシゴシと洗浄しまして

DSC_3649

再めっき済みのインナーチューブと、以前に別のお客様でも利用したハイパープロ製スプリングを用意して

DSC_3654

ビシッと組み立てました。もちろん、ガイドリングやお客様が送ってくださったO-リングも交換しています。あ、O-リングが2個足らなかったのは内緒です。ククク。

DSC_3682

ダンパーロッドを固定するボルトも新品にしていますので

DSC_3684

次のO/Hではラクショーで緩められるかと。ヤッタネ!

DSC_3699

そして、オイルシールを打ち込んで、フォークオイルを指定された油面まで注入し

DSC_3713

ソーッとスプリングを挿入すれば

DSC_3715

できました。イイんじゃあないでしょうかッ!

DSC_3728

 

ということで、この度はフロントフォークのO/Hのご依頼、有り難うございましたッ!また、作業報告のブログの更新が遅くなってしまい、申し訳ありませんでしたッ!すでに取り付け後の嬉しいご報告&インプレッションまでいただいておりますが、また何かお手伝いできることがありましたらお気軽にご相談ください。かなり遠方ではありますが、できるだけサポートさせていただきますので。ますのでー!

 

遠方の方でも片道の送料をご負担いただければ、O/Hを承っております。ご相談くださいッ!

冷やかしのR100RS、タイア交換とサブフレームの取り付け。

アレからも、ちょくちょく冷やかし(遊び)に来てくださるR100RSにお乗りのお客様、ここのところトラブルもなく楽しまれているようで安心していたのですが、今度は「なんか、リアのタイアが滑るんスけどー!」などと意味不明なご連絡をくださいました。ん?リアの?タイアが?滑るとな?

 

・・・。

 

冷やかしじゃあないッ!今回も 断じて 冷やかしなんかじゃあないッ!

冷やかしじゃあない
ジョジョの奇妙な冒険より

 

などと、ネタの使い回しはこのくらいにして、ソッコーで注文しておいたタイアが入荷しましたので、冷やかし(遊び)にいらした際に交換させていただきました。

DSC_6212

オホ!スクリーンがピカピカになっとるー!頑張って磨いたみたいですね!

DSC_6210

で、ササッと(汗だくで)タイアを交換したついでに、以前にこちらのお客様がご友人に製作してもらったサブフレームも取り付けさせていただきました。なんだかんだで放置プレイ中だったんですが、最近、冷やかし(遊び)の度に「サブフレーム、どうしよっかなー。」とブツブツおっしゃるものですから・・・って、アレから早や半年以上が経過しているッ!ダメじゃん、モギー!何やってんの!

DSC_6359

サーセンしたー。

pekori

と、ネコでごまかしてる間に・・・ホイ、できました。

DSC_6361

オォ!なんなの、この新しいカスタムの方向性!パニアケースもよく似合っているッ!ような気がするッ!

DSC_6363

仕事するバイクにしたいんだい!」と聞いたときはふざけているのかと思いましたが、こうして見ると、その本気度がハッキリ理解できました。その節は大変失礼致しましたッ!

DSC_6368

仕事道具を満載にしたR100RSの雄姿、期待しております。お仕事、頑張ってねー。

shigoto

 

~翌日~

取り外したタイアを片付けていて気付きましたが、そのツルツルっぷりもさることながら、お客様もおっしゃっていた釘、思いっ切り差さってるじゃないスカ!

DSC_6416

オ~ゥ、すごい手のタコ・・・じゃなくて、すごい釘!さすが、前厄だけのことはありますね。パンクしなかっただけ幸いですが。ククク。

DSC_6426

 

ということで、この度はタイア交換とサブフレーム取り付けのご依頼、有り難うございましたッ!これで、また安心して走り回れると思いますので、ツーリング&仕事にジャンジャン使っちゃってください。楽しいご報告をお待ちしておりますッ!って、ブログにする前にあんなコトするなんてー!んもう、なんなのー!(良い意味で)

 

タイアの交換だけでなく、サブフレームの取り付けも承っております。ご相談くださいッ!

R100RS、シフトアームのオイル滲み修理。

1ヶ月ほど前にバックステップの取り付けにお越しいただいたR100RSにお乗りのお客様、アレからまだ数百キロくらいしか走っていないそうなんですが、「バックステップは良い感じです!でも、シフトのところからオイルが・・・」とのことで、またまたご来店くださいました。この暑い中ッ!有り難いことですッ!

 

つか、フツーに数百キロとかおっしゃってますけど、「まだ」じゃなく「もう」だと思うんです・・・。真夏の・・・R100RS・・・ですよ?

DSC_6081

アカーン、このお人もザ・バイクバカなんだワン!(もち、良い意味で)

0170

と、お客様を軽~くディスったところで、さっさと作業に取り掛かります。

DSC_6079

シフトアームのオイルシールを交換する場合、オイルフィラーより下に位置するためオイルを抜かないといけないんですが、バックステップを取り付けたときにオイルを交換したばかりだという・・・。なんだか申し訳ありません・・・。

DSC_6068

取り外したシフトアームを見ると、オイルシールのリップ部に接触しそうなトコロに錆がッ!ありました。おそらく、コレがオイル滲みの原因じゃないかと思います。しっかりキレイに均しておきましたので、しばらく様子を見てみてください。すぐにオイル滲みが再発するようなら・・・なんとかしますッ!ので、あらためてご相談を。

DSC_6072

てことで、新しいオイルシールに交換してオイルを忘れずに注入すれば、作業終~了~。あ、写真は使い回しですが、お気になさらぬよう。

DSC_6079

そして、この強烈な日差しの中、お客様は楽しそうにお帰りになられたのでありました。って、影がッ!短いッ!つまり・・・暑いッ!

DSC_6083

見てるだけでトロけそう・・・。ぐでー。

gunyari

 

ということで、この度はシフトアームのオイル滲み修理のご依頼、有り難うございましたッ!前回の作業で気が付いていれば、このようなお手間を取らせることもなかったと反省しております。これでしばらくは大丈夫かと思いますが、またすぐオイルが滲むようでしたら遠慮なくご連絡ください。ビシッと対応させていただきますので。いただきますのでー!

 

シフトアームからのオイル滲み、オイル漏れの修理も承っております。ご相談くださいッ!

 

オマケ

こちらのお客様から、夏~の元気なご挨拶~♪でコーヒーを沢山いただいてしまいました。しかも、「お客さんにも、よかったらどうぞ。」との優しいお言葉ッ!あざーす!

DSC_6100