R100RS、点火不良の修理。

つい先日、「しばらく走っていると、急に片肺になったような感じでエンヂンが吹けなくなってしまうッ!」とのことでポイントの点検&調整をさせていただいたR100RSにお乗りのお客様でしたが、「やっぱり吹けないッ!全然ダメだッ!」とご連絡がッ!オ~ゥ、ノ~ゥ。でも、有り難いことです・・・ガックシ。

 

なので、またまた車輌をお預かりすることになりました。

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とりあえず、気になっていたイグニッションコイルに繋がるコネクターを作り直します。

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こんな感じでスリーヴが割れていますし、端子もかなりお疲れのようなので

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新しい端子で確実な接続を実現して、接触不良の可能性を潰しておきます。さて、どうかしら?

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ブホッ!何だッ!この点火時期の乱れはッ!

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ウッ!ポイントもバチバチ火花が飛んでいるッ!コイツは・・・!

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前回はココまで酷い症状は出ていませんでしたのでイマイチ原因が掴めませんでしたが、今回はこれだけ再現性のある状態でお越しいただいたのでハッキリ分かりました。

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てことで、ポイントをユニットごと取り外し

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コンデンサーを交換します。

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そう、原因はコイツ、コンデンサーです。コンデンサーには、ポイントが開いてイグニッションコイルの一次コイルに流れる電流を瞬時に遮断し、二次コイルの発生電圧を高くするという役割があります。つまり、一次コイルの電流がスパッと切れないと二次コイルの電圧もドンッと上昇せず、結果、スパークプラグにも良い火花が飛びません。そりゃ、エンヂンも不調になりますね。

また、コンデンサーには接点の焼損防止の役割もありまして、当然、あんなにバチバチ火花が飛んでいたとなればポイントの接点も荒れてしまいます。正しく機能していればポイントが開いたときにスパッと電流が遮断されますので、定期的な点検&調整は必要なものの、接点がすぐに傷むようなことはありませんから。アチャー。

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シュッシュッと磨いてキレイに均せば、ご覧の通り。さあ、どうなのよ!

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ヒュ~♪イイじゃなーい。

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点火時期も安定してるじゃなーい。

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モギー、やるじゃなーい。ニコッ

やるじゃない

できました。

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ということで、この度は点火不良の修理のご依頼、有り難うございましたッ!また、原因がハッキリせず何度もお越しいただくことになってしまい申し訳ありませんでした・・・。これで、しばらくは問題なく走れるようになったかなと思いますので、また時期を見て点検&調整にご来店ください。以前に作業させていただいたときから4,000kmほど走行されていたとはいえ、今度のコンデンサーにはもっと長持ちしてもらいたいですねー。(切なる願い)

 

ポイント式点火ユニットの修理も承っております。ご相談くださいッ!

キュートなR100Trad、アレやコレや・・・からのLEDヘッドライトバルブの取り付け。

アレ以来、ちょくちょくご来店くださっているキュートなR100Tradにお乗りのお客様、またまたアレやコレや作業のご依頼にッ!いやはやッ!有り難いことですッ!

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実は少し前に、シリンダーヘッドカヴァーを固定するスタッドボルトのネジ穴の修理や

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パニアケース変更に伴い、サイレンサーの位置を下げるためのワッシャーの追加や

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ハンドルパッドの取り外しと同時に

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イグニッションキーを移設したりと

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他にも細々した作業をさせていただいておりましたが

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ココまではジャブみたいなもんです。打つべし!打つべし!

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で、今回のご依頼はといいますと

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すっかり磨り減ってしまったフットレストの交換や(まだジャブです)

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ふとモギーが気付いてしまったシフトペダルラバーの交換に(まだまだジャブです)

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前回作業させていただいたスタッドボルトが「ナットの掛かりがイマイチ悪いんですー」とのことで

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新品に交換させていただいたりと(コレもジャブです)

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やっぱりジャブばっかでした・・・。

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と、ちょっとクサりかけていたところ、お客様から「なんだか忙しくなってきたので、やっぱり車検もお願いしますー」とご連絡がッ!

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ウォー!右ストレート、キター!

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てことで、さっそく横浜の陸運局まで試乗も兼ねて行ってまいりました。さすが横浜、レーンの数もさることながら、いつ行っても混んでますね~。ちなみに、横浜の陸運局は当店から5kmくらいのトコロにありますので、軽トラに積んで行くより走って行ったほうが圧倒的に早いんです。近くて便利ー!

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肝心の検査ですが、こちらも一発OKでした!これなら、次回はお客様ご自身でユーザー車検にチャレンヂされても、すんなり合格できると思います。2年後のお楽しみですね。

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ただ、試乗した感じ、ちょっとシリンダーヘッド周りの音が気になりましたので、ヴァルヴクリアランスを調整させていただきました。

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作業中の写真はありませんが、スラスト方向のクリアランスもシム調整していますので、まあまあ静かになったかなと思います。

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それから、ハンドルがやや軽いようでしたので、ステムベアリングの締め付け具合も調整しておきました。調整後にあらためて試乗していますが、このくらいならまだベアリングの交換はしなくても大丈夫かと。

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あ、左側のリアウィンカーがグラついていましたので、ついでに修正しておきました。(コレはジャブです)

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そうそう、お客様が気にされていたスピードメーターですが、やはり交換されていたようです。本来、R100Tradのメーターは「W=691」となっているハズですが、このメーターは「W=737」ですので、R80系の車輌から外されたモノだと思います。一応、このメーターでも車検に合格できていますので、このまま使用されても大丈夫です。

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といったところで、無事に作業終~了~。

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さぁ、今度はどんなお仕事がいただけるのかしら?ドゥフフ。

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などと、あしたの(請求書の)準備に余念がないモギーでしたが、お客様ったら車輌を引き取りにいらした際に「コレも取り付けたいですー」と、発売ホヤホヤのサインハウス製LEDヘッドライトバルブもお持ち込みにッ!オ~ゥ、キョウレツ ナ カウンター デスネー。

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説明書を読むのもソコソコに、さっさと作業に取り掛かります。ファイトー!オー!

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あらかじめリフレクター側に取り付けておいたLEDバルブに、ヒートリボンに熱伝導グリス!を塗布して取り付けます。つか、パソコンのCPU以外で熱伝導グリスを使ったのは初めてです。本気ですねー。(ホントに必要なのかは疑問ですが・・・?)

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参考までに、先にヒートリボンをLEDバルブに取り付けてしまうと、バルブを固定するクリップがリボンに干渉してしまい、リフレクターに上手く入れられませんでした。トホホ。

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また、ヒートリボンは広げて使用するんですが、後日、お客様から「リボンの中に空洞も作らないといけないみたいですー」とのご指摘がッ!申し訳ありませんでした・・・。

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LEDコントローラーはヘッドライトケース内に貼り付けています。モノサス以降の車輌ならケース内に余裕がありますが、2本サスの場合、ココに配線が集中していますので、ちょっと取り付けは難しいかもしれません。モノサスの場合も、これで熱的な問題が起こらなければ良いのですが、果たして・・・?

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あとはヘッドライトを元に戻すだけですので、作業自体は簡単だと思います。さて、動作はどうかしら?

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(動画でご覧いただけます。)

オォ!ピカッー!と明るいッ!しかも、電圧計の針もほとんど振れていないッ!

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(動画でご覧いただけます。)

写真では伝え切れませんが、かなり明るい印象です。車検を通したばかりなのがアレですが、車検対応を謳うだけあって、このLEDバルブでも問題なかったかもしれませんね!

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ということで、この度はアレやコレやの作業のご依頼、有り難うございましたッ!お仕事がお忙しいようですが、車輌の状態は悪くありませんので、これからもコツコツ整備を進めていただき、ジャンジャン走っちゃってください。もちろん、手間の掛かる作業や難しい作業は遠慮なくご相談を!覚えたてのジャブとストレートでビシバシ対応させていただきますので。いただきますのでー!

 

アレやコレだけでなく、車検代行や、LEDヘッドライトバルブの取り付けも承っております。ご相談くださいッ!

 

オマケ

後日、お客様が写真を送ってくださいました。ほほぅ、やはりコレは・・・なかなかの・・・アレですなぁ。

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謎のR65? アレやコレや。(その3)

先日ブログのネタにしたモギーが足を向けて寝れない&当店のステマ担当のお客様の謎のR65(2本サス)、ゴリゴリと作業を進めています。

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前回、作業終了間際に発電できていないことに気付きましたので、引き続き作業を進めます。まずは、お客様が切断しまくった配線を整理しまして

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代用品のチャーヂランプで動作を確認します。オォ!しっかり点灯&消灯しているッ!発電電圧も13V後半まで上昇ッ!コレで直ったも同然ッ!

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(動画でご覧いただけます。)

ピュー!

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またか・・・。

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~数十分後~

今回、エンヂン周りの作業のついでに、お客様から「黒いオイルフィルターに交換したいんス。赤はちょっと恥ずかしいんス。」とのご相談があり、お持ち込みのモノに交換したんですが、やっぱりこのオイルフィルターでも耐えられないみたいです。

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なので、お客様がパニアケースに入れていた予備のBOSCH製フィルターに再度交換します。ちょっと色が恥ずかしいかもしれませんが、もう諦めてください。モギーも、もう耐えられません・・・。

心が・・・折れて・・・しまいました・・・。

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~二日後~

心の傷も治り、注文していたインヂケーターランプも届きましたので

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さっそくヘッドライトケースに穴を開け、取り付けます。取り付け位置はモギーにお任せとのことなので、とっても緊張するー。ドキドキ。

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できました。アレレ?この感じ、ドコかで・・・?

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「大気が・・・大気が怒りに満ちておるッ!」

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ゴゴゴ・・・

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と、悪ふざけはともかく、良いんじゃあないでしょうかッ!省略していたオイルプレッシャーやハイビームのインヂケーターもバッチリ動作しています。イエス!

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(動画でご覧いただけます。)

てことで、作業終~了~。長かった・・・長かったー!

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それにしても、完全にR65に見えなくなってしまいましたね。ククク。

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ということで、この度はスポークホウィール化やエンヂン周りのO/H、アレやコレやの作業ご依頼、有り難うございましたッ!ご相談を受けてから大変お待たせしてしまい本当に申し訳ありませんでしたが、お客様好みのナイス・マスィーンに仕上がったと思います。しばらくは慣らし走行をお楽しみいただき、時期が来ましたらいつものようにブォン!ブォン!とブン回しちゃってください。1,000km走行後の点検&調整でのご来店、お待ちしておりますッ!

 

誤って省略してしまったインヂケーターの取り付けも承っております。ご相談くださいッ!

 

オマケ

Wディスク化のための右側のキャリパーは、後日、O/Hしておきます。段取りが悪くブレーキホースの手配に時間が掛かかってしまい申し訳ありませんが、ご了承ください。つか、ちょっと疲れが出ておりますので、一息つかせてください。つかせてくださいッ!

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謎のR65? アレやコレや。(その2)

先日ブログのネタにしたモギーが足を向けて寝れない&当店のステマ担当のお客様の謎のR65(2本サス)、ゴリゴリと作業を進めています。

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シリンダーヘッド周りの作業が終わりましたので、続いて「ちょっとフロントカヴァーからの音がカチャカチャと気になるんス。」とのことで、タイミングチェーンの交換です。オルタネーターやポイントなんかを取り外し

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タイミングチェーンカヴァーまで外せば

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あとは新しいチェーンに交換するだけです。実際にはけっこう手間の掛かる作業ですが、手順は当店在庫のR100RSでやった作業とほぼ同じなので省略しちゃいます。コレも、楽しくブログを書くためのテクニックです。ヌフフ。

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外したタイミングチェーンカヴァーは

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ボルトやエンヂンガードのステイなんかと一緒にピカピカに洗浄しておきました。

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ポイントが収まっているケースもかなり汚れていましたので

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ビシッとキレイにしておきました。清掃ついでに点検したところ、ポイントの状態が良くなかったのでコンデンサーと一緒に交換しています。もちろん、ポイントギャップは規定値に調整済みです。

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ちなみに、ポイントの状態はこんな感じで

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凸凹になっちゃってました。

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で、外した部品を元通りにすればOKです。

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せっかくなので、セルモーターも取り外し

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クランクケースの上側もキレイにしておきます。

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ブローバイガスに含まれるオイルミストが多かったのでブリーザーヴァルヴも点検しましたが、特に問題はありませんでした。

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セルモーターを元に戻し、しっかり固定します。このまましばらくキレイでありますように。(願い)

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あ、エアフィルターがかなり汚れていましたので、この機会に交換しておきました。

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さらに、ガスケットがこんもり盛られていたオイルラインのブラインドプラグも、ビシッと修正しています。これで、オイル滲みやオイル漏れはほとんどなくなるかと。どうかな~?

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サイドスタンドもキレイにし、グリスアップして取り付けます。(このあとイグゾウストパイプを取り付ける際に、また取り外すハメに・・・。)

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そして、ココでリアホウィールが登場!オ~ゥ、カッコイイー!

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ブラスト済みのフランヂナット!ネジ山にはアンチシーズ!イグゾウストパイプも心なしかキレイになったよう!

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サイレンサーのクランプも、たまたま在庫していたステインレス製のモノに交換ッ!

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頑張って磨いたサイレンサーもピカピカしているッ!

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やってやったぞッ!ウウゥリィィィ!

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と、ちょっと声を出したくなるほどの達成感とともに、できましたー。フゥ~、長かった・・・。

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ついでに、右側のエンヂンガードがモノサス用で、ステイも手作りのモノが使用されていましたので、2本サス用のモノに交換しておきました。

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それと、以前に取り付けさせていただいたキックレヴァーのストッパーがフレームが見えるほど傷んでいましたので

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より厚みのあるモノに交換しています。作業した者としては嬉しい限りです。ですが・・・、ですが!どんだけキックしたんですか!お客様のアホー!(もちろん、良い意味で)

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そうそう、追加でリクエストのあったヘラーソケットも、たまたま中古品がありましたので取り付けておきました。

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んで、いよいよココでフロントホウィールも登場!オ~ゥ、カッコイイー!

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(動画でご覧いただけます。)

キャー!あともう少しで作業終了ー!ウレスィー!

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ココで、イケメンはふと思い出しました。

 

「そういえば、コチラのR65もチャーヂランプがなかったけど、まさかアレみたいなことは・・・?」

hatena

 

ビンゴかよ!

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てことは、まだ続くのね・・・ガックシ。

wait

部品が届くまでの間、取り付けたばかりのヘラーソケットを利用して充電しておきます。さっそく大活躍ですなぁ。

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つか、半年以上、2,000km以上も発電せずに走り続けられていたとは、意外とバッテリーって持つんですね。キックでエンヂンを始動していたおかげもあると思いますが、けっこう夜間も走られていましたし、かなりギリギリの状態ではあったみたいですけど。実際、当店での作業後にはセルモーターでの始動は困難でしたから。オホホ。

バリバリ発電できるようにしますので、もうしばらくお待ちください。それにしても、ますますR65に見えなくなってきましたね。ククク。

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(続く)

 

タイミングチェーンの交換からポイントの交換、ホウィールの交換やオイル滲み&オイル漏れの修理、ヘラーソケットの取り付け等、諸々承っております。ご相談くださいッ!

謎のR65? アレやコレや。

先日ブログのネタにしたモギーが足を向けて寝れない&当店のステマ担当のお客様のR65(2本サス)、以前からカスタムと整備のご相談をいただいておりましたが、ようやくモギーの準備が整いまして、車輌をお持ち込みになられました。本当にお待たせしてしまい、申し訳ありませんでしたッ!からの、有り難いことですッ!ウォー!

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実は、年明けに「スポークホウィール化したいですッ!」とのお話があり、すぐに必要な部品を手配したものの、「フロントは18インチのままでッ!」などとおっしゃるものですから、レアなサイズ(18インチ、40穴)のアルミリムが届いたのが6月でして

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しかも、18インチ用のステインレス製スポークがないため、現物合わせで19インチ用スポークを短縮加工して組み上がったのが入庫日直前という・・・。

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予想外にモギーが忙しくさせていただいていたせいもありますが、なんとも時間の掛かる準備となってしまいました。お客様が予備でご用意していたシリンダーヘッドも、いつもなら内燃機加工屋さんから戻ってくる2週間が待ち遠しいところですが、とっくにO/Hされて2ヶ月間も放置プレイ・・・。

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それでも、

 

「ほかのお客さんを優先してくれて構いませんからッ!」

 

だって!もう、どうにでもして・・・。ズキュン!ズキューン!

anago

モギー、頑張るでありますッ!

arimasu

 

てことで、さっそく作業に取り掛かりましたが・・・イグゾウストパイプのフランヂナットが変形していて工具が掛からないッ!

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なんとかフランヂナットを緩めたものの、ネジ山にもダメーヂがッ!

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こっちも!ガビーン!

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こりゃ、交換ですね・・・。

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で、サイレンサーを外そうと思ったら

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アレレ?左右が逆に取り付けられているッ!つか、なんで今まで気付かなかったのかッ!

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サイレンサーステイの新しさを見ると、どうやらこのステイを交換した際に左右を間違えたみたいですね。取り付けるときに直しておきます。

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フゥ、まだ本格的な作業に入っていないのに、色々ありますねー。

エンヂン周りのオイル滲みもなかなかアレですが

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今回の作業でビシッと止めてみせましょう。ヘンなガスケットが盛られたオイルラインのブラインドプラグも・・・なんとかします!

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ただ、以前にトランスミッションをO/Hさせていただいたときにこの辺のオイル滲みはしっかり直したはずなんですが、ちょっと気になる汚れ方です・・・。

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原因はココ、ブリーザーヴァルヴからのオイルじゃないかと疑っているんですが、果たして・・・?

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さて、エンヂンの汚れ具合も確認できましたので、いよいよ作業です。頑張るぞー!オー!

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って、いきなりコレかー。

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めげずにジャンジャン取り外します。

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汚れはアレですが、コンロッドやカムシャフトには異常は見られませんでしたので

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ビシッとキレイにして

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O/H済みのシリンダーヘッドを取り付ければ

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バッチリです。シリンダーとピストンは、予想通りクリアランスが規定値ギリギリでしたので、在庫車輌に使うつもりで用意していたモノと交換しています。

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また、タペットの一つだけ状態が悪かったので、中古良品と交換しておきました。

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良いんじゃあないでしょうかッ!

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引き続き作業を進めますので、もう少しお待ちください。それにしても、元々はこんな感じだったハズなんですが、見れば見るほどR65に見えなくなってきましたね。ククク。

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(続く)

 

スポークホウィールの組み立てや、タイア交換、シリンダーヘッドのO/H等、諸々承っております。ご相談くださいッ!

西方(愛知)から、トランスミッションのO/H。

またまた遠方のお客様から、「1速、2速でゴロゴロと音がッ!するんですッ!」とのご相談があり、トランスミッションのO/Hのご依頼がッ!オ~ゥ、アリガタイコトデースッ!

それにしても、トランスミッションからゴロゴロと音がするとは・・・なんとも奇怪な話です。中にネコでも入っているんでしょうか。ゴロゴロニャー。

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さっそく届いた荷物を確認します。果たしてネコは・・・

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ん?コイツは・・・産業廃棄物じゃあないかッ!ダマされたー!

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なーんて、トランスミッションですよね。さて、ネコはどこかしら?

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などどと、おふざけしてる場合じゃないので、さっさと作業に取り掛かります。

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カヴァー側にけっこうなスラッヂが溜まっていますが

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ケース側はそれほどでもないです。ネコもいませんでした。(ガックシ)

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ネコがいないと分かれば遠慮はしないッ!ジャブジャブ洗浄してやるッ!

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なかなかの汚れでしたがピカピカになりました。やっぱり、オイル汚れでコーティング?されているとキレイになりやすいですね。ボルトなんかも一緒に洗浄しておきました。

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取り外した部品も点検します。

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各シャフトのギアはどれも問題はありませんでしたが、ベアリングのアウターレースの外周にちょっと焼けたような跡がありました。動きも少し渋かったです。

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シフトフォークと

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シフトプレートの状態は良好で、特に問題なさそうでした。

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てことで、ベアリングを交換します。

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外したベアリングですが、やはりどれも動きは渋くなっていました。中でも、1個だけハッキリとゴロゴロした感触のモノがあり、おそらくコレがお客様がおっしゃっていた異音の原因だったのではないかと思います。

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(動画でご覧いただけます。)

ちなみに、新品だとこんな感じです。クルクルー。

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(動画でご覧いただけます。)

シフトプレートも分解&点検します。

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定番のリターンスプリングと樹脂製のローラーだけ交換しておきました。スプリングにはそれほどダメーヂもなかったです。

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そして、シャフトとシフトプレートをケースに戻します。

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つか、取り付ける際にケースを100℃くらいまで温めるんですが、この時期は非常にキツイのでありますッ!まるで減量中のボクサーのよう・・・。

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ちなみに、こちらは減量に失敗したマンモス西選手。モギーと同じく、うどん好きみたいですね。

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そんなコトはどうでも、ケースが冷えるのを待ってビシッとシム調整しまして

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カヴァーをパコンと取り付けます。(このときもカヴァーを100℃くらいまで温めています・・・。)

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あ、アウトプットフランヂですが、勘合部に1箇所、少し当たりの弱いトコロがありましたが、特に問題にならないと思いますので、そのまま再使用しています。

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お客様が取り外されていましたので、手持ちのシフトアームを取り付けて各ギアへの変速も確認しておきました。バッチリだと思います!って、スティッカーが謎の6速仕様になってますよー。ククク。

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あとはクラッチリリース周りを取り付けるだけです。

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クラッチリリースピストンのシール、リップ部が変形していましたので交換しておきました。

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プッシュロッドのフェルトシールも交換しています。それにしても、新しいフェルトシールは挿入しにくいですね。

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できました。

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ピカピカ!

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クルクルー!

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良いんじゃないでしょうかッ!(いつもの動画を撮り忘れていました。スミマセン・・・。)

 

ということで、この度はトランスミッションのO/Hのご依頼、有り難うございましたッ!ゴロゴロと鳴く異音の原因もネコではなく(しつこい)ベアリングにあったようですので、今回のO/Hで静かな感じに戻ると思います。取り付けの際や取り付け後、何かご不明な点や気になるコトがありましたら遠慮なくご相談ください。遠方ではありますが、できるだけサポートさせていただきますので。良いご報告をお待ちしておりますッ!ニャー!

 

遠方の方でも片道の送料をご負担いただければ、O/Hを承っております。ご相談くださいッ!

ご近所のR65、始動不能ナリ。

ここのところ、チョイチョイお問い合わせが増えてきましたモギーモータース、なんだかザワつき始めているようです。ざわ・・ざわ・・

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ざわ・・ざわ・・

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そんなザワつきの中、ご近所のR65にお乗りのお客様から「セルモーターが回らずエンヂンが始動できないッ!困っているのですッ!」とのご相談がありまして、出張修理へ行ってまいりました。イレギュラーな作業ではありますが・・・、有り難いことですッ!

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で、事前のメールと電話でのやり取りで「セルモーターの故障かな?」と作業を開始するも・・・

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試しに持参したバッテリーを繋いだところ、すんなりセルモーターが回ってクランキングできちゃいました。アララ。

セルモーターが回らなかったのは、バッテリーが弱っていたことが原因だったみたいですね。しっかり充電したつもりでも、劣化したバッテリーでは十分な力を発揮できるほどに回復しないことがありますから。新しいモノに交換するしかないかと思います。

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セルモーターが故障していないのであれば問題解決です。ササッと始動&点検&調整して、店に戻って仕事するぞー!オー!

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が、なぜかエンヂンが掛からないッ!

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~数十分後~

アレコレ点検してみると、どうやらポイントが汚れていたせいでバチバチッと強い火花が飛んでいなかったようでした。フゥ、焦るぜ~。

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ポイントをキレイに清掃し、無事にアイドリングも安定ッ!キャブレターの同調も上手く調整できたッ!やってやったぞッ!ウウゥリィィィ!

uuurrrryyy

 

ということで、この度は始動困難なエンヂンの修理のご依頼、有り難うございましたッ!パニアケースで持ち込める分の工具と部品で対応できるか不安もありましたが、始動性も良好になりましたし、エンヂンの調子も悪くなさそうな感じで、これなら一年振りの車検にも十分合格できるのではないかと思います。かなりご近所ですので、車検後、また何かありましたらお気軽にご連絡ください。今後とも宜しくお願い致しますッ!

 

お近くでしたら、(消極的に)出張修理も承っております。ご相談くださいッ!

R65、センタースタンドの修理。

R65(2本サス)にお乗りの、モギーが足を向けて寝れない&当店のステマ担当のお客様、少し前にセンタースタンドの修理にご来店くださいました。お客様のトラブルは嬉しいものではありませんが、お仕事をいただけるのは有り難いことですッ!ウヒヒ。

 

なんでも、「センタースタンドのボルトがポロリと落ちているッ!これではスタンドを掛けられないッ!」らしく、傾きのキツいサイドスタンドで駐車しておくのは不安なので、すぐに修理したいとスッ飛んでいらっしゃいました。ブォン!ブォーン!

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てことで、ソッコーで修理しました。

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急ぎで作業したので途中の写真はありませんが、ココのボルトとナット、それとブッシュを交換しています。

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これが交換した部品です。落ちていると思われたボルトは剪断されて皿が残った状態で、残っていたほうもボルトは曲がり、ブッシュもちょっと厚みが足りないモノ(純正11mmのところ、7.5mm)が入っていました。

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実は、以前からこちらの車輌のセンタースタンドの傾きが大きいことは気になっていたんですが、増設されたオイルパンに干渉してボルトが外せないような気がして、ブッシュの点検をせずにいたんです。奥にある同じ2本サスのR45、R65のセンタースタンドと比べると、大きく傾いているのが一目瞭然だと思います。

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この傾きのせいで修理前は前輪がほぼ接地していましたが

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修理後はしっかり浮いてるのが分かるでしょうか。イエス!

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こんな躍動感のある写真も撮れるようになりました。イエス!イエス!

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ということで、この度はセンタースタンドの修理のご依頼、有り難うございましたッ!お客様にも「センタースタンドの上げ下げがすごく軽くなっているッ!」と喜んでいただき、しっかり直せたようでこちらも安心しました。センタースタンド自体が磨耗していたり、フレーム側に歪みがあったりすると、ブッシュ交換だけではイマイチ良くならないこともありますので。

と、少し前の作業のネタでトボけていますが、現在、お預かりしたR65の作業をコツコツ進めております。ビシッと仕上げますので、もうしばらくお待ちください。この暑さに負けることなく、ガンバリマス!ウォー!

 

センタースタンドの傾きがキツい方、ブッシュやボルトも在庫しています。ご相談くださいッ!

北方(青森)から、トランスミッションのO/H。

またまた遠方のお客様から「シフトのリターンスプリングが折れたみたいで、変速できなくなりました・・・。」とご連絡をいただき、何度かのメールのやり取りを経て、トランスミッションの修理とO/Hのご依頼と相成りました。なんともッ!有り難いことですッ!つか、久しぶりに大物がキター!

こちらのお客様、ご友人が大切にされていたR100RS(モノサス)を引き継がれて乗られているそうなのですが、走行距離は20万km!に届くとのこと。ヒュ~♪過去にも同様のトラブルで修理されているようですが、20万km走行の車輌は初めてですので、果たしてどうなることやら・・・?

さっそく、届いたトランスミッションを確認します。

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オォッ!緩衝材かと思いきや、「青森は津軽のソウルフード、ご賞味あれ。」とお客様が同梱してくださったいかせんべいがッ!こちらも、あとで丁寧に確認しましょう。ムフフ。

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して、本題のトランスミッションですが

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それほど汚れもなく、外観からは20万km使用されてきたとは思えないくらい、フツーの状態でした。

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ただ、リターンスプリングが折れてシフト操作ができないため、左右に回すと噛み合ったギアのドッグが当たる音がカッ、カッと聞こえます。何速でスプリングが折れちゃったんでしょうか。シャフトの回り具合は問題なさそうなものの、トランスミッションをひっくり返した際にカランと音がしたのが気になります・・・。(嫌な予感)

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(動画でご覧いただけます。)

カヴァーを開けまして

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リターンスプリングを確認します。ウホッ!案の定、ポッキリ折れてますね。

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ん?アレは何かしら?

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うーん、なんだろう?(おとぼけ)

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とりあえず、いかせんべいを食べることにしよう!ポリポリ。

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ケースからシャフトをゴッソリ取り外しまして、確認してみますと

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4速ギアのドッグが欠けているッ!あのカランという音は、コレだったのかッ!(白々しい)

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取り出した4速ギア、こんな感じでドッグが2箇所欠けていました。剪断破壊みたいですね。この2箇所だけ当たりが強かったんでしょうか。

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幸い、欠けたドッグはどのギアにも干渉せずにいたようで、割れたトコロにピタッと収まりました。洗浄しても小さな破片も見られませんでしたので、割れたギアだけ交換しておきます。使用するのは、走行距離3万kmほどのトランスミッションから取り出したギアになりますが、20万kmに比べればまだまだ大丈夫かと。もちろん、他のギアも点検して異常がないことを確認しています。

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シフトプレートも外して分解します。折れたリターンスプリング以外、特に問題なさそうでした。以前の作業でしっかり修理されていたみたいです。気になるガタつきもなく、状態は良好だと思います。

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折れたスプリングをよく見ると、破断しただけじゃなく、ささくれたように割れた箇所もありました。こういう割れ方をしているモノは何度か見たことがありますが、こうなってからも意外と持つ(シフト操作できている)みたいなんですよね。

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あ、アウトプットフランヂの状態は良好でした。やっぱり、以前の作業でしっかり手を入れているみたいですね。

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てことで、ケースをピカピカに洗浄しまして

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ドッグの欠けたギアとベアリング、リターンスプリングを交換して

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ビシッと組み立てます。

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シム調整もバッチリ決めて、カヴァーを閉めれば

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できました。アウトプットシャフトも

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(動画でご覧いただけます。)

インプットシャフトもクルクル回っているッ!

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(動画でご覧いただけます。)

やってやったぞッ!ウウゥリィィィ!

uuurrrryyy

おっし、またいかせんべいを食べよっと。(残り僅か)

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そして、ご注文いただいた部品と一緒に丁寧に梱包すれば、作業終~了~。

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ということで、この度はトランスミッションのO/Hのご依頼、有り難うございましたッ!お話からとても大切にされていること、まだまだ走り続けるつもりでいらっしゃること、そして、いかせんべいがソウルフードであることをお聞きし、しっかり作業させていただきました。遠方のため十分なサポートはできませんが、今回作業したトランスミッションだけでなく、他にも何かお手伝いできることがありましたら遠慮なくご相談ください。どこまで走行距離を延ばされるのか、モギーも楽しみにしておりますッ!今後とも宜しくお願い致しますッ!

 

遠方の方でも片道の送料をご負担いただければ、O/Hを承っております。ご相談くださいッ!

R100RS、キャブレターのインシュレーターの交換とホーンステイの交換。

5月の連休終わりにフロントフォークのオイル漏れ等の修理をさせていただいたR100RSにお乗りのお客様、あれからまだそんなに日も経っていないのに、今度は「キャブレターがッ!ホーンがッ!」とご連絡があり、さっそくご来店くださいました。オヨヨ!またまた有り難いことですッ!

 

なんでも、毎年、仲の良いご友人とロングツーリングに行かれるそうで、今年はお住まいのある神奈川から四国→出雲→飛騨高山と回るルートだったらしく、4日間でけっこうな距離を走られたとのこと。そういえば、お仕事中のモギーに何やら楽しそうなメールが来ていたような?ムキーッ!

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(明石大橋から)

で、そのツーリングの最中にキャブレターがポロリと外れる事態が発生ッ!ホーンのステイも折れてしまったッ!そうです。前回の作業時が59,141kmでしたので、約2,000km!走ったことになります。ウホッ!マジすか!そりゃ、不具合も出ますよね~。

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点検してみると、キャブレターとシリンダーヘッドを繋ぐインシュレーターが劣化して、内側が剥がれるように破れていました。ゴム部品はどうしても劣化しますから、特にこういった熱的にも厳しい場所で使用されているモノでしたら5年~10年を目安に、早めに交換しても良いかもしれません。

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ステイが折れてしまったホーンも

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新しいステイでビシッと取り付けました。車体の振動の影響を受けやすいのか、ホーンのステイが折れることはよくあるトラブルの一つですね。

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トラブルに見舞われたものの調子は良さそうで、安心しました。ジャンジャン走って、ジャンジャン整備&修理。良いと思います!

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ということで、この度も修理のご依頼、有り難うございましたッ!徐々に暑くなってまいりましたので、そろそろR100RSのフルカウルだとちょっと?かなり?厳しい季節かもしれませんが、涼しい時間帯を狙って乗るのも夏のバイクの楽しみ方かと思います。また何かありましたらお気軽にご相談ください。次回のヴァルヴクリアランスの調整もお任せを!

 

インシュレーターの交換や、ホーンステイの交換も承っております。ご相談くださいッ!