冷やかしのR100RS、イグニッショントリガーの修理。

少し前のことになりますが、「最近、あの人が来ないなぁ?」と思っていた矢先、冷やかしのR100RSにお乗りのお客様から「なんか、エンヂンが掛かんないスけどー!」とのご連絡がッ!よっ!待ってました!とは素直に喜べないお客様のトラブル・・・でも、有り難いことですッ!(複雑)

 

といってもお電話でのご連絡だったため、しばらくアレコレ確認していただいたものの、やはり電話でのやり取りでは埒が明かず・・・

wait

 

「オゥケィ、今からモギーが行きますから・・・そう、ちょっと待っていてください。ガチャリ」

phone

 

渋々・・・じゃなくて、嫌々・・・じゃなくて、喜んで出張修理へ行くハメになりました。いやー、近くにお住まいで良かったですね~。

wait_wait

 

~二週間後~

結局、エンヂンが掛からなかった原因はイグニッショントリガーの故障だったため、とりあえず動作確認用に確保しているイグニッショントリガー(非売品)に交換させていただいて無事にエンヂン始動となりましたが・・・

hatena

根本的な問題を解決できたわけではありませんので、持ち帰ったイグニッショントリガーを点検&修理することにしました。取り付けさせていただいたイグニッショントリガーも、いつまでも「貸し出し中」にするわけにはいきませんからね。なんとかせねば!

DSC_1696

てことで、他のお客様への部品注文がたまたま重なりましたので、EMEで取り扱っている代替品のセンサーを取り寄せてみました。初めて利用しますが、本当に使えるのかしら・・・?

DSC_1705

おっし、いっちょやってみよう。オー!

wait

 

~数十分後~

ちょっと分解にてこずりましたが、ビシッとセンサーを交換することができました。ホッ。
注意!イグニッショントリガーは非分解指定の部品です。構造を理解できていない場合、安易に分解しないでください。

DSC_1712

こちらが取り出したセンサーです。見た目からは壊れているかどうかまったく判断できませんが、点検してみるとハッキリと壊れていることが確認できました。

DSC_1759

交換したセンサーも、造りは違うものの各部の寸法はしっかり出ていて、純正部品と同じ位置に取り付けできました。良いんじゃあないでしょうかッ!

DSC_1726

ハーネスが通るグロメットに固定用の穴がないのが気になりましたが、こちらも寸法がしっかり出ているので、ピタッ&ビシッとキレイに収まっています。そのままでも問題なさそうですね。グッド!

DSC_1744

で、元通りに組み立てれば修理完了ッ!単体でテストしてみても、バッチリ動作しているッ!フゥ~、直ったー!

DSC_1750

これで、コネクターが壊れても

DSC_0014

DSC_0012

ガヴァナーの動作がおかしくなっても

DSC_8809
(動画でご覧いただけます。)

そして、センサーが壊れても修理できるようになりました。ヤッタネ!

yattaaaa

あとは、実際に車輌に取り付けて無事に動作確認できれば良いのですが・・・果たして?

 

~二週間後~

ようやくお客様のお時間の都合が付きまして、いよいよイグニッショントリガーを元に戻すことになりました。さあ、どうなのよ!

DSC_2405

オォー!点火時期もビシッと安定しとるー!

DSC_2416

つか、なんか色が変わっとるー!

DSC_2423

 

ということで、この度はエンヂンが始動できなくなるトラブルからの、イグニッショントリガーの修理のご依頼、有り難うございましたッ!さすが、前厄の・・・じゃなくて、非常に稀な故障でモギーにとっても良い勉強になりました。これで他のお客様へも同様のサーヴィスを提供できるようになりましたし、ホント、良い機会を与えていただき有り難うございました。ついでにアレも交換させていただいちゃいましたので、もう、しばらくはトラブルもないかと思いますが、また何かありましたら遠慮なくご連絡ください。次回、オイル量の点検もお待ちしております!つか、これでまだ前厄とは・・・。ククク。

 

イグニッショントリガーの点検&修理も承っております。ご相談くださいッ!

初期型R100RS、ETCの取り付け。

モギーの最近の唯一の楽しみである定休日(大げさ)の前日のこと。初めてのお客様から「ETCの取り付けをお願いできますか?」とのお問い合わせメールがあり、中古品を在庫していることをお伝えしたところ、「それじゃ、明日、お伺いしますッ!」などと意味不明なコトをおっしゃいまして、ソッコーでご来店にッ!ぐぬぬ・・・モギーの楽しい定休日が・・・からの、有り難いことですッ!でも、やっぱりー!カムバーック、マーイ定休日ー!

 

モギー「仕事を、する・・・しない・・・する・・・やっぱり、しない!」

mayoi

 

などと、花占いに頼るほど決断力のない男ではございませんので、ビシッと作業させていただきます。って、初期型のR100RSやんけ!イカスー!

DSC_1913

こちらのお客様、ずっと初期型を探して手に入れられたそうで、なんでも「5年探して、7年所有してるんです。一生乗るんです。フフフ。」とのこと。オ~ゥ、情熱ゥ~!なんですが、それ故に気になるトコロも多々あるそうで、例えばこの電圧計もオリヂナルよりちょっと古い型らしく、できれば交換したいそうです。どなたか「譲っても良いよ!」という素敵&太っ腹な方がおられましたら、モギーモータースまでご連絡ください。

DSC_1896

と、お客様の探してます話はこのくらいにしまして、いつものようにETCアンテナ用ステイを取り付けて

DSC_1898

ハーネスをキレイにまとめつつETC本体をツールボックスの中に設置すれば

DSC_1903

作業終了ッ!モギー、もう帰るッ!つか、お客様ももう帰れッ!(暴言、ただし良い意味で)

DSC_1913

あ、その前に大好評のシートロックのボタンのキャップも取り付けなくっちゃ。(チャリン♪)

DSC_1909

 

ということで、この度はETCの取り付けのご依頼、有り難うございましたッ!また、今後の整備についてもご相談くださり、重ねて有り難うございましたッ!簡単にキャブレターの同調も点検させていただきましたが、エンヂンの調子はなかなか?かなり?良さそうな印象でしたので、これから気になるトコロを一つずつ整備してもらえれば、安心して末永くお乗りいただけるのではないかと思います。まずは、便利なETCでじゃんじゃんツーリングにお出掛けされて、またお時間ができましたらお気軽にご相談ください。今後とも、宜しくお願い致しますッ!

 

ETCの取り付けだけでなく、定休日のご来店への(消極的な)対応も、承っております。ご相談くださいッ!

長期不動だったR100RS、オルタネーターの交換と。

9月に納車した長期不動だったR100RSにお乗りのお客様、あれからセルモーターのO/H&マグネット剥離対策で一度ご来店いただいておりましたが、今度は「グリップヒーター使うと、電圧計の針がすごく下がっちゃうんだけど!」とのことで、オルタネーターの交換にお越しくださいました。つか、あんだけ頑張ったんで、しばらく見たくないッ!気もしないでもない・・・からの、有り難いことですッ!ウキキ!

DSC_1273

 

あらかじめ部品をEMEから取り寄せ&準備していましたので、バリバリ作業を進めます。まずはレギュレーターを交換しまして

DSC_1327

ダイオードボードマウントにアクセスしやすいようにセルモーターも取り外します。お客様が気にされていたブローバイガスの汚れもありませんでしたので、やっぱりガソリンタンク側の問題だったみたいです。つか、ついこの前やったのと同じ作業とは・・・なんとも、もったいない!(チャリン♪)

DSC_1293

で、フロントカヴァーも外しまして

DSC_1289

あとは、チョチョイとアレやコレや取り外し・・・

wait

アレレ?アレが上手く・・・外せない・・・ボルトの・・・アタマが・・・!

kanben

マジかッ!完全にナメてしまったッ!勘弁しろと言っているッ!のが分からんのかッ!(逆ギレ)

honto_kanben

「体力の限界・・・ッ!気力も無くなり・・・」

chiyo

 

~数時間後~

とりあえず、上手~くモザイクをかけて無事に作業終了ッ!じゃなくて、ローターコイルは後日交換させていただくことにして、ダイオードボードとステーターコイルだけ交換させていただきました・・・。

DSC_1301

そのまま無理&無茶すれば外せたと思いますが、翌日に納車することを考えると時間的にビミョーでしたし、やはり確実な方法で作業に臨むほうが安心ですので・・・。大変申し訳ありませんが、ご了承ください。当店にもっと設備&技術があれば・・・って、ココのボルトをナメたのは初めてだっつーの!!うわーん!

dattsuno

と、泣き言はこのくらいにして、気を取り直しまして追加でご希望のあったお持ち込みの電源ソケットも取り付ければ

DSC_1305

ハイ、できました・・・。アレレ?なんだろう・・・この敗北感・・・。(ド深夜)

DSC_1273

 

ということで、この度はオルターネーターの交換のご依頼、有り難うございました。ローターコイルを交換できず本当に申し訳ありませんでしたが、それでも2,000rpmくらいから一気に電圧が上昇し、3,000rpm付近から14.2Vでしっかりと充電できていることを確認していますので、交換前よりは確実に発電系は改善されております。もちろん、ヘッドライトやウィンカーを同時に使用した状態でも試しましたが、充電電圧にほとんど変化はありませんでした。不十分な状態での納車となってしまいますが、とりあえずはこの状態でお乗りいただき、機会を見てあらためて作業させていただければと思います。二度手間になってしまい本当に申し訳ありませんが、もうしばらくお付き合いください。

 

オルターネーターの交換や、お持ち込みの電源ソケットの取り付けも承っております。ご相談ください。

ヤングなR100RS、駆動系のオイル交換。

前回のオイル交換からソコソコ?かなり?走られたヤングなR100RSにお乗りのお客様、またまたオイル交換に来てくださいました。もうすっかりお馴染みになりましたねー。しかも、あのトゥーヤングなR100RSにお乗りのお客様もご紹介いただいてしまいッ!重ね重ね、有り難いことですッ!ヒーハー!

DSC_1655

 

ちょっとおさらいしておくと、こちらの車輌ったら、3月下旬(61,500km)にオイル交換したときはトランスミッションとドライヴシャフトのオイルがこんな感じで乳化していまして

DSC_8310

その後、7月上旬(65,500km)にオイル交換したときはドライヴシャフトのオイルだけ、まだちょっと乳化していました。

DSC_3896

さて、11月中旬(72,000km)の今回はどうなったでしょうか・・・?

wait

ガーン。まーたトランスミッションのオイルが乳化しとるー!どゆことー!

DSC_1667

ドライヴシャフトについてはかなりマシになりましたが、トランスミッションは抜いたオイルの量が約100mlほど多いので、それだけ水が浸入したということになります。いくら通勤&お出掛けでビシバシ使用しているといっても、そりゃないッスよ・・・。

DSC_1679

つか、なぜバイクカヴァーをしないのだッ!なぜッ!このバカモーン!

bakamon

バカモーン!

bakamon2

バカモーン!

bakamon3

と、ご近所に響き渡るほどお客様を叱り飛ばしつつ(フィクション)、急遽、スピードメーターケーブルのダストカヴァーも交換させていただくことになりました。これで、次のオイル交換がちょっと楽しみになりますね。さーて、どうなるかしら?

DSC_1660

ちなみに、こちらが交換した部品です。劣化して固くなったダストカヴァーのひび割れもアレですが(切り込みはモギーが入れました)、ケーブルが収まるソケットにもボルトが食い込んだ跡がッ!ありました。確かにココの位置合わせはチョットてこずりますが、おかげで破壊しないと外せなかったという・・・。んもう!(チャリン♪)

DSC_1681

 

ということで、この度は駆動系のオイル交換のご依頼、有り難うございましたッ!通勤等で日常的に乗られていますので、多少の乳化は問題にならない気もしますが、それでもトランスミッションへの水分の浸入はギアやベアリングを錆びさせる原因となり得ますし、潤滑の面でも純粋なオイルによるものと比べれば性能は劣りますので、以前にもお伝えした通り、ご面倒でもバイクカヴァーをご使用いただければと思います。もしギアまでダメーヂを受けているような場合、O/Hする際の費用は文字通り桁違いの金額になってしまいますので。転ばぬ先の杖ですぞー!次のご来店も楽しみにお待ちしておりますッ!

 

駆動系のオイル交換や、スピードメーターケーブルのダストカヴァーの交換も承っております。ご相談くださいッ!

トゥーヤングなR100RS、フロントブレーキのO/Hとアレやコレや。

三週間前にキャブレターの点検&整備でご来店くださったR100RSにお乗りのお客様、今回はフロントブレーキのO/Hのご依頼にッ!よっ!待ってました!アーンド、有り難いことですッ!イェイ!イェイ!

 

というのも、こちらのお客様ったら21歳!と非常にお若くていらっしゃるんですが、残念ながらややポンコツ入った車輌を購入してしまいまして、倍以上生きているオジサンとしては

DSC_1335

 

「これからのBMWを担う若者に、何をするだァーッ!」

yurusan

 

と、義憤に駆られるのは当然のことなのであります。そして、初めていらしたその日にソッコーで整備のご提案をさせていただいておりました。だって、ブレーキレヴァーの動きを見れば、マスターシリンダーのピストンが戻り切っていないのは明らかなんスよ・・・。レヴァーのタッチも異常に固いんスよ・・・。コレ、かなりマズイんスよ・・・。

DSC_1360
(動画でご覧いただけます。)

しかも、左側のキャリパーはそれなり?に動作していましたが

DSC_1352

右側のキャリパーはッ!パッドがディスクに接触すらしていないではないかッ!これでは、ダブルディスク風シングルディスクブレーキッ!怖え~!

DSC_1343

なので、さっさとブレーキ周りを取り外します。

DSC_1374

当然、キャリパーは左側だけブレーキダストが溜まっていて、右側はピストンが引っ込んだままでした。

DSC_1388

オ~ゥ、動作していた左側のキャリパーも、中のパッドは表面がボロボロ・・・。

DSC_1383

リザーヴタンクの中には汚れと結晶化したフルードのカスが溜まり

DSC_1397

ピストンにもてんこ盛りのカスがッ!

DSC_1406

グッ、こりゃ酷い・・・。(でも、よくあるコトです。)

DSC_1418

キャリパーの内部にも錆混じりの汚れがありましたが、ピストンには傷もなく良好な状態で、分解もすんなりできました。ん?ピストンがスムースに抜けた?てことは・・・?

DSC_1428

右側のブレーキラインが詰まっているッ!ような気がするッ!

DSC_1433

外して点検してみると

DSC_1439

ビンゴ!でした。ホースの入口付近が錆で塞がってたんですね。おっし、これで直るぞー!

DSC_1454

てことで、いつものようにジャブジャブ&ゴシゴシ洗浄します。

DSC_1460

マスターシリンダーの壁面の状態もマズマズなので、今回はピストンを交換して再使用することにしました。新品のマスターシリンダー¥16,000(税抜)に交換したいところですが、ピストンキットのほうが少しお安いので。それでも¥9,800(税抜)しますから、十分良いお値段なんですが・・・。

DSC_1471

キャリパーのシールも新品に交換し、ビシッと組み立ててやるゥ!ウゥゥリィィィ!

DSC_1493

あ、リザーヴタンクのO-リングがアレでしたので、こちらも交換しています。

DSC_1476

ブレーキパッドも新品に交換ッ!せざるをえないッ!

DSC_1502

そして、キャリパーと

DSC_1513

ブレーキラインを元に戻しまして(オルタネーターを変更されていますが、ちょっと気になりますので、いつか点検させてください)

DSC_1521

レヴァーブラケットもご覧の有様ですので、ビシッとキレイにしちゃいます。

DSC_1524

ブラケット側に付いていた元のシールとワッシャーの汚れっぷり、分かるでしょうか。(これも、よくあるコトです。)

DSC_1539

ハイ、マスターシリンダーも取り付け完了ッ!

DSC_1544

エア抜きもバッチリ!なんじゃあないかッ!と思います。ついでに、ブリードボルトにキャップも取り付けておきました。小さいコトですが大事なコトなんです。(チャリン♪)

DSC_1553

続いて、リアブレーキのパッド交換とまいります。本当はこちらもO/Hしたいんですが、試乗した感じ利きも悪くありませんでしたし、21歳の若者に容赦なく請求できるほどモギーのハートは強くありませんので・・・

DSC_1555

とりあえず、このギリッギリまで使い込まれたパッドだけでもッ!交換させてくださいッ!つか、この状態で納車するほうが問題なんスけどー!イヤー!

DSC_1557

ウッ、パッドピンが・・・ボルト・・・。

DSC_1570

ブホッ!こっちのパッドも表面がボロボロやんけ!納車されてまだ数百キロしか走られていないとはいえ、未来のある若者にこういう車輌を販売するって・・・何かあったらどうすんのよー!プンスカ!

DSC_1591

などと、エラソーなことを言える身でもありませんので、ササッとパッドを交換します。リア側はディスクの状態もイマイチですので、フロント側で仕事をサボっていたパッドを使用させていただきました。状態は悪くありませんし、厚みも4mm以上ありますから、当分は大丈夫かなと。

DSC_1579

ハイ、できました。

DSC_1597

で、フルード交換するついでに、ダイアフラムがTOKICO製のモノになっていましたので新品に交換させていただいております。ご了承ください。(チャリン♪)

DSC_1622

余談ですが、こちらの車輌はリアサスペンションがやや短いモノに交換されているため、アクスルシャフトを緩めるにはサイレンサーを外さなければならないという罠がッ!イヤン!深夜の余計な一手間に、涙目のモギーなのでありました・・・。

DSC_1601

あとは、駐輪場で倒して割れてしまったという右ミラーを

DSC_1624

接着して修理しようと思ったら、破片が足りないッ!ではないかッ!しかも、接着剤もまるで馴染まないッ!

DSC_1635

ので、新品のミラーホルダーに交換させていただきました。フゥ、焦るぜ~。

DSC_1644

おっし、できたー!

DSC_1651

 

ということで、この度はブレーキ周りの整備のご依頼、有り難うございましたッ!請求書をお渡ししたときに「グヒョッ!」と思わず変な声を上げさせてしまうような金額になってしまい、なんだか申し訳ありませんでしたが、前回のヘンテコな状態のキャブレターと今回のブレーキの整備でだいぶ良い状態に戻ったのではないかと思います。まだまだ気になるトコロはありますが、試乗した印象ではエンヂンの調子も良さそうですし、これなら十分楽しく走り回れるんじゃないでしょうか。ま、一気にアレコレやると大変なコトになっちゃいますので、少しずつ手を入れていただければよろしいかと。また何かありましたら、お気軽にご相談ください。モギーおじさんも、できるだけサポートさせていただきますので!いただきますのでー!

 

ブレーキ周りの整備&O/Hや、割れたミラーホルダーの交換等、諸々承っております。ご相談くださいッ!

レーシーなR100RS、車検とアレやコレや。

少し前に点火系の修理にご来店くださったレーシーなR100RSにお乗りのお客様、あれ以来、失火するような症状はなくなったそうで、今回は「車検もお願いできますか?」とのことでご来店にッ!しかも、ついでにちょっとした整備もご依頼とはッ!キャー!すっかりリピーターになっとるー!からの、有り難いことですッ!

 

オ~ゥ、やっぱりレーシーっすなぁ。

DSC_0321

おっし、ちょっくら車検に行ってこよう。

wait

 

~二時間後~

ヘッドライトの光軸のズレとリフレクターの寸法を指摘されちゃいましたが、無事に検査に合格できました。つか、テイルランプのレンズにあるリフレクターの寸法をしっかり測ってくるとは・・・やりますね、検査官。お手数をお掛けしました!あざーす!

DSC_0327

さて、それでは作業に取り掛かるとしましょうか。エンヂンの調子は良いとのことですが、高速道路をカッ飛んだりするとちょっとアイドリングが不安定になることがあるそうなので、まずはキャブレターの点検から。

DSC_0338

と、その前に、こちらのお客様にもお使いいただいている当店オリヂナルのスターターノブなんですが、高回転域で走行中に右側だけこんな感じで上がっていることがあるとのこと。オ~ゥ、ノ~ゥ・・・。

DSC_0337

なので、ロッドに曲げを追加させていただきました。大変申し訳ありませんでした・・・。

DSC_0356

以前にも1件、同様のご報告がありまして、それから気にしておりましたが、2件目ともなると今後はこの曲げ加工も追加するしかありません。これまでにご購入いただいたお客様で同様の不具合がありましたら、すぐにご連絡ください。交換または追加工させていただきますので。いただきますのでー!(ペコリ)

pekori

てことで、気を取り直して作業を続けます。以前は見送ったバタフライを固定するネジですが、やっぱり気になりましたので

DSC_0361

中古のバタフライシャフトに交換し、ネジを純正部品にしておきました。バタフライもピタッと閉じることを確認しています。

DSC_0366

また、スロー系も点検したところ、右側キャブレターのスロージェットに穴が追加(写真右)されていました。アイドリングがやや不安定になる原因はコレかも?しれませんね。新品に交換させていただきます。

DSC_0376

で、左側のキャブレターも点検してみると、こちらのジェットは無加工(写真左)でした。ひょっとして、左右でスロージェットが異なることも要因だったのかもしれないですね。こちらは、ジェットの通り具合の点検とO-リングの交換だけ行っておきました。これで症状が消えれば良いのですが、果たして・・・?

DSC_0381

それと、失火の症状とは別に「タコメーターの針がときどき踊る」とのことでしたので、メーターを取り外して点検したところ、タコメーターの茶色の配線の端子の差し込みが甘くなっているッ!ことに気付きました。モギーが試乗しても確認できないくらい再現性が低いので、走行中の振動でビミョーに接触不良を起こしていたんじゃないかと思います。しっかり差し込んでおきましたので、これでもうしばらく様子を見てみてください。

DSC_0440

ちなみに、前回の作業中の写真を見直してみると、やっぱり端子が少し浮いていました。写真を残しておくと、こんなとき確認できて便利ですねー。って、なぜあのときに気が付かん!モギーのアホー!

DSC_5097

と、これで前回までの課題も片付いた?気がしますので、あとはフロントフォークのオイルを交換したり

DSC_0345

ブレーキフルードを交換したり

DSC_0389

ブレーキキャリパーとパッドの点検&清掃といった整備も行います。

DSC_0396

リアブレーキについては、フルードがちょっと汚れており

DSC_0406

パッドの残りも少なくなっていましたので、整備のタイミングとしてはちょうど良かったみたいですね。

DSC_0467

他にも、クラッチレヴァーとクラッチケーブルや

DSC_0425

クラッチリリースアームといったトコロも清掃&グリスアップしておきました。

DSC_0436

ハイ、できました。

DSC_0448

 

ということで、この度は車検とアレやコレやの作業のご依頼、有り難うございましたッ!今回は今まで手を付けていない箇所の整備が主でしたが、試乗した感じ、これといって気になるようなトコロもありませんでしたので、次の車検までまたブォンブォン!とお楽しみいただけるんじゃないかと思います。すっかり寒くなってまいりましたが、しっかり防寒されてまたカッ飛んじゃってください!次のエンヂンオイルの交換のご依頼も、お待ちしておりますッ!あと、タコメーターの良いご報告も・・・。(祈り)

 

車検と整備、キャブレターの点検やスターターノブの修正等、諸々承っております。ご相談くださいッ!

R100RS、燃料系の点検とグリップの交換とUSB電源の取り付けと。

8月下旬に整備とアレやコレやのご相談にお越しくださったR100RSのお客様、お仕事の休みと天候が噛み合わずちょっと予定がズレてしまいましたが、ようやく晴れた休日にご来店となりました。よっ!待ってました!からの、有り難いことですッ!イェッフー!

 

こちらのお客様、まだR100RSに乗られて間もないそうなんですが

DSC_9260

なんとなくフューエルコックをリザーヴ側に切り替えたときのガソリンの使用量に違和感があるそうで、その点検をご希望とのこと。うーん、なんだろう・・・?

DSC_9281

と、その前に、先に片付けられるトコロから作業を進めます。まずは、ちょっとベタつくとおっしゃっていたグリップの交換です。

DSC_9299

ハハァ~ン。知っていればすぐ気付きますが、このグリップ、ヒーター付きのモノでした。ゴムの質感が少し違っていて、ココがネジ留めになっているんですよね。

DSC_9303

残念ながらハーネスが切断されて使い物になりませんので、遠慮なく交換させていただきます。これからの季節、グリップヒーターがあればポカポカで温かいですが、R100RSでしたらそんなに手が冷えることもないと思いますので、大丈夫かなと。

DSC_9310

スロットルのスリーヴは、ギアの状態の良い中古品がありましたので、そちらに交換しました。

DSC_9321

ついでに、スロットルケーブルなんかもグリスアップしておきます。軽~くなりますように。

DSC_9340

ハイ、できました。

DSC_9348

続いて、スマートフォンでナヴィゲーションシステムを利用したいとのことで、USB電源を取り付けます。ほんと、最近の電子機器って色々できてスゴイですよね~。アナログなモギーはまったく付いていけませんが・・・。

DSC_9363

ホイ、できました。R100RSだと、カウルステイがあるので取り付けるのも難しくないですし、あまり目立たないのも良いですね。

DSC_9369

それと、スクリーンが振動でガタガタするのがとっても気になるそうなので

DSC_9373

新品のリヴェットとワッシャーでガチッと固定し直します。リヴェットは¥200/個(税抜)、ワッシャーは¥160/個(税抜)で、R100RSだと各14個必要です。ワッシャーは以前は薄いゴムだったんですが、現在はやや厚くなったプラスチックのモノが供給されています。
注:価格が変更されました。記載している価格は2016年11月現在のものです。

DSC_9383

おっし、ガタつきなし!

DSC_9392

てことで、いよいよ燃料系の点検に取り掛かります。

DSC_9406

タンクの中の防錆塗料はしっかり残っていましたが

DSC_9419

ストレーナー周辺にちょっと錆が出始めていました。ま、このくらいなら問題にならないと思いますので、このままお使いいただいてもまだまだ大丈夫だと思います。

DSC_9429

もちろん、しっかりガソリンで共洗いして、細かいゴミはほとんど取り除いていますので、ご安心ください。

DSC_9448

気にされていたフューエルコックも点検してみましたが、特に詰まりもなく、異常は見当たりませんでした。てことは・・・?

DSC_9413

あ、タンク後側のマウントラバーが上下逆になっていましたので、修正しておきました。

DSC_9288

で、お客様がおっしゃっていたガソリンの使用量ですが、どうやらキャブレターの同調が原因だったみたいです。同調がけっこうズレていましたので、コレだと燃費も相当悪かったのではないかと思います。他のお客様方からのヒアリングによりますと、モノサスのR100RSでしたら市街地の走行で18km/リットル、高速道で22km/リットル前後の燃費は記録するようですので、参考にしてみてください。

DSC_9270

ビシッと調整し、アイドリングも低くできていますので、次回の給油の際はちょっと驚くくらい燃費が改善しちゃうかもしれません。ご期待くださいッ!

DSC_9260

 

ということで、この度は燃料系の点検とアレやコレやの作業のご依頼、有り難うございましたッ!2V-OHVのBMWとの付き合いにまだ慣れていないとのお話でしたが、お客様の車両は走行距離も37,000kmとそれほど多くもなく、調子も状態も悪くなさそうですので、これからじゃんじゃん走って&どんどん馴染んじゃってください。今回の作業で、本来のフラットツインのエンヂンフィーリングを体感していただけたかと思います。今の状態を基準に、また何か気になることがありましたら遠慮なくご相談を!これからの季節、R100RSはホントにサイコー!ですよー。

 

燃料系の点検やグリップの交換、USB電源の取り付けにスクリーンリヴェットの交換まで、諸々承っております。ご相談くださいッ!

R100RS、長期不動からの整備&登録作業。(その8)

6月の終わり頃に「15年くらい放置された不動車を買っちゃったんだけど、整備と車検をお願いできるかな?」と突然ご来店くださったお客様のR100RS、少しずつ作業を進めておりました・・・。

 

フロント周りのヘヴィな作業も片付いてついつい鼻歌が出てしまうモギー、ついに車検&登録の日を迎えました。ブ~♪ブヒ~♪ブヒ、ブヒー♪

ukiuki

と、その前に、お客様から追加でリクエストのあったETCをブヒッと取り付けちゃいます。ブヒブヒ♪

DSC_8148

アンテナは、もちろん当店オリヂナルのステイを使用ッ!(ただのステインレスの板)

DSC_8144

それと、片側のシートヒンヂがありませんでしたので、こちらもブヒッと追加します。ブヒブヒ♪

DSC_8158

ロック&リリース動作もカチッと決まることを確認ッ!もちろん、シートロックのキャップも取り付けているッ!

DSC_8162

長らく取り外していたメーターとハンドルパッドを元に戻し、各インヂケーターの動作も確認すれば・・・

DSC_8176

できました。でも、まだ何があるか分からないッ!ので、ロアーカウルは取り付けないッ!取り付けないィィィ!

DSC_8189

おっし、車検に行ってこよう。

wait

 

~一時間後~

無事に一発で車検も通りまして、新規登録もできました。ヤッタネ!

DSC_8211

が、試乗も兼ねて自走で陸運局へ向かったところ、途中で左側のフューエルコックからガソリンがポタポタ滲んできてしまいまして、結局、左側のコックだけ新品に交換させていただきました。トホホ。

DSC_8225

レヴァーの位置でビミョーに滲んだり止まったりして、なんだかんだで3回やり直したんですが・・・。申し訳ありませんが、ご了承ください。

それと、ガソリンタンクはやっぱりイマイチのようです。アレだけ洗浄してもまだ小さなゴミが出てきてしまい、さっそくキャブレターのフロートチャンバーの底にわずかに溜まり始めていました。オーヴァーフローするほどのゴミではないようですが、このタンクをどうこうするよりも、程度の良い中古品に交換することをオススメします。

DSC_7141

てことで、試乗して車輌も良い感じに仕上がったことが確認できましたので、ロアーカウルとエンヂンガード、そして、あの汚かったパニアケースもッ!キレイにして取り付ければ、作業終~了~。

DSC_8202

つか、このパニアケース、見た目の汚れとは裏腹に左右とも一つの鍵で開閉できますし、あまり使用されていなかったのか、ロック部の動作もかなりしっかりしていました。けっこうな上物だと思いますので、ジャンジャン使っちゃってください。ホント、モギーが在庫で欲しいくらいの良品でした。キーッ!

DSC_4502

なんか汚いおじさん 「モギー、よう・・・やった・・・」

danpei

モギー 「燃えたよ・・・まっ白に・・・燃えつきた・・・まっ白な灰に・・・」

masshiro

(完)

 

~じゃなくて、翌日~

納車するまでがお仕事だったッ!ので、すぐにお客様にご連絡したところ・・・

 

「モギーです。車輌のほうが・・・ハイ、承知しました。ガチャリ」

phone

 

ソッコーで引き取りにきてくださいました。いかがでしょう?こうして見ると、ホウィールはアレですが、なかなか程度の良い車輌に見えますよね?ね?

DSC_8290

で、納車の際のおしゃべりもソコソコに、ブォ~ン♪ブロロ~ン♪と心地良い排気音を残してお帰りになられたのでありました。お気を付けてー!

DSC_8292

 

ということで、この度は長期不動車の整備と車検&登録のご依頼、有り難うございましたッ!なかなか集中して作業に取り掛かることができず大変お待たせしてしまいましたが、しっかりと作業させていただいたつもりですので、お待ちいただいた分、思いっ切り楽しんでいただければと思います。お伝えした通り、幾つか気になるトコロもありますが、走ってみないと現れない不具合もありますので、しばらくは様子を見ながら走って、走って、走り回っちゃってください。ご近所にお住まいですし、また何かありましたらお気軽にご相談&ご来店を!これからの季節、R100RSはサイコーですよ~。

 

(完)

 

不動車へのETCの取り付けや、不動車のシートの調整、一時抹消された車輌の車検&登録等、諸々承っております。ご相談くださいッ!

R100RS、長期不動からの整備&登録作業。(その7)

6月の終わり頃に「15年くらい放置された不動車を買っちゃったんだけど、整備と車検をお願いできるかな?」と突然ご来店くださったお客様のR100RS、少しずつ作業を進めておりました・・・。

 

エンヂンの始動まで確認できてウッキウキ(ウソ)のモギー、いよいよ残すフロント周りの作業に取り掛かることにしました。ウキウキ♪ルンルン♪ブヒ、ブヒー♪

ukiuki

と、その前に、空いた時間に塗装しておいたヘッドカヴァーを取り付けます。手間を掛けた割りに仕上がりはイマイチですが

DSC_7876

コレに比べれば十分キレイになったと思いますので、お許しを!

DSC_6292

アウターチューブとスタビライザーも一緒に塗装しましたので

DSC_7888

フロントフォークもあらかじめビシッと組み立てておきました。

DSC_8054

ただ、分解したときに気になったインナーチューブの錆ですが

DSC_7895

やはりマニュアル記載のストローク量(175mm)の範囲内に・・・。錆びた部分は軽く均しておりますが、もしすぐにオイルが滲むようでしたらあらためてご相談ください。再めっき済みのインナーチューブもご用意できますので。

DSC_8062

てことで、いよいよフロント周りを残すのみッ!やってやるッ!

DSC_7904

まずはフロントホウィールを外しまして

DSC_7914

タイアを交換します。幸い、ベアリングはクルクルと軽~く回りましたので、そのままにしておきました。ついでに錆び付いたブレーキディスクも

DSC_7925

キレイに磨・・・くの?であろうかッ!イヤー!

DSC_7934

などと、ディスクの錆のコトを考えると前に進みませんので、とりあえずホウィールをキレイにして

DSC_7938

ビシッとタイア交換を先に済ませて心を落ち着けてから

DSC_7949

結局、磨きました・・・。

DSC_7951

表面に多少の荒れは残りますが、見違えるほどピカピカになりましたよね?ね?だって、当店に来たときは「なにコレー!」な状態だったんですよ?(驚愕)

DSC_4171

あ、アクスルシャフトはお客様が持ち込まれたフロントフォークに付いていたモノのほうが状態が良さそうなので、そちらを使用することにしました。ディスクを固定するボルトとナットについては、またしても錆をキレイに落とし再使用しています。

DSC_7964

ホウィールは、残念ながら一部下地が浮いてしまっていましたので、簡単に清掃するだけにしておきました。あまり手を掛けるのもアレですから・・・。(疲労&言い訳)

DSC_7973

おっし、あともう少し!

DSC_7980

ステムベアリングは、上側のアウターレースにも

DSC_7985

下側のアウターレースにも、それほど強い打痕はありませんでしたが

DSC_7990

外したベアリングはこの上ないくらいグリスがカッチカチになっていましたので

DSC_8020

この機会に交換させていただきました。

DSC_8013

ピタッとアウターレースを入れまして

DSC_8031

キュッとベアリングの締め付け具合を調整します。イイんじゃあないでしょうかッ!

DSC_8046

で、フロントフォークを取り付けて

DSC_8069

ハンドル周りもキッチリ整備します。キレイに清掃&磨いているだけじゃなく、レヴァーやケーブルはビシッとグリスアップしていますし、お客様のご希望でマスターシリンダーも新品に交換しているッ!ホースも長さの合ったステインレスメッシュのモノに交換済みッ!写真はないけれどもッ!ウォー!

DSC_8081

できました。

DSC_8087

そして、コチラが取り外したフロントフォークです。見れば見るほどアレですが・・・お疲れ様でした。合掌。

DSC_8132

と、もうヘロヘロになるくらい作業しましたが、コチラの車両は一時抹消されていますので、車検&登録に持ち込まなければなりません。なので、ライトやウィンカー、ホーン等の保安部品も点検しておきます。右前のウィンカーが少し接触不良を起こしていましたが、他はバッチリでした。バッテリーも、車輌をお預かりしている間こまめに充電していましたので、問題ないッ!と思います。

DSC_8104

あと、ヘッドライトレンズもピカピカにしておきました。アラ、やだ!何、この透明感!

DSC_8119

 

という感じで、ほぼすべての作業が終わったのに、なぜか一抹の不安が残るという・・・。

 

(続く)

 

不動車のフロント周りのヘヴィな整備も承っております。ご相談くださいッ!

R100RS、カウルのブーツの交換とヘッドライトのLED化と。

少し前のコトになりますが、ときどきご来店くださっているR80にお乗りのお客様のご紹介!で、R100RSにお乗りのお客様からカウルのブーツの交換とヘッドライトのLED化のご依頼がッ!なんとも!有り難いことですッ!オ~ゥ、少しずつ、しかし確実にお客様が増えているッ!ような気がするッ!今日この頃ッ!キャー!

 

こちらのお客様、R100RSを入手されてまだ短いそうなのですが

DSC_8493

アッパーカウルのトコロのブーツの破れが気になっていたそうです。アチャチャ・・・。これは確かに気になりますね~。と言いつつ、当店の代車のブーツは片側ありませんが。オホホ。

DSC_8499

同時に、ヘッドライトもLED化したいとのこ・・・おやおや?ETCのアンテナがこんなトコロにッ!こんにちはー。

DSC_8514

パイロットランプもメーターの上にありましたので、これは当店オリヂナルのステイをオススメする絶好のチャーンス!なのであります。あざーす!

DSC_8506

で、ふと見ると右側のミラーが割れているッ!ことに気付きまして、こちらも修理させていただくことになりました。なんでも、「接着したんだけど、出掛けにまた取れちゃって。ほら。」と、取れたミラーもお持ちでしたので、これまた別のお客様に教えていただいた接着剤を試してみる絶好のチャーンス!なのであります。ウヒヒ。

DSC_8519

てことで、作業に取り掛かります。ココのブーツを交換するにはフロントフォークを抜く必要がありますので

DSC_8526

ステムベアリングを交換します。って、なんでベアリング交換してんのー!イヤー!

DSC_8536

嫌な予感はありましたが、ベアリングのグリスが完全に硬化しており、アンダーブラケットを左右に動かすとカックカクしていましたので、お客様に相談して交換させていただくことになりました。多少費用は多く掛かってしまいますが、このタイミングで作業したほうが結果的に工賃は抑えられますので・・・。本当なんです・・・。

DSC_8541

かなり遠回りになりましたが、ビシッとステムベアリングを交換し

DSC_8556

ブーツもバチッと接着できました。あとは、このまま一晩放置すれば良しッ!しっかりくっ付きますようにー。

DSC_8563

 

~翌朝~

予定外の作業で時間を取られてしまいましたので、ササッとヘッドライトのLED化に取り掛かります。使用するのは、お馴染み?のサインハウス製LEDヘッドライトバルブです。

DSC_8569

ハイ、できました。ヘッドライトレンズもピカピカにしています。ETCのアンテナも移設しているッ!

DSC_8577

そして、恒例のチャリン・タイムです。チャリン♪チャリン♪

charin

タンクマウントラバーがなくなっていましたので、取り付けておきました。

DSC_8581

定番のシートロックのキャップも、勝手に取り付けております。

DSC_8588

写真を撮り忘れましたが、ETCのアンテナを移設する際に、ゴチャゴチャしていた配線もキレイにまとめておきました。(もう少しなんとかできそうでしたが、今後の課題ということで。)

guruguru

それと、作業前に接着しておいたミラーも、ガッチガチにくっ付いたみたいです。ちょっと接着剤の跡が残ってしまいましたが・・・お許しを!

DSC_8595

ハイ、できましたー。

DSC_8592

 

ということで、この度はカウルのブーツの交換とヘッドライトのLED化のご依頼、有り難うございましたッ!また、当初の予定にないステムベアリングまで交換させていただき、ちょっと金額が大きくなってしまいなんだか申し訳ありませんでした。その分、ビシッと交換&調整していますので、じゃんじゃんツーリングにお出掛けいただければと思います。今までお乗りだった車輌に比べかなり重量は軽くなっていますから、くねくねした道を走られても、きっと楽しいですよ!また何かありましたらお気軽にご相談くださいッ!

 

カウルのブーツの交換や、ヘッドライトのLED化、不意のステムベアリングの交換等、諸々承っております。ご相談くださいッ!

 

オマケ

お伝えした通り、バッテリー自体も弱っていますが、発電系もかなりアヤシイ状態です。ご存知と思いますが、通常、バッテリーの電圧はエンヂン始動前で12.5Vから12.7Vくらいになります。セルモーターを回すと10V前後まで一瞬大きく電圧が下がりますが、エンヂン始動後のアイドリング時には12.5V付近(ぼんやりチャーヂランプが点灯するくらい)で安定します。そこから回転数を3,000rpmくらいまで上げて13V後半から14V付近まで電圧が上昇しないと・・・走行時のバッテリーの充電状態は良好とは言えません。ですので、まずはしっかりバッテリーを充電していただき、お早めに発電系の点検&修理を!

DSC_8604
(動画でご覧いただけます。)