R80、OutLoud Motorcycle製サブフレームの取り付けと。

まだまだ続く昨年の作業報告も、ようやくこのネタまでまいりました!といいますのも、R80にお乗りのお客様から「OutLoud Motorcycle製サブフレームの取り付けをお願いしても?」とメールでご相談がありまして、部品が揃うのを待ってソッコーで作業させていただいてたんです。モギーも興味のあったサブフレーム、OutLoud Motorcycleさんを援護射撃する意味でももう少し早くご紹介すべきでしたが、そこは頑固なモギー。基本、ブログは作業した順に更新するッ!のがスタイルなんス。オホホ。からの、楽しいお仕事をッ!有り難いことですッ!ムハー!

 

こちらのお客様、長くこのR80を所有されて楽しんでいらっしゃるそうで、見た目にハデなカスタムはされていないものの、よく見るとアレやコレや手が加えられているんです。オッ!あんなコトも!

などと、余計な詮索はほどほどにしまして、さっさと作業に取り掛かります。まずは、リア周りの取り外しです。モノサスは数箇所のボルトを外せば簡単にこの状態になるんですよねー。ホント、作業性良いわぁ。

パニアステイを固定するボルトがナメていて、頭を削り飛ばさないと外れませんでしたけど。アハハ。

にしても、このギュッとしたコンパクトな感じ、イイですね~。海外でカスタムベースとして人気があるのも分かる気がします。

おっし。それじゃあ、先に送ってもらっていたOutLoud Motorcycle製サブフレームをズババッと取り付けるとするかのう。

ズババッ!

wait

ハイ、できたー。って、各部の寸法が出ているんで、ホント、すんなりでした。グッド!

そしたら、お次はテイルランプとウィンカーの取り付けです。

あ、お持ち込みのウィンカーにはバルブが付属していませんでしたので、在庫しているモノを取り付けさせていただきました。このサイズのウィンカーには純正のバルブは入らないため汎用品になりますが、純正と同じ21Wですのでご安心ください。国産車で一般的な10Wのバルブだと、いわゆるハイフラになってしまいますからねー。

で、バイク屋っぽくハーネスをキレイに処理します。難しくもない地味な作業なのに意外と時間は掛かるんですが、スッキリと上手くまとめられたッ!んじゃあないかと。ヒュ~♪

そして、シートをスコッと取り付ければ、サブフレームの取り付け作業完了ッ!ヒューヒュー♪

ちなみに、OutLoud Motorcycle製サブフレームに交換したあとの気になる重さですが

サブフレーム(テイルランプブラケット含む):2.54kg
今回使用したシート:2.1kg
ウィンカー、テイルランプ:?kg(未確認)

となっております。ゴッソリ取り外した純正のリア周りが13.6kg(パニアステイ:1.6kg含む)でしたので、ざっと8kg以上の軽量化!になったみたいです。購入を検討されている方がいらっしゃいましたら、参考にしてみてください。8kgって、かなりヤバイと思いますよ!(良い意味で)

と、OutLoud Motorcycleさんへのヨイショはこれくらいでよろしいかと思いますので、さっさと残りの作業へとまいります。レッツラ・ゴー!

今回、オイルパンのガスケットの交換もご希望でしたので、エンヂンオイルをドババッと抜いて

ついでにオイルフィルターもズババッと交換します。あ、すっかりお馴染みのツッコミになりましたが、基本的にモノサスにはこの黒い紙製ガスケットは不要ですので取り除いておきました。

抜いたオイルの状態もフツーですし、量もそんなに減ってませんし、よろしいのではないかとッ!思います。

てことで、オイルパンを外しまして

ジャブジャブ&ゴシゴシ洗浄して

ピカピカにします。

クランクケース側もビシッとキレイにしましたら

新品のガスケットを使用してオイルパンをパカッと取り付ければOKです。

エンヂン周りもキレイにしていますので、今後、この辺りがオイルで濡れてくるようでしたら、オイルパンガスケットより上側からのオイル滲み、漏れを疑ってみてください。

ハイ、できましたー!

 

ということで、この度はOutLoud Motorcycle製サブフレームの取り付けのご依頼、有り難うございましたッ!軽くなりすぎて慣れるまでちょっと戸惑いそうですが、軽さは走りに大きく効いてきますので、これでまたじゃんじゃん走りを楽しんじゃってください。次はメインテナンスでのお越しをお待ちしております!この時期、R80は冬眠中とのことですけれども!

 

OutLoud Motorcycle製サブフレームの取り付けや、ついでのオイルパンガスケットの交換等も承っております。ご相談くださいッ!

 

オマケ

こちらのお客様からのご依頼で、モノサス用Sito製サイレンサーを委託販売しております。使用期間はそれほど長くないそうで、見た目もキレイな中古良品だと思います。購入をご希望の方がおられましたら、メールにてご連絡ください。早い者順で対応させていただきます。ちなみに、取り付けた状態はこんな感じになりますので参考にしてみてください。今がチャンスです!(2018/6/20、売却済み)

R80、アレやコレやの取り付けとヴァルヴクリアランスの調整と。

1ヶ月ほど前に初めてお越しくださったR80にお乗りのお客様、それから少し経った頃に「アレやコレやソレなんかの取り付けを、持ち込みでお願いできますか?」とメールでご相談があり、いよいよご来店にッ!有り難いことですッ!よっ!待ってましたー!

といいますのも、4月に入ってからのお天気が週末に限って雨模様という、非常にバイク屋泣かせの設定になってたんですよねー。おかげで、モギーも作業スケジュールを立てにくくって、ホント、難儀しました。雨のバカー!バカバカ、バカー!

 

「こりゃ、今日もお客様は一人も来ない・・・よな?」

 

と、久しぶりにモギーの動物フォルダも火を噴きましたので、さっさと作業に取り掛かります。まずは、お持ち込みになられた部品の確認を・・・

ウッ!メールじゃ分からなかったけど、なんという物量・・・!コレをモギーが取り付けるというのかッ!

しかも、当日になって「パニアケースのキーシリンダーが1箇所だけポロリしちゃってるんですが・・・」だと?

聞いてないィィィ!まったく聞いてないぞォォォー!

って、そこは在庫に自信アリのモギーモータース。なぜか、ちゃんとキーシリンダーセットがありましたので、ズババッと交換させていただいちゃいました。オホホ!ついでに、イグニッションキー1本で使えるように小細工まで施しているという!オホホー!

ちなみに、こちらが取り外したキーシリンダーです。右端のモノだけ突起が1箇所なくなっているのが分かるでしょうか。つか、たまたまお客様がお持ちの鍵で解錠できたので抜けましたが、鍵がない場合はちょっと難しいので(=鍵屋さんのお仕事)、今回はラッキーでしたね!

それでは、お持ち込みの部品の取り付けへとまいります。LEDテイルランプボードにササッと交換しまして

アンコ抜きされた?ローダウン仕様の?シートを取り外し

後付けされたエムブレムを剥がして

シートとリアキャリアを取り付ければ・・・ハイ、ご覧の通りッ!

そしたら、お次はETCです。悩んだ挙句、以前に試作していたステイを利用してアンテナとパイロットランプをヘッドライト横に取り付けまして

本体は定番のツールボックスの中に置きました。慣れた作業とはいえ、けっこう時間が掛かるんですよね~。写真2枚じゃ伝わらないと思いますが・・・。

続きまして、4つのメーター照明と

ポジションランプのLED化に取り掛かります。

ヘッドライトのリフレクターを固定するスプリングが5本しかありませんでしたので

レンズなんかをキレイにするついでに追加しておきました。以前の所有者がなくしたのかもしれませんね。スプリングにも曲げられた跡がありますし。

ハイ、元通りになりました。

メーターも内側にゴミが付いていましたので、いったん分解してキレイにしてから

LEDバルブに交換して組み立てます。写真はありませんが、時計と電圧計もLEDバルブに交換済みです。

けっこう頑張りましたが、まだあります。ホーンの鳴りが悪いとのことですので、こちらも交換です。元のホーンも社外品のようで少し小さいですが、お持ち込みのホーンはさらに小さいんですね。箱を開けるまでダブルホーンとは思わなかったので

取り付けにちょっと苦労しましたが、プワァーン!とかなり大きな音がしました。ナイス・ホーン!

からの、まだあったー!巷で評判?のクロモリ鋼のアクスルシャフトに交換しまして

メーターを元に戻す前に、ご依頼のステムベアリングの締め付け具合を点検&調整したり(ちょっとユルかったです)

スロットル周りをビシッとグリスアップして軽~くすれば

ハイ、できました。さすがのLEDッ!屋内でもこの輝きッ!

どうですかーッ!

おっと、もうこんな時間!妻が待つおウチに帰らなくっちゃ!

time

 

~翌朝~

お客様が引き取りにいらっしゃるまで少し余裕はありますが、さっさとヴァルヴクリアランスの点検&調整に取り掛かります。あ、スパークプラグの状態がイマイチでしたので、交換させていただきました。

で、ヴァルヴクリアランスですが、ご来店の際に聞いたエンヂン音の印象では調子は悪くなさそうだったんですが、左右のシリンダーヘッドともIN側、EX側でゼロ!でした。幸い、スラスト方向のクリアランスは規定値の範囲内でしたので、ヴァルヴクリアランスだけビシッと調整しておきました。

それと、ヘッドカヴァーガスケットに液体ガスケットが塗られていましたので

キレイにしてガスケットも交換しています。

当然、反対側も!ギャー!

つか、液体ガスケットを使わなくても漏れないのに、なんで使ったんだろう・・・?その後の整備に、かえって手間が掛かるだけなのにー。んもう!

などとグチっぽいことはさておき、ついでに点火時期も点検したところ少し遅れていましたので

こちらもビシッと調整しておきました。エンヂン前側からのオイル漏れも、今のところなかったです!ホッ。

てことで、できました。が、最後に取り付けたUSBチャーヂャーと作業終了後の写真を撮り忘れていたという・・・。ドタバタしていたとはいえ、しもたー!何もやってないみたいやんけー!

 

ということで、この度はアレやコレやの部品の取り付けとヴァルヴクリアランスの調整のご依頼、有り難うございましたッ!まだこちらのR80に乗り始めて間もないとのことですので、とりあえずドンドコ走り回っていただき、少しずつ整備を進めていただければと思います。今回、整備作業としてはあまり手を入れていないものの、調子は良さそうでしたので、すぐにどうこうといったことはなさそうですが。また何かありましたら、お気軽にご相談ください。今後とも宜しくお願い致しますッ!つか、またしても当店のステマ担当の謎のR65にお乗りのお客様が絡んでるようですね・・・。こりゃ、頑張らねばー!(義務感)

 

お持ち込み部品の取り付けや、ヴァルヴクリアランスの点検&調整等、諸々承っております。ご相談くださいッ!

R100RS、アレやコレや。

ついこの前にアレやコレや作業させていただいたR100RSにお乗りのお客様、その後、じゃんじゃん走りにお出掛けされているそうで、今度は「アレとかコレとか、あ!アレも交換してもらえますか?」と、なんだかノリノリでご相談&ご連絡くださいました。オ~ゥ、1ヶ月足らずですっかりハマっとるー!アーンド、有り難いことですッ!イェッフー!

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などと、今回はのんきにハシャいでる余裕はありませんので、さっさと作業に取り掛かります。まずは、あらかじめ手配しておいたオーリンズ製リアサスペンションの取り付けからスタートです。

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ココとか

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ココに注意して

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ビシッと取り付けできました。

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お次は、フロントフォークスプリングの交換です。ササッとオイルを抜きまして

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こちらもあらかじめ手配しておいたハイパープロ製スプリングに

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ズババッと交換します。オラオラオラオラオラオラー!

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ハイ、できました。お客様のご希望で、破れていたアッパーカウルのブーツも交換しています。

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写真はありませんが、フォークトップボルトからオイルが滲んでいましたので、O-リングも交換しておきました。フォークオイルに侵されて膨張したキャップ(写真下)を見ても、滲んでいたのが分かると思います。

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おっと、もうこんな時間!そろそろ妻が待つおウチに帰らなくっちゃ!

time

いけないんですが、元に戻したブレーキキャリパーから何やらカチャカチャと音がするッ!のに気付いてしまいまして、急遽、点検することにッ!イヤー!

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ウッ、なぜココにプレートがッ!しかも、上半分とか意味分からんッ!

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理由は分かりませんが、謎のプレートを取り除き、キャリパーとパッドをキレイに清掃してグリスアップしておきました。特に動作に問題もなさそうなのに、なぜこんな細工を・・・?

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おっと、もうこんな時間!早く妻が待つおウチに帰らなくっちゃ!

time

いけないんですが、お客様の「メーターの照明が暗くて見えないんで、交換できますか?」とのリクエストもありましたので、またまたあらかじめ輸入屋ビーマーさんから手配しておいたLEDバルブキットに交換しなければなりません。ウォー!やってやるッ!

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ココとか

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ココとか

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ココとか・・・って、過去の作業でネジが省略&ネジ穴が破壊されているッ!イヤー!(中古のネジを2箇所だけ追加しておきました。)

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で、電圧計の照明を交換しようと思ったら、バルブソケットの中身ががビヨ~ンと出てきちゃったので(よく見ると亀裂が入ってます)

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何とか元通りに組み付けて事無きを得たものの

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時計に至ってはソケットすら付いていないではないかッ!イヤー!もうやめてー!

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おっと、もうこんな時間!妻が(寝て)待つおウチに帰らなくっちゃ!

time

いけない理由も最早ありませんので、在庫していた中古のハーネスからソケットを切り取って、ビシッと修理することにします。

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どうなの!明るいの!明るくないの!どうなのよ!(逆ギレ)

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あとは、またまたお客様の「ヘッドライトが暗くて見えないんで、交換できますか?」とのリクエストもありましたので、またまたまたあらかじめ手配しておいたLEDヘッドライトバルブに交換すれば、作業終~了~

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のハズが、レンズのシールが切れているではないかッ!なぜなの!モギーが何かして?ねぇ!答えてよ!(余裕で在庫あり)

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という茶番はさておき、すっかり夜も更けておりましたが、いつものようにヘッドライトレンズも、ライトカヴァーのグラスもピカピカにしちゃうモギー、こういうハプニングは嫌いじゃないです。フフフ。(チャリン♪)

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あ、お客様が気にされていた点火系の点検もビシッとやっておきました。特に不具合に繋がりそうな箇所は見当たりませんでしたが、念のため各部の接続は見直していますので、これでしばらく様子を見てみてください。

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と、ココまで終えて、ようやくあのカウルのブーツが接着できるッ!急がないと、十分な接着時間が・・・確保でき・・・ない・・・ガクッ

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ということで、この度はアレやコレやの作業のご依頼、有り難うございましたッ!直前の作業が少し遅れたため予定通りに作業に取り掛かれず、また予想外の作業にも遭遇してしまい、久々に焦り&不安を感じるタフ・ガイのモギーでありましたが、終わってみれば仕上がりバッチリ&予定通りの納車という結末に胸を撫で下ろす、やはりタフ・ガイのモギーなのでありました。
と、モギーのタフ・ガイっぷりはどうでも、お客様もおっしゃっていた通り、車輌の整備履歴に一抹の不安を覚えましたので、今後、少しずつ点検&整備も進めていただければと思います。とはいえ、すぐに問題になるようなトコロもないかと思いますが、また何か気になることがありましたら、このタフ・ガイのモギーにッ!ご相談くださいッ!

 

サスペンションの交換や、照明とヘッドライトのLED化等、諸々承っております。ご相談くださいッ!

R100RS、オイル交換からのネジ穴修理とアレやコレや。(その2)

6月上旬にキャブレターのインシュレーターとホーンステイを交換させていただいたR100RSにお乗りのお客様からのてんこ盛りリクエスト、引き続き応えてまいります。

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先にオイル交換とエンヂン周りの作業を終えていますので、本日はライトや照明のLED化からスタートです。使用するのは輸入屋ビーマーさん取り扱いのLEDバルブのセットと、先日、別のお客様が持ち込まれて勉強させていただいたLEDヘッドライトバルブになります。すでに品薄状態みたいですので、試しに取り寄せておいて良かったー。

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まずはテイルランプを

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LEDバルブに交換します。チョロイもんです。

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続いて、ヘッドライト周りを。

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レンズをピカピカに磨きまして

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LEDバルブに交換して

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ヒートリボンを正しく広げて取り付けて

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コントローラーをケース奥に貼り付ければ

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ハイ、できました。まあまあチョロイです。

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おっと、ポジションランプも交換せねば!暑さのせいで忘れるところでしたが、こちらもチョロイもんです。

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あとは、チョット暗いと評判のメーター照明を残すだけになります。そもそも、このメーターの照明は反射式ですので、今時の透過式のモノに比べると確かに暗くて見えにくいですよね。

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以前、こちらの車輌を作業した際にメーターの中がエライことになった苦い記憶がありますので、慎重にバルブホルダーを取り外します。ドキドキ。

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LEDバルブに交換し、ソーッと元に戻します。(ココのバルブは極性に注意が必要です。)

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で、電圧計と時計の裏側に手を突っ込みまして

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この小さなバルブも交換します。手の大きいモギーにはけっこう大変な作業・・・。

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あ、電圧計のトコロのO-リングが劣化して割れていましたので

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新品に交換しておきました。在庫にソコソコ自信あり、モギーモータースです。フフフ。

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オホ!昼間でも青白い光がッ!これは期待できるッ!

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ハイー、できましたー。

haii

などと、おどけてみせる陽気なモギーですが、ほんとは全然チョロくなかったという・・・。なにこの拭いても拭いても噴き出る汗・・・!なんなの!

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wait

 

~小一時間後~

休憩&水分補給で元気モリモリになりましたので(ウソ)、このままキャブレターのO/Hへとまいります。ファイトー!オー!

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まずはキャブレターをバラバラに分解して、状態を確認します。

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スターターヴァルヴに汚れはありますが、ジェット類に気になるような詰まりもなく

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キャブレター内部の状態は悪くなさそうですし

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しっかり洗浄すれば

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良い状態に戻りそうな気がします。

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ただ、ジェットニードルにちょっと深い傷がありますので、コチラは交換させていただくことになりそうです。

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いつものようにジャブジャブ&ゴシゴシ洗浄し

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真鍮部品もピカピカにしまして

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ビシッと組み立てます。

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傷のあったジェットニードルについては、やっぱり新品に交換させていただきました。ついでに、その相手となるニードルジェットも穴の状態が気になったので、一緒に交換しています。

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また、交換したガスケットを見てみると、フロートチャンバーのガスケットがちゃんと溝にハマっていなかったようです。フロートチャンバー周辺にガソリンがちょっと滲んでいたのは、コレが原因だったのかもしれませんね。

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てことで、O/H終~了~。良いんじゃあないでしょうかッ!

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せっかくなので、スロットルギアやスロットルケーブルもグリスアップしておきます。

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あ、ケーブルのダストカヴァーがありませんでしたので取り付けさせていただきました。在庫にソコソコ自信あり、モギーモータースです。フフフ。(しつこい)

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そして、キャブレターを元に戻せば・・・

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ハイー、できましたー。

haii

などと、またしてもおどけてみせる陽気なモギーですが、当然、キャブレターのO/Hなんでまったくチョロくありません・・・。なにこの拭いても拭いても拭いても噴き出る汗・・・!なんなの!

DSC_5989

 

wait

 

~小一時間後~

休憩&水分補給で再び元気モリモリになりましたので(ウソ)、エンヂン始動ッ!からの同調調整ッ!アーンド、試乗チェーック!ウォー!

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白くま「少し頭を冷やしたほうがイイと思うよ、うん。」

shirokuma

・・・。

 

ということで、この度は駆動系のオイル交換やヴァルヴクリアランスの点検、キャブレターのO/Hに灯火類のLED化と、リクエストてんこ盛りの作業のご依頼、有り難うございましたッ!暑さで少しヤラれてしまいましたが、納車まで十分な時間を与えてくださったおかげで、しっかり作業を進めることができたと思います。すでに嬉しいご報告をいただいておりますが、また何か気になるコトがありましたらお気軽にご相談ください。R100RSに乗るにはちょっと厳しい季節ですが、楽しい夏をッ!過ごされますようッ!

 

ヘッドライトやテイルランプ、メーター照明等のLED化や、キャブレターのO/Hも承っております。ご相談くださいッ!

ヤングなR100RS、リアフェンダーの取り付けと。

アレからも、ときどきお越しいただいているヤングなR100RSにお乗りのお客様、今回はリアフェンダーの取り付けにご来店くださいました。ムッハー!この暑い中ッ!有り難いことですッ!

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と、その前に、ブログを書き忘れていた先月のオイル交換作業のご紹介から。テヘヘ。

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3月後半に交換した際、トランスミッションとドライヴシャフトのオイルがこんな感じで乳化していたコトをお伝えしていましたが・・・

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さて、どうなったでしょうか。

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通勤でほぼ毎日使用されてるだけあって、4ヶ月足らずで4,000km!ほど走られていましたが、エンヂンオイルは一般的な汚れ方で、量もそれほど減っていませんでした。

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が、ファイナルドライヴとトランスミッションについてはキレイな透明感を残していたものの、ドライヴシャフトのオイルはまたしても乳化ッ!していましたので、まだドコかに少し水分が残っているのかもしれません。それでも前回よりは改善している印象ですので、次のオイル交換時にもう一度点検とさせてください。

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ちなみに、ドレインボルトに付着した金属粉は気にするほどではありませんでした。特に問題なさそうですね。

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てことで、本日の作業です。まずは純正のリア周りをゴッソリ取り外しまして

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前日にお持ち込みいただいていた、お客様ご自身で塗装まで手配されたリトモ・セレーノ製リアフェンダーとWM製テイルランプをビシッと取り付けます。

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ハーネスを通す穴がなかったので追加させていただきましたが、穴の周辺の塗装が少し割れてしまいました。申し訳ありません・・・。塗装の前にフィッティングして必要な穴を開けておくとこういう事態にはならないのですが、先に塗装されていると・・・ちょっとキビシイです。(言い訳)

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で、ハーネスもキレイにまとめます。アースも(無駄に)しっかり取っておきました。もちろん、動作確認もバッチリです。

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お伝えした通り、このウィンカーステイではパニアケース、パニアステイと干渉してしまいますのでこのような感じで取り付けておきましたが、できればウィンカーをテイルランプの近くに移設できるようなステイ(同じく、リトモ・セレーノさんで取り扱いがあったかと)に交換してください。せっかくフェンダーもキレイに塗装していますので、ウィンカーステイもビシッとキメていただければと思います。こんなとき、当店に加工設備があれば・・・。(無念)

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てことで、ついでにフロントブレーキのフルード交換も済ませれば(写真なし)

wait

できました。オォ~!フェンダーが薄くなって、かなりスッキリしましたねー。

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つか、よく見るとスクリーンもカットされているッ!

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スティッカーも増えたようなッ!

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なんなのッ!この不思議な魅力ッ!(混乱)

ズキュウゥゥン

 

ということで、この度はリアフェンダーの取り付けとブレーキのフルード交換のご依頼、有り難うございましたッ!この夏休みに遠出されるそうですが、ちょっと見ないカスタムのR100RSの不思議な魅力、行く先々でバンバン振り撒いちゃってください。お気を付けてー!

 

お持ち込みのリアフェンダーの取り付けや、ブレーキフルードの交換も承っております。ご相談くださいッ!

ワガママなR80、LED化とオルタネーターの交換。

「信号待ちでエンヂンが止まってしまいました。」と慌ててご連絡くださったワガママなR80にお乗りのお客様、フォグランプを取り付けたことで充電不足に陥ってしまったようで、オルタネーターの交換にご来店になりました。だからあれほどッ!でも、有り難いことですッ!と同時に、

 

「後方へのアピールのためにLED化したいです。」

 

だって。いやん、やっぱりワガママなお方・・・。ズキューン!

anago

 

てことで、まずはテイルランプとウィンカーのLED化から取り掛かります。

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LEDウィンカーキットは輸入屋ビーマーさん取り扱いのモノを使用しました。現在はモノサス用LEDテイルランプボードの取り扱いはないそうなので別途手配しましたが、今後、取り扱いを検討してくれるとのこと。有り難いことですッ!

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ウィンカーのLED化はけっこう大変だと思うんですが、このキットには必要な部品がすべて揃っていて、説明書も付属しているので作業自体は難しくないですね。ウィンカーリレイは交換するだけですし(ハーネスは短く処理しています)

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インヂケーターを点灯させるための配線加工がちょっと大変なくらいでした。

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ほとんどハーネスも太ることなく仕上がっています。フフフ。ハーネステープでグルグル巻いてるのがアレですが。(不可抗力)

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できました。さすがLED!パッパッと点灯、点滅しているッ!

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(動画でご覧いただけます。)

鬼門のインヂケーターもちゃんと点滅しました。

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ついでに、ポジションランプもLED化しています。

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うーん、LED化した灯火類のこの明るさ、イイですね~。しかも、テスターで測定してみてもほとんど電圧降下していないのがスゴイです。これなら、増設したフォグランプによるオルタネーターへの負荷を軽減するのにも一役買いそうです。

続いて、ちょっと手間の掛かるオルターネーターを交換します。そもそも、モギーの消費電力の見積りが甘かったんじゃないかという疑惑もありますが、それはそれ。(本当に申し訳ありません。反省しております・・・。)

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今回使用するのはEME製の400Wオルタネーターキットです。

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レギュレーターを交換しまして

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ダイオードボードと

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ローターコイルも交換します。ココまではチョチョイのチョイですね。

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ただ、ステーターコイルはハウジングから元のコイルを取り外して入れ替えなければならないので、これがちょっとアレですね。

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はんだ付けがイマイチですが、しっかり接続して新しいステーターコイルになりました。どうかな~?

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できました。

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動作もバッチリです。イエス!

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(動画でご覧いただけます。)

ヘッドライトとフォグランプを点灯すると、さすがにアイドリング時の1,000rpm程度では12.1Vくらいまで電圧降下しますが、2,000rpmくらいでバッテリーの電圧12.6Vに到達し、3,000rpmから13Vを超えてきますので、通常の走行状態であればもうバッテリーが上がることはないと思います。それでも、都内の走行でストップ&ゴーを繰り返すような場合は、信号待ちではどちらかを消灯するなどしたほうが安心です。ちょっと面倒かもしれませんが、こまめに消灯してあげてください。つか、フォグランプ、恐るべし・・・。

あと、「ハンドルのミラーが邪魔なんです。」とおっしゃるので、ミラーをエンヂンガード上に取り付けました。モノはホンダ純正のカブ用ミラー。取り付け位置の都合で視界に制限はありますが、意外にもブレずにクッキリと後方確認できました。良いんじゃないでしょうかッ!

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ということで、この度もまたまた色々とご依頼くださり、有り難うございましたッ!LED化とオルタネーターの交換でバッテリーへの負担はかなり軽減できましたので、夜道もピカーッと照らしながらブォンブォン走っていただければと思います。もし、また何かあるようでしたら責任を持って対応させていただきますので、遠慮なくご連絡ください。バイクに乗るのが楽しい季節になってまいりましたので、存分にお楽しみを!

 

灯火類のLED化や、発電不足のオルタネーターの交換、社外品ミラーの取り付けも承っております。ご相談くださいッ!

R100RS(2本サス)、リアブレーキの修理。

以前に整備させていただいた「何を言っているのか。」のR100RSにお乗りのお客様、昨年末に「リアブレーキがスカスカするんですけどー!」とのことでご来店いただいたんですが、ブレーキラインの点検&増し締めだけして様子見をお願いしたところ、「やっぱりスカスカするんですけどー!」と、年明けすぐに再度ご来店くださいました。ズコー。

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ということで、車輌をお預かりして、もう一度キャリパーを外して分解&整備することになりました。

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ガーン。キャリパーの連結部が濡れとるー。

ピストンシールからは漏れや滲みはありませんでしたが、漏れたブレーキフルードが付着していますので、また分解して洗浄します。

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前回は予算の都合で見送ったシールも、今回は交換します。

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ブレーキフルードが滲んでいた連結部のO-リング、新品(左)と比べるとかなり潰れてるのが分かります。O-リングさん、なんで納車前に教えて(漏れて)くれないの・・・。

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漏れないように祈りを込め、ビシッと組み立てます。

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ついでに、やっぱり気になる伸びちゃったダイアフラムも交換しちゃいます。

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で、またしてもちょっとアクロバチックな体勢でエア抜きすれば

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できました。ブレーキタッチも良いッ!キュッと利いているッ!

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実際に少し長めに試乗して確認してみましたが、漏れや滲みもありませんでしたので、もう大丈夫だと思います。ホッ。

それと、ブレーキランプが点いたり点かなかったりするそうなので、その点検も。原因は電球の接触不良でしたので、接点を修正しておきました。

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また、お預かりしている間に「ちょっと充電してやっか」と思ったら、電源ソケットへのハーネスが誤って接続されていて充電できませんでしたので、直しておきました。

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オマケでキャップ(中古)も付けましたので、是非、電源ソケットをご活用ください。バッテリーの充電はもちろん、

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Hella(ヘラー)ソケット対応のUSBチャーヂャーを挿せばケータイやスマホの充電もできますので。

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この度は、こちらの点検、整備が至らず度々足を運ばせてしまい、申し訳ありませんでした。今回の整備でしっかりと直りましたので、今後は安心してリアブレーキを踏み込んでいただけると思います。フロントブレーキも同様にシールを交換していませんが、現在まで漏れや滲み、引き摺りもありませんし、利きも十分良いですので、交換は次回以降の車検整備のタイミングでも良さそうです。すでに納車してから2,000kmほど走られていますから、走ることで現れる(見えてくる)不具合はしばらくないような気もしますが、また何かオカシイと感じることがありましたら、遠慮なくご相談ください。今回も修理のご依頼、有り難うございましたッ!

 

納車後しばらくして「ブレーキがスカスカするー!」ような場合でも、責任持って対応させていただきます。いただきますッ!

長期不動のR80、シート周りとガソリンタンクの取り付け。

ちょっと前に仕入れた長期不動のR80、少しずつ再生に向けて進んでいます。

ようやくシートが入手できたので、今度こそ外装を取り付けて、ビシッと仕上げたいと思います。レッツ・ゴー!ゴー!

届いたシートを確認すると、表皮にちょっと引っ掻き傷?はありますが、走行距離が少なめのためシートスポンヂにしっかり張りが残っていて、まずまずの状態です。

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傷の具合はこんな感じ。そんなに気にならないかな?

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てことで、リアフェンダーをキレイにして取り付けます。

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ウィンカーとテイルランプもキレイにし、テイルカウルも取り付け。

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シートヒンヂは錆が酷かったので

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新品に交換しまた。

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後側は、シートを開けたときに固定してくれるスリーヴも交換してます。

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ジャーン!ようやくシートが付きました!

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シートの開閉動作、ロック&リリース動作もバッチリです。

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リアフェンダーも付いてツールボックスが置けるようになったので、ETC車載器も取り付けます。
イグニッションキーをONにしてETCの動作も確認、ちゃんと動きました。車輌の登録が済んだら、実際にゲートも通過してみよっと。楽しみ~。

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で、これがあの酷かったガソリンタンクの代わりです。

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目立つトコロでは、小さな凹みが2箇所と

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引っ掻き傷が1箇所ありますが、

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タンクの中は錆びも無く、かなり良い状態なんです!しかも、サイドカヴァーやテイルカウルと同色!
実際、タンクの中を洗浄してみてもほとんどゴミが出てきませんでした。通常、タンクを洗浄するとBMW特有の赤茶色の防錆塗料が剥げたものがバラバラ出てくるもんなんですが、このタンクはまったくありませんでした。剥げた防錆塗料はキャブレターのオーヴァーフローの一番の原因ですから、その心配もほとんどないと思います。ラッキー!

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小さな凹みや傷は再塗装すればどうにでもなりますが、タンクの中の状態ばかりはどうしようもありません。こんだけ状態が良ければ、再塗装のベースとしても十分オススメできます。ま、次のオーナーさん次第ですが。

タンクマウントラバーもヘタってたんで、新品に交換します。ここがヘタると、走行中に段差に乗り上げた際などにガタガタッと音がすることがあるので、ゴムが潰れて薄くなっているようなら迷わず交換しちゃいましょう。

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先にO/Hしておいたコック

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しっかり取り付けます。もちろん、漏れも滲みもありません。バンザイ!

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と言いつつ、過去に一度だけ漏れてしまったことがあるんですが・・・。(反省)
本来、丁寧にコックをO/Hして新品のストレーナーを使い、もう一手間加えるだけで、まず漏れることはありません。ココにシールテープを巻いても意味がないので、どうしても漏れが治まらないときはご相談ください。

てことで、ようやくガソリンタンクが乗りました。イエスッ!

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これで外装の作業も終わり、いよいよ登録です。キャー!
あ、その前にやることがあった・・・。

 

(続く)

 

シート周りの作業や、ガソリンタンクの取り付け、フューエルコックの漏れ対策など、ご相談くださいッ!

R65、テイルランプの交換。

リアサスペンションのブッシュ交換で入庫中のR65(2本サス)、追加で/5で使われているテイルランプへの交換作業もご依頼がありました。うっかり忘れるところでした。オホホ。

そのうち自分で使うつもりで入手していましたが、持ってけドロボー価格でご奉仕です。

交換自体は簡単な作業ですね。

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ライトケースを取り外し、ウィンカーとハーネスも外して

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ウィンカーステイも取り外します。

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/5の中古テイルランプを用意して、

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キレイに磨いてから取り付けます。

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テイルランプレンズのガスケットも古く、硬くなっていたので交換しておきます。

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ハイ、できました。

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やっぱり、/5のテイルランプは丸みがあって、しかもちょっと小ぶりでイイですね。

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ウーン、これでますます/5っぽい雰囲気が増したんじゃないでしょうかッ!

 

小さなカスタムでも、遠慮なくご相談くださいッ!