R100RS、カウルのブーツの交換とヘッドライトのLED化と。

少し前のコトになりますが、ときどきご来店くださっているR80にお乗りのお客様のご紹介!で、R100RSにお乗りのお客様からカウルのブーツの交換とヘッドライトのLED化のご依頼がッ!なんとも!有り難いことですッ!オ~ゥ、少しずつ、しかし確実にお客様が増えているッ!ような気がするッ!今日この頃ッ!キャー!

 

こちらのお客様、R100RSを入手されてまだ短いそうなのですが

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アッパーカウルのトコロのブーツの破れが気になっていたそうです。アチャチャ・・・。これは確かに気になりますね~。と言いつつ、当店の代車のブーツは片側ありませんが。オホホ。

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同時に、ヘッドライトもLED化したいとのこ・・・おやおや?ETCのアンテナがこんなトコロにッ!こんにちはー。

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パイロットランプもメーターの上にありましたので、これは当店オリヂナルのステイをオススメする絶好のチャーンス!なのであります。あざーす!

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で、ふと見ると右側のミラーが割れているッ!ことに気付きまして、こちらも修理させていただくことになりました。なんでも、「接着したんだけど、出掛けにまた取れちゃって。ほら。」と、取れたミラーもお持ちでしたので、これまた別のお客様に教えていただいた接着剤を試してみる絶好のチャーンス!なのであります。ウヒヒ。

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てことで、作業に取り掛かります。ココのブーツを交換するにはフロントフォークを抜く必要がありますので

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ステムベアリングを交換します。って、なんでベアリング交換してんのー!イヤー!

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嫌な予感はありましたが、ベアリングのグリスが完全に硬化しており、アンダーブラケットを左右に動かすとカックカクしていましたので、お客様に相談して交換させていただくことになりました。多少費用は多く掛かってしまいますが、このタイミングで作業したほうが結果的に工賃は抑えられますので・・・。本当なんです・・・。

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かなり遠回りになりましたが、ビシッとステムベアリングを交換し

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ブーツもバチッと接着できました。あとは、このまま一晩放置すれば良しッ!しっかりくっ付きますようにー。

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~翌朝~

予定外の作業で時間を取られてしまいましたので、ササッとヘッドライトのLED化に取り掛かります。使用するのは、お馴染み?のサインハウス製LEDヘッドライトバルブです。

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ハイ、できました。ヘッドライトレンズもピカピカにしています。ETCのアンテナも移設しているッ!

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そして、恒例のチャリン・タイムです。チャリン♪チャリン♪

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タンクマウントラバーがなくなっていましたので、取り付けておきました。

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定番のシートロックのキャップも、勝手に取り付けております。

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写真を撮り忘れましたが、ETCのアンテナを移設する際に、ゴチャゴチャしていた配線もキレイにまとめておきました。(もう少しなんとかできそうでしたが、今後の課題ということで。)

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それと、作業前に接着しておいたミラーも、ガッチガチにくっ付いたみたいです。ちょっと接着剤の跡が残ってしまいましたが・・・お許しを!

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ハイ、できましたー。

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ということで、この度はカウルのブーツの交換とヘッドライトのLED化のご依頼、有り難うございましたッ!また、当初の予定にないステムベアリングまで交換させていただき、ちょっと金額が大きくなってしまいなんだか申し訳ありませんでした。その分、ビシッと交換&調整していますので、じゃんじゃんツーリングにお出掛けいただければと思います。今までお乗りだった車輌に比べかなり重量は軽くなっていますから、くねくねした道を走られても、きっと楽しいですよ!また何かありましたらお気軽にご相談くださいッ!

 

カウルのブーツの交換や、ヘッドライトのLED化、不意のステムベアリングの交換等、諸々承っております。ご相談くださいッ!

 

オマケ

お伝えした通り、バッテリー自体も弱っていますが、発電系もかなりアヤシイ状態です。ご存知と思いますが、通常、バッテリーの電圧はエンヂン始動前で12.5Vから12.7Vくらいになります。セルモーターを回すと10V前後まで一瞬大きく電圧が下がりますが、エンヂン始動後のアイドリング時には12.5V付近(ぼんやりチャーヂランプが点灯するくらい)で安定します。そこから回転数を3,000rpmくらいまで上げて13V後半から14V付近まで電圧が上昇しないと・・・走行時のバッテリーの充電状態は良好とは言えません。ですので、まずはしっかりバッテリーを充電していただき、お早めに発電系の点検&修理を!

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(動画でご覧いただけます。)

R100RS、長期不動からの整備&登録作業。(その6)

6月の終わり頃に「15年くらい放置された不動車を買っちゃったんだけど、整備と車検をお願いできるかな?」と突然ご来店くださったお客様のR100RS、少しずつ作業を進めておりました・・・。

 

エンヂン周りの整備を終えてすっかり気が楽になったモギー、今回はガソリンタンクの洗浄に取り掛かることにしました。

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お客様のほうでも一度、タンクとフューエルコックを点検?されたみたいですが、そのときにコックを左右逆に取り付けてしまったとのことなので、それも修正します。

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タンクの中はなぜか赤茶色の防錆塗料が剥がされて、フューエルコック取り付け部周辺に錆が出ていました。防錆塗料を残しておけば、長期不動(放置)でもガソリンを抜いて保管してさえいれば、こんなことにはならなかったと思うんですが・・・。

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反対側(タンク右側)は奥まで見えませんが、同じような状況でしょう。そんなに乗っていないのに、なんとももったいない・・・。

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で、いつものようにガソリンで共洗いしてみると、こんな錆と中途半端に剥離した防錆塗料の残りが延々と出続けるッ!勘弁してー。

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実際、いつもの3倍、いやもっと繰り返し洗浄しましたが、最後まで細かいゴミが出てきました・・・。おそらく、タンクの底にこびり付いたガム状のモノに付着しているゴミが、洗浄する度にガソリンに溶け出しているんだと思います。とりあえず大きなゴミは取り除けたようですし、そこまでするほど状態の良いタンクでもありませんし、ムキになっても日が暮れるだけですので、このくらいの洗浄でお許しください。

続いて、フューエルコックも分解してO/Hします。

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ハイ、できました。ガスケットを兼ねるストレーナーは新品に交換です。

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正しい向きでビシッと取り付ければ・・・おっし、ガソリンの滲みもなし!(このときだけ)

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あ、お客様のご希望でプラグコードもEME製のモノに交換させていただきました。

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さて、エンヂンは掛かるかしら?

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~一時間後~

この期に及んでなんかアレコレ(詳細は割愛)あったけど、ようやくまともにエンヂン始動ッ!アイドリングも安定しているッ!キャブレターの同調も決まったッ!

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でも、今日はもう・・・ダメ・・・(作業で)お腹・・・いっぱい・・・ガクッ。

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そうそう、すっかり忘れていましたが、いつのまにかシフトペダルも取り付けて、ペダルのゴムも交換していました。(記憶障害)

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という感じで、けっこう時間掛かったのに、ようやくエンヂンを始動できただけという・・・。

 

(続く)

 

不動車のガソリンタンクの洗浄やフューエルコックのO/H、プラグコードの交換等承っております。ご相談くださいッ!

R100RS、長期不動からの整備&登録作業。(その5)

6月の終わり頃に「15年くらい放置された不動車を買っちゃったんだけど、整備と車検をお願いできるかな?」と突然ご来店くださったお客様のR100RS、少しずつ作業を進めておりました・・・。

 

前回、リア周りの作業を終えてだいぶ気が楽になってきたモギー、いよいよエンヂン周りの整備に取り掛かることにしました。

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それにしても、見れば見るほど

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ヤル気が失せる・・・じゃなくて、錆と汚れがすんごいコトになっているッ!のを思い知らされます。(二度目)

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やるしかないッ!ような気がしないでもないッ!

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オ~ゥ、こんなトコロまで白い粉が・・・!

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プッシュロッドチューブは上側からもオイルが滲んでいたみたいですね。

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イグニッショントリガーのトコロもオイルが滲んでいましたので、O-リングを交換しておきます。

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さて、頑張るぞー!

wait

 

~数時間後~

ハイ、キレイになりました。

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お次はコチラ。

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ファイトー!オー!

wait

 

~数時間後~

ハイ、ピカピカになりました。

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と、簡単そうに書いていますが、ウルトラ大変だっつーの!!

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ハッ!イカン、イカン。無の心を忘れておりました。無の心、無の心・・・

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エンヂンの清掃も終わりましたので、フランヂナットをブラスト済みのモノに交換し、ピカピカになったイグゾウストパイプを取り付けます。白い粉を吹いていたネジ山も、錆を落とせば状態はとっても良好でした。グッド!

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キャブレター周りを元に戻すついでに、カチカチになったインシュレーターも交換しています。

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そして、細々した作業を一気に片付ければ・・・オラオラオラオラオラオラー!

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って、すっかり無の心を放棄しちゃいましたが、できました。ウォー!でも、まだキレイになっただけー!ウゥォォー!

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~翌日~

エンヂンもキレイになりましたので、いよいよヴァルヴクリアランスを点検&調整することにしました。汚れたままヘッドカヴァーを開けるのは、ちょっと気が引けますからね。

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ウッ!またこんなトコロにヘンなガスケットがッ!んもう、なんなの!

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でも、状態はまったく悪くありませんでした。ロッカーアームのベアリングやスリッパーの当たり面も問題ありませんでしたし、ヴァルヴのステムエンドもどれも良好でした。もちろん、ヴァルヴクリアランスもビシィっと調整しています。

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で、ヘッドカヴァーを塗装するので仮のカヴァーを取り付けまして、ひとまずエンヂン周りの作業は終~了~。つか、液体ガスケットなんて使わなくても漏れないじゃん・・・。

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それにしても、エンヂン周りの作業をしていて思いましたが、コチラの車輌、やっぱり17,000kmは実走行みたいです。何しろ、フライホウィールに印字された「OT」や「S」マークがこんなにキレイに読めますから。こりゃ、意外と期待できるかも・・・?

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という感じで、またまたかなーり頑張ったのに、まだエンヂンの始動もできていないという・・・。

 

(続く)

 

不動車のエンヂン周りの整備や、汚れと錆の酷いエキゾウストシステムのお手入れも(渋々)承っております。ご相談くださいッ!

R80、タイア交換とドライヴシャフトのブーツ交換・・・からの、イグニッショントリガーの修理。(その2)

タイア交換とドライヴシャフトのブーツ交換でご来店になったお客様のR80、納車直前に点火時期の不具合に気が付きまして、とりあえず故障診断用に確保しておいたイグニッショントリガーに交換して納車させていただきましたが、果たして・・・

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そもそも、イグニッショントリガーを疑ったのはこの点火時期を見たからなんですが、具体的にはアイドリング時に「S」マークが見えておらず、しかもエンヂンの回転数を3,000rpmまで上昇させるとわずかに進角して「Z」マークが現れるという謎の仕様?になっていました。(独りで動画撮影している都合、回転上昇に伴う「Z」マークは撮影できていません。)

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(動画でご覧いただけます。)

てことで、その場で交換して取り外したイグニッショントリガーを分解します。おそらく、あの進角の様子を見るに原因はガヴァナーにあると思うんですが・・・?

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分解するつもりで逆に壊しちゃったら大変なコトになりますので、慎重に作業を進めます。
注意!イグニッショントリガーは非分解指定の部品です。構造を理解できていない場合、安易に分解しないでください。

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ビンゴ!ですね。予想通り、ガヴァナーの片側の動きが渋くなっていました。これじゃ、スムースに「S」から「Z」まで進角できないわけです。

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(動画でご覧いただけます。)

不良箇所が確認できましたので、ガヴァナーの動きが良くなるようにチョコチョコしまして・・・

wait

ハイ、できました。両方ともクイックイッと軽~く動くようになっているッ!のが分かると思います。ヤッタネ!

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(動画でご覧いただけます。)

ちなみに、コレがセンサー側の部品になります。非分解指定のため純正部品の設定はありませんが、EMEで代替品を取り扱っているようですので、センサーが故障してもなんとかなりそうです。

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コチラはガヴァナースプリング。取り外すのも、取り付けるのも、ちょっと大変な部品です。このスプリングも純正部品の設定はなく、moto-binsで代替品の取り扱いがありますが・・・なんかイマイチな気がするので、モギーは使用するのを躊躇しています。

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さ、あとは元通りにするだけです。丁寧&慎重に組み立てまして

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ガヴァナースプリングがしっかりと引っ掛かっていることを確認すれば

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できました。外観もピカピカにしておきましたので、これで直ると良いのですが・・・。(祈り)

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余談になりますが、以前にもブログで触れたように、廃番と思われていたイグニッショントリガーも供給されるようになるみたいです。ただ、価格が10万円越えとのことなので、修理できるのであればそのほうがお財布に優しいッ!と思います。もしお困りの方がおられましたらご相談ください。他に、コネクターによるトラブルも紹介していますので、ご参考に。

 

~一週間後~

お客様に修理できたことをお伝えしたところ、またもやソッコーでご来店くださいましたので、こちらもソッコーで取り付けさせていただきました。ちょっとキャブレターの調整でもたつきましたが、点火時期もビシッと決まるようになりましたので、バッチリなんじゃあないでしょうかッ!バンザイ!

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ということで、この度はタイア交換とドライヴシャフトのブーツ交換、そしてイグニッショントリガーの修理と、アレやコレや作業させていただき、有り難うございましたッ!試乗した際になんとなく感じたエンヂンの盛り上がりに欠ける印象も、今考えれば点火時期の不具合が原因だったのかもしれません。これで、本来のエンヂンの吹け上がり方に戻ったと思いますので、また奥様とのタンデム・ツーリングにジャンジャンお出掛けください。また何か気になることがありましたら、お気軽にご連絡を!楽しいご報告をお待ちしておりますッ!

 

修理可能な場合だけになりますが、イグニッショントリガーの点検&修理も承っております。ご相談くださいッ!

R80、タイア交換とドライヴシャフトのブーツ交換・・・からの、イグニッショントリガーの修理。

ちょっと前にオイル交換にお越しくださったR80にお乗りのお客様、注文していたタイアが入荷しましたのでソッコーでご連絡したところ、ソッコーでご来店にッ!有り難いことですッ!あ、ソーレ!仕事だワッショイ!仕事だワッショイ!

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などとハシャいでる余裕はありませんので、さっさと作業に取り掛かります。前回の作業時にご指摘させていただいたドライヴシャフトブーツ、今度こそ交換させていただきますぞー!(チャリーン♪)

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まずは、リアホウィールを外しまして・・・ウッ!すんごいブレーキダスト!

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こりゃ、ブレーキ周りも整備したほうが良いですね。ついでに、ブレーキロッドもステインレス製のモノに交換しちゃいます。以前にご相談があったので試しにmoto-binsから取り寄せといたんですが、在庫しておいて良かったわぁ~。(ニヤリ)

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しっかりきれいにして、たっぷり(適量)グリスアップしておきました。

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で、ドライヴシャフトを外して

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ブーツをビシッと交換して(けっこう大変です・・・)

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リアブレーキもビシッと組み付けます。

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あ、ブレーキペダルのトコロのキャップがなかったので、取り付けておきました。

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そして、ようやくリアタイアの交換です。ホウィールをキレイにしまして

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こちらもビシッと交換しました。フゥ~、夏のタイア交換は体に堪えますねー。

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なので、休憩がてら交換したブーツをちょっと見てみます。

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細かいひび割れがたくさんあり、一部は裏側まで裂けていました。

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交換して間もないオイルも50mlくらい減っており、やっぱりブーツから漏れていたみたいですね。また、前回ほどではないんですがオイルも汚れていました。うーん、作業中に確認した感じ、ドライヴシャフト側にそんなに目立った汚れはなかったんですが・・・?もう少し様子見とさせてください。

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ちなみに、前回交換したときのオイルはこんな感じ(写真右)でした。

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それと、ついでというにはヘヴィな作業でしたが、漏れたオイルで汚れたコレクターボックスも

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そこそこピカピカにしておきました。フフフ。

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ハイ、できました。

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続いて、フロント周りです。

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リア同様、ビシッとタイア交換しまして

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追加でご希望のステムベアリングの締め付け具合もキュッと調整しています。

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余談ですが、こちらの車輌のブレーキキャリパーはピストン径の大きくなったモノが付いてまして、ディスクはR100GSやR100Rなんかと同じなんですが

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ホウィールを外すときにブレーキパッドの引っ掛かりがちょっと気になってディスクの厚みを点検したところ、磨耗限度を少し下回っておりました。ディスクの裏に「MIN. – 0.18″(インチ)」とありますので、4.57mmくらいが限度(新品時:5mm)になります。できれば、次のブレーキ周りの整備のタイミングで中古良品に交換するのが良いと思います。純正新品の価格は¥51,000(税抜)とのことですから・・・。

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てことで、できました。

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あ、お伝えしていたシートも、ヒンヂの取り付け位置を調整したら開けたままの状態を維持できるようになりました。これで少しは便利になるんじゃないでしょうか。イエス!

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と、あとは軽く試乗して納車するだけのハズだったのに、ちょっと気になって点火時期を点検したところ・・・進角がオカシイことを発見ッ!「S」マークが全然見えないッ!イヤー!

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(動画でご覧いただけます。)

とりあえず、故障診断用に確保しておいたイグニッショントリガーに交換して納車させていただいたんですが・・・

 

(続く)

 

タイア交換や、ドライヴシャフトのブーツ交換、リアブレーキ周りの整備等、諸々承っております。ご相談くださいッ!

R100RS、フロントフォークのO/Hとフォークブーツの取り付けと。

以前にアレコレ作業させていただいたR100RSにお乗りのお客様、今回は「フロントフォークからオイルが滲むんですけどー!」とのことで、フロントフォークのO/Hとフォークブーツの取り付けにご来店くださいました。オ~ゥ、またしても作業のご依頼とはッ!有り難いことですッ!

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実はコチラの作業、まだ強烈な暑さのあった8月に行ったものでして、お客様からこんな差し入れもいただいてました。いやー、8月は本当に暑かったですよね~。あっという間にゴクゴク&ペロペロしちゃいました。オホホ。

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と、水分補給もバッチリになったところでフロントフォークのO/Hに取り掛かります。写真を撮る前に拭いてしまったのでアレですが、お客様がおっしゃっていた通り、オイルシールからじんわりとオイルが滲んでおりました。

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で、フォークオイルを抜きまして、さっさと分解しようと思ったんですが

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例によってダンパーロッドを固定するボルトがナメているッ!またかッ!

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しかも、今回はスタビライザーを固定するボルトまでッ!なんというッ!

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見れば、固着していた1本以外はしっかりとネジ山にグリスが塗られていますので、前に作業した人がココだけボルトを緩めるのを諦めたみたいです。完全にババを引かされたー!

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おかげで、スタビライザーを固定する穴にちょっとダメーヂを与えてしまいました・・・。トホホ。状態の良い中古品を探しておきますので、お許しください。

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といった感じで、いつもの3倍くらい苦労してようやく分解できました。

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内部の部品の状態は悪くありませんでした。インナーチューブにちょっと磨耗と縦スジがありましたが、こちらも問題になるほどでもなさそうなので再使用しています。

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てことで、ジャブジャブと洗浄してキレイにし、元通りに組み上げます。

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ときどき見ますが、アウターチューブの穴にごく薄いガスケットが中途半端に残っていることがあります。たいていの場合、ボルトを外したときにボルトにくっ付いてキレイに剥がれるんですが、こんな風に残っているといらぬトラブルの原因になりますので、しっかり取り除いておきました。老眼のモギーには、ちょっとしんどいですが。アハハ。

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ハイ、できました。

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ヘッドライトステイの中にあるので気にするほどでもありませんが、インナーチューブの上部に傷がありましたので、一応ご報告を。

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また、フォークブーツの回り止め&空気穴となるピンが

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片側が切断されていましたので、交換しています。

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ホイ、できました。イイんじゃあないでしょうかッ!

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ついでに、ちょっと強引に取り付けられていたメーターステイも交換させていただきました。

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バッチリです。

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そして、追加でご依頼のヴァルヴクリアランスの調整もビシッと行い

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またまた追加でご希望のフューエルコックのインヂケーターをmoto-bins取り扱いの新品に交換すれば、作業終~了~。

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ということで、この度はフロントフォークのO/Hとフォークブーツの取り付けのご依頼、有り難うございましたッ!これでまた、お客様好みのスタイルになりましたね~。なかなか忙しくて遠出は難しいとは思いますが、そろそろバイクに乗るのが楽しい季節になってまいりましたので、ジャンジャン走っちゃってください!すぐに整備や修理が必要になるような状態ではなさそうですが、また何かありましたらお気軽にご相談をッ!

 

フロントフォークのO/Hやフォークブーツの取り付け、メーターステイの交換にヴァルヴクリアランスの点検&調整等、諸々承っております。ご相談くださいッ!

 

オマケ

後日交換させていただいたマスターシリンダーでしたが、やはり状態は良くありませんでした。シリンダー径もΦ13でしたので、交換して正解だったと思います。

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R100RS、長期不動からの整備&登録作業。(その4)

6月の終わり頃に「15年くらい放置された不動車を買っちゃったんだけど、整備と車検をお願いできるかな?」と突然ご来店くださったお客様のR100RS、少しずつ作業を進めておりました・・・。

 

前回の作業でオイル交換を済ませ少し前向きになったモギー、いよいよ本格的な整備に取り掛かることにしました。

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それにしても、見れば見るほど

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ヤル気が失せる・・・じゃなくて、錆と汚れがすんごいコトになっているッ!のを思い知らされます。

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ホウィールを外せば・・・!

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こんなトコまで白い粉が・・・!

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オ~ゥ、ノ~ゥ。こりゃ、薄目で作業しないと、どんどんヤル気が失せそう・・・じゃなくて、目にゴミが入ってイテテってなことになりかねませんなぁ。(コンタクトレンズ派)

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ドライヴシャフトブーツ、スピードメーターケーブルのダストカヴァーはひび割れて

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バッテリーケーブルを固定するボルトは、なぜか非貫通のボルトに交換されているッ!

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・・・。

wait

 

~一時間後~

何度も深~く深呼吸を繰り返し、だいぶ落ち着いてまいりましたので、薄目をしっかり?開けて黙々と作業に励みたいと思います。今のモギーに必要なのは、やはり無の心なのです。

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手が入るところはすべてキレイにします。

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取り外したブレーキやシフトペダル、クラッチリリースアームにバッテリーホルダーもキレイにします。

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錆や汚れだけでなく、古くなったグリスも丁寧に落としております。

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よろしいのではないかと存じます。

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ダメになった部品も交換させていただきました。

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いかがでしょう。よく利くブレーキになるのではないかと。

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ファイナルドライヴもご覧の通りでございます。

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もちろん、ドライヴシャフトのブーツなども新品に交換しております。

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タイアもご希望のレーザーテックに交換し

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リアサスペンションも、お客様がお持ち込みになられた

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プログレッシヴ製のモノに交換しています。

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お伝えした通り、サスペンションボディがファイナルドライヴに干渉するため、やや大きく削っておりますこと、ご了承ください。

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また、バッテリーホルダーのプレートとロッドがありませんでしたので、状態はあまりよくありませんが中古品を取り付けさせていただきました。

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できましてございます。

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と、落ち着いた雰囲気でご報告させていただきましたが、通常の整備に加え、清掃と磨きがいちいち発生する分、けっこう大変でした・・・。写真で伝わるか分かりませんが、手の入るトコロは片っ端から汚れを落とし、磨けるモノは磨いてありますので、かなり良い状態に戻ったのではないかと思います。もちろん、ドラムの磨耗やブレーキシューの厚みなども点検し、良好な状態であることを確認していますので、ご安心ください。引き続き、無の心で頑張ってまいります。

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という感じで、かなーり頑張ったのに、まだ車体の後側しか終わっていないという・・・。

 

(続く)

 

不動車のリア周りの整備や、お持ち込みのサスペンションの取り付けも承っております。ご相談くださいッ!

R100RS、長期不動からの整備&登録作業。(その3)

6月の終わり頃に「15年くらい放置された不動車を買っちゃったんだけど、整備と車検をお願いできるかな?」と突然ご来店くださったお客様のR100RS、少しずつ作業を進めておりました・・・。

 

7月の下旬だったと思いますが、アレからしばらくしてようやく作業スペースも確保できましたので、いよいよ車輌を軽トラから降ろしました。

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といっても、フロントブレーキが利かないと一人では軽トラから降ろせませんし、その後の車輌の移動も大変ですので、簡単に?ブレーキディスクを磨き、キャリパーも取り付けています。ブレーキホースも、とりあえず使えるモノでなんとかしました。いちいち手間が掛かる車輌です・・・。

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ちなみに、磨く前はこんなでした。(放心)

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それにしても・・・ゴクリ。

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ヘッドカヴァーから

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シリンダー、クランクケース、トランスミッションまで、ドコも白く錆びて粉を吹いているではないかッ!

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ファイナルドライヴもッ!ギャー!

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フューエルコックを左右逆に取り付けてしまったお客様がおっしゃるには、タンクの中もイマイチとのことッ!イヤー!聞きたくないー!

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そして、なぜかコレクターボックスがストレートパイプに交換されているという。走行距離は17,000kmとまだ少ないんですが、まさか走る気マンマンで放置していたとでもいうのかッ!

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もう何が何やら・・・

wait

 

~一週間後~

他の作業に追われ&なんかモヤモヤして、なかなかヤル気が出ないうちに8月になってしまったッ!ということで、始めないといつまでも終わりませんので、まずは心を落ち着けるためオイル交換から取り掛かることにしました。今のモギーに必要なのは、無の心なのです。

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本当にコレをモギーが整備するのであろうか?(イヤ、しないッ!)

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などと、車輌に目をやると、どうしても反語形で余計なコトを考えてしまいますが

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抜いたオイルの状態は悪くありませんでした。アララ!

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ファイナルドライヴのオイルが多く、ドライヴシャフトのオイルが少なかったことを除けば、ですが。いや、本当に悪くなかったです。水分の混入や汚れもなく、透明感が残っていましたから。

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オイルクーラー取り出し部のネジも問題なく緩み

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オイルフィルターもビシッと交換できました。

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エンヂンオイルのフィラーゲーヂのO-リングが潰れていましたが、こりゃ、意外とすんなり作業が進むかも・・・?

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と、淡い期待を抱きつつ、ちょっと作業している雰囲気が出てまいりましたが、これもまだまだ序章だという・・・。

 

(続く)

 

不動車のオイル交換も承っております。ご相談くださいッ!

R100RS、長期不動からの整備&登録作業。(その2)

6月の終わり頃に「15年くらい放置された不動車を買っちゃったんだけど、整備と車検をお願いできるかな?」と突然ご来店くださったお客様のR100RS、少しずつ作業を進めておりました・・・。

 

アレから少し経った頃、「コレ、使えるかな?」と、またもや急にお客様がフロントフォーク一式をお持ち込みになりました。インナーチューブが錆でダメになっているらしく、ネットオークションで入手したそうなんですが・・・

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いや、すぐに作業に取り掛かれる状況でもないんで・・・その・・・えーと・・・って、なぜまだ現車も見ていないモギーのトコロにフロントフォークまで持ち込むッ!なぜッ!

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~一週間後~

フロントフォークを持ち込まれてから少し経った頃、「バイクを預かってくれてるトコロが移転するんで、早めに引き上げてもらえるかな?」と、またもや急なご連絡がありまして、軽トラで渋々引き上げに行ってまいりました。O/Hしたキャブレターを取り付けてとりあえずエンヂンを始動できましたので、軽トラに積み込むことはできましたが・・・

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作業中の車輌があるため店内に保管スペースもなく、そもそも手を付けられる時間もないため、積んだは良いが降ろすに降ろせないという意味不明な状況にッ!

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そして、この錆び付いたブレーキディスク・・・!モギー\(^o^)/オワタ

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~さらに数日後~

「バイクを預かってくれてたトコロから、パニアケース忘れてるよって連絡があったんだけどー。」と、またもや急にお客様がパニアケースを持ってご来店になりました。いや、まだ全然作業に取り掛かれていないんで・・・その・・・えーと・・・って、なぜまだ車輌も仕上がってないのにパニアケースまで当店に持ち込むッ!なぜッ!

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233 名前:Trader@Live![sage] 投稿日:2016/07/17(日)  17:39:05.39
なんやなんや!

234 名前:Trader@Live![sage] 投稿日:2016/07/17(日)  17:39:08.17
>>129
今日はスシロー行くって決めた(´・ω・`)

235 名前:Trader@Live![sage] 投稿日:2016/07/17(日)  17:39:11.72
なんかきてんね

236 名前:Trader@Live![sage] 投稿日:2016/07/17(日)  17:39:13.43
ドル円ワロス

237 名前:Trader@Live![sage] 投稿日:2016/07/17(日) 17:39:13.82
ドル円どうした

238 名前:モギー[sage] 投稿日:2016/07/17(日) 17:39:15.02
この速さなら言える!使わないパニアケースは外してきてください!

239 名前:Trader@Live![sage] 投稿日:2016/07/17(日) 17:39:15.18
ドル円キター!
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と、某掲示板に本音をポロリしてみましたが(フィクション)、当店はあんまり広くありませんので、ご理解&ご協力いただけると助かります。しかも、この汚れ・・・。新手の嫌がらせでしょうか?

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~さらに数日後~

少し時間が取れましたので、お客様がお持ち込みになったフロントフォークを分解することにしました。確かに、先にフロントフォークを仕上げておけば作業を進めやすくなりますからね。さて、どうかしら?

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摺動部の状態は良好ですが、ストロークする範囲ギリギリのところに幾つか点錆があります。うーん、ビミョーな感じです。

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オイルを抜きまして

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バラバラに分解&確認します。

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ダンパーロッドにちょっと削れたトコロがありましたが、それ以外は良好な感じでした。ダンパーロッドはもう少し状態の良い中古品に交換できますので、これならO/Hすれば十分使えるんじゃないでしょうか。

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てことで、キレイに洗浄してしばらく保管しておきます。どうやら、アウターチューブを塗装することになりそうですので・・・。

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あ、片側のドレインのネジ穴がダメになっていましたので、リコイルで修理しておきました。

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という感じで、空いた時間に少し作業してみましたが、これはまだ序章だという・・・。

 

(続く)

 

不動車の引き上げや、お持ち込みのフロントフォークのO/H、汚れたパニアケースの清掃(迷惑)まで、諸々承っております。ご相談くださいッ!

R100RS、長期不動からの整備&登録作業。

またまたちょっと前のコトになりますが、6月の終わり頃に「15年くらい放置された不動車を買っちゃったんだけど、整備と車検をお願いできるかな?」と突然ご来店くださったお客様のご依頼で、R100RSのアレやコレやと面倒な・・・じゃなくて、てんこ盛りのお仕事をさせていただいておりました。ギャー!不動車の整備ッ!それも、15年モノッ!やりたくねー!からの、有り難いことですッ!でも、やっぱりー!

 

てことで、まずはお持ち込みのキャブレターのO/H作業のご報告から。

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「掛かりにくかったけど、とりあえずエンヂンは始動しました。」とおっしゃっていましたが、このキャブレターで?と疑問を抱かずにはいられない酷い状態でした。15年モノの香りがプンプンします。

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謎の物質がベッタリと付着したフロートを外しても

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ニードルヴァルヴが抜けないッ!ではないかッ!

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ココにも謎の物質・・・。そりゃ、すんなり抜けないわけです。

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果たして、コレがキレイになるのであろうか・・・?

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バタフライの動きも、片側がすんごく渋くなってました。

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(動画でご覧いただけます。)

と、文句を言いながらもバラバラに分解して確認します。

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ジェットニードルの状態があまり良くありませんでした。磨耗と虫食いの跡が分かるでしょうか。

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メインジェットも、片側をナメてしまって外せなかったそうですが

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確かに、かなり手強かったです。

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で、いつもよりしつこくジャブジャブ&ゴシゴシ洗浄しまして

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ピカピカにしています。内部の通路もしっかり通っていることを確認済みです。見えない部分に落とし切れない汚れが残っているかもしれませんが・・・。

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フロートは洗浄してキレイになりましたので、そのまま再使用しています。

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ジェット類もピカピカに磨いて再使用しました。スロージェットの詰まりが酷かったですが、とりあえず大丈夫かなと。

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それと、機能には影響ありませんが、片側のカヴァーを止めるリヴェットがコジられていました。ココを開けても何もないんですが・・・?

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そして、ビシッと組み立てます。油面調整もバッチリです。

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バタフライとスターターの動きも軽~く仕上がっています。

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ダイアフラムはお客様がお持ち込みのモノに交換しておきました。状態の悪かったジェットニードルも新品に交換しています。

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あ、思っていたよりキレイになりましたので、トップカヴァーのネジも交換させていただきました。

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どうですかッ!これなら、エンヂンもすんなり始動できるッ!ような気がするッ!

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続きまして、ブレーキキャリパーのO/Hです。

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こちらも15年モノの香りがプンプンしましたが

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分解してみると

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状態はそんなに悪くなく

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洗浄したらそこそこキレイになりました。

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ピストンもご覧の通り、傷もなく良好です。グッド!

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こちらも、お客様お持ち込みのシールキットで組み上げています。

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パッドは交換したいところでしたが

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「とりあえず、そのままで。」とのことでしたので、錆と汚れを落として再使用しました。厚みは3.5mmくらいありますから、使ってみて問題がなければ良いと思いますが・・・どうかしら?

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パッドピンも錆が酷かったので

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磨いてグリスアップしておきました。今も新品の部品が供給されていますので、気になるようでしたらあらためてご相談ください。

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ハイ、できました。イイんじゃあないでしょうかッ!

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やってやったぞッ!ウウゥリィィィ!

uuurrrryyy

 

という感じで不動車の整備に取り掛かり始めたんですが、このときはまだ現車を見てもおらず、この先に待つ苦労など知る由もない、仕事を貰えて大いにハシャぐモギーなのでありました・・・。

 

(続く)

 

お持込のキャブレターやブレーキキャリパーのO/Hも承っております。ご相談くださいッ!