トゥーヤングなR100RS、カウルの取り外しとセパレートハンドルの取り付けと。

少し前にタイア交換とオルタネーターの交換をさせていただいたトゥーヤングなR100RSにお乗りのお客様、以前から「RSカウルを外したいんですッ!そして、セパハンにッ!」とのご相談を受けておりまして、ちょいちょい部品をお持ち込みくださっていたんですが・・・なかなか、その・・・モギーの時間がアレでして・・・あの・・・などと、いつまでも現実逃避しているわけにもいかず、ドンドコ頑張って作業させていただきました。って、まだ6月のネタやんけー!ギィヤァァァー!さっさとご報告をせねばー!からの、有り難いことですッ!

 

と、その前に、さらに遡ること約一ヶ月になりますが

 

お客様 「出先でクラッチケーブルが切れてしまいました。助けてください。」
モギー 「ハ、ハイー!すぐにー!(なんでー!)」

anago

 

という謎のお電話がありまして、クラッチケーブルを持って出張修理にスッ飛んでもおりました。あまり遠くだと厳しいですが、比較的お近くでのトラブルだったのが幸いでしたね~。定期的なメインテナンスを欠かさなければクラッチケーブルが切れることは滅多にありませんし、これでしばらくは安心だと思いますよー。グッジョブ、モギー!

 

さ、自画自賛の話はこのくらいにしまして、本題へとまいります。まずは、スクリーンが割れていることを除けば状態もまずまずのカウルの取り外しから。

ズババッと外して

ハンドル周りもドンドコ取り外していきます。外すモノが多くて、けっこう大変です。

そしたら、お客様がお持ち込みになったハンドルとヘッドライトステイを

ズババッと仮組みします。セパレートハンドルにすると目立つようになるトップブリッヂも、たまたま在庫していた中古良品と交換しちゃうモギーの優しさがニクイですね。フフフ。(チャリーン♪)

で、汎用のΦ22.2のハンドルだとレヴァーブラケットに入りませんので、ブラケットの穴を拡大します。これがまた、地味に大変・・・。

おっし、できたー。お客様のリクエストでグリップエンドも貫通させています。

スロットルパイプは、元の金属製のモノは削るのが大変でしたので、樹脂製のモノに交換させていただきました。それでも多少は拡大しなければならず、手間は掛かりますが・・・。

おっし、こっちもできたー。

本当はヘッドライトも交換したいそうなんですが、2本サスの場合、ライトケースの中にハーネスが集中しているため非常に(モギーが)大変なことになりますので、今回は小細工してそのまま使用することとさせていただきました。いや、ほんと大変なんです!だって、アレとかコレとか・・・その・・・とにかく大変なんですー!イィヤァァー!

ちなみに、R100RSのヘッドライトステイ兼カウルステイはフレームマウントになっていますので、外したあとのネジ穴はちゃんとブラインドプラグで塞いでおきました。フフフ。(チャリン♪)

そうしましたら、アレやコレや元に戻しまして

ついでに、ステアリングダンパーのノブを固定するネジも正しいモノに交換しまして

メーターも取り付ければ

ウホッ!イイ感じィィィー!

あとは、またまたお客様がお持ち込みになられたウィンカーとOutLoud motorcycle製のウィンカーステイを取り付けるゥゥゥ!

だけなのに、ウィンカー側のステイがなぜ折れるゥゥゥ!まだ本締めもしていないのにィィィ!この、粗悪品めェェェ!

ま、とりあえずなんとかなりましたが。フゥ、焦るぜ~。

そうそう、イグニッションスウィッチもあらかじめ用意していたステイを使って移設しています。お客様が取り付けを希望された電圧計も、純正のままだと設置場所がどうにもアレでしたので、ドラマチックなR80にお乗りのお客様に教えていただいた防水タイプのデジタル電圧計を利用することにしました。このサイズなら場所も取らず、イグニッションスウィッチとまとめられますから。って、電圧計の手配→採寸→形状の検討→図面作成→加工屋さんへ依頼と、こんなステイでもけっこうな手間を掛けて用意したんですが

当初考えていたのとはちょっと違ってしまいました。ズコー。つか、こういうのは現物を見て考えるものなんですが、先に用意するとなると・・・その・・・形状とか・・・あの・・・位置決めとか・・・、うわーん!(泣き言)

でも、イイんじゃあないでしょうかッ!たぶんッ!

おっし、さっさとエンヂンオイルも交換しよう。

抜いたオイルの汚れ具合、減り具合も特に問題なさそうですね。グッド!

ハイ、できました。

 

ということで、この度はカウルの取り外し&セパレートハンドル化のご依頼、有り難うございましたッ!すでにお喜びの声もいただいておりますのでアレコレ申しませんが、また何かありましたらお気軽にご相談ください。って、とっくに次の作業もご依頼くださってましたね。アハハ!じゃなくて、そっちもさっさとご報告せねばー!もうしばらくお待ちをー!

 

RSカウルの取り外しや、セパレートハンドル化、ついでのエンヂンオイルの交換等、諸々承っております。ご相談くださいッ!

R100RS、クラッチ板の点検&交換とアレやコレや。

昨年、フロントフォークのO/Hをご依頼くださった「アレコレしてたら、バラバラになっちゃいまして・・・」というR100RSにお乗りのお客様、その後、どうにか元通りに組み上がったとのご報告もありまして、ETCの取り付けやキャブレターの同調調整なんかもやらせていただいてたんですが、少し前から「なんか最近、クラッチが滑ってきてるような気が・・・」などと意味不明なコトを・・・ハッ!違う、違う!これは大きなビジネスの話じゃあないかッ!イエス!ビーッグ・ビジネースッ!アーンド、アリガターイ コト デースッ!

 

さ、それではさっそく作業に取り掛かりますか。

と、その前に、まずは試乗してみよう!オー!

wait

 

~試乗後~

確かにクラッチが滑りまくっているッ!ような気がしないでもありませんでしたが、クラッチレヴァーの手応えにも違和感がありまくりッ!のような気がしましたので、ソッコーで店に戻って点検することにしました。

ギャー!ケーブルがすんごい曲がっとるー!

RT用のケーブルだったみたいですねー。RS用とは長さが全然違うのが分かると思います。

なので、容赦なくケーブルを交換ッ!取り回しもストレスのないようにッ!

つか、交換しただけでこんだけ遊びができました。ズコー。

それと、ハンドルの角度にも違和感がありましたので、少し下げる方向で調整しています。

ハンドルも右に寄っていましたので

ついでに修正しておきました。ハンドルにもよりますが、ポンチマークがある場合は左右のクランプの内側に見えるのが正解です。

おっし、もう一回試乗してみよう!オー!

wait_wait

 

~再試乗後~

やっぱりクラッチが滑りまくっているッ!ようですので、またまたソッコーで店に戻って点検することにしました。ま、そうなっちゃいますよねー。トホホ。

インプットシャフトの回転がちょっと重い感じがしましたが、今回はトランスミッションはノー・タッチでまいります。

が、クラッチリリースアームのスプリングとダストカヴァーがアレなことになっていましたので、こちらは交換させていただきました。つか、このスプリングってステアリングダンパーのトコロのモノですよね・・・?

フライホウィール奥からのオイル漏れは今のところありませんので、こちらも今回はノー・タッチでまいります。

さて、それじゃあクラッチ板を外しまして・・・って、ボルトに折れた工具が残っていて、まったく緩められないじゃあないかッ!お客様から事前に聞いてはいたけれどもッ!

どうしよ・・・。

kanben

 

~小一時間後~

アレコレやって、なんとか残った工具の先端を

取り除くことができました。ホッ。

ボルトも無事に緩められましたが、正直、あんまりやりたくないー!ヒヤヒヤ、ドキドキして、なんか胃がキュッと・・・イテテ・・・。

と、予定より時間が掛かってしまいましたので、ここからはズババッとまいります。

ズババッとキレイにして

ズババッと点検して

ズババッと新品のクラッチ板に交換します。

あ、外したクラッチ板の厚みを確認したところ、3.5mmしかありませんでした。ズコー。

ちなみに、新品の厚みは6mmで、マニュアルでは使用限度が4.5mmとなっていますので、多少の余裕はあったとしても3.5mmだとキビシイと思います。むしろ、この厚みまでよく持ったんじゃないかと・・・!

で、ズババッとクラッチ周りを元に戻しまして

オイル滲みが気になったブラインドプラグもキレイにして増し締めしたら

トランスミッションもズババッと取り付けて

クラッチの動作を確認します。どうかなー?

wait

ん?クラッチの手応えが・・・全然・・・なーい!どゆことー!

honto_kanben

ブホッ!マジかよ・・・。

ベアリングとスラストワッシャーの順序が逆になってました。ズコー。

正しくは、こうです。3.5mmのクラッチ板を見て油断しちゃいましたが、こんなトコロにも問題があったんですね・・・って、フツー疑わないっつの・・・。トホホ。

写真は撮り忘れましたが、ベアリングとスラストワッシャーだけじゃなく、ピストンのオイルシールも交換しています。つか、プッシュロッドを抜くにはですね・・・その・・・スウィングアームを外さないとですね・・・あの・・・、うわーん!(二度手間)

からの、ビシッっとできました。ドライヴシャフトブーツも新品に交換し、スウィングアームのピヴォット部も抜かりなしッ!です。

そうそう、お伝えしたブローバイホースの取り付け部ですが、こんな感じでオイルが滲んでいました。ココのガスケットはセルモーターを外さないと交換できませんので、別の機会でも良いと思います。セルモーターをBOSCHからValeoに変更するついでに、とか。(さりげない営業)

あとは、かなりくたびれたエアフィルターを交換して

開閉する度に脱落しそうになるシートのヒンジに

クリップを取り付ければ(チャリン♪)

ハイ、できました。

 

ということで、この度はクラッチ周りの点検のご依頼、有り難うございましたッ!予想より手間の掛かる作業になりましたが、無事にクラッチの滑りもなくなりましたので、これでまた安心して走りをお楽しみいただけるんじゃないかと思います。クラッチ板の減り具合を考えればそこそこ走行距離の多い車輌で間違いなさそうですが、試乗した感じエンヂンの調子は悪くありませんでしたし、フツーに走る、曲がる、止まることができていましたから。じゃんじゃん走って、ちょいちょい整備で、まだまだイケちゃいますよー♪また何かお手伝いできることがありましたら、お気軽にご相談を!

 

クラッチ周りの点検&整備&修理も、承っております。ご相談くださいッ!

 

アポーなR100RS、エアクリーナーハウジングの交換とアレやコレや。(その2)

「エアクリーナーをッ!旧型にッ!したいんですッ!」とのことでご来店くださったアポーなR100RS、引き続き作業を進めてまいります。

 

まずは、昨日の作業ですっトボけた・・・じゃなくて、後回しにしていましたバッテリーを

それっぽく固定します。せっかく製作されたケースですが、このバッテリーとケーブルの位置に合わせて作り直していただければと・・・つか、なぜ先にこうしなかったのだッ!物事には順序があるとッ!あれほどッ!お伝えしたような・・・しなかったような・・・?どうだったかしら?オホホ。

そうしましたら、お次は電装系の点検です。とっても上手くまとめられているんですが、純正の配線に慣れてしまったモギーには、逆に分かりにくい仕様となっております。ノォー!フューズが4本に増えとるしー!どうなってんのー!

なんでも、この管フューズがよく飛んじゃうそうなんですが・・・。

あーでもないし、こーでもないし・・・えーと・・・ん?コイツか?

wait

どうやら、フロントブレーキスウィッチのハーネスが断線?ショート?しかけていたのが原因だったみたいです。ビシッと作り直しておきましたので、これでもう大丈夫かとッ!たぶんッ!つか、誰かが手を加えたハーネスって、ほんと手強いです・・・。モギーがハーネスを加工するときは、なるべく純正風に仕上げるようにしていますけど、誰かが見たらきっと同じコトを思うんでしょうねー。アハハ。

続いて、「最近、エンヂンの吹け上がりが悪くって、全然パワーが出てない感じなんス!」という謎の症状を訴えていらっしゃいましたので、その点検と修理に取り掛かります。確かに、試乗した感じ、お客様がおっしゃる通りのパワーのなさでしたが・・・、なんでだろう?

hatena

点火系を疑ってみましたが、左側のスパークプラグがやけに白かったものの

とりあえずイグニッションコイルにも問題はなさそうで、火花はバチバチッとしっかり飛んでました。アララ。

点火系じゃないとすると、キャブレターかし・・・ん?アレレ?

なにこれー!ダメなやつやんけー!

ジェットニードルを保持する部分が落ちてるとは思いませんでしたが、正常だった右側に合わせてビシッと修正しましたので、これでもう大丈夫?かなと。つか、ちょっとコツコツ叩いたくらいじゃびくともしなっかたので、どうしてココが落ちたのか不思議なくらいです。今までそれなりの数のキャブレターを見てきましたけど・・・、こんなの初めてー!キャー!(得した気分)

ついでに、各ジェットも点検しています。ニードルジェットが#2.66だったり

スロージェットが#50だったりしましたので、資料を基に標準のセッティングに近付けておきました。

さ、どうかなー?

オホ!バッチグー!なんじゃないかしら!

あとは、使用していないというステアリングダンパーを取り外して

汎用のグロメットでステムナットの穴を塞いだり

一見、ピカーッと点いているニュートラルランプが

実は内部で断線しているので交換して

赤くなっちゃいましたが

なんとか無事に、作業終~了~。

 

ということで、この度は旧型のエアクリーナーハウジングへの交換とアレやコレやの作業のご依頼、有り難うございましたッ!結局、キャブレターについては左側のピストンヴァルヴを交換することになってしまいましたが、現在はフツーに走れるようになっているとのことですので、もう大丈夫かなと思います。赤くなってしまったニュートラルランプについても、オイルプレッシャーランプを追加する際に緑色に戻しますので、次回の作業までもうしばらくお待ちください。あ、アレもご用意しておきます!

 

電装系のトラブルや、点火系とキャブレターの点検&修理等、諸々承っております。ご相談くださいッ!

アポーなR100RS、エアクリーナーハウジングの交換とアレやコレや。

昨年の10月ごろにエンヂンの始動が困難とのことでご来店くださったアポーなR100RSにお乗りのお客様、アレから元気に走り回っていらしたようなのですが、今回は「エアクリーナーをッ!旧型にッ!したいんですッ!」とのことでご来店にッ!まだやるかッ!からの、有り難いことですッ!つか、これで5月分のブログが終わるゥゥゥ!ウゥゥレェスィィィー!

 

ウヒ!相変わらずのアポー感ですなぁ。ククク。

よーし、さっさと取り掛かるとしよう!オー!てことで、まずはバッテリーケースを兼ねた、このワイルドなエアクリーナー?ハウジングを産業廃棄物へ・・・じゃなくて、ズババッと取り外します。

そして、お客様がご用意&お持ち込みになったバッテリーケースを取り付けます。うーん、しっかりした作りですね。いつかモギーも、こういう工作ができるようになりたいものですなぁ。

どれどれ・・・

wait

って、思いっ切りイグニッションスウィッチに干渉しているじゃあないかッ!

ドッギャァーン!

ドッギャァーン

付かないモノを付けようとしても時間がもったいないですので、さっさと前に進みましょう。

が、お客様がご用意していたエアクリーナーハウジングには穴がなィィィ!セルモーターの上のカヴァーも忘れてるゥゥゥ!ので、モギーの使用予定のある在庫部品を渋々・・・じゃなくて、ドーンとブッ込むことにします。ドーン!ドーン!(やけくそ)

前回の作業では見送ったブローバイホースも交換しちゃいます。

あ、前回は見られなかったオイル滲みが発生していましたので

ホースの取り付け部のガスケットも交換しておきました。

で、アレやコレや取り付ければ

ハイ、できました。

そうそう、移設されていたスターター(チョーク)レヴァーもちゃんと取り外して

ご希望通り、当店オリヂナルのスターターノブに変更しておきました。見た目もスッキリして、使いやすくなったッ!んじゃあないかとッ!

続きまして、オイル交換へとまいります。

グッ、コイツは・・・

なんか、つけ麺のタレみたーい♪キャハ!

と言いたくなるような色でしたが、とりあえず次のオイル交換まで様子見とさせてください。ドレインボルトにはそれほど金属粉も付着していませんでしたし、ま、たぶん大丈夫でしょう。たぶん。

トランスミッションのオイルが乳化していたのは、定番のスピードメーターケーブルのダストカヴァーが原因だと思いますので、こちらは交換しておきます。ついでに、汚れていたドライヴシャフトブーツもキレイに

するんじゃなかったー!ひび割れがハッキリ確認できちゃうー!ま、ココは今回はイイっすね。ご予算の上限にグイグイ迫っていますし。オホホ。

その分、オイル漏れしているシフトアームのオイルシールや

謎のスウィッチに変更されていたオイルプレッシャースウィッチは交換させていただきました。この謎のスウィッチ、壊れていて確認できませんでしたが、おそらく動作が逆だと思うんですよね。何かのブレーキスウィッチなんじゃないかと・・・?

けっこうドキドキしましたが、アダプターのネジ径とピッチはオイルプレッシャースウィッチと同じでしたので、問題なく交換できました。ホッ。

ついでに、オイルフィラーキャップのO-リングも交換して

エンヂンとトランスミッションのオイル汚れもキレイにしておきましたので、今後、オイル滲みの場所を特定しやすくなったんじゃあないかッ!と思います。

どうよ!

どうなの!

どうなのよー!

おっと、もうこんな時間!妻が待つおウチに帰らなくっちゃ!

time

 

(続く)

 

お持ち込みの旧型エアクリーナーハウジングへの交換や、オイル交換のついでにアレやコレやの作業等、諸々承っております。ご相談くださいッ!

R100R Mystic、始動不能の点検からの車検とアレやコレや。

「セルモーターが壊れているのか、エンヂンの始動が・・・?」とご相談のあったR100Rにお乗りのお客様、それから間もなくして「車検も近いので、一緒にお願いしても・・・?」とのことでご来店くださったのは・・・そう、5月の下旬のことでございます。って、まーだ5月分のブログかー!ウゥオォォー!さっさとご報告をせねばー!アーンド、有り難いことですッ!

 

「ん?エンヂンが始動できないのにどうやって?」とお思いの読者の方もおられるかもしれませんが、そこは厚い、そして熱いサポートが自慢のモギーモータース・・・じゃなくて、お客様がロードサーヴィスをご利用になられたんでした。そうでした、そうでした。オホホー!

などとフザけてる場合じゃないので、さっそくエンヂンを始動できない原因を探ります。まずはバッテリーの接続を点検し、ついでに充電してみよう。オー!

 

~数時間後~

フツーにエンヂンが掛かっちゃったっつーの!特に問題なさそうだっつーの!!

dattsuno

はーい、みんな聞いてくださーい。何もできなかったモギー先生から、一言ありまーす。

 

「バッテリーの接続は確実に!長く乗らないときは充電も忘れずに!」

 

以上でーす。

doushiroto

 

てことで、無事にエンヂンも始動できちゃいましたので、ヘッドライト等の保安部品や

車体周りの点検をしまして、車検の準備をササッと進めます。あ、フロントフォークのダストシールにひび割れがありましたが、お客様の年間の走行距離を考えると、すぐに交換しなくても大丈夫な気もします。もう少し様子を見てみてください。

 

~翌日~

書類も用意できまして、ソッコーで車検に行ってまいりました。結果は、一発オッケー!のバッチコーイ!でした。(意味不明)

なんだかノッてきましたので、ご依頼のオイル交換に取り掛かります。

前回の車検から数百キロしか走られていないとのことでしたが、トランスミッションとファイナルドライヴのオイルの汚れ具合を見れば納得ですね。エンヂンオイルは交換直後からすぐに汚れるもんなのでアレですが

見てください、ファイナルドライヴのオイルのこの透明感!熱的な負荷が少ないこともあるんだと思いますが、ほとんど劣化してないみたいです。うーん、交換するまでもなかったのかしら・・・?

ただ、トランスミッションのドレインボルトに

ちょっとキラキラした金属粉が付着していたのが気になりました。車輌自体の走行距離は40,000km近いので、このくらいはフツーかなと思いますが、とりあえずご報告まで。

あ、ブレーキフルードはソッコーで交換させていただきました。けっこう汚れていたのもありますが、見た目や走行距離に関係なく、定期的に交換しておいたほうが良いと思いますので。

お次は、なんか気になる電装系の点検です。ウィンカーリレイが変更されているのは

左側のハンドルスウィッチが集合スウィッチに交換されているからなんですが、ココはまあ問題ないかなと。

本題は、お客様がおっしゃっていた、この盗難防止用のアラーム?です。前オーナーが機能を殺しておいてくれたとのことだったんですが、使っていないモノが残っていてもアレなので

ズババッと撤去させていただきました。余計な電装品はトラブルの元ッ!のような気がするッ!んですよね。

つか、外したらバリバリ発電しとるやんけー!なんなのー!って、ついこの前も似たようなコトがありましたねー。バッテリーが上がりやすかったのも、充電電圧が低かったのも、このアラームが電気を消費してたのが原因だったみたいです。アラーム機能だけ止めて、本体への常時電源の供給を止めてなかったんですかね。面倒なんで確認はしませんでしたが。オホホ。

おっし、残りの作業もドンドコ進めよう。右側INと左側EXのヴァルヴクリアランスが広かったり

左側EXのスラスト方向のクリアランスが広かったりしましたが、ロッカーアームには問題はありませんでした。ビシッと調整できたんじゃあないかッ!と思います。

スパークプラグはまだ大丈夫そうでしたので、そのまま再使用しました。つか、イリヂウムプラグの交換時期に迷うのって、モギーだけじゃないですよね?ね?

あ、エンヂン前側からのオイル滲みも今のところなく

点火時期もOKだったんですが、タイミングホールのプラグがなくなっていましたので取り付けておきました。(チャリン♪)

そして、キャブレターの同調もバッチグー!です。フフフ。

あとは、ガッコーン!と尋常じゃない大きな音がするセンタースタンドに(大げさ)

勝手にストッパーを取り付ければ、作業終~了~。あ、写真にはありませんが、手前の穴にも取り付けておきましたのでご安心を!(チャリン♪チャリーン♪)

ハイ、できました。

 

ということで、この度は始動不能?の点検と車検のご依頼、有り難うございましたッ!結果的には大きな問題もなく、ただの車検&点検整備になってしまいましたが、車輌の状態が悪くないことは確認できたと思います。エンヂンの調子も良さそうですし、もう少し走る機会を増やしていただいて、長距離のお出掛けなんかも楽しんじゃってください!じゃんじゃん走られている車輌のほうが、モギーも遠慮なくビシバシ整備できますから。ドゥフフ。

 

なぜか始動できないといったトラブルの点検や、ついでの車検等、諸々承っております。ご相談くださいッ!

R100RS、ツーリング前にアレやコレや。

今年の1月に初めてお越しになられたR100RSにお乗りのお客様、「今度、伊勢方面にツーリングに行くので、その前に点検をッ!安心がッ!欲しいのですッ!」とのことでご来店くださったのは・・・そう、5月の中旬のことでございます。って、まだ5月分のブログ・・・。書いても~♪書~いても~♪先に~進ま~ない~♪ので、さっさとご報告をせねば!ウゥオォォー!あ、有り難いことですッ!

 

こちらのR100RS、前回いらしたときは、それはもう・・・!てなくらいキャブレターの同調がアレでしたが、調整してだいぶフツーになりましたよね。ククク。

おっし、それじゃあヴァルヴクリアランスの点検&調整からまいりますか!ファイトー!オー!

って、なんかロッカーアームが妖しく光っとる・・・!

つか、ヴァルヴスプリングが逆さま・・・!

グッ、ベアリングが・・・!

からの、ビシッとできました。ヴァルヴクリアランスが左右ともEX側がかなり狭かったですが、もう大丈夫でしょう。フフフ。

結局、ベアリングは左側で2個、右側で1個破損していましたので交換させていただきました。それにしても、なんでロッカーアームを磨いたんだろう・・・スプリングは逆さまだし・・・?なんか、気になるー。

あ、スパークプラグは抵抗入りのモノになっていましたので、ノンレヂスタータイプのモノに交換しています。右側がけっこう汚れていましたし、ちょうど良い交換時期かと。

ヘッドカヴァーガスケットも、まだ使えそうな状態ではありましたが、形が歪んでいましたので交換しました。新品のガスケットに交換したためヘッドカヴァーからオイル滲んでくることがあるかもしれませんが、しばらく様子を見てみてください。

エンヂン前側からのオイル滲みはありませんでしたが

ポイントの点検&調整のついでに、O-リングだけ交換しておきました。もちろん、点火時期もビシッと調整しています。

つか、ダイオードボードの下に見慣れない黒い物体が・・・なんだろう?

それと、オイル量を点検した際にフィラーキャップに巻かれたシールテープが気になりましたので、汎用のO-リングに交換させていただきました。

てことで、エンヂン周りの作業も終了!お次は、お客様がお持ち込みになったETCの取り付けとまいります。今回はシートカウルの下に車載器をふんわりと設置したため

パイロットランプ&アンテナが届くか心配でしたが、無事、いつもの位置に取り付けできました。高速道路を利用するなら、ETCは欠かせませんからね~。ホント、便利になったもんです。

同時に、ガタつくスクリーンもバチッと取り付け直します。

アチャー。

リヴェットがちゃんと入ってないじゃない!そりゃ、ガタつくわ!

外したリヴェットを見ると、ピンの長さもまちまち・・・というより、ほとんど短くなってました。ズコー。

メーターダッシュをキレイにして、なくなっていたゴムひもも取り付けます。地味な部品ですが、あったほうが良いんです!(チャリン♪)

そうしましたら、新品のリヴェットをガッツン!ガッツン!と打ち込みまして

カウルの各部もガタつきがないか点検し、ヘッドライトレンズもピカつかせれば

ハイ、できました。ヒュ~♪ピッカピカだぁ~♪

あとは、クラッチレヴァーとケーブルをグリスアップしたり

当店オリヂナルのスターターノブを取り付けたり

エアフィルターを点検したり

ステムベアリングの締め付け具合を調整したり

あらかじめご相談のあった破れたシフトペダルのところのブーツを

SIEBENROCKから取り寄せておいたブーツに交換したり・・・って、けっこうアレコレやってたー!

と、ココまでは雑なご報告でも十分に伝わるかと思います。オホホ。で、最後に発電系の点検を行ったんですが、レギュレーターが劣化していたようで、充電電圧がイマイチでした。

なので、レギュレーターをEME製のモノに交換してみますが・・・

アイドリングで12.3Vくらいと、まだイマイチです。アレレ?

ちなみに、このときの電圧計の表示は12Vちょうどくらいでした。

エンヂンの回転数を3,000rpmまで上げてみても、13.3Vくらいしか出ていません。アレレ?

このときの電圧計の表示は12.6Vくらいでしょうか。けっこう誤差が大きいですね。

「うーん、なんかヘンだなぁ・・・?」と原因を考えていて、ふと思い出したのがコイツです。そう、ダイオードボードの下にあった見慣れない黒い物体ッ!

しかも、ステインレスのボルトで取り付けられていたため、思いっ切りカジってボルトが捻じ切れるというッ!なんてことをッ!(このネジ穴は本来使用しない場所ですので、お許しください・・・。)

つか、外したらバリバリ発電しとるやんけー!なんなのー!

あ、このときの表示は13.4Vくらいでした。こちらの電圧計、表示はズレているものの針はしっかりと振れていますので、発電系の状態を確認する目安としては十分お使いいただけると思います。モギーはこういうの気にしないほうなんで、アレかもしれませんが。アハハ。

おっし、できたー。ちょっくら試乗に行ってこよう。

 

~試乗後~

取り付け直したスクリーンと増し締めしたカウルのおかげでかなり静かになりましたが、ステアリングダンパーのロッドが振動でリーン♪リーン♪と鈴虫みたいに鳴いてうっさかったので、なくなっていたブッシュを取り付けておきました。地味な部品ですが、あったほうが良い気がするんです!(チャリン♪)

 

ということで、この度はツーリング前のアレやコレやのご依頼、有り難うございましたッ!初めていらしたときよりも、だいぶフツーになりましたので、伊勢までのツーリングを存分にお楽しみ・・・になられたとのご報告もとっくにいただいておりましたね。そうでした、そうでした。ダハハ。それと、ご依頼の部品については注文がまとまったタイミングで手配しておきますので、お待たせして大変申し訳ありませんが、もうしばらくお時間をいただければと思います。忘れているわけじゃありませんので!せんのでー!

 

ツーリング前のアレやコレやの作業も、承っております。ご相談くださいッ!

やんちゃなR65、車検からのアレやコレや。

昨年11月にプッシュロッドチューブのオイルシールの交換作業をさせていただいたやんちゃなR65にお乗りのお客様、「アレも頼みたいんだけど、その前に車検も頼めるかな?」とのことで、またまたソッコーでご来店にッ!エッ?エッ?イヤ、ダカラ チョット マッテ クダサーイッ!からの、有り難いことですッ!でも・・・、イィィヤァァー!

 

おっ、リアフェンダーのクリアランスがちゃんと確保されとるー!相変わらずイカスー!

などと、ハシャいでいても仕事になりませんので、さっさと車検の準備に取り掛かったんですが、ヘッドライトのバルブがエライことになってました。ズコー。

しかも、車体は完全に1人乗り仕様になっているのに・・・書類上は2人乗りのままじゃあないかッ!ということはッ!

コレは、車検なんかじゃあないィィィ!構造変更ゥゥゥ!ウゥゥリィィィ!

uuurrrryyy

 

~数日後~

注文していたヘッドライトのバルブも届きましたので、準備しておいた書類を持って陸運局へ・・・行く前に、お客様の許しも得ましたので、まずはテスター屋さんへ行ってみよう!オー!

wait

ガーン。やっぱり、ヘッドライトの光量がまったく足りないー!どうすんのよー!

kanben

 

~約二週間後~

ヘッドライト問題を解決するための部品の手配と、ほかの急ぎの作業に時間が掛かってしまいましたが

無事に構造変更することができました。いやー、なんだかんだ大変でした。つか、こちらのR65、軽い軽いとは思っていましたが、数字で見るとほんとに軽いですね。40kgの軽量化て・・・!

 

~さらに数日後~

急ぎの作業も落ち着きまして、お客様も痺れを切らしていらっしゃるご様子でしたので

ズババッとご依頼のオイル交換に取り掛かったんですが、ファイナルドライヴのオイルがちょっとしか入っていませんでした。ズコー。

エンヂンオイルはともかく、駆動系のオイルの状態が粘土質?みたいな感じでイマイチ・・・。

ドレインボルトにも、目立った金属粉は付着していませんでしたが

なんか気になる粘土質の物体が・・・いや、それよりもドライヴシャフトのアレが・・・。

てことで、リアホウィールや

ブレーキなんかを外しまして

サスペンションも取り外します。過去にあまり整備されていなかったのか、ピヴォット部が錆びてました。ビシッとキレイにしてグリスアップしておきます。

そんじゃ、アレをこうして、コレをああしまして・・・

wait

ハイ、ドライヴシャフトのドレイン側のネジ穴の修理完了でーす。って、なーんでこんなことしてんのー!オイル交換して終わりじゃなかったのー!

どうしてこうなったのか、まったく分かりませんが

ついでにリアブレーキも

ビシッと整備して

ホウィールもキレイにしておきました。

もちろん、スウィングアームピヴォットや

クラッチリリース周りもビシィ!です。

あ、ココのダストカヴァーですが、細かなひび割れがありましたので交換しておきました。

ハイ、リア周りの作業終了でーす。って、だから、なーんでこんなことしてんのー!オイル交換して終わりじゃなかったのー!

ハァ~。なんかすんごい遠回りした気がしますが、ようやくフロントフォークのオイル交換です。

お客様が感じていたフロントフォークのふにゃふにゃした柔らかさ、右側のオイルの量が少なかったのが原因かもしれませんね。たっぷりオイルを入れておきましたので(規定量)、これでしばらく様子を見てみてください。

同時に、フロントフェンダーの高さもエキゾウストパイプに当たらないスレスレのところに調整しておきました。あ、オイルシールからも滲みはありませんでしたよー。

さ、あとはブレーキフルードを交換すれば、今日の作業終~了~。

 

~翌朝~

前回の作業の記録を確認して、結局、ヴァルヴクリアランスの点検&調整もしてしまう心配性のモギー、ぐったりお疲れモードです。トホホ。

そうそう、スパークプラグの状態はそんなに悪くありませんでしたが

やや短いモノが付いていましたので交換させていただきました。よく見ると、突き出し部の長さが違うのが分かると思います。つか、前回の作業時に気付かなかったようで、申し訳ありません・・・。

おっし、あとはキャブレターの同調をビシッと点検すれば

できたー!ウゥオォォォー!

 

ということで、この度は車検ならぬ構造変更と、オイル交換にとどまらないハードな点検整備&修理のご依頼、有り難うございましたッ!当初の予定より大幅にお時間をいただいてしまいましたが、結果的には今回しっかり手を入れておいて良かったように思います。パッと見の状態の良さに惑わされ、危うくモギーも整備の手を抜くところ・・・じゃなくて、やはり見えないトコロの整備こそ重要ですから。まだ、アレをナニする作業が残っておりますが、しばらくはそこそこ安心してお乗りいただけるんじゃあないかと思いますので、もう少しモギーが落ち着くまで、ブォンブォンお楽しみいただきながらお待ちくださいッ!

 

車検からの構造変更や、オイル交換からの重整備&修理も、諸々承っております。ご相談くださいッ!

R100GSPD、不安定なアイドリングの点検&調整からの、イグニッションコイルの交換。

「アイドリングから低回転でエンヂンが不安定で、すぐにストールしてしまうんですが・・・?」とメールでご相談くださったR100GSPDにお乗りのお客様、ソッコーでご来店になられたのは・・・そう、5月の中旬のことでございます。って、またまたとっくに作業を終えてますので、さっさとご報告をせねば!まずいー!そして、有り難いことですッ!

 

ウホッ!久しぶりに見るR100GSPD!キレイに乗られてますね~。つか、やっぱりGSはデカイっすねー。

おっと、GSにハシャいでいる場合ではありませんでした。メールでのやり取りから、なんとなくキャブレターを疑っていましたので、さっそく点検してみます。

が、くたびれていたダイアフラムやスプリングを交換しても、症状が良くならないじゃあないかッ!

どゆことー!

wait

 

~数日後~

結局、その場で解決できずにお預かりすることになりましたので、ビシッと各部を点検することにします。ズババッとやるぞー!オー!

ヴァルヴクリアランス、スラスト方向のクリアランスともEX側がやや広くなっていましたが、ロッカーアームには問題はありませんでした。

スパークプラグはイリヂウムプラグになっていましたので、そのまま再使用しています。状態も悪くないですし、左右で焼け色が違うのは同調がズレていたせいだと思いますので、今回の作業後、ときどきしっかりブン回していただければそこそこ揃った焼け具合になるのではないかと。たぶん。

うーん、ヴァルヴクリアランスを調整しても、まだイマイチ・・・。

点火時期を点検してみても、特に問題はないですね・・・。この社外品のイグニッショントリガーの特性なのか、最大進角が少し進んでいましたが、点火タイミング自体は非常に安定している印象なので、原因はココでもなさそうです。

となると、イグニッションコイルでしょうか。

試しに当店で利用している青色のダイナコイルに交換してみると・・・、ビンゴ!でした。念のため、コイルを青→茶→青→茶と入れ替えてみましたが、元の茶色のコイルのときだけ症状が出ますので、間違いないですね。こういう再現性があると、ほんと判断するのが容易で助かるー。ホッ。

アイドリングの不安定さも消えたんで、同調もバッチグー!です。

あとは、同時にご依頼のステップのピヴォットボルトを固定するナットを交換するだけです。セルフロックナットにしておきましたので、多少ユルくても脱落することはないかと。

おっし、ちょっくら試乗に行ってみよう!

アレレ?GSって、こんな感じだったっけ?

もう少し走ってみないと、よく分かりませんなぁ。フヒヒ。

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~数時間後(フィクション)~

フゥ、楽しかっ・・・じゃなくて、良いんじゃあないでしょうかッ!

 

ということで、この度は不安定なアイドリングの点検&修理のご依頼、有り難うございましたッ!結果的にイグニッションコイルを交換することになってしまい、なんだか申し訳ありませんでしたが、ヴァルヴクリアランスの調整もキャブレターの同調も良い感じにできましたので、しばらくはこのままで問題なく走り回れるんじゃないかと思います。ご自身でも作業を楽しまれるそうなので、あまりお手伝いできることはないかもしれませんが、また何かりましたらお気軽にご相談くださいッ!それにしても、R100GSPDって楽しいですねー。フヒヒ。

 

不安定なアイドリングの点検や、ついでにアレやコレやの点検&調整も、諸々承っております。ご相談くださいッ!

ご近所のR65LS、エンヂンの不調?からのキャブレターの点検&調整と。

ご近所にお住まいというR65LSにお乗りのお客様、どのくらいご近所かといいますと、当店が新吉田町5000番台のところ、お客様はX000番台・・・という個人情報の流出は置いといて、「エンヂンの始動性が悪く、片肺のような症状になることもあるのですが・・・?」とのことでご来店にッ!ワォ、ワォ!ご近所さん、キター!有り難いことですッ!

 

こちらのお客様、けっこう長くこのR65LSを所有されているそうなんですが、年間の走行距離はそれほど多くないらしく、メーターは37,000kmくらいでした。う~ん、状態も良いみたいですし、まだまだ楽しんで欲しいですね~。こりゃ、ビシッっと問題を解決せねば!

てことで、さっそく作業に取り掛かります。お預かりしたあとにエンヂンを掛けてみましたが、キャブレターの同調を調整しようとしても、確かにちょっと左右の爆発具合に違和感があって上手くできませんでしたので

エンヂンが冷えるのを待って、ヴァルヴクリアランスを点検&調整してみました。右シリンダーのEX側以外のクリアランスがちょっと広いかなといったくらいで、スラスト方向のクリアランスも規定値内にあり、ココに問題はなかったようです。アララ。

スパークプラグはちょっとビミョーでしたので交換させていただきました。プラグの焼け具合が左右でずいぶん違いますので、やっぱり左右で燃焼状態がズレていたみたいですね。

点火時期も点検しましたが、こちらも問題なし。エンヂン前側からのオイル漏れもありませんでした。アララ。

で、あらためてエンヂンを掛けてみますが・・・、まーだ何かがオカシイ!上手く同調が取れないー!

エアフィルターを点検してもキレイなもんですし、となると・・・あとはキャブレターかしら?

アレやコレや点検しちゃう?でも、めんどくない?めんどくなくなくない?なくなくなくなくなーい!ヨー、セイッ!

wait

(めんどう)ダーヨーネー!

と、普段の落ち着いたモギーらしからぬラップ調でお届けしていますが、ビシィっと点検して不調の原因も判明しました。どうも、左キャブレターのスロージェットの締め込みが甘かったみたいです。ズコー。って、ほとんどトラップやんけー!つか、EAST END x YURIって、チョーなついわ!(23年前)

ラップとトラップを掛けたモギーの言葉遊びの見事さもアレですが、スロージェットをしっかり締め込んだあとの同調の調整の見事さも、かなりアレですなぁ。フヒヒ。

おっし、バッチグー!

 

~翌日~

作業が終わったのが夜で、しかも外は雨が降っていましたので、お客様が引き取りにいらっしゃる前に軽く試乗してみましたが・・・やっぱりバッチグー!でした。イエース!

ただ、お客様もご存知の通り、タイアがなかなかの年代モノとなっておりますねー。

溝も残っていますし、ゴムも不思議と十分な柔らかさが残っていますが、そろそろ?交換してもよろしいかと思います。

もう少し年間の走行距離を延ばされまして、是非、ご検討を!(将来のチャリーン♪)

 

ということで、この度はエンヂン不調からの点検&整備のご依頼、有り難うございましたッ!今回の作業でけっこう良い状態(フツー)に戻りましたので、もう1台、アレもお持ちとのことですが、R65LSもじゃんじゃんお乗りいただければと思います。経験的に、よく乗られている車輌はどれも調子が落ちにくいような気がしますので。ご近所でもありますし、また何かお手伝いできることがありましたら、お気軽にご相談ください。今後とも宜しくお願い致しますッ!

 

エンヂンの調子がどうも・・・といったご相談も、承っております。ご連絡くださいッ!

西方(愛知)から、エンヂンからのオイル漏れ修理とタイア交換と。(その2)

1年くらい前に遠方からアレやコレやの作業をご依頼くださったお客様のR100RS、引き続きご依頼の「もうガマンできないィィィ!」というオイル漏れの修理を進めてまいります。って、とっくに作業を終えてますので、さっさとご報告をせねば!まずいー!

 

ハァ・・・。(なんだかとっても)疲れたなぁ。(ブログ書くのも)疲れたなぁ・・・。

 

と、またもやクニエ・タナカ氏の名演技を利用してモギーの本音をポロリしたところで、作業のご報告とまいります。前回のブログからすっかり間が空いてしまいましたが、シリンダーヘッドを内燃機加工屋さんに送ったあと、ソッコーでピストンを洗浄&点検したり

シリンダーも洗浄&点検&ステインレス製のプッシュロッドチューブに打ち替えたりと、ズババッと準備を進めていました。本当ですよ!

シリンダー内壁のクロスハッチもクッキリ残っていましたので、状態は良好ッ!だったのがお分かりいただけるかと思いますが、1箇所だけ小さな巣穴がありましたので、パチリと記念撮影だけしておきました。ま、この程度の巣穴は問題にならないと思いますし、そもそもBMWの検品に合格しているわけですから・・・記念撮影だけで十分ですよね。オホホ。

それから、お客様がお持ち込みになったタイアも交換しました。

ウホッ!ツルピカ!塗装したばかりとはいえ、こんだけキレイだとお掃除も楽ちんですし、エア漏れの心配もまずないですなぁ。フヒヒ。あ、ヴァルヴはまだ交換して間もないので、そのままにしています。

ホイ、できました。

リアブレーキも問題なさそうでしたよ。グッド!

そして、フロント側も。写真では「目にも留まらぬ速さでビードを落とさんとするモギー!」に見えなくもないですが、ケータイのカメラの性能がショボイだけで、本当はすんごい慎重にやってますのでご安心ください。つか、ときどき手伝いに(遊びに?)来てくれる妻がチョイチョイちょっかい出してくるので・・・、作業に集中できないー!ウォー!パー子、そこどいてー!

などと、テキトーに妻の相手をしつつ、フロント側もビシッと作業しています。少し前のブログで傷だらけのホウィールに触れましたが、手組みで行うタイア交換でもフツーに作業すればあんなに傷を付けることはないんです。たぶん、アレはバイク屋さんの仕事じゃなくて、前オーナーの仕業なんじゃないかと・・・?

おっし、できたー!あとはシリンダーヘッドを待つばかりー!

 

~二週間後~

内燃機加工屋さんから予定通りにシリンダーヘッドが戻ってきましたので

ズババッとヴァルヴ周りを確認して

ズババッとシリンダーヘッドを組み立てます。

ピストンとシリンダーもズババッと準備OKです。

エンヂンもズババッとキレイにして

コンロッドと

カムシャフトもズババッと点検ッ!問題なーしッ!

あ、分解するときに気付いたタペットの傷ですが、迷った挙句、左シリンダーヘッドのIN側のみ新品に交換することにしました。

お客様のアツアツな走り&R100RSへのゾッコンぶりでしたら、この先もO/Hする機会はありそうですので。つか、タペットも¥7,440/個(税抜)とお安くはないですからね・・・。モギーの判断の結果は、次回のお楽しみということで!(ドキドキ)

そうしましたら、間違いのないようにドンドコ

ドンドコ組み立てていきます。

オイル漏れのなかったエンヂン前側はキレイにお掃除だけしておきました。

エンヂン下側もご覧の通りキレイにピカつかせておきましたので、今後はオイル滲み、オイル漏れの場所を特定しやすくなると思います。

オイルフィラーのO-リングも交換済みです。(チャリン♪)

これでもう、オイル消費の多さに悩まされることもないですね!って、オイルプレッシャーランプがいつ点灯してもおかしくないくらいオイルが減ってましたよー。ククク。

ハイ、できました。

おっと、もうこんな時間!妻が待つおウチに帰らなくっちゃ!

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~翌日~

残す作業もあとちょっとですが、お客様の引き取り予定日がすぐソコになってしまいましたので

ソッコーでご依頼のスロットルケーブルの交換とまいります。ケーブルに強いクセが付いていたり、こんな感じで被覆が破れていたら、交換を検討しても良いかもしれません。ちなみに、新品のケーブルは1本で¥3,000くらいです。

おっし、クイクイッと軽~くなったー!ような気がするー!

ついでなんで、クラッチ側もビシッとグリスアップしておきました。

あ、キャブレターも簡単に点検しています。特に問題はなさそうでしたが、ピストンヴァルヴのスライド部だけキレイにしておきました。多少はスコスコと動きやすくなったかと。

で、もう一つ、ドライヴシャフトブーツのトコロからのオイル滲み?漏れ?のご相談も受けていたんですが、モギー的には「キレイにしてバンドを増し締めしておけば大丈夫じゃないスカ?」くらいのつもりだったのに・・・なんなのー!お掃除だけじゃあ誤魔化せないじゃあないのー!

なので、渋々・・・じゃなくて、またまたソッコーでスウィングアームをごっそり外します。

けっこう漏れているようでしたが、そんなにオイルは減ってませんでした。

取り外したブーツも、よく見るとこんな具合に亀裂が入っていましたので、交換して正解!でしたね。

あ、ピヴォット部のネジ穴もキレイにしておきました。古く固くなったグリスが残っていて、ピヴォットボルトをスルスルっとねじ込めませんでしたので。

ハイ、できました。良いんじゃあないでしょうかッ!

これで、ようやくサイレンサーまで元に戻せるー!長かったー!

そうそう、お伝えしたイグゾウストパイプの連結部ですが、こんな感じでネジが潰れていました。緩めるのも大変なくらいでしたので修正せずに交換させていただきましたが、ご了承ください。

さて、上手くエンヂンが掛かるかしら?(緊張)

ウヒ!こいつは・・・!さっそく試乗してみよう!

wait

 

~試乗後~

フツーでした。フツーに良く仕上がったと思います。アハハ。

ま、今回の修理は「もうガマンできないィィィ!」ほどのオイル漏れを止めることが一番の目的でしたので、十分に果たせたんじゃないかなと思います。これでもう、しばらくはライディングブーツがオイルでベトベトになることもないんじゃないでしょうかッ!プププ。

 

ということで、この度はエンヂンのオイル漏れ修理&O/Hと、同時にタイア交換やアレやコレやの作業のご依頼、有り難うございましたッ!ブログの更新が滞っている間に、とっくに1,000km以上走られているような気もしますが、また何かお手伝いできることがありましたら、お気軽にご相談ください。この時期のR100RSは暑くて大変だと思いますが、そこも含めて、アツアツなご報告もお待ちしておりますッ!

 

エンヂンのオイル漏れ修理&O/Hや、お持ち込みのタイア交換、ドライヴシャフトブーツの交換等、諸々承っております。ご相談くださいッ!